花瓶の事件をきっかけに、フューシャは両親から厳しく叱責され、前世の運命が変わり始める。それから4年――ブルーベルは12歳に成長し、ルカとの距離もすっかり縮まっていた。かつて衰弱し、死にかけていた少年は見違えるほどに成長し、ついに社交の場へと足を踏み入れるが――。
ルカに無視されて憤慨したフューシャは、気晴らしにブルーベルをパーティーへと誘う。断ろうとしたその時、女神が髪飾りの姿で現れ、彼女の背中を押す。迎えた当日、フューシャはイケメンたちに目を奪われ、ブルーベルを置いて姿を消してしまう。残された彼女は、公爵令嬢という立場ゆえに令息たちに囲まれ、逃げ場を失う。そんな中、彼女の前に現れたのは――。
ルカから「ベルと添い遂げること以外考えられない」と熱い想いを告げられ、動揺するブルーベル。思いもよらぬ距離の近さに戸惑いながらも、彼の変わらぬ愛情に心を揺さぶられる。そんな中、前世の婚約者・スカイラが現れ――。