台北ストーリー <デジタル修復版>

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  • 配信期間: 2023/12/08 ~ 2027/02/28
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エドワード・ヤン「クーリンチェ少年殺人事件」 X ホウ・シャオシェン「悲情城市」台湾ニューシネマの奇跡の瞬間が刻印された幻の傑作!

あらすじ

台北市内のガランとしたマンションの空き家を訪れる男女二人。女は、ステレオをあそこに、テレビはここに、と夢を膨らませている。男は気のない様子でバッティングの素振りのフォームをしながら「内装に金がかかりそうだ」、「わたし、今度昇進するから大丈夫」。女はアジン。不動産ディベロッパーで働くキャリアウーマンだ。男はアリョン。少年時代はリトルリーグのエースとして将来を嘱望されていたが、いまは家業を継ぎ、廸化街で布地問屋を営んでいる。二人は幼なじみ。過去にはそれぞれいろいろとあったようだが、なんとなく付き合いが続いている。順調に思えたアジンの人生だったが、突然勤めていた会社が買収され解雇されてしまう。居場所を見失ったアジンは、アリョンの義理の兄を頼ってアメリカに移住し新たな生活を築こうと、アリョンに提案する。しかしアリョンにはなかなか踏ん切りがつけられない。ここには少年野球の仲間もいるし家業もある。一度は決心して資金を作るため家も売るが、昔気質のアジンの父親が事業に失敗するとその肩代りに奔走することになる。すきま風が吹き始める二人の間に、ある過去の出来事が重なり、そしてやがて思いもよらない結末が訪れる……。

解説『クーリンチェ少年殺人事件』のエドワード・ヤンが、『恐怖分子』の前年(’85)に撮りあげた長篇第2作にして、凄まじい強度を孕んだ野心作。すでに『フンクイの少年』『冬冬の夏休み』などを発表していた盟友ホウ・シャオシェンが、エドワード・ヤンのために多額の借金を背負ってまで製作費を捻出し、完成へとこぎつけた、いわくつきの作品である。ながらく日本で見られる機会がなかったが、マーティン・スコセッシ率いるフィルム・ファウンデーションにより、デジタル修復が実現。2017年に待望の日本初劇場公開が実現し、大ヒットを記録した。

キーワード 洋画 台湾 ハイビジョン ロカルノ国際映画祭 青春 広報部もこのおすすめ ロマンス

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