頼久様が笑うと、それだけで幸せ。良家に生まれるも不遇な日々を過ごしてきた八重は、ある日、御曹司の頼久の元へと嫁入りする。始めはそっけなかった頼久だったが、慎ましくも温かい八重に感化されてゆく。そんな中、八重は、関わりを避けていた頼久の父と出くわしてしまい…?
足りない、八重が。一時的に頼久と離ればなれで過ごしていた八重だったが、ついに本邸に戻れることに。互いを想い合う気持ちを再確認する二人。しかし、父・頼幸への警戒を強める頼久は、八重への束縛を強めてゆき…一方、真木はそんな頼久の様子に懸念を抱いていたが…逸(はや)る想いが溢れる第十一巻。