百戦錬磨の隴西陌刀軍の田安鄴(でん・あんぎょう)は、朝廷の世継ぎ争いに巻き込まれ、梁城での大殺戮で大勢の仲間を失ってしまった。落胆した田安鄴は刀を捨て、郊外で炭売りとして、占い師の爺さんとひっそりと暮らしていた。新皇帝即位のおり、町へ炭を売りにいった田安鄴は敵に追われる聶霊児(じょう・れいじ)という母子を助ける。この女性、実は暗殺された楊倓(よう・たん)王子の子を産んでいた。そして、楊倓の部下を名乗る謎の女性剣士が現れ、母子を守り、建陽門まで護衛につくように頼まれる―
監督・脚本・撮影・演出のエヴァン・マーロウが執筆から8年の年月をかけ製作。世界中のホラー映画祭で23もの映画賞を獲得したシュルレアリズム・ホラー。
竜介と知美は中学生でいとこ同士。夏休みに徳島の穴吹川で川遊びをしていた最中に急流に流されてしまう。すると龍が現れ、二人を救い出し、謎の老仙人のもとへと導く。老仙人は二人が溺れて死んでしまったと宣告するが、霊界を旅して「人生でなすべきこと」を見つけたら元の世界に還してくれると告げる。二人は戸惑いつつも、霊界探訪を決意する。そして、龍に導かれて霊界へと旅立つ。たどり着いた場所は、この世と変わりないように見えるが、やがて次々と恐ろしいことが起こる。恐怖心に支配された人たちが殺し合う。病院では医者が患者を切り刻む。死んでも死んでも、また蘇り、また殺される。そう、ここは地獄なのだ。しかし、霊界の旅は地獄だけでは終わらない。さらなる未知の世界へと冒険は続く。二人は霊界で何を見つけるのか?
アジアの架空の国・萊咖(ライカ)。香港有数の犯罪組織の会長バオの取引現場に警察が急襲、バオの右腕であるティアンが逮捕されてしまう。刑務所に入ったティアンにバンは告げる「3年後に香港に戻れば会長の座を譲る」と。そして、刑務所内でのトラブルを解決するために凄腕の男シャンがティアンの元へと送り込まれる。ティアンの信用を得たシャンは3年の刑期を終え出所するティアンに香港へ来るよう誘われる。深刻な病気を患う妹の手術費を稼ぐため、シャンはティアンを追い香港へと向かう。だが、シャンの本当の姿はバオの組織壊滅を目論む警察の潜入捜査官であった。一方、香港では引退を表明したバオの座を継ぐための熾烈な権力争いが勃発していた。周囲の者たちの裏切りや死を経て、ティアンとシャンの間に芽生える信頼と友情。そして、男たちは最後の決断の瞬間を迎える!
香港警察のアウ(ルイス・クー)は、潜入捜査官のチョン(アーロン・クォック)とともに、麻薬王のカン(ラウ・チンワン)の麻薬密売組織で働いていた。ある事件をきっかけに、彼らは“兄弟”のような固い絆で結ばれていく。香港警察に追われたアウは、仲間を引き連れ、タイのゴールデン・トライアングルへ逃亡。やがて、3人を巻き込み、信頼、友情、裏切り、それぞれの正義が交錯する大激戦が勃発!はたして3人の運命は…。
1944年、第二次世界大戦下のフィリピン。敵国の占領下に置かれたある村で、トヤン(ヴィクトリア)を含む若い女性たちは、捕虜として監禁され、敵国の兵士たちによる非道な凌辱に遭っていた。身体と心に癒えることのない傷を負い、絶望の日々を送るトヤン。そんな中、反乱の口火を切った幼馴染を目の前で亡くし、失意のまま、施設からの命がけの脱走を決行する。トヤンが辿り着いたのは、人里離れた山間に立つ古い家。そこに住んでいたのは、目の不自由な青年ドメンだった。見ず知らずのトヤンを優しく受け入れ、静かに寄り添ってくれるドメン。彼の純粋な優しさと温もりに触れ、トヤンは失ったはずの安らぎを感じ始めるのだが―。
地球各地で隕石の衝突が頻発する中、テキサスの人里離れた牧場に暮らす夫婦・シャーロットとリアムは、突如として“隕石の直撃地”となった自宅で孤立する。通信は遮断され、周囲の住民はパニックに陥り、秩序は崩壊。彼らは牧場を守ろうとするが、空からの脅威だけでなく、政府の隠蔽工作や武装した近隣住民の暴走にも直面する。やがて、隕石の落下が自然災害ではなく、何らかの意図を持った現象である可能性が浮上。シャーロットは元NASAの研究者であり、過去のデータと照合する中で、隕石の軌道に“人工的な操作”の痕跡を見つける。
1970年代のオーストラリア。グレースは双子の弟ギルバートと父親の3人で慎ましくも幸せに暮らしていた。母親は出産と同時に亡くなり、病気がちで学校ではいじめっ子の標的にされるグレースだったが、いつも守ってくれる頼もしいギルバートと、愛情深くひょうきんな父が側にいてくれた。しかし突然、父が睡眠時無呼吸症候群で亡くなり、グレースとギルバートは別々の里親の元で暮らすことに。離れ離れになった2人は手紙で励まし合い「いつか必ずまた会おう」と約束するが、グレースは寂しさのあまりカタツムリを集めることだけが心の拠り所となった孤独な日々を送るようになる。そんなある時、ピンキーという陽気で変なことばかり言うお婆さんと出会い、2人はいつしかかけがえのない友だちになっていく…
※この作品は『ふたりのひめごと 前田美里』本編の分割版となります。可愛いお胸と大きなお尻が盛りだくさん!美里ちゃんからのちょっとアブノーマルなXmasプレゼント!!こんな彼女がいたら・・・
※この作品は『あんなお姉ちゃん 今野杏南』本編の分割版となります。あんちょ、ますますプルプルしてる新作人気爆発中!キュートにセクシーに、誘惑してくるあんちょ!1989年6月15日生まれ/サイズ:T156、B86・W59・H83/特技:ピアノ、フットサル、サーフィン/趣味:舞台鑑賞、シュシュ作り、イラスト書き
インフルエンサーとして活動中の【乃真ゆの】が初体験のイメージに挑戦します。キュートなお顔にGcupバストとくびれたウエスト、プリプリのお尻と見どころだらけです。可愛くセクシーなゆのちゃんから目が離せません。●のま・ゆの/生年月日:1999年11月20日/サイズ:T160/B94(G)/W62/H90/趣味:カラオケ(主に昭和ソング)/特技:料理
Gcupバストの新人グラビアアイドル【水沢朱里】がイメージデビューします。ファースト作品ながら抜群のプロポーションを最大セクシーに見せてくれています。スレンダー巨乳の最高峰をお楽しみください。●みずさわ・あかり/生年月日:2000年12月23日/サイズ:T157/B95(G)/W60/H95/血液型:A型/趣味:美容/特技:マッサージ
色白巨乳のお姉さん【華岡亜衣】がスパイスビジュアルよりイメージデビューです!亜衣ちゃんの溢れるマシュマロパイを皆様にお届けします!ポールダンスで鍛えた抜群のプロポーションで悩殺されてください!●はなおか・あい/生年月日:1998年4月10日/サイズ:T162/B92/W62/H94/出身地:愛媛県/血液型:O型/趣味:ポールダンス/特技:体の柔軟性
美人すぎる現役ピラティスインストラクター【ちなつ】がイメージデビュー。彼女の魅力はなんと言っても鍛え上げられたボリュームのあるヒップ。可愛い笑顔と美尻にメロメロになってしまいます。●ちなつ/生年月日:1998年8月11日/サイズ:T157/B89(G)/W60/H99/出身地:千葉県/趣味:散歩、トレーニング/特技:短距離走/資格:ピラティスインストラクター、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(すべて現役)
むちむちカワイイ爆乳お姉さん【叶夢】が4年ぶりにスパイスビジュアルに登場。100cm超の柔らかバストをぷるぷる揺らしエッチに誘惑してきます。過激なサービス映像満載で大興奮間違いなし!!●かのう・ゆめ/生年月日:1993年1月10日/サイズ:T160/B100(J)/W64/H98/出身地:埼玉県/血液型:AB型/趣味:パンの雑貨集め、個展・出店イベントに行くこと、粘土やレジンでものづくり/特技:パンの成形
長澤茉里奈がプロデュースするアイドルグループ「Chuu Cute(ちゅーきゅーと)」で活動中【早川真由】。可愛いく爽やかで、時にはセクシーな顔も見せてくれるリアルな21歳をお楽しみいただけます。●はやかわ・まゆ/生年月日:2004年3月30日/サイズ:T166/B84/W60/H89/出身地:岐阜県/血液型:A型/趣味・特技:コスメ集め、ゾンビ映画を観ること、愛犬の散歩、器械体操(歴10年)、珠算と暗算(1級所持)、寝だめができる
タレント・モデルとして活躍中【井手美希】の3rdイメージがスパイスビジュアルより発売します!!清楚系美人でスタイル抜群、さらに音大卒の才女という無敵ぶり。今後さらにブレイク必至の逸材です。●いで・みき/生年月日:2001年12月7日/サイズ:T160/趣味:サイクリング、フラッシュ暗算/特技:ピアノ(国立音楽大学卒)
100cm・Icupバストのレジェンドグラドル「やなパイ」こと【柳瀬さき】のイメージ。かつてのぽっちゃり体型からシェイプされた完璧ボディとなり、それをキープし続けています。可愛らしくも艶っぽい彼女の魅力全開です。●やなせ・さき/生年月日:1988年4月23日/サイズ:T153/B100(I)/W63/H90/出身地:千葉県/血液型:A型/趣味:ボートレース、競輪
※この作品は『秘密のバカンス 山本成美』本編の分割版となります。双葉社ミスアクション2017後期グランプリを獲得した山本成美、初めてのイメージ。元レースクイーンならではの美しいクビレ、抜群のスタイルは必見。愛くるしい笑顔に魅了されること必至、早くもブレイクの予感!!
“脱いだらスゴい”天然Hカップグラドル「戸塚こはる」降臨!シェイプアップした肉体美を惜しげもなく披露!揺れ揺れ満載!イチャイチャ全開!ほとんど生音!最高の“こはる日和”をお届けします!監督「チュンペイ」プロデュース作品。
※この作品は『孤高(ここう) 大塚びる』本編の分割版となります。奇跡の34歳!最強スタイル知的美女「大塚びる」イメージ第3弾、遂に完成! YouTubeやFantiaで話題沸騰の彼女がほとんど生音&接写満載の過去最高セクシーな大胆プレイを披露します!監督「チュンペイ」プロデュース作品。
刑事の仕事に疲弊していたダグラス。朝日が昇る前に起きて事件資料を確認していた彼にとって、今日は刑事になって最初に担当したスピノジ事件の日であり、愛娘アンナの誕生日であり、亡くなった息子チャーリーの事故の日でもあった。アンナの誕生日プレゼントを取りに警察署に行ったダグラスは、帰り道で精神科病院のヘイジンガー院長から連絡をもらっていたことを思い出し、病院へと向かう。手早く要件を済まして帰宅したいダグラスに、ヘイジンガーは死が間近に迫っている患者ダニエル・グラスマンが自白をしたがっており、彼が名指しでダグラスを指名したと告げる。グラスマンという名の男に心当たりのないダグラスは彼に会うが…。
シカゴのおもちゃメーカー、ティンセル・トイズの本部長エマは、看板商品“Kポップパンダ”のヒットにより年末のボーナスと休暇を得て南国リゾートへ。1年中クリスマス商戦を考えている生活から離れたはずが、部下の手配ミスで飛行機が着いたのは、カリブ海のセントジョン島ではなく、雪深いアラスカのセントジョンだった。猛吹雪で飛行機が飛ばず、町で唯一の宿に滞在した彼女は、宿の経営者の弟で市長のコナーと出会う。場違いな南国ファッションをからかい意地悪そうに見えたが、町を案内してくれる優しいコナーと急接近。美しいオーロラの下で忘れかけていたクリスマスの楽しさを思い出すが、コナーにはエマに言い出せない秘密の過去があり…。
元軍人のスプリンガーは、2人の愛娘を育てながらウキヨ空輸の宇宙船パイロットとして慎ましく暮らしていた。ある日、タイタン3号基地への荷物を運搬中、積み荷から煙が立ちのぼっていることに気づく。不審に思い蓋を開けると、中には冷凍された人間の姿があった。驚いたスプリンガーは、煙が止まるとすぐに蓋を閉じ、任務を続行する。無事に業務を終えて帰宅し、娘たちとの団らんを楽しんでいた矢先、同僚が現れ、緊急の呼び出しを告げる。強制的に裁判所へ連行されたスプリンガーは、会社の貨物を窃盗した罪で起訴され、弁明の機会すら与えられないまま一方的に有罪判決を下されてしまう。
オーガニックのヘアケア商品で成功したいと考えながら、独立できずにいたミリー。一方、恋人にプロポーズをしたものの、「貧乏はイヤ」とフラれたジュエリー・デザイナーのレオ。互いに人生最悪な日に出会い、ひょんなことからミリーがレオに、プロポーズをこうすればよかったと目の前でやってみせる。それをたまたま地元のテレビ局が撮影、ネットに幸せなカップルとアップされて大バズり。おかげでミリーのヘアケア商品はネットで完売、レオのジュエリー店も大繁盛。チャンスをつかんだ2人はカップルのフリをそろそろやめようと話し合うのだが、その矢先に大富豪のエドウィンが2人の前に現れる。そして「ビジネスパートナーとして話し合いたい」と、2人はエドウィンの別荘へ招待される。
フランス人デザイナーのリアは、パリで恋に落ちた男性を追って渡米するが、恋はうまくいかず、今はスープ缶のラベルデザインでなんとか生計を立てている。2週間後に帰国する予定の彼女は、ルームメイトの友人カールが勤める出版社での面接に望みをかける。その出版社は、リアが大ファンの謎の新人作家“ローズ”の恋愛小説をの版元だった。しかし面接は失敗に終わり、落ち込むリアは偶然、社長と作家マイケルの密談を耳にしてしまう。なんと“ローズ”とは、恋愛小説を批判していたマイケルが「自分でも書ける」と賭けをして生み出したペンネームだったのだ。その秘密を知ったリアのもとに、思いがけない提案が舞い込む。ローズとマイケルの両方の小説が書店大賞の最終候補に残ったため、社長は口止め料と引き換えに、リアに“ローズ”を演じてほしいというのだった。
裕福な女性を狙って強盗を繰り返すケビンとミア。今回の標的は、大きな家に1人で住む女性エマだった。計画通りにエマと接触したケビンは、彼女を食事に誘うことに成功する。その隙に、ミアはエマの家に忍び込み金品を盗み、計画は順調に進んだかに見えた。しかし、逃げ出そうとした際、車内でエマと激しく絡み合うケビンを見たミアは嫉妬に駆られ、エマを殴り倒してしまう。その勢いでエマを殺した2人は、遺体をトランクに詰め込み、遺棄するため森の奥へと車を走らせた。その後、穴を掘ろうとした矢先、些細なことで口論を始めた2人だったが、次にトランクに目をやると、エマの遺体が忽然と消えていた。
週末、ラスベガスへ旅行に出かけた異母兄弟のヘイリーとマック。旅の目的は、恋人にフラれたマックの心の傷を癒すことだったが、ヘイリー自身も人生への意欲を取り戻そうともがいていた。そんな旅の最終日、突然ヘイリーは、幼少期に埋めたタイムカプセルを掘り起こし、そこに入れた亡き実母のブレスレットを探すためにポートランドへ行きたいと言い出す。メイクアップ・アーティストで、2週間後に大きな仕事が控えていたマックは帰りたがったが、脚本家を目指すも思うようにいかず、もがいている姉の無茶な行動が心配で、同行することを決断する。無軌道なヘイリーに振り回され、苛立ちを覚えながらも姉を見捨てられないマック。こうして姉弟は、予期せぬ出来事と感情の波に翻弄されながら旅を続けていく。
マーケティングデザイナーとして独立を考えているデイジーは、親友ジュリアの経営するカフェで働きながら、犬の預かりボランティアのサポートにも携わっていた。ある日、ロサンゼルスで成功したデザイナーのジェイスが故郷に戻り、デイジーの働くカフェに現れる。彼は、かつて恋人と一緒にテレビ番組で人気を集めた有名人でもあった。高校時代の先輩として彼をある程度は尊敬していたデイジーだったが、派手な活動をしている彼に対しては複雑な感情を抱いていた。そんなジェイスが突然、犬の預かりボランティアに名乗りを上げる。デイジーは、どうせ自身のビジネスをアピールするためだろうと警戒心を抱き、彼の行動を注意深く見守る。しかし、一緒に犬と接する中で、ジェイスが本当に犬を大切に思っていることが伝わり、彼の意外な一面に触れたデイジーの心は、少しずつ変化していく。
1938年、トリノでお針子として洋裁店で働く16歳の少女ジーニアは、画家のモデルとして生計を立てる3つ年上の美しく自由なアメーリアと出会う。アメーリアによって芸術家たちが集う新しい世界への扉を開かれ、ジーニアは大人の階段を上り始める。思春期真っただ中のジーニアと、既に自立した女性としてたくましく生きるアメーリアの2人が、互いの姿に自分の未来/過去を映しながら、徐々に惹かれ合っていく―
多様な文化を持つ人々が多く暮らす、カナダ・トロント東部に位置するスカボロー。そこに暮らす3人の子どもたち。精神疾患を抱えた父親の暴力から逃げるようにスカボローにやって来たフィリピン人のビン。家族4人でシェルターに暮らす先住民の血を引くシルヴィー。そしてネグレクトされ両親に翻弄され続けるローラ。そんな彼らが安心して過ごせる場所は、ソーシャルワーカーのヒナが責任者を務める教育センターだった。厳しい環境下で生きながらも、ささやかなきずなを育んでいく3人だったのだが…。
美大生ウナには、大切な恋人ディッディがいる。しかし、二人の関係は秘密だ。彼には遠距離恋愛をしている長年の恋人、クララがいる。ある日ディッディはクララに別れを告げに行くと家を出た後、事故に巻き込まれ帰らぬ人となってしまう。誰にも真実を語ることができないまま、ひとり愛する人を失った悲しみを抱えるウナの前に、何も知らないクララが現れるーー。クララを励ます仲間たちを見て、ウナの心は追い詰められていく。そんななか、クララはウナに対するある思いを打ち明けるのだった…。行き場のない気持ちに翻弄されるウナの姿、徐々に近づいていく“愛する人を失った”二人の距離を、狂おしいほどの緊張感とかつてない繊細さで映し出す。
バブル経済の破綻と共に、そのあおりを受けた大阪にて不動産業を営む男・碧海貴吉は失意のまま大阪から宮古島にやって来る。自殺をしようとしたその時、亡くなった父・勘吉が現れ貴吉に叱咤する。ウミガメを見せた後「あの丘に小さなホテルを作れ。そしてその裏の砂浜にこのウミガメを放て…そうしたらそこは人を救う再開の場となり、お前の人生も救ってくれる」と言って消えていく勘吉。勘吉の言葉通り、ヴィラを建てる貴吉。やがてそこは泊まれば心から願う再会を叶えてくれる「ふたたヴィラ」と呼ばれる。時は流れ、宮古島へ降り立つ碧海陽葵。母と自分を捨てた父・貴吉を恨むが、その父が亡くなり内縁の妻・甘潮優実に呼ばれ渋々来たのだった。貴吉の造り上げたヴィラに連れられ、そのヴィラに訪れる家族や島の住人達と触れ合う。漁師の父に反抗し島を出た息子・南城津吉は、都会で上手く行かずヤクザに追われながら島に戻るが、殺したヤクザの家から引きこもりの娘を連れ歩く。久しぶりに会った母・南城寿子は認知症により自分の息子が分からなくなっていた。新型コロナウイルスによって夫を亡くした村川叶は、娘・村川愛那と共に再会を果たせるヴィラに願いを込めて訪れていた。行方不明になった娘を探す夫婦は、娘に似た人が宮古島に居るという情報を聞きつけ訪れる。其々の家族が「ふたたヴィラ」によって、ほつれた想いをほぐし新しい絆を紡いでゆく。陽葵は、母・ジェニファーが娘が自分から離れることを恐れ父について嘘をついていたことを知らされる。甘潮から父・貴吉の想いを聞き、「ふたたヴィラ」継ぐことになる。天使となった貴吉は宮古島の美しい空と海で見守り続けてゆく、、、
ある日突然、男らしさを揺さぶられたらー“幸福の象徴” 煙突そうじ人が悩みに悩む異色コメディ煙突掃除を営む妻子持ちの2人の男。ひとりは客先の男性との一度きりのセックスで新しい刺激を覚えるが、平然と妻にこの話をしたことで夫婦仲がこじれてしまう。もうひとりはデヴィッド・ボウイに女として意識される夢を見て、自分の人格が他者の視線によってどう形成されているのか気になり始める。良き父、良き夫として過ごしてきた2人は自身に起きた衝撃的な出来事により、自らの“男らしさ”を見つめ直していく。この出来事について語られる会話には「どこからが浮気か」「夢は現実にどんな影響を与えるのか」といった誰もが一度は考えたことのある普遍的なテーマが散りばめられている。また“セックス”や“セクシュアリティ”といったデリケートな話題を含みつつも、あっけらかんとした会話にはオフビートな空気が漂う。「DREAMS」「LOVE」「SEX」で最もコメディタッチな異色作。
愛することに不器用な大人たちーあらゆる“親密さ”を探求するロマンティック・ジャーニー 泌尿器科に勤める女性医師のマリアンヌと男性看護師のトール。共に独身でステレオタイプな恋愛を避けている。マリアンヌは友人から男性を紹介されるが、子どもがいる彼との恋愛に前向きになれない。そんな折、トールはマッチングアプリなどから始まるカジュアルな恋愛の親密性を語り、マリアンヌに勧める。興味を持ったマリアンヌは自らの恋愛の可能性を探る。一方トールは偶然フェリーで知り合った男性ビョルンを勤務先の病院で見かけー。出会いが多様化した現代の恋愛観がリアルに映し出されており、主人公達は劇中に度々登場するフェリーのように本能と理性をゆっくり行き来しながら、しっくりくる“親密さ”を探す。愛することに不器用な大人たちが、静かな本音をさらけ出す、「DREAMS」「LOVE」「SEX」で最も優しく今を映し出した1作。
恋に恋する少女の綴った手記が、思わぬ方向に一人歩きしていくー女性教師のヨハンナに初めての恋をした17歳のヨハンネは、この恋焦がれる想いや高揚を忘れないように自らの体験を手記にする。そしてこの気持ちを誰かに打ち明けようと詩人の祖母に手記を見せたことから、物語は思いもよらない展開へと進み始める。ヨハンネが経験するのは、誰もが一度は経験したことのある相手の一挙手一投足に対する期待や不安、過度な妄想、理不尽な嫉妬などあまりにも無垢な初恋。そしてその気持ちを秘密にしておきたい、でも誰かに共有したいという矛盾した思いが祖母や母を巻き込み、ヨハンネの手から離れた手記の行方が、モノローグで綴られる。娘の手記を見て、祖母は自らの女性としての戦いの歴史を思い出し、母は“同性愛の目覚めを記したフェミニズム小説”と称し、現代的な価値観にあてはめようとする。3世代で異なる価値観を持つ3人が初恋の手記を通して辿る運命はー。
海辺の町で、若者たちは廃墟となった遊園地に忍び込むが、そこは“殺人マウス”の巣窟だった。突如として“殺人マウス”に襲われる若者たち。その正体は、かつてルパート博士が生み出したモンスターであり、人体のパーツを収集する目的で人々を襲っていく。逃げ場のない遊園地で、次々と命を落としていく若者たち。仲間が一人、また一人と消え、血の跡だけが残る。逃げ場のない迷路のような園内で、恐怖と狂気が若者たちを蝕んでいく。最後に生き残る者は、正気を保てるのか――。
1980年代のフィリピン。反体制派と軍の激しい衝突が続く不穏な時代に、エマとサンドラは出会った。元反政府軍のエマと教師のサンドラ。それぞれ戦火で夫を亡くした二人は、深い悲しみを抱えていた。毎週同じ曜日に墓参りをし、偶然の再会を重ねるうちに、二人は互いの痛みを分かち合い、友情を深めていく。たまに食事を共にし、他愛のない会話で笑い合う時間は、彼女たちにとってかけがえのないものとなっていった。だが、サンドラの家にエマが泊まったある夜、サンドラはエマに対して友情以上の感情が芽生えていることに気がつく。それは、悲しみを超えて育まれた、新たな愛の始まりだったー。