沙里が11歳の時に両親が離婚し、母は大好きな弟を連れて出ていった。3年後、だらしのない父親のもとで暮らす沙里は、部費すら払えないギリギリの生活の中で、陸上部エースながらも傍若無人に過ごしていた。そんなある日、沙里はスーパーで弟と再会するが、その傍にいたのは沙里の母と、沙里とは犬猿の仲の陸上部部長・雪菜だった。
無機質な研究所の一室に集められたのは人間と同じ姿をした5匹の実験動物。自分たちを人間だと主張する彼女らに課せられた最後の実験は安楽死。私達は人間です。いいえ、あなた達は実験用マウスです。この物語は彼女らに行われた無慈悲な実験の記録である。
朝廷を陰で牛耳る宦官の李進中は、日本人の北条夜姫から黒い彼岸花を買い、ゾンビ兵士を作る秘薬を開発していた。度重なる実験で花が足りなくなった李進中は北条夜姫から種を手に入れるべく、取り引きの場所として龍門客桟を指定する。配下の不注意で種をなくした北条夜姫のために交渉が難航するうち、龍門客桟の主人、金鑲玉はその取り引きの裏に李進中の大きな陰謀があることを知り…。
後漢末期、皇帝の証である“伝国玉璽(ぎょくじ)”が行方知れずとなっていた。孫堅は宮廷内で玉璽の在り処を追い求めていたが、何者かの襲撃を受けため、漢王朝を助け乱世を正すという遺志を息子の孫策に託して、息を引き取ってしまう。一方、孫策ともよしみで、袁紹麾下の曲軍師の下で密偵として名を挙げる機会をうかがっていた周瑜だったが、孫策が玉璽を隠し持っていると言う噂を聞きつけ、剣を手に取るのであった・・・。
テネシー州メンフィス。ここでは多種多様な音楽が生まれ融合し、また、数々の“生ける伝説”と呼ばれる世界的ミュージシャンたちを輩出してきた。彼らを今一度この故郷に呼び戻し、名門ロイヤル・スタジオ等にて、ジャンルや人種、世代を超えた新たなレコーディングを行い、メンフィスの音楽と精神を現代の世界に再び送り出そう――この破天荒なプロジェクトの過程を追ったドキュメンタリーである本作。ブッカーT.ジョーンズやメイヴィス・ステイプルズ、惜しくも収録後にこの世を去ったボビー・ブランドやスキップ・ピッツといった巨匠たちが次世代を担う若者に音楽を継承する貴重なセッションの数々を、かのスタックス・レコードの盛衰に象徴される黒人差別の歴史と絡めつつ綴っていく。偉大なる先人たちがプレイの秘訣を惜しげもなく伝授してゆくシーンが印象深く、過去から現代へ粛々と受け継がれるこの地の“ソウル”がスクリーンから溢れ出す。音楽の本質を垣間見せてくれる感動作。
「特捜部Q」――過去の未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。「Q」が今回挑むのは、80年代に起こったナイトクラブのマダムの失踪事件。調査によるとほぼ同時に5人もの行方不明者が出ているという。カール警部補は大事件の匂いを嗅ぎつけ捜査に着手。やがて、壮絶な過去を持つひとりの老女と新進政党の関係者が捜査線上に浮かび上がってくるのだが……。
UFOで飛来したロボットによって地球が支配された近未来。人類は首元に発信装置を埋め込まれ、ロボットにより一歩も外に出れない規制された生活を強いられていた。ある町に住む少年・ショーンは、町を出たまま帰って来ない父親との再会を胸に、なんとかここから脱出することを考える。ある日、偶然出来上がった装置により、埋め込まれた発信装置をショートさせることに成功。彼は友達と規制をかいくぐり、父親に会う為町を飛びだすが、ロボットによる追っ手が迫ってきていた・・・!
記録的な猛暑が襲った夏の日、人々のイライラは頂点に達していた。夫ソング(イ・ジェラク)から虐待を受けて団地(チャンミ・アパート)の広場に逃げてきた女性ジョンヒ(ハ・ユミ)。これを目撃した同じ団地の女性たちは、ジョンヒを助けようと加担し、勢い余ってその夫は、死んでしまう。やがて警官隊が出動し、彼女たちは、団地の屋上に籠城せざるを得なくなる。そして、女性の権利を守るための戦いが始まる。
伝統的な焼き物の街。そこに14歳の結衣(中島セナ)は、父 信夫(大迫一平)と祖母と三人で暮らしている。美しいと感じたものを、自分の色使いで絵に描くことが唯一の楽しみで、時間があればスケッチブックに絵を描いている。放課後には美術教室に通うが、自分の個性を出すのではなく基礎の知識や技法を重視する指導には馴染めずにいる。
クリスマス・イブの夜に一緒に過ごす恋人がいないマックスは、同じ境遇の友人ジェナを舞台の観覧へと誘う。独りぼっち同士でイブの日を過ごすのも悪くないと、劇場へと入る2人。けだるくやる気のない受付嬢からチケットを受け取り、観戦席へと向かうマックスだったが、そこにはついさっき会ったはずの受付嬢がいた。驚きつつも2人が席に座わると最初の演目「靴下はつるされた」が始まる。ある会社では、ダレン社長の提案による全スタッフが強制参加のクリスマス・パーティーが開かれていた。そして始まる“楽しい”プレゼント交換会。しかし、従業員のタイが開けたプレゼントボックスから銃弾が飛び出し、顔面に命中し即死。一発の銃声によって、そこは殺戮の宴へと変貌していく。
クリスマス休暇をユタ州の山荘で過ごしていたアンダーソン一家。その日、長女リネアは母と祖母と3人で近くの湖に散策へ。父リチャードと次女ティナは町に買い物へ出かけ、別行動をとっていた。後から遅れて山荘で合流する予定の叔父マイクのために、玄関マットの下に鍵を隠すリチャード。しかし、山荘を後にする一家を見つめる2人の男がいたことを一家は知らなかった。やがて散策から帰ってきたリネアたちに覆面姿の2人の男が銃を突きつける。男たちは金銭を要求するが、祖母が拒否したことで逆上し、祖母と母が射殺されてしまう。
アメリカ独立記念日の7月4日。突然、地底、そして空から未知の物体が大群で地球に現れ、人類に攻撃を仕掛けてきた。世界各地が猛火に包まれ人々が大パニックに陥る中、田舎町の消防士で大統領サム・ガーネットの弟でもあるピート・ガーセットは地球外生命体研究組織S.E.T.Iのセリアと遭遇し、ディクソン空軍基地へと赴く。大統領の息子アンドリューと友人ニック、物理の天才高校生イライザも同じく基地を目指し、ピートらと合流する。一方、大統領はエアフォース1が撃墜されたものの奇跡的に生き延び、オタクハッカーのトッドとレニに出会う。しかし、そのことを知らない副大統領は代わって指揮を執り、エイリアンに向けて猛攻を開始するのだが…。
母親の小百合の入院日。手術しても助からない可能性があると知っている雄晃は若さ故に、その現実を受け入れきれずにいる。死んだらどこに行くのか?死んだら、今いる人達とか、この世の全てと二度と会えなくなる。それなら、生きることに意味がないのじゃないのか。何の為に僕らは産まれてきたのか?そんな想いに苛まされる雄晃は、自傷行為として、髪を染め上げ自分の殻に閉じ籠る。子供を身籠っている姉の樹莉は、父親になる相手が蒸発したため、自分一人で子供を育てようと決意している。父親の正晃は、妻がいなくなってしまうかもしれないという現実を未だに入ることができず、子供達と衝突を重ねる。家族それぞれが、自分のことだけしか考えられずに、バラバラになってしまう中、母親の小百合だけが家族のことを想っており、その想い、愛情を知った夫の正晃の心に、小さな変化が起こる。生きる事の辛さ、孤独、意味を、死という基盤を軸に、家族の破壊と再生を通じて描いた、愛の物語。
豊かな自然に畏敬の気持ちを抱きながら、森から海へ、また森へとめぐる自然の恵みを感謝と共にいただき、古来、自然と折り合いをつけてきた日本人。その心と暮らしの原型を伊勢神宮に見出した写真家・宮澤正明は、ここに私たちの未来への一つの答えがあると直感し、4Kカメラを手に伊勢の森から各地の森へ、点と点を結ぶ旅をつづけました。やがて見えない糸で人と人がつながり、言葉が響きあい・・・。この映画を観終わったとき、新しいあなたは何を思うでしょうか。答えは、きっとあなたの中にあります。美しいものをより美しいと感じられる心を耕しに、鎮守の森へ旅に出かけましょう。
本作は、チョコレートの原料である“カカオ”の歴史、栽培する農家の現状や、カカオの可能性に魅せられて、彼らの労働環境の向上やカカオのビジネスモデル構築に奔走する日本人の活躍を追ったドキュメンタリー映画。監督は多様性について考えるドキュメンタリー「であること」の和田萌。ナレーションを歌手でタレントの堀ちえみが担当している。
坂本龍一、蜷川実花、ボストン・バレエ、ジュネーブ大劇場・・・世界のトップアーティストたちとコラボレーションを実現してきたデザイナー 中里唯馬。2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、2009年に「YUIMA NAKAZATO」を設立。日本人では森英恵以来の2人目となるパリ・オートクチュール・コレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、継続的にパリで作品を発表している。デザイナーとして衣服に向き合ってきた中里は、「衣服の最終到達点が見たい」とアフリカ・ケニアに渡り、世界中から衣類をゴミとして押し付けられた現実を目にし、打ちのめされる。そして帰国し、中里は革新的なアイディアとチャレンジ精神で、未来へ繋がるデザインのあり方と共に、パリコレに挑む。
元カレの植木ヒロシを忘れることができない桜井三枝子(坂本憲子)。そんな彼女のもとに C800 星雲から宇宙人の犬塚チャコ(田口夏帆)が訪ねてくる。彼女の目的は宇宙中の女を泣かせてきた、スチャラカ宇宙人のヒロシ(田中陸)を母星に連れ帰ることであった。かくして、三枝子とチャコ、そして三枝子の婚約者である石橋和之(古矢航之介)の一行は、ヒロシを探す旅に出る。道中、危うく移ろう三人の関係性。そんな中、三枝子はついにヒロシを発見する。しかし、彼には同棲する谷栞(小板橋みすず)という別の女性の存在が。しかも栞は......。
“サメの噛み付き”から広がったウイルス「SHVID-1」により世界は荒廃した。選抜された科学者たちは老朽化した海底研究施設で、治療法を見つけ出すために日夜奮闘していた。遂に感染したサメから血清を作りだすことに成功し、万事解決に向かうと思われていたが、血清をめぐって科学者同士による権力争いが勃発。そんな中、研究施設の崩落が始まり、封じ込められていたサメも逃げ出してしまいー。
幸せだったとは決して言えない思春期を過ごしてきた由起子。そんな彼女はある日、街中で喧嘩をしている京介に出会う。京介に惹かれていく由起子。由起子を受け入れる京介。自然と2人は関係を持つ。自分の理想を相手に求める由起子。自分の欲望を相手に求める京介。誰かを傷つけて、傷つけられて、初めて人と人とのpinto(焦点)が合っていく。
アジアを代表する歌姫。スクリーンを飾る人気女優。同性愛者であることをカミングアウトした1人の女性――。デニス・ホーの歩みを通じ、香港の今を活写した傑作ドキュメンタリー!2014年に香港で起きた「雨傘運動」。警官隊の催涙弾に対抗して雨傘を持った若者たちが街を占拠したこの運動に、1人のスーパースターの姿があった。彼女の名前はデニス・ホー(何韻詩)。同性愛を公表する香港の人気歌手である彼女は、この雨傘運動でキャリアの岐路に立たされていた。彼女は、中心街を占拠した学生たちを支持したことで逮捕され、中国のブラックリストに入ってしまう。次第にスポンサーが離れていき、公演を開催することが出来なくなった彼女は、自らのキャリアを再構築しようと、第二の故郷・モントリオールへと向かうのであった。スー・ウィリアムズ監督による長期密着取材によって浮かび上がるのは、香港ポップスのアイコンであった彼女が、香港市民のアイデンティティと自由を守るために声を上げる1人のアーティスト、そして民主活動家へと変貌していく様である。その物語は、歪な関係にある香港と中国を巡る過去30年間の情勢を見事に反映している。そして、2019年6月。香港で逃亡犯条例改正に反対するデモが起き、彼女は再び岐路に立たされた。数百万のデモ参加者が街頭に繰り出した時、彼女は催涙ガスと放水砲が飛び交う通りに立ち続け、デモ参加者を守ろうとする。そして、国連やアメリカ議会で香港の危機的状況について訴え、自由と民主主義を守ろうとする人々の姿を世界に発信していくのだった。自由を求める香港の人々の声が、デニス・ホーという存在に重なり、その願いが1つの歌となって響き渡る。映画の幕は閉じるが、香港の闘いはまだ終わっていない。
静かな町に引っ越してきたミンシク。彼は転校先の学校でイェジュと出会う。彼女は父親が起こしたある事件を理由に同級生からいじめを受けていた。当初はいじめに加担してしまうミンシクだったが、やがてイェジュに手を差し伸べてお互いの心の支えになっていく。ところがある問題が二人の前に待ち構えていたのだった――。
とある田舎町で小学校の教諭をしているスヒョクには秘密がある。彼の妻は毎夜、別の人間に変わってしまうのだ。このことが村中に知れ渡ると、村人は彼らの家に檻を取り付けてしまう。そしてある日、スヒョクの家に火が上がり、夫婦は焼死する。ひとりの刑事が調査の為に村を訪れると、宴会に招待され酒を飲み意識を失う。刑事はスヒョクの家で目を覚ますが、自分がスヒョクになっていることに気づき――。
1895年、キム・チャンスは王妃暗殺に加担したとされる日本人を殺害し逮捕される。死刑宣告を受けるチャンスだったが、収容者のほとんどが身に覚えのない罪で服役していることを知り、彼らの免罪を晴らすために読み書きを教えることに。ある日、キムと仲間たちは巨大な鉄道建設作業所に送られることに。そしてそこでは、想像を絶する試練が待ち受けているのだった――。
美貌のジュエリー・デザイナー、ヴィクトリアは、裕福で謎めいた男と出会い、恋に落ちる。彼の愛とセックスの虜になったヴィクトリアは、幸せに包まれていたが、それは彼の理想とする官能の序章にすぎなかった。苦痛か?快楽か?あらゆるタブーを超越し、究極の快楽を追い求める男と女。たとえ愛を犠牲にしても男が求めるものを女は応えようとした。たとえ自らが崩壊しても。禁断の領域に踏み込んだ女性が最後に選ぶものは…。
自分の意志で修道女になったシスター・クララらがいる修道院では毎日、修道女たちが質素に暮らしているように見えたが、彼女たちはそれぞれの方法で大胆に人生を楽しんでいた。歌って踊る面々がいる一方、外から男性を招いて肉体関係を持つ者もいた。年長の真面目な院長は彼女たちのことを心配するが、一部の修道女は信仰と快楽は矛盾しないと開き直る始末。やがて院長が突然、亡くなる事態が起き、修道女たちは激しく混乱し……。
若い女性ジャンナは周囲に反対されながら警官になりたいと熱望してポリスアカデミーに入学したが、おっちょこちょいなので成績は悪い。そこで有力なコネを使い、卒業試験に合格することに成功。意気揚々のジャンナはある行方不明者を捜すために関係者を捕まえるべく、街で売春婦に化けて潜入捜査に挑む。署長らいい加減な同僚たちに囲まれ、捜査はなかなか進展しないものの、意外なきっかけから悪党に近づくことに成功するが……。
地方検事事務所に勤めるクリスと結婚したマリッサ。音楽活動を続けながらも愛する人と結婚し、セレブ妻となった彼女は幸せを感じていた。しかし1年後、クリストとの仲は表面的にいいものの、価値観の異なる義母からの要求や言動に、マリッサはストレスを溜め続けていた。加えて彼女には、次の検事に立候補するほど清廉潔白な夫にはなかなか言い出せない秘密、“お仕置きされたい”という異常な性癖があった。ある日、作曲のために公園に来ていたマリッサは欲望に駆られ、持っていたタブレットで淫らな動画を閲覧。そんなマリッサの姿を背後から見ていた男スレイドがいた。その視線に気づいたマリッサが振り向くと、彼は優しく微笑み去っていき…。
ハーバートウエスト中学&高等学校の女性教師ホームズが何者かに殺害された。しかし学校側は離任と発表し、代わって若き男性ミドルトンが赴任してきた。初めての校内を歩く彼は、そこでサラという7歳の不気味な少女と出会う。この学校には、10歳以下の子どもたちを集めた特殊クラスが設けられていた。しかし、そのクラスの生徒たちは皆、何か不思議な能力を持っているようで、ふと教室の中を覗いたミドルトンは、サラの視線に気づいた瞬間、鼻血を出してしまう。一方、前の学校でトラウマを負い、心の傷を抱えているミドルトンは、転校してきてまもない不良学生ジョージーが何者かに傷つけられておびえているのを察知するのだが…。
海兵隊員のクリス・モンタノはFBI捜査官を名乗る2人組から妻の裏の顔を知らされる。サンフランシスコに出張しているはずの妻のサラが実はメキシコのカルテルのメンバーで人身売買に手を染めているというのだ。驚くクリスにさらに別の連絡が入る。ジェームズ・モンゴメリという実業家は裏で人身売買を手がけ、サラを拉致したと言う。解放する条件は6時間で6人殺すこと。標的はいずれも組織と関わりのある悪党だった。やむなく引き受けたクリスは娘のマヤを自身の母親に預けるが、FBIをかたっていた男たちに母親は殺されマヤは拉致される。FBIを名乗った2人はジェームズと手を組み、サラの拉致をでっち上げていたのだが、マヤを拉致されたクリスは従うしかない。そんなクリスに協力したのはメキシコ人の兄弟ウーゴとロマン。2人はジェームズにさらわれた妹を捜すためにジェームズのもとで働いていたのだ。その結果、標的を倒す中でウーゴたちは妹との再会を果たす。
インターポール捜査官のラッセル・ハッチが、ある事件の捜査のために渡米し、スーミンという韓国系米国人の女性と恋に落ちる。スーミンの家族は韓国系暴力団で、彼女には13歳の息子ジェイデンがいた。家族の事件に巻き込まれたスーミンはジェイデンの身を守るために、事件についての情報をハッチに提供する。そして、自身に危険が及んだ場合はジェイデンを守るよう、ハッチに懇願するのだった。やがて、スーミンは何者かに殺され遺体として発見される。それから2年後。捜査官を辞めたハッチは、愛するスーミンを失い、酒に溺れる日々を過ごしていた。彼にとっての生きがいは、スーミンと交わした約束を守ること。スーミンの息子ジェイデンが暴力沙汰や犯罪に巻き込まれないよう、放課後、ジェイデンの学校へ出向き、毎日のように家へと送っていた。そんなある日、麻薬取締局の捜査官イェイツがハッチの元を訪れる。ある麻薬事件の解決のために、ハッチに協力を求めるためだった。
人生最期となった2018年夏のヨーロッパ・ツアーに密着。体調が万全でない中、ステージで命を燃やすようにトランペットを演奏する壮絶な姿が克明に描かれている。また、ロイ自身の口からだけでなく、彼と親しかった数々の音楽仲間たちの貴重な証言が綴られる。49歳で急逝した天才トランペッターが、命の限りに音楽に情熱を注ぐ姿をとらえた、心震わす傑作ドキュメンタリー。
夫と娘がいる魅力的な女性デルフィーナ。会社を経営していて経済的にも余裕のある生活を送っているデルフィーナは、親しい友人の紹介で、アラブ系の実業家カミルと知り合う。ふたりはすぐに意気投合し、不倫関係が始まる。夫とは全く違った魅力を持つ大富豪のカミルに身も心も染まっていくデルフィーナは、彼に見合う女性になろうと、性的な要求に応えていき・・・
凪(ナギ)は大阪で契約社員として働いている。はじめての有給休暇前日に1年間付き合ってきた彼氏に振られる。怪談したり、ライブ行ったり、ゲートボールしたり、昔好きだった人に再会したり、大喧嘩したり。凪のメランコリックな有給休暇は過ぎていく
ダニは小学校からの友人ケイトに誘われ、心身をリフレッシュする旅行のため郊外の森を訪れる。しかし、ケイトはダニに内緒で同じ学校に通っていたエレーナとモーガンも誘っていた。旅行のメンバーにエレーナが入っていたことに激しく嫌悪感を露わにするダニ。ダニとエレーナは4年前のある出来事によって絶縁しており、今回の旅行は2人の仲直りのためにケイトによって計画されたサプライズ旅行だった。そんなケイトの願いを聞き入れ、ダニは旅行の継続にしぶしぶ同意。やがて森の中にひっそりと佇む館に到着した一行を、館のホストであるフランシーヌが出迎える。夜になりキャンプファイヤーを囲む4人に、フランシーヌはこの森に伝わる悲しい伝説を語り始める。
小さな町フールズゴールドで親友とブライダルショップを営んでいるマディ。クリスマスシーズンで町が賑わう中、店にやって来たジンジャーとオリバーのカップルから「イブに挙式をしたい」と言われたマディは、ウェディングプランナーとして2人の式を手伝うことに。そんな時、ジンジャーの兄が現れた。彼は誰もが知る映画俳優のジョニー。両親を亡くして以来、妹の親代わりだというジョニーは、妹の挙式のために仕事も休んで町に滞在し、何かと口を挟んできていた。厄介だがフランクな人柄のジョニーに、マディだけではなく、両親や町の人たちも彼を歓迎していた。そんなジョニーにマディも次第と惹かれていくが、挙式が終わればLAに戻ってしまうという彼との恋愛関係に踏み出す勇気が持てずにいて…。
オレゴン州バレンタインにある園芸店“グレート・アメリカン・ガーデンストア”でマネジャーを務めるジャックは勤続8年目。オーナーのデブラに、助手のロンと共に彼が犯したミスを報告していたところ、新しく上司となるオーナーの娘キャサリンを紹介される。彼女から行き届かないところを指摘され、ジャックは彼女が赴任した初日から残業することに。さらにはロンが60箱を600箱と発注し、バレンタインデー向けの生花が大量に届いてしまう事態が発生する。ロンがクビになることを懸念したジャックはキャサリンにロンの解雇を踏み止まるよう説得。キャサリンはミスをチャンスに変えようと、6日後に迫ったバレンタインデーに合わせたガーデン・コンテストの開催を決めるのだが…。
保険外交員として働く美保は、6年間一緒に暮らしている裕也との生活に居心地の良さを感じながらも、このままでいいのかと自問していた。バンドが解散したあと、裕也はすっかり音楽から遠ざかってしまい、最近は街中で様々な音を録音することに凝っている。美保の職場の後輩はなかなか独り立ちせず、美保を頼るばかり。そのせいで上司からねちねちと嫌味を言われている。疲れて帰宅した美保は、裕也がしきりにスマホをいじっているが気になり、スマホを見せろと凄む。裕也のバイトの後輩・朱里と親しげなLINEのやりとりをみた美保は、感情的になり裕也を家から追い出す。行き場を失った裕也は朱里の部屋に転がり込み、美保は職場の後輩から突然呼び出される。2人は、別々の夜を過ごすことになり・・・。
自身が率いる部隊を全滅させかけてしまった山姥切国広は、自らの申し出により近侍を辞すことに。主である審神者より新たな近侍へと任命されたへし切長谷部。ただへし切長谷部はそのことに納得できずにいる。審神者より出陣を命じられたへし切長谷部は山姥切国広を部隊に加えてもらうよう懇願し、鶴丸国永、燭台切光忠、同田貫正国、大倶利伽羅らとともに「備中高松城の戦い」へと出陣する。黒田官兵衛を擁する羽柴秀吉らは備中高松城へ水攻めを行おうと堤防を築いている。時同じくして、本能寺では明智軍が信長の首を探している―。廻り逢い、交差する物語の中で、果たして彼らは答えを見つけ出すことができるのか。これは受け継がれ、繰り返される、近侍の物語―。
1979年10月26日、独裁者とも言われた大韓民国大統領が、自らの側近に暗殺された。国中に衝撃が走るとともに、民主化を期待する国民の声は日に日に高まってゆく。しかし、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官(ファン・ジョンミン)は、陸軍内の秘密組織“ハナ会”の将校たちを率い、新たな独裁者として君臨すべく、同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシン(チョン・ウソン)は、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況の中、自らの軍人としての信念に基づき“反逆者”チョン・ドゥグァンの暴走を食い止めるべく立ち上がる。
14歳の隼人は、母親と一緒に東京から香川県坂出市に引っ越して来たばかり。ここでは親子水入らずでのんびり暮らせるかと思いきや、またしても母親が知らない男性と親しげに話しているのを見た彼は、自転車でその場を後にする。そのまま灯台の下に立つ小屋で一晩を過ごした隼人は、翌朝謎めいた少年・瑞輝に出くわし……。
台湾と琉球列島の間には、世界最大級の海流・黒潮が流れる。3万年以上前、祖先たちはそこをどうやって越えたのか?使われた可能性があるのは、数種類の舟。研究者と冒険家のチームが、それらを作って海に漕ぎ出し、人類最古段階の航海の謎をさぐる実験がはじまった。度重なる失敗を乗り越え、2019年7月に台湾を出航。男女5人が昼夜を越えて漕ぎ続けた先に見たものは・・・
中国、南北朝時代。男勝りで勝気な女性、ホア・ムーランが暮らしている魏の国。その地は、貪欲で残忍な柔然軍の侵攻に脅かされていた。魏の将軍は、国を守るため、ついに徴兵令を下す。これにより、高齢で病弱なムーランの父、ホア・フーが出征を余儀なくされる。父が戦場に赴くことを心配したムーランは、家族には告げず、夜中にこっそりと家を抜け出し、父のかわりに男装の戦士として従軍するのだった。女であることが明るみにでれば、重い刑が科せられることも厭わず、鎧に身を包んだ勇敢な兵士として戦場を駆けるムーラン。やがて、何万もの敵国の兵による容赦ない攻撃に耐えきれず、一人、また一人と仲間を失い、壊滅的な状態に追い詰められていく。父の代わりに出征を決意したムーランだったが、心には、国で待つ民の平穏と国を守るという強い信念が芽生えていた。たとえ一人になっても、命を賭けて柔然軍と戦うことを決意したムーランは、食料も絶えた中、生き残った少数の仲間とともに柔然軍が迫る国境に留まるのだった。
本作は、シド・ヴィシャスと恋人ナンシー・スパンゲンの壮絶に散った短い生涯に迫ったドキュメンタリー。幼少期から出逢い、そして衝撃的な最期まで、初公開となる数々の映像や写真、親交を持ったアーティスト達の証言によって、二人の破壊的な生きざまが綴られる。誰一人引き離すことの出来なかったシドとナンシーの関係は1978年、二人が住んでいたニューヨーク・チェルシーホテルの100号室でナンシーの死体が発見され、シドが容疑者として逮捕される、という悲劇的な最後を迎えた。未だ謎の多いこの事件について、その直前まで一緒に過ごした友人や目撃者を通じその真相にも切り込んでいく。
広大な草原を走る貨物列車の鉄道運転士ヌルラン。定年退職を控える彼の列車は、線路上にテーブルを置いてお茶を飲む男性たち、洗濯物を干す女性たちが日常をすごす住宅街も通り抜ける。ついに最後の日。運転を終えると、列車に美しく青いブラジャーが引っかかっていた。「このブラは誰のもの?」 持ち主を探すことを決意したヌルランは、線路沿いの家を次々と訪ね歩く。訪れた先には、様々な事情を抱えた女性たちがいて…。
民間軍事会社<PMC>の傭兵として作戦成功率100%を誇る隊長エイハブは、依頼主であるCIAの策謀や仲間の裏切りによって孤立し、バンカー<地下要塞>内で絶体絶命の窮地に陥る。、国家間の政治的な駆け引きが加速し、ついにはアメリカ、北朝鮮、韓国、中国の陰謀が究極の死闘へと発展していく―。エイハブは敵同士である北朝鮮のエリート医師ユンと手を組み、無謀な作戦に打って出る。いま、究極のサバイバルが始まる!
好景気が続くと国民の多くが信じていた1997年、韓国銀行のハンは通貨危機を予測するが、「国家破産」まで残された時間はたった7日間。同じ頃、危機を察知した金融コンサルタントのユンは、一世一代の大勝負に出る。IMF(国際通貨基金)へ金融支援の要請を決定した政府は、過酷な交渉へ突入する。国家は、そして国民は生き残ることが出来るのか―!?
柔道館の館長ジャンス(マ・ドンソク)は、病気の娘の手術費を稼ぐため仕事をかけ持ちする日々。若き熱血警官テジン(キム・ヨングァン)から、まるで容疑者のように職務質問されて以来、二人は犬猿の仲だった。そんな折、テジンが謎の男たちに襲われ、ジャンスも巻き込まれて負傷。昏睡状態に陥ったテジンは幽体離脱して現世をさまよい、その姿が見えるのはジャンスだけという事態に...。暗殺者に執拗に追われた二人は、人間とゴーストによる前代未聞のバディとして合同捜査に乗り出すことになった──!!
交渉人ハ・チェユンは、交渉中に人質と犯人の両方を死なせてしまう。それから10日後、責任を感じ辞表を提出しようとしたチェユンのもとに応援要請が入る。ミン・テグと名乗る人物が、タイ・バンコクで危機交渉班のチーム長と記者を拉致し、チェユンを交渉相手に指名したのだ。残忍な人質ショーを繰り広げ、拉致の動機、要求も不明のテグに対し、今度こそ人質の命を救おうと後に引けないチェユン。特殊部隊の救出まで残り14時間。果たして交渉の行方は―!?
わずかな物音や気配を察知し人間を襲う謎の怪物によって荒廃した世界。アリゲールは深い森の中で父と兄、妹の4人で暮らしていた。病気がちな妹を看病する彼は、父親の言いつけで生まれてから一度も家から出たことがなく、外の世界に憧れを抱きながらも、大きな唸り声をあげて家の周りに群れる怪物に怯える日々を送っていた。ある日、食料の調達へと向かった父と兄。しかし、帰ってきたのは父のみだった。「“あれ”にさらわれた…。兄は死んだんだ。」父の言葉を信じようとしないアリゲールは、自ら外に出て兄を探すことを決意。密かにガスマスクを装着し家の外へ踏み出すが、憧れていたはずの「外の世界」は、思いもよらぬ恐怖に満ちていた…。
「ラーメンほど熱狂的な信者のいる食べものはない。そのラーメンバカたちを魅了するには、作り手もそれ以上のラーメンバカ(=ヘッズ)じゃないといけない」と語るのが、業界最高権威TRY大賞4連覇のキング・オブ・ラーメン富田治だ。 ラーメン日本一の秘密を探るべく撮影を始めると、富田は惜しげもなくラーメン作りの詳細を見せてくれた。揺るぎない自信を伴う異常なまでのスープと麺へのこだわり、そして具材へのきめ細やかな配慮が一つ一つ具体的に明らかになる。 そんな富田が、店の10周年を迎えるにあたって特別なイベントを企画した。 神奈川ナンバー1の呼び声高い「らぁ麺屋 飯田商店」の飯田将太と、ミシュランガイドでラーメン屋として初めて星を獲得した「Japanese Soba Noodles 蔦」の大西祐貴とのコラボ。 まさに、ラーメン界の“ビッグ3”の揃い踏みだ。1日限定200杯の夢のラーメン。 3人はそれぞれが個性をぶつけ、一杯のラーメンを試行錯誤しながら作っていく。富田は絶対王者らしく、2人の良いところを取り入れながら、至高のラーメンを仕上げた。 当日朝7時に配られる整理券を獲得するために並ぶ人、人、人…。翌朝、松戸の小さな店の厨房に3人のカリスマが並んだ。 果たしてどんなラーメンが出来上がるのか…。日本一のラーメン屋と称される「中華蕎麦 とみ田」と店に集まる熱狂的なお客さんたちの姿を、1年3か月にわたり長期取材。 日本ラーメン界の象徴ともいえる7人の個性的なラーメン店主たちの活動も交え、知られざるラーメンの進化の歴史をひもときながら、作り手も客もヘッズすぎる現代日本のラーメン文化を鮮烈に描き出す。
1945年4月、デンマークの市民大学。学長ヤコブが、現地のドイツ軍司令官から思いがけない命令を下される。ドイツから押し寄せてくる大勢の難民を学校に受け入れろというのだ。想定をはるかに超えた500人以上の難民を体育館に収容したヤコブは、すぐさま重大な問題に直面する。それは多くの子供を含む難民が飢えに苦しみ、感染症の蔓延によって次々と命を落としていくという、あまりにも残酷な現実。難民の苦境を見かねたヤコブと妻のリスは救いの手を差しのべるが、それは同胞たちから裏切り者の烙印を押されかねない振る舞いだった。そして12歳の息子もドイツ難民の女の子と交流を持ちつつあったが彼女は感染症にかかってしまう。友達を救うべきか、祖国に従うべきか、家族は決断を迫られる。
新人モデルのアルビナは、ある晩友人と立ち寄ったクラブで、カメラマンのローレンスと出会う。長年の恋人ウェンデルと別れたばかりで、恋に消極的なアルビナだったが、ローレンスの柔らかい雰囲気に惹かれ、二人は程なくして付き合い始める。仕事では、人気ブランドのモデルオーディションに見事合格、ブランドディレクターのグレッグから寵愛を受け、新人ながらセンターポジションを獲得する。公私ともに順調だったある晩、自宅の物置小屋で見覚えのないネックレスを見つける。その日を境に、幻聴や幻覚と共に、身に覚えのないセックスの痕跡がアルビナの身体を蝕み始め…。
捕虜となったコメディアンの一団は残酷な試練に直面します。もし皆を笑わせることができなければ、彼らは処刑されるでしょう。
初七日の夜、死者の魂は家に戻って来る―。優しかった祖父を最後に見送るため、疎遠にしていた実家に戻ったチュンファとその娘チンシェン。年月が経っても冷たく無礼な父、嫌味の絶えない姉、おどおどとした義兄、どこかよそよそしい母…。失望しきりのチュンファだが、叔父の助けもあり、気丈に初七日まで過ごそうと決意する。しかし、彼女の意思に反して、不気味な悪夢が彼女を襲うようになる。奇妙な物音にはじまる、家にはびこる怪異に慄くチュンファだが、チンシェンにも同じ症状が現れたことを知る。疲弊した彼女たちは、想像を絶するさらなる恐怖に巻き込まれていく…。
大手製薬会社アドジックス・ケミカルズのCEOジェイクが殺害された。その後も、様々な製薬会社の役員や薬物の売人が次々と銃殺される事件が発生。彼らに共通するのは薬物に関わっていること、さらに6発の銃弾が撃ち込まれて殺害されていたことから、マスコミは正体不明の犯人を”6発銃撃犯”と呼び報道を始める。一方、薬物の乱用や依存の問題について取り扱うネットラジオ番組を運営するビルは、自身も愛する娘を薬物の過剰摂取で亡くしていたことから、同じように愛する人を薬物で亡くしたリスナーの悩みや苦しみを聞き、その悲しみを共有していた。そんな中、ビルは1つのネット記事に注目する。それは自身の主治医トムが、メディケア詐欺で逮捕されたという報道だった。
1976年の南アフリカ。裕福な家の出身であるアンドレ・スタンダーは、美しい女性ベッキーと結婚したばかりのエリート警官で、幸せの絶頂にあった。当時の南アフリカは、アパルトヘイト政策による白人至上主義の世界。そんな中、ソウェト蜂起が勃発、暴動を収める任務に向かったアンドレは、武装していない黒人青年を撃ち殺してしまう。それが大きなトラウマとなり、衝動的に銀行強盗を犯してしまった彼は逮捕され、32年の服役に処せられる。刑務所暮らしでリーとアランに出会ったアンドレは、彼らと脱獄、3人は次々と銀行強盗を起こし、“スタンダー・ギャング”と呼ばれるまでに。そんな彼らは世間を騒がすようになり、警察は何とか逮捕しようとするが…。
台湾トップの経済人で台湾独立の支援者である蔡会長の令嬢が、日本最大のチャイニーズマフィアのボス、紅龍(ホンロン)に古都京都で誘拐された。その令嬢の奪還に10億円の懸賞金が懸けられる。大金目当てに、裏社会の人間達が複雑に絡み合い、騙し合い、殺し合う怒涛の争奪戦!
かつて愛したホスト・隼人(水上恒司)を刺し殺そうとした沙苗(橋本愛)は、数年の服役後、お見合いで出会った健太(仲野太賀)と結婚する。平穏な結婚生活が始まったと思っていた矢先、謎めいた隣人の女・足立(木竜麻生)が現れる。気さくな足立に心を許しかけていた時、明かされる秘密。そして全てを捧げた隼人の影に翻弄される沙苗。普通の生活へ引き戻してくれる健太の温もりを受け取りながらも、隼人への燃え上がるような想いを抱き続ける沙苗がたどり着いた、“愛し方”の結末とは――。