朝ドラでヒロインを好演し、絶大な人気を集めたシャーロット・ケイト・フォックスが、来日前に出演していた唯一の長編映画「誘惑のジェラシー」。シャーロットは、主人公と兄弟の複雑な恋愛関係を知りながら、その弟に好意を抱く女グレースを、オールヌードも臆さず熱演!本作は、濃厚ラブシーンの舞台裏をはじめ、未公開シーンやNGシーン、名シーンを盛り込んだストーリーダイジェスト、そして監督、脚本、製作を務めた監督チェイス・スミスのインタビューを収録。
アメリカ南部の片田舎の小さな町。ハロルド牧師は酒浸りの日々を過ごし、通うバーの地下で買春を続けていた。町の皆は知っていいたが、見てみぬフリをしていた。ハロルドには、C J(ランス・ポール)とクリスチャン(ジョン・ヴィンセント)の二人の息子がいたが、父親とは逆に誠実で優しい兄弟だった。彼らは幼馴染みのジョージア(エラ・バーディン)といつも一緒に遊んでいた。兄弟二人は彼女のことを愛していた。ジョージアもまた二人のことを愛すことは自然なことであり、肉体関係を持っていた。それは彼女にとって普通のことだったのだ。クリスチャンが大学に合格して町を離れることになり、C Jは地元に残ることとなった。ジョージアは兄弟との距離を保つために、あこがれのロサンゼルスに旅立つことにした。時が経ち、ジョージアは町へ戻ってきた。C Jは修理工場を経営していたが、ジョージアの同級生のフェイスと付き合っていた。C Jはジョージアにそのことを言い出すことがなかなかできない。そんな三人が夜バーに飲みに行くと、そこにジョージアのロサンゼルス時代のルームメイトのグレース(シャーロット・ケイト・フォックス)が働いていたのだった。グレースは女優を目指していたが、夢破れ、ジョージアがよく話していたこの町に流れ着いていたのだった。そこに今度はクリスチャンも町に帰って来た。C Jもクリスチャンも金髪で美しいグレースに興味を持つ。それが気になるジョージアとフェイス。兄弟二人と三人の女たちの愛と嫉妬の交差が燃え上がった時、悲劇が起こる…。