バウ(4)
さやかが縁側でジグソーパズルに取り組んでいると、犬神家にさやかの祖母が買った岡山の旧家で発見されたという古いつい立てが運ばれてくる。出掛けることになった祖母は、バウについ立てに触るなと言い残して家を出ていった。つい立てに描かれている子供に頭を叩かれたバウは、驚いた拍子にパズルをばらばらにしてしまう。怒ったさやかは泣きながら部屋を出ていった。落ち込んでいるバウの所へ絵から飛び出した子供が現われ、ダンゴをやるから手下になれと持ちかけられ、ダンゴにつられたバウは子供を背中に乗せて絵の中に入ってしまう。