甘えてるんです、頼久様に。名家に生まれるも不遇な日々を過ごしてきた八重だったが、今は御曹司の頼久のもとへと嫁入りし、幸せに暮らす。周辺の騒がしさから別荘に一時身を置くことにした八重たち。しかし、そこには、頼久にそっくりな少年がいて…?頼久の子供かとの疑惑に、頼久とぎこちなくなる八重だったけどーー
足りない、八重が。一時的に頼久と離ればなれで過ごしていた八重だったが、ついに本邸に戻れることに。互いを想い合う気持ちを再確認する二人。しかし、父・頼幸への警戒を強める頼久は、八重への束縛を強めてゆき…一方、真木はそんな頼久の様子に懸念を抱いていたが…逸(はや)る想いが溢れる第十一巻。