調教師・武上(たけがみ)と騎手時代からの深い因縁を持つ宮崎(みやざき)から、弥生賞でハッピーゴーラッキの騎乗を依頼された上杉圭(うえすぎ・けい)。巨大馬のハッピーゴーラッキに跨った上杉は、十分な手応えを感じて依頼を快諾する。しかし、宮崎の信念は騎手も馬もケガをさせない事であり、武上から勝負に徹しろと教えられていた上杉は、どんな競馬をしたらよいのか考え込んで……!?
いまだにスランプを抜けられない上杉圭(うえすぎ・けい)は、曽我(そが)や真田(さなだ)達の不器用な励ましで、徐々に調子を取り戻していく。その後、オークスの激闘を目の当たりにした上杉は、その日の最終レースで完全復活を果たす。そして、厩舎に急いで帰った上杉は、ラフカットジュエルに熱い気持ちを語り、皆の前で騎手を辞めないと宣言して……!?
ついに3歳最強馬を決める日本ダービーがスタート!安斉(あんざい)のザワールド、カスティリオーニのチェリーブラッサム、相馬(そうま)のブラックカイザー、鷹山(たかやま)のシャイニングスター、そして上杉圭(うえすぎ・けい)のラフカットジュエル。騎手と競走馬、それぞれの熱い思いがぶつかり合う中、ダービージョッキーの称号を手にするのは……!?感動が駆け抜ける完結巻!!