かつて”酔剣客”と恐れられた凄腕の剣士ハン・ユエレン。 過去を捨て静かに生きる彼は、幼い頃に受けた一杯の飯の恩義に報いるため、故郷であるフーハンへ戻る。 しかし、辿り着いた故郷は一変していた。そこは”青狼団”と名乗る非道な悪党たちが支配し、朝廷の役人らは青狼団に殺されるか利用され、村人らは自由と尊厳を奪われ地獄と化していた。ハンは理不尽な暴虐を目にし、胸に再び熱き義憤が燃え上がる。 「膝をついて生きるより、立ち上がって死ぬことを選べ」とハンは村人を奮い立たせるが、青狼団が再び暴力と恐怖で村を支配する。 圧倒的な数の敵を前に、ハンは村人を救うため、ひとり刀を抜き、修羅となって立ち向かう――
フランス・ピレネー山脈の山小屋で週末を過ごすジョナスとガビ。森を探検していた二人は、電波(通信)塔を爆破していた逃亡犯の親子と遭遇してしまう。ドローンに映った証拠を消そうと、悪党たちはふたりをしつこく追い回す。助けも呼べない山中で、ジョナスとガビは知恵を絞り、山小屋に仕掛けた罠で反撃。次々と巻き起こるドタバタの攻防戦の中で、臆病だったジョナスも、仲間との冒険を通して少しずつ勇気を身につけていく。壮大な自然を舞台に描かれる、笑いとスリルあふれるサバイバル・コメディ!
青年ロマンは仲介者から入手した謎の赤い粉末を試そうとパーティに向かう。深夜、車で帰宅する途中、包帯で全身を覆った女性を拾ったことから事態は急転。次々と感染・錯乱が広がり、仲間たちは正気を失いながら暴走していく。友情は崩れ、街は狂気の舞台と化す。幻覚か、現実か。地獄の一夜をノンストップで駆け抜ける。
ニューヨークに暮らす青年エドは、誕生日に贈られたDNAキットをきっかけに、かつて失われたはずの「家族」、そして“もうひとりの自分”──双子の弟マヌエルの存在を知る。 真相を求めて恋人ライリーと共に辿り着いたのは、ポルトガルの森の奥深くに佇む古びた大邸宅。そこには封印されたままの幼少期の記憶、誘拐の痕跡、そして血にまつわる不吉な因習が静かに息づいていた。 屋敷でふたりを迎えたのは、妖しき支配者として君臨する母アメリアと、母のことを心から愛し服従する息子マヌエル。 常軌を逸した“家族の儀式”。血は絆であると同時に、“呪い”でもある──逃れられぬ運命の鎖が今、音を立てて軋みはじめる。 闇と狂気が絡み合う91分。あなたの“血脈”が扉を開く時、そこに帰るべき家など、もう存在しない。
1970年代の沖縄。米軍基地のフェンス越しに流れ込んできたロックサウンドが、若者たちの心に火をつけた。それが「紫MURASAKI」――後に“日本のディープ・パープル”とも評され、国内外のミュージシャンに大きな影響を与えた伝説のバンド。重厚なリフ、圧倒的なテクニック、そして何より「沖縄」という独自の土地から生まれたロック魂。本作は、彼らの50年を超える軌跡をライブ映像と証言でたどる。復帰間もない沖縄のリアル、ロックにすべてをかけた青春、そして現在進行形の活動まで。時代に翻弄されながらもロック魂を貫いたメンバーたちの言葉には、今なお衝撃と説得力がある。ロックが「生き方」であった時代の記憶が、ここに確かに刻まれている。
1997 年台北。受験に失敗し、強引な母の勧めにより名門女子校「第一女子高校」の”夜間部”に進学した小愛(シャオアイ)。同じ教室で同じ机を使うことになった全日制の成績優秀な生徒、敏敏(ミンミン)と、小愛は机に手紙を入れるやりとりから “机友(きゆう)”=デスクメイトになる。夜間と全日制。制服は同じでも、胸の刺繍の色が違う。ある日、小愛は敏敏から学校をサボるために制服を交換することを提案され、次第に、小愛が敏敏からもらった全日制の制服を来てふたりで遊びに行くようになるなど行動がエスカレート。やがてふたりは同じ男子校生を想っていることに気づき……。
文学者ド・ビューラドールは、裕福な一族から家庭教師の仕事を得、南国の孤島へ招聘される。雇い主は妖艶な3人の女。ドー、その娘クロ、クロの娘ジョー。生徒はジョーの妹で13歳のフロだが、外国にいるらしい。やがて三世代の女たちは各々、この新任家庭教師を誘惑していく。そして、ド・ビューラドールは、まだ出会ってもいないフロに心を奪われて……。
年老いた夫婦、シャルルとリュシーは慎ましく暮らしていた。ある日、南仏の豪邸を相続したとの知らせを受け、退屈な日常は一変していく。ふたりはさっそく南仏へ向かうが、目当ての館はなかなか見つからず……。
マルクとその一味は、大富豪の令嬢クッキーを誘拐。しかし聡明で蠱惑的なクッキーは、ギャングの構成員を次々と懐柔し、彼らを骨抜きにしていく。そこを付け狙う第三者まで現れ、狂おしいほど滑稽な抗争に発展する。
保守的な村社会から除け者にされるマリーと母。母の死をきっかけに、マリーは村人たちを相手に売春をはじめる。男たちを利用して稼いだ金を、必要のない商品の購入で浪費し、彼女のあばら家はモノであふれていく。
自殺した母親が遺した膨大な借金を背負わされた美しいリガヤ。家を守るため、生きるため、彼女は毎夜、部屋を訪れる男たちにその身体を捧げる。欲望の餌食となり、尊厳を削り取られていくリガヤ。そんな彼女を、屋敷の使用人としてただ静かに見守り続ける青年カルロ。リガヤの心は、男たちの裏切りと暴力で壊れ、やがて残酷な忘却――アルツハイマーが彼女を襲う。時は流れ、老いたリガヤの記憶の中で、自分を愛したカルロの存在だけが抜け落ちていく。自分を傷つけた男たちの名を呼び、怯える彼女。それでもカルロは、彼女のために食事を作り、髪を梳かし、祈る。欲望の果てにボロボロになった女と、その影に一生を捧げた男。二人が辿り着く、痛切な愛の結末とは―。
失恋後にニューヨークに移り住んだステラ。 いろんな男と付き合っては別れ、気がつけば曖昧な身体の関係ばかりを繰り返し、心はいつも満たされない。 失敗のたびに二人の親友に愚痴をこぼし、恋愛もキャリアも中途半端なままの日々を過ごしていた。 そんなステラの日常にも少しずつ変化が訪れるが・・・
父と共にパリのレストランを切り盛りする美しきエラ。ある日、彼女の前に現れた謎めいた男アベルを、一晩限りの見習いとして雇い入れる。しかし閉店後、彼は店の売上金と共に姿を消した。怒りに震え、彼を追ったエラが辿り着いたのは、パリの暗部に潜む地下の秘密賭場。そこでアベルは、奪った金をチップ代わりに「賭けに興じろ」と彼女を誘う。抗いがたい狂気の中、初めて勝負のテーブルに就いたエラを襲ったのは、かつてないほど濃密な高揚感だった。ギャンブルに命を焼くアベルの、自己破壊的な色香にどうしようもなく惹かれてゆくエラ。二人はやがて、溺れるように激しく身体を重ねていく。彼を破滅から救いたいという切なる願いは、皮肉にも彼女自身を、戻ることのできないセルクル(博徒の輪)の深淵へと引きずり込んでゆく。単なる一晩の賭けとして始まった二人の関係は、やがて互いの身を滅ぼすほどの、狂おしい愛欲と情熱へと変貌してゆく――。
ある夜、郊外の屋敷で女性・ダニーが惨殺されるという悲劇が起きる。容疑者は、現場に現れた精神科病院の患者とされていたが、事件は多くの謎を残したまま幕を閉じた。それから1年後、盲目で霊能力を持つ、ダニーの妹・ダーシーが、不気味な木製マネキンと共に、ダニーが殺された屋敷を訪れる。そこには、ダニーの元夫・テッドと、その恋人・ヤナが暮らしていた。姉の死の真相を探ろうとするダーシーを待ち受けていたのは、思いもよらぬ真実と恐怖だった──。
23歳の誕生日を迎え、仕事に追われる日々に疲れを感じていた人気アイドルの「かすみ」。ある日、彼女の元に見覚えのある風景が写った一通の絵はがきが届く。差出人を求めて幼少期を過ごした沖縄へと旅立った彼女は、不思議な力に導かれるように思い出の入り江へとたどり着く。そこで再会したのは、かつて恋心を抱いていた少年。しかし、その正体は沖縄に古くから伝わる妖精「キジムナー」だった ……。
アキバ育ちのミナノ(滝沢乃南)は、メイドカフェで働きながら歌手を夢見る元気な少女。ある朝、彼女の前に小学校時代の同級生・カナコ(前田綾花)が突然現れる。かつていじめられ、特殊学級に通っていたカナコ。8年ぶりの再会に喜ぶミナノでしたが、カナコの無垢な笑顔の裏には、人には言えない深い心の傷が隠されていた。二人の時間が重なり合う中で、物語は予想外の展開を迎え、切なくも残酷な結末へと加速して行く。
アメリカの片田舎で病気の祖父を介護しながら暮らす青年キリアン・マドックス。低収入で友人も恋人もおらず孤独な毎日を送っているが、彼には揺るぎない<夢>があった。一流ボディビルダーになり、その鍛え上げた肉体で雑誌の表紙を飾ることだ。すべてを捧げ過酷なトレーニングと食事制限に打ち込むが、身体は悲鳴をあげ、社会の不条理と孤立が彼の精神を蝕んでいく。そしてある事件を機に、純粋な夢は狂気へと変貌する…。
新人女優のカリーナは、市長である父との確執を抱えながらも、恵まれた環境と美貌で周囲の羨望を一身に集めていた。恋人ブルースとの関係を楽しんでいた彼女だったが、彼の浮気発覚を機に、以前から気になっていたブルースの従弟ジョーダンへと近づいていく。粗野なブルースとは対照的に、ミステリアスな孤独を纏うジョーダン。幼い頃に両親を亡くした彼は「自分の傍には精霊がいる」と語る奇妙な青年だった。彼にはメルシーという恋人がおり、カリーナの誘惑に戸惑いを見せるが、強引な彼女に押し切られる形で二人は一線を越えてしまう。やがてカリーナの妊娠が発覚し、事態は誰も予想しなかった破滅へと加速していく――。物語は凄惨な結末から「逆再生」で語られ、その衝撃の過程が剥き出しにされていく。
1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、今も多くの音楽ファンを、魅了する不屈のロックバンドTHE YELLOW MONKEY。そのボーカルとして、深く響く歌詞と圧倒的な存在感で愛されている吉井和哉。彼のミュージシャンとしての人生は、URGH POLICEのボーカルEROとの出会いから始まった。その後、吉井はURGH POLICEを通じて出会った仲間達とTHE YELLOW MONKEYを結成。EROは静岡に残り、それぞれの音楽の道を歩みながらも、長く二人は交流を続けていた。 しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れ、音楽活動どころか仕事もできなくなってしまう。吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと思い、40年ぶりのセッションの約束をし、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始したが、数ヶ月後、吉井自身が喉頭がんになっていることが発覚する―。
ドイツ人海洋学者のトムと、フランス人医師の妻ジュリア。そして二人の子供たち。息子のベンの誕生日祝いでカリブ海へのクルーズを計画する。しかし、幸せな家族旅行はすぐに地獄へと変わってしまった――。奇妙な波の動きや野生動物の行動から何かがおかしいことに気が付く。ついに空には流星群が降り注ぎ、次の瞬間天変地異が起きる。家族の乗った船は巨大な嵐に見舞われてしまう。気を失った家族が目を覚ますと海の水は全てなくなり目の前に広がるのは一面の砂漠だった……。
ある日、空が裂け、世界は崩壊した―。裂け目からは異世界の“侵入者(ブレイカー)”が人類に襲いかかり、文明は滅び、わずかな生存者は荒廃した地で恐怖の日々を過ごしていた。かつて男達はブレイカーとの戦いに敗れ、人類の運命は女性に託されていた…その女性戦士の隊長役として本作で剣を握るのは、『バイオハザード』シリーズでアクション女優のトップスターとなったミラ・ジョヴォヴィッチ。本作では、異世界からの脅威に立ち向かう強き母を演じ、圧倒的存在感と卓越した剣さばきで“戦う女戦士”の完全復活を魅せつける!さらに、生き残りをかけた夫役のルーク・エヴァンスと娘との感動の家族愛を描いたヒューマンドラマも融合、壮大なSFサバイバル・アクションがここに誕生した!
17歳のファティマ(ナディア・メリティ)は、アルジェリア系フランス人で、愛情あふれる家族の末っ子。 イスラム教徒であり、彼女との結婚を望む同じイスラム教徒の青年と幼い頃から婚約している。 しかし優秀な学生である彼女は、自宅のある郊外を離れてパリの哲学部に進学。外の世界を発見し、初めての人々と出会い、内なる疑問を抱いていく…。
スキャンダルで女優の仕事を失い、10年ぶりに故郷の熊本に帰ってきた梨枝(蓮佛美沙子)。彼女は、ドラマ部志望の若手ディレクター・咲(伊藤万理華)と共に“女優が生まれ故郷の熊本で素顔を見せる”密着ドキュメンタリー撮影に渋々挑むことに。女優復帰と希望部署への異動をかけて、それぞれ再起を図ろうとする2人だが、全くソリの合わない2人はたびたび衝突し、撮影は前途多難。 そして、なるべくこっそりと撮影をしたい梨枝の気持ちとは裏腹に、次々と現れる知人たち。やがて小さな町で噂が広まり、撮影のことを内緒で帰郷した梨枝の存在が家族の耳に入ってしまう。かつて、父・康夫(升毅)と大喧嘩の末、町を飛び出した梨枝。その父は今、がんに冒されていた。父の病状を知りながら、父を避けていた梨枝に怒り心頭の家族。果たして、ドキュメンタリー撮影の行方は?そして、梨枝と康夫の確執は……。
江戸の町で萬屋を営む篝火とお喬。彼女たちは風魔忍者の一族の末裔として、一族の再興を願い、日々町人たちの依頼を請け負い“ド派手に”解決して日々の生活を食いつないでいた。 ある日、友人で“町一番の娘”お蘭が、謎の集団に突然襲われる。彼らは将軍家直属の剣術指南役を務める柳生家であると名乗り、「将軍の命」によってお蘭を連れ去ってしまう。抵抗するも、柳生家の剣術に手も足も出ない篝火とお喬。さらに柳生家は風魔一族を滅亡に追い込んだ張本人だったということが判明し、復讐とお蘭奪還に燃える二人だったが・・・。
民衆を煽り幕府への謀反を企む怪しげな新興宗教・白蓮教を調査していた狐の集団の当主・石動律花(山本千尋)。そこで律花は、将軍からの任務を受けて現れた風魔忍者のお喬(宮原華音)と出会う。 律花とお喬たちが立ち向かうべき敵は同じ、徳川家に恨みを持ち復興を願う、服部半蔵(ケイン・コスギ)率いる伊賀忍者たちであった!!その背後には幕府に復讐を誓うある人物の哀しい過去があって・・・。BLACKFOXの世界とSHOGUN’S NINJAの世界が交わる。狐の集団 VS 風魔忍者 VS 伊賀忍者の忍者大戦=NINJA WARSが幕を開ける!!
ヴィンセントは成功した実業家。新年はいつも年下の妻と義理の息子と山奥の別荘で迎えることにしている。ところが今年は勝手が違った。厄介者の前妻の息子が、身重の恋人と母親を連れて転がり込んできたのだ。嫌な予感は的中し、彼を追ってギャングのボスが乗り込んでくる。ボスはヴィンセントの長年の知り合いでもあった。。。そして、家族の秘密と愚かさが新年と共にカウントダウンされてゆく!
マニラでの都会暮らしに心身ともに疲れ果てたクレアは、新天地を求めて静かな農村カプカプへとやってくる。彼女は地元の製粉所で働き始めるが、そこは平和な風景とは裏腹に、大手資本による宅地開発の波に飲み込まれようとしていた。開発を頑なに拒む地主のカルメロと、貧しい生活を抜け出しマニラでの成功を夢見る義理の息子のアンドレス。二人の間で板挟みになる妻ノラの苦悩をよそに、アンドレスは都会的な魅力を持つクレアに惹かれていた。ある晩、ノラの目を盗み、アンドレスとクレアは密やかにも激しく求め合う。それ以来アンドレスは、謎めいた美しさを放つクレアへと溺れていく。しかし、その甘美な情事は、土地を巡る執拗な買収工作と絡み合い、やがて凄惨な悲劇を招き寄せる。
ヨンウンは水泳インストラクターとして静かな生活を送っていたが、その日常は7歳の娘ソヒョンの奇妙な行動によって次第に崩れ始める。彼女の小さな手が巻き起こす恐怖は日に日に増してゆき、母娘の関係は闇に包まれていく。そして、20年後――。特殊清掃の仕事に携わるミンと、新たな同僚となったヘヨン。それぞれ生い立ちに暗い過去を抱える2人は共に暮らし始める。しかし、周囲で次々と起こる不可解な出来事をきっかけに、2人の生活に不気味な影が忍び寄る…。過去と現在、2つの物語が交錯したとき、逃れられない狂気が姿を現す。
将来の夢もなく男友達と遊んでばかりいるジヌ(ジニョン)は、恋愛とは程遠い高校生活を謳歌していたが、とある出来事をきっかけに美しさと品格を兼ね備えたクラスの優等生・ソナ(ダヒョン)への想いに気づく。みんなの憧れの存在だったソナと少しずつ心を通わせ、青春の日々が色濃くなっていくジヌの毎日。大変だった受験生活を終え、やがて特別な絆を築き始めていた2人はそれぞれの大学生活とともに大人への階段を上り始めるが…。
フリーランスのライター、マーゴと、料理本を作る夫ルーは、結婚して5年目。二人の間に子供はいないが、いつまでも恋人同士のように仲睦まじく暮らしている。朝は一緒に目覚め、ベッドの中でひとしきり冗談を言い合い、キッチンで新しい料理を研究するルーにマーゴがちょっかいを出す。恋愛時代の情熱やときめきは薄れつつも、何ひとつ不満もなく穏やかな愛情を育む毎日。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルという一人の青年と出会う。情熱的な眼差しをもつダニエルに、強烈に惹かれる何かを感じてしまうマーゴ。ダニエルとの束の間の時間を楽しむが、彼が偶然にも自分の家の真向かいに住んでいることを知り、激しく動揺する。意図せずダニエルと過ごす時間が増え、夫とは正反対の彼に惹かれていくマーゴ。どうにもならない思いが募ったとき、マーゴが決めた道とは――。
国境を越えて活動する国際特殊警察ISOPの精鋭部隊は、各地で多発する児童誘拐事件の捜査に当たっていた。ある誘拐犯グループの摘発を皮切りに、事件は単なる犯罪の域を超え、国際規模へと拡大していく。やがて各国で同時多発的に子供たちが姿を消し、その数は不可解にも共通して“44人”。さらに現場周辺では、動物の死骸や異様な“かかし”のような存在が確認されるなど、説明不能な現象が相次ぐ。任務にあたる中、隊員ジェマは幻覚や予兆のようなビジョンに悩まされ、次第に現実と異常の境界が揺らぎ始める。そしてついに、子供たちは異様な状態で発見され、世界は制御不能な混乱へと突入していく。それは単なる事件ではなく、人類の秩序そのものを揺るがす“何か”の始まりだった――。
安史の乱後、混乱の世を生き延びた元武官で山犬(ジャッカル)と呼ばれる裴興(ペイ・シン)は、法外の徒を捕らえて賞金を得る“捉刀人”として日銭を稼いでいた。ある任務で、賊に奪われた“荷”が財宝ではなく女・柳貞(リウ・ジェン)であると知ったことから、彼は思いがけず相府の権力者・郭仲翔(グオ・ジョウシアン)が追う幼子を巡る陰謀に巻き込まれていく。子どもを手に入れた裴興は、当初の取引を翻し、その命を守ることを選ぶが、かつての戦友や凄腕の捉刀人たちから追われる身となる。血と暴力が支配する江湖の中で、刃で生きてきた男は初めて自らの意思で戦いに身を投じる。
1940年、ドイツ軍攻め入るフランス、パリ。夫を亡くした教師オディールは、戦火を逃れるため、2人の子供と共に南へと向かう。空襲の最中、突然現れた美しく、不思議な魅力を持つ青年イヴァンに命を救われた母子は、彼に導かれ森を進む。たどり着いたのは、時間の止まった屋敷だった。閉ざされた生活の中、オディールとイヴァンの心の乾きは危うい感情へと変化していく。激しく求め合うようになる2人に、誰も予想し得なかった衝撃的な結末が訪れる。
隣に住むヴィオレットとフローレンス。一見とても普通の生活を送っているが、ヴィオレットは育児休暇中で辛い日々を送り、フローレンスも仕事も夫ともセックスレスでうまくいっておらずうつ状態。ある日、カラスの騒音から二人の交流がはじまり、それぞれの満たされない気持ちや不満を話すうちに意気投合する二人。お互いに様々な業者の人たちを誘惑して密やかに快楽を追いはじめたり、自分自身を見つめ直すことに。しかし、刺激的だったはずの“遊び”が二人の間に微妙な温度差を生み・・・
1985年、ビデオテープの全盛の時代。ある研究が秘密裏に行われていた。それは、あらゆる形状に変身する生物の正体を明らかにしようとするもの。その記録に連なるように、殺人ファミリー、邪神の復活、デジタル世界に棲む悪魔、死を予知する青年など、人知を超えた映像が次々と姿を現してゆく…。
1999年。あなたの本当の想いに触れて、僕は僕を知った。ざらついた記憶に宿る故郷の景色と、母の無償の愛――若くして恋人を亡くし未婚の母となったソヨンは、赤ん坊の息子ドンヒョンを連れてカナダのバンクーバー郊外へと移住する。ソヨンは工場で働きながら、言葉や文化の壁、人種差別に直面する日々の中、懸命に息子を育てていく。やがて16歳となったドンヒョンは英語名“デービッド”を名乗り、すっかりカナダでの生活になじんでいた。しかし、彼の心の奥底では自身のルーツ、特に一度も会ったことのない父親の存在への思いが次第に募っていく。そんなある日、二人に届いた衝撃的な知らせをきっかけに母と息子は初めて韓国へ帰郷し、悲しみの過去と対峙することになる――。
ドイツはナチスの台頭と共に大きな変革期を迎え、独裁者ヒトラーを神のように崇拝する聖職者たちが現れていた。危機感を抱いた牧師ボンヘッファー(ヨナス・ダスラー)は「教会は聖域であり、権力の場ではない」と反発し、ヒトラーを全人類の脅威と見なした。そしてボンヘッファーは、ドイツ教会を守るためスパイとなり、ユダヤ人の大虐殺を行なうナチス政権を崩壊させるため「ヒトラー暗殺計画」に加担する。信仰と信念を貫き、命をかけて闘う彼に、やがて究極の運命が待ち受けていた――。
ゲームに夢中のポロロと仲間たち。エディの発明で作られた不思議なゲームをしている途中、突然の事故でゲームの中のコンピュータ王国に吸い込まれてしまう。そこで出会った王子チチから、クモの王にさらわれた姫と危機に陥った王国の話を聞くポロロたち。果たしてポロロたちはコンピュータ王国を救い、無事に元の世界へ戻ることができるのか?
2024年9月28日、東京・有明で大規模なデモが実施された。横断幕やプラカード、参加者が着用するTシャツには、政府が推奨するワクチンやWHOに対する痛烈な批判が記されていた。その年、同様の大規模デモは各地で行われていたが、マスコミがその全貌を報道することはなかった。デモ参加者たちへのインタビューを通して、彼らがなぜデモを起こすようになったのか、何に対して問題を提起しているのかを浮き彫りにする。
武装現金輸送会社で働くジェームズは、息子ケイシーとともに現金輸送の任務に向かう。しかし道中、橋の上で突如、正体不明の武装集団に襲撃され、車両は完全に包囲されてしまう。通信も遮断され、援護も望めない中、ふたりは装甲車内に閉じ込められる。敵を率いるのは冷酷な男ルーク。彼らの狙いは莫大な現金か、それとも別の思惑か。刻一刻と状況が悪化する中、ジェームズは息子を守る決意を固め反撃に転じる。極限下で、ふたりの絆と覚悟が試されていく。
厳しい練習に耐え、それでも「踊ることが大好き」と、きらきら目を輝かせるバレエダンサーの卵たち。成功への厳しい道のり、プレッシャー、痛み、限りない美への追求、将来への希望と不安。異なる境遇を生きながら、夢を叶えるために自分を限界まで追い込む子供たち。バレエという究極の美が与える、夢の力。あくなき情熱をめぐる、家族の物語。それは決してバレエの世界にいる彼らだけのものではなく、私たちすべてに、生きることの意味を教えてくれる。
ロサンゼルスの富裕層の娘で、女子高生のアリソンは、育ちの良さとは裏腹に、仲間たちとドラッグやセックスに刺激を求める日々を送っていた。ある日、メキシコ系のスラム街で、マリファナの売人ヘクターと知り合い、彼らに惹かれていったアリソンは、親友のエミリーと彼らのパーティに参加する。仲間に入れて欲しいと言うアリソンに、ヘクターは「サイコロの目が出た数だけ仲間とセックスする」という条件を出すが・・・
フィリピンの美しい海辺の村を舞台に人魚の伝説とともに綴られる、愛と衝撃の官能サスペンス。地元で漁師をしていたオベットは、ある日海に沈む美しい女性ネリーサを見つけ、助け出す。以来、村には奇妙な出来事が起こり始め、村人たちは美しく神秘的なネリーサを“災いをもたらす人魚”だと噂し始める。美しさが故に男らに欲情され、女らに嫉妬され、村人たちに煙たがられる存在になってしまったネリーサ。だがオベットは周囲の噂話をそよに、彼女を妻として迎え入れる。互いに求め愛し合い、貧しくとも静かで幸せな日々を過ごしていた二人だったが、ある日海の事故でオベットが行方不明になってしまった事をきっかけに、小さな幸せは壊れ始め、衝撃的な結末へ疾走してゆく。鬼才リッキー・リーの脚本を、フィリピン映画界注目の女優シンディ・ミランダ(「アダン 禁断の果実」)が、大胆且つ官能的に演じる。共演は、AJ・ラヴァル、アルジュ・アブレニカ。
母親の支配下で、幼いころからエスコート嬢として働かされているエリス。裕福なエリートビジネスマン、クリスチャンのお抱えとして、家と金銭を提供してもらい、母親と二人で暮らしていた。エリスは、横暴な母親から逃れたいと思いながらも、逃れられず、クラブで出会った男性たちと一夜限りの関係を重ねることで、ストレスを発散していた。そんなある日、男性たちとの関係がクリスチャンの知るところとなり、激高したクリスチャンはエリスを陵辱する。娘を救うため、クリスチャンをナイフで刺し殺す母。二人だけの秘密は、母娘をより固く暗い鎖で繋ぎとめることとなり、、。「ローサは密告された」で第69回カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞したジャクリン・ホセが、娘をコントロールする横暴な母親を熱演、本作をより深い官能サスペンスに仕立てあげた。
マニラに暮らすジェンは、婚約者のジェームスを連れて、ジェンの幼馴染みマリーとアルの結婚式に出席するため、自然豊かなグマカに数年ぶりに帰省する。久しぶりの再会を喜ぶ3人にジェームスも自然に打ち解けていくが、ジェームスはアルがジェンの元カレであることを知ってしまう。ジェンは嫉妬するジェームスをなだめるが、彼女にはもう一つ彼に隠している秘密があった…。徐々に剥き出しになるそれぞれの欲望。2組のカップルはグマカの大自然の中でお互いを見せつけあうように、激しく欲望を解き放ち、快楽の泉に溺れていく…。
2018年8月。15歳の少女グレタ・トゥーンベリはスウェーデン・ストックホルムにある国会議事堂前で学校ストライキを始めた。気候変動対策を呼びかけるため、1人で座り込み、自作の看板を掲げてリーフレットを配りながら通行人の質問に答える。毎週金曜日にストライキをすることから「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられた運動は次第に注目を集め、スウェーデン国内のみならず、世界中の若者たちがグレタの考えに賛同するようになる。たった1人で始めたストライキは、数か月のうちに世界中に広がるムーブメントになっていった。グレタは父親のスヴァンテとともに、世界中の主要な会議や公式行事に参加して自分の言葉でスピーチを続ける。環境問題にあまり関心のない家庭に育ったグレタだったが、成長するにしたがってその生活がおかしいと気づき、食事や生活スタイルが変化していった。学校ストライキが波及し注目されるようになると、2018年にポーランド・カトヴィツェで開かれた「COP24」や、2019年世界経済フォーラム(ダボス会議)をはじめとする主要な会議やイベントに招かれ、気候変動危機を訴える。2019年7月。太平洋を横断し、アメリカ・ニューヨークに向かうため、再生可能エネルギーを電源とする「マリツィア2号」でイギリス・プリマスを出発。2週間の航海を経て、9月に行われたニューヨークの国連気候行動サミットで、グレタは怒りを込めたスピーチを涙ながらに行い、世界に危機を訴えるのだった。
夏の終わり、父のルイジと母のマリアと三人で休暇を過ごしたダフネ。しかし、楽しいバカンスが一転、帰り支度の最中に突然マリアが倒れてしまう。すぐに病院に運ばれるが治療の甲斐なく、帰らぬ人に……。あまりに唐突すぎる母の死に、ダフネは泣き叫び、感情を露にする。ルイジはそんな彼女を心配し、必死に落ち着かせようとするが、ダフネは辛く当たってしまう。マリアの葬儀が終わり、普段の生活へと戻る二人。ダフネは、元来の明るさと、勤務先のスーパーマーケットの同僚や友人の支えによって、少しずつ日常を取り戻していく。一方、気丈にふるまっているようにみえたルイジは、喪失感と不安で押し潰されそうになっていた。一家の精神的支柱であったマリアがいなくなってしまった今、ダフネと二人だけで、どう生活していけばいいのか。そんな父の異変に気付いたダフネはある提案をする。それは、母の故郷コルニオーロへ歩いて向かう、ことだった……。
農家の娘エレンは、姉のように慕う親友マリアンの助けを借りて、父と二人きりの貧しく閉塞的な生活から逃れようとする。そうはさせまいとする父の手から逃れ、エレンはマリアンとの新しい生活を楽しんでいたが...。彼女たちの友情は徐々にエロティックなロマンスへと深まっていき、その愛情の深さゆえ、互いの嫉妬や秘密に脅かされ、やがて二人が築いた楽園は思わぬ結末へと向かっていく。
ハンガリー、ある田舎町。シュミットはクラーネルと組んで村人達の貯金を持ち逃げする計画を女房に話して聞かせる。盗み聞きしていたフタキは自分も話に乗ることを思いついた。その時、家のドアを叩く音がして、やって来た女は信じがたいことを言う。「1年半前に死んだはずのイリミアーシュが帰って来た」、と。翌日、イリミアーシュが村に帰って来る。彼は村にとって救世主なのか? それとも?
2014年、台北市は<2016年世界デザイン首都>に選ばれ、デザイン業界は沸き立っていた。ドロシーはかつての恋人バーズに誘われ、上海を離れ台北のデザイン事務所で働くことになり、進行中のデザインホテルの改装プロジェクトに加わる。ドロシーへの想いを断ち切れないバーズとクライアントのマークに迫られるが、フランスにいる元恋人を忘れられない。同僚は個性の強い人間ばかりだが、皆愛に飢えている。ホテルのデザインテーマは“愛”に決まるが、果たして無事“愛”はデザインできるのか。ドロシーが最終的に手に入れるのは、誰の愛なのか。
ウサギを追いかけて机の引き出しの中に飛び込んだアリス。彼女が迷い込んだのは奇想天外で摩訶不思議な世界だった……。
2008年の夏。7人は高校の同級生。未来に向かって夢を抱きながら卒業を迎える。歌手になる夢を抱き上京するカナ。家族とそりが合わないキリも地元を離れて東京へ。一人粋がっている硬派なリョウは、「いつかでかいことをやってやる!」と夢を抱きながら、地元の建設現場で働く日々。音楽を通しカナと心を通わしてきたタツオは大学受験に失敗し、地元に残り浪人。まさかのできちゃった結婚をしたコウタとマリコも地元組。そして現役で大学に合格したユウキは上京組。それぞれが別々の道へと進んでいく。しかし数年後、夢と現実の狭間で葛藤する7人。悩み、葛藤し、時に挫折してしまいそうになりながら、それでも彼らは大人への階段を上っていく。そして、少しだけ成長した7人が帰ってきたのは、あの懐かしい“帰り道”だった――。
真面目な性格で、献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉。 幼い頃に母親を亡くし、現在は父親の稔、妹の遥と離れて暮らしている。そんなある日、雅哉が働く病院にしばらく会っていなかった父・稔が入院してくる。日に日に弱っていく稔の姿、担当患者の病状が悪化するなど理学療法士として何が出来るのか自問自答の毎日で無力感に苛まれる。しかし、そんな時ラグビーの試合中にケガをした新たな入院患者を担当することになった雅哉。その入院患者の懸命に生きようとする姿に感化され、徐々に仕事への熱意を取り戻していく雅哉だった。病院という身近な人の死を経験する場所で理学療法士として、雅哉の選択していく生き方とは・・・。
かつてはプロ野球選手として活躍していたが、8年前に戦力外通告を受け、自堕落な生活を送っている濱島浩司。友人を裏切り、妻や子どもにも捨てられて自暴自棄になっていた濱島は、ひょんなことから競輪選手への道をすすめられる。40歳の濱島はもう一度自分の才能を試すために競輪学校に入学する。しかし、そこで濱島を待っていたのは、教官の苛烈なしごきと、20歳以上も歳の離れた若い生徒たちによるいじめという過酷な現実だった。
大正末期、関東大震災直後の日本。軍部が権力を強め、人々は貧困と出口の見えない閉塞感にあえいでいた。ある日、東京近郊に女相撲一座「玉岩興行」がやって来る。力自慢の女力士たちの他、元遊女の十勝川(韓英恵)など、ワケあり娘ばかりが集まっていた。新人力士の花菊(木竜麻生)もまた、貧しい農家の嫁であったが、夫の暴力に耐えかねて家出し、一座に加わっていたのだ。「強くなりたい。自分の力で生きてみたい」と願う花菊は、仲間と共に厳しい稽古を重ね、いよいよ興行の日を迎える。観戦席には、「格差のない平等な社会」を標榜するアナキスト・グループ「ギロチン社」の中心メンバーの中濱鐵(東出昌大)と古田大次郎(寛 一 郎)がおり、女力士たちの戦いぶりに魅せられて、彼女たちと行動を共にするようになる。「差別のない世界で自由に生きたい」――その純粋な願いは、性別や年齢を越えて、彼らを強く結びつけていく。次第に中濱と十勝川、古田と花菊は惹かれあっていくが、厳しい現実が容赦なく彼らの前に立ちはだかる。
二人でいれば、悲しみは半分。しあわせはたくさん。夏の果ての街角を、愛の歌が通り抜けていく――。フィリピン、真夏のマニラ。“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた・・・。
昭和19年12月、奄美 カゲロウ島(加計呂麻島がモデル)。国民学校教員として働く大平トエ(島尾ミホがモデル)は、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長 朔中尉と出会う。朔が兵隊の教育用に本を借りたいと言ってきたことから知り合い、互いに好意を抱き合う。島の子供たちに慕われ、軍歌よりも島唄を歌いたがる軍人らしくない朔にトエは惹かれていく。やがて、トエは朔と逢瀬を重ねるようになる。
郊外で小さな金属加工工場を営みながら平穏な暮らしを送っていた夫婦とその娘の前に、夫の旧い知人である前科者の男が現われる。奇妙な共同生活を送りはじめる彼らだったが、やがて男は残酷な爪痕を残して姿を消す。8年後、夫婦は皮肉な巡り合わせにより、男の消息がつかめそうになる。しかし、そのことによって夫婦は再び己の心の闇と対峙し、互いの奥底に抱えてきた秘密があぶり出されていく。
超エリート金融マンのハリーは、急激な金融不況を理由に、突然会社から解雇を告げられてしまう。超豪華で広いマンションで何不自由ない生活を送ってきた彼にとって、そのすべてを失うことなどもはや「死」も同然だった。ちょうどその頃、彼の旧友で、事業に失敗してばかりのシステム・エンジニア、ヴァーノンは、大ヒット間違い無しの新たなインターネット事業“トレーダーズ”を考え出していた。「カネの欲しい者同士が同じ金額を賭け、殺し合う」。その恐ろしいコンセプトを聞いたハリーは、一度はヴァーノンの誘いを断るが、誰もが羨む仕事を失った自分の置かれた惨めな状況に嫌気が差し「一度だけなら・・・」とゲームへの参加を決めるのだった。
思春期の少女たちの感情は難しい、大人は少女たちをどう扱うか。社会のルールや波にのせようとする大人たち。それに反発する少女たち。本当は素直になりたい、分かってる、けれど反抗と言う2文字が感情の邪魔をする。教師たちは見て見ぬふり、そんな中アツイ先生が現れる!ダチの様に接する先生に対し、少女たちは少しずつ心を開いて行く・・・家庭の事情・友達関係・大人とのしがらみを抱えている少女たちは次々とその先生に心を開いて行く・・・そして、切っても切れない友情が生まれ始める・・・