バーのオーナーを市長にまで押し上げた、敏腕イメージコンサルタントのサバンナ。今後は自身が求める仕事である、動画配信を主な仕事として考えていた。しかし資金のことも考えて、当面はコンサルの仕事も副業として継続していた。そんな時、人気ラジオ番組司会者パトリックのリブランディングを依頼されるサバンナ。面接のため娘のエリーとラジオ局を訪れた2人は、待機中に収録ブースでラジオ番組の真似事を始めるが、知らないうちにオンエアのスイッチを押してしまっていた。放送中の異変に気づいたパトリックにより、番組は無事に終了するが面接は失敗、あり得ない失態に落ち込むことに。しかし番組の視聴者からの反響は大きく、番組のテコ入れを模索していたラジオ局の上層部によって、パトリックとの共同司会者候補に推される。
ファーミカル製薬の顧問弁護士を務めるアンソニーは、医薬品業界で最大規模となるトラクシル製薬との合併に伴う買収交渉の会議に出席しなければならなかった。会議当日の朝、妻ソフィアからの“一緒に過ごす時間がない”という愚痴をかわしながら、メールを確認するアンソニー。ところがファーミカル製薬の研究員ゼファート博士のメールを開けたところで、パソコンが動作不良に陥ってしまう。確認を諦め出社したトニーは今日が結婚記念日だったことを思い出し、ソフィアの怒りを鎮めるためサプライズの計画を立てる。秘書のジャネットの協力で会議から抜け出すことに成功したアンソニーだったが、帰宅した家には妻の姿がなく、留守番電話に妻の身代金を要求する誘拐犯からのメッセージが残されていて…。
父を亡くしたソニア、エステル、レアの3姉妹は、遺産相続の為、田舎の生家で共同生活を送ることに。医学部を休学した長女ソニアは、妹達の親代わりとして生活を支えていた。そんなある晩、ソニアは、玄関先に重症の男が倒れているのを発見する。周囲に反乱者が逃亡しているという軍部からの情報もある中、男を見捨てることが出来ない3姉妹は、容態が安定するまで彼を自宅に匿うことに。フェリペと名乗るその男は、次第に回復し3姉妹の生活に溶け込んでゆく。刺激のない田舎暮らしに退屈していた次女のエステルは、悪戯にフェリペを誘惑、2人はソニアとレアに隠れて肉体関係になる。次第にフェリペを心から愛するようになるエステルだったが、そんな想いに反して、フェリペは姉妹の中で最も純粋で物静かな3女のレアに惹かれ始める。優しくて頼もしいフェリペの想いにレアも応え二人は恋人関係に。エステルは強い嫉妬と苛立ちから、フェリペを匿っていることを軍に密告するが、事態は思わぬ方向に転がってゆくー。
コウ・チャンは、ギャングのボスのケントに育てられ、幼い頃から賭博の教育をほどこされてきた。やがて、博徒としての才能を開花させたチャンは、ギャンブラーの大会である前世界賭神位決定戦に出場することになる。ところがチャンのもとに、ボスから大会で負けるようにという指令が突然入る。
天才勝負師のコウは、あらゆる賭け事で不敗神話を打ち立て、“賭神”(ゴッド・ギャンブラー)と恐れられた。だが、ある晩、ふとしたことで崖から落ちて記憶を失ってしまい、10歳児の思考になってしまう。彼を助けた借金まみれのカップルは、少年のようなコウにギャンブルの才能があることに驚き、大儲けをたくらもうとするが…。
北京で貴重な恐竜の化石が謎の男に盗まれた。この事態に人民警察司令官は、包丁使いだけは達者な、元スパイのチャイを呼び出す。実は司令官こそが黒幕でこのプランの目的はスパイ活動の撹乱にあった。チャイは彼の抹殺任務を受けた女スパイ、カムとスパイ活動をはじめたが、カムは彼の抹殺に失敗したばかりか、彼に恋してしまう。しびれをきらせた司令官は彼を殺そうとするが、チャイが神技の包丁使いで応戦する!
急逝したガブリエルの死を悲しむ父ホルヘ。最愛の息子の死に納得できない彼は、ガブリエルのSNSを調べ、通話履歴からセバスチアンという男とのビデオ通話を試みる。息子との関係を尋ねるホルヘに、セバスチアンは元恋人だと告げる。息子がゲイだという衝撃の事実に動揺した彼は、ガブリエルの死を知り悲しむセバスチアンを激しく罵倒してしまう。2週間後、セバスチアンに言われた言葉が気になり眠れなくなったホルヘは、息子の本当の姿を知るべく、ボリビアを離れニューヨークのセバスチアンの家を訪れる。アポイントもなしにセバスチアンの家を訪れたホルヘは、再び激しい口調で詰問するが、興奮のあまりその場で昏倒してしまう。
シングルマザーのオードリーは、娘シャイアンを育てるため必死に働いていたが、困窮に陥り家からの立ち退きを求められていた。そんな時、オードリーに亡くなった祖父からの遺産を相続する権利が与えられる。貧困から抜け出せることを期待し安堵するも、実は彼女の知らないところで、祖父が保有していたという水利権を奪う企みが進行していた。遺言書の開示まで1週間と聞いたオードリーは、シャイアンと共に祖父が住んでいた家を訪れる。しかし庭の片隅に積まれた木材の影に潜む男の姿に気づくのだった。急いで逃げようとするオードリー親子に銃を突きつけた男たちは、水利権を移譲する書類にサインをするよう脅す。
アメリカの田舎町。川沿いにある家族経営のレストラン“ワニ小屋”は、地元住民や観光客で大繁盛。そんなある朝、迷惑常連客の変死体がレストランの川縁から発見された。保安官は、レストランが管理していたワニが逃げ出し男は襲われたと見て、ボウチャード一家の兄ジェイソンを殺人容疑にかけることに。しかし店を切り盛りする妹のレイチェルは、前夜に目撃した巨大なサメの背びれを思い出し、男はサメに喰い殺されたと確信。兄の疑惑を晴らすべくサメの行方を追うレイチェルだったが、男子大学生の誘いに乗った妹のクリスタルが、ワニ祭りの近くの川へ行ったことを知り、危機感を覚える。
ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後。マフィアも恐れる“怪物刑事”マ・ソクト(マ・ドンソク)は、ソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を捜査していた。捜査を進めるうち事件の背後に新種の合成麻薬と、日本のヤクザが関わっているという情報を掴む。一方、麻薬を盗んだ組織員たちを処理するため、極悪非道な“ヤクザの解決屋”リキ(青木崇高)が、一条親分(國村隼)の指示のもと密かにソウルへ送りこまれていた。さらに消えた麻薬の奪取を目論む“汚職刑事”チュ・ソンチョル(イ・ジュニョク)も加わり、事件は三つ巴の激戦に突入、2人の最強の敵を前にマ・ソクト最大のピンチが訪れる―!
心霊ドキュメンタリーといえば、他の追随を許さない『ほんとにあった!呪いのビデオ』!日本全国でほん呪フリーク増殖中!20周年を記念したオールナイト上映会では、テアトル新宿200席が即日完売!ヴィレッジヴァンガードでコラボグッズ販売!Base Ball Bearの小出祐介氏がラジオでほん呪愛を語るなど、アニバーサリーは大盛りあがり!この勢いは止まらない!25年目に突入し、ますます進化し続ける心霊ドキュメンタリーの金字塔、最新作!一般投稿による心霊映像を集めた人気シリーズ!全国から続々と寄せられている新規投稿も満載!ナレーションは「お分かりいただけるだろうか…」「…とでも、いうのだろうか…」でおなじみの中村義洋監督!衝撃映像の連打にあなたは眠れない!
ホラー映画「笑うチャーリー」の原作者としてカルト人気を得ているサマンサ。当の本人はそれが不満で、続編を望む周りの声を無視して新作のラブストーリーを書き続けていた。しかし、夫の浮気で離婚調停となったことを機に、今まで避けてきた「笑うチャーリー」の続編映画を承諾、原稿執筆のためミシガン州ウォレンの一軒家へと引っ越してきた。ある日、スーパーマーケットで買い物を済ませたサマンサに、松葉づえを突いたディーンという男から、家まで乗せてほしいと乞われる。しかし、見知らぬ人物を車に乗せたくないサマンサは無下に断ってしまう。帰宅したものの買い忘れがあったサマンサが再び車へ向かうと、なぜかその傍らにディーンの遺体が横たわっていて…。
気絶していた博士のジェニファーは、同僚のクーパーに起こされ、自分たちが研究所内の安全室に閉じ込められていることに気づく。緊急警報が鳴り響く部屋には2人の他に、同僚のシモンズ、軍人のカーターが閉じ込められていた。70分以内にこの部屋から出なければ、自爆システムにより部屋が爆破されることを知っていたジェニファーは、部屋からの脱出を試みる。重い扉を開けるパスワードを唯一知っているのはシモンズだけ。しかし彼は未だ意識不明の状態だった。機転を利かせたジェニファーは、シモンズがあらかじめ設置していた仮想専用線で、外部との接触に成功する。しかし国土安全保障省のラングと名乗る男から、この状況はテロリストの襲撃によるものであったことを知らされる。
リドリーは、多くのクライアントたちから絶大な信頼を得ている超一流のボディガード。しかしある時、大統領候補の政府要人と同僚を、国際的暗殺者マックスウェルに殺されるという大失態を犯し、引退を決意。その数年後、元上司に呼び出されたリドリーは、謎の人物から高額報酬の護衛の依頼があると聞かされ、仕事を受ける。しかしその護衛対象者は、自身を引退に追い込んだ張本人マックスウェルだった。顔を見るなり激高し殴りかかるリドリーだったが、スペインのアメリカ大使館に自首してきたマクスウェルが、依頼主や仕事内容を証言するということで、共に護衛していたFBIたちに制止されてしまう。冷静さを取り戻したリドリーは、マクスウェルが帰国し出廷する3日後まで護衛することになるのだが、そんな彼の命を新たな暗殺者が狙っていて…。
銭湯の女主人・かなえは、夫・悟が突然失踪し途方に暮れる。なんとか銭湯を再開すると、堀と名乗る謎の男が「働きたい」とやってきて、住み込みで働くことになり、二人の不思議な共同生活が始まる。一方、友人・菅野に紹介された胡散臭い探偵・山崎と悟の行方を探すことになったかなえは、夫の知られざる事実を次々と知ることに。悟、堀、そして、かなえ自身も心の底に沈めていた想いが、徐々に浮かび上がってくる-。
報道記者のスンジュは、姪の突然の死に疑問を抱く。というのも、姪と3人の友人たちは、旅行から戻った後、まったく同じ瞬間に心臓発作で死亡していたからだ。姪の検死を担当した病理医チェ・ヨルも、彼らの死に対するスンジュの不気味な感情を共有していた。子供の足取りを追っていたスンジュは、一行が泊まったマンションでラベルのないビデオテープを見つける・・・。
5人の女性を殺害した後、遺体に絵を描くなど猟奇的な行為をした犯人チョ・ミョングが6回目の犯行現場で警察に検挙される。派手なヘアカラーと予想できない突出行動で有名な熱血女検事オ・ヒョンジュはミョングの有罪を確信し、事件を担当すると志願する。果たしてミョングが精神病を認められ無罪判決を受けるか有罪判決を受けるか、犯人に対する世論の熱い関心と死刑を要求する声が高い中、ヒョンジュの大学同窓でありかつての恋人だった尹炳斗(ユン・ビョンドゥ)が国選弁護を志願することになる・・・。
生まれてこのかた一度も父親に会ったことがないヒョンス。母親は有名な整形外科医でもあり、ヒョンスの周りには母親から美容整形を受けたいと願う少女たちがあふれる。しかし、母親から顔の整形手術を受けた友人たちが、顔を切り取って謎の自殺を始めると、彼女の幸せは終わりを告げる。また、母親と二人きりで暮らす家に、誰かがいるような気がし始める。ある日、彼女は隠された地下室を発見し、そこで過去の秘密を知ることになる。
数百億ウォンに達する組織のダイアモンドを持って高飛びしたソクテは,交通事故のため美しくて平和なシシルリ(時失里)に不時着する。村の人々の歓待に心を奪われたソクテは,シシルリで一夜を明かすことにする。ところがダイアモンドを確認しようと入った化粧室で足を滑らせ頭を打って気を失ったソクテを見た住民たちは,ソクテが死んだと考え,殺人寃罪をこうむるのが恐ろしくて,ソクテを壁に塗り込めることを決議する。
小説家のユンヒは、新しい物語を必死に探していた。そんなとき、ベトナムにいる友人ソヨンから、「ムイ」の肖像画にまつわる伝説について、とても魅力的な話を聞く。長年の恨みから、ユンヒはソヨンに会うためにベトナムに行くことをためらう。しかし、ソヨンがしきりに送ってくる肖像画の資料に魅せられたユンヒは、100年にわたる肖像画の伝説を解き明かすためにベトナムへ向かう・・・。
ベテラン刑事のソヨンと新米相棒のヒョンギは、ある殺人事件に遭遇する。ヒョンギがふざけてソヨンの気を引いている間に、ソヨンはこの事件に何か問題があることを察知する。そして、今回の事件が10年前の少女の不可解な死と関係していることを知る。この頃からソヨンは、少女が現れる悪夢に悩まされるようになる・・・。
恋に幻想を抱く女子高生の赤い糸追走劇!!とある田舎町。放課後、神社に先輩を呼び出しラブレターを渡そうとする女の子。手紙を取り出そうとしたら突如、左手に赤い糸が出現。先輩そっちのけで赤い糸を追うことに。道中、色々なことが起こるが、意外な結末が女の子を襲う。
「捧げる」ことで人生が転落していく人間模様 29歳漫画家志望のナツオはアシスタントをしながらデビューを目指している。しかし、筆が進まず悶々とした日々を送る。唯一の趣味は近所のコンビニに通い、店員ハルに接客をしてもらうことだった。ひょんなことからハルと知り合えたナツオはハルの応援を得てデビューに向けて頑張るようになる。ナツオの作品が入選し、自信を付けたナツオはハルに告白することを決意する。しかし、ハルはナツオの前から姿を消してしまった。ハルはギャンブル狂の父親のためアルバイトで家計を支えている。しかし、父親の借金が原因でハルは風俗に身をやつす。偶然ハルと再会したナツオは事情を知り、何とかしてやりたいと考える。ちょうどその頃、売れない漫才師東田と南はコンビニ強盗を計画している。ハルの借金返済の為、職も家も失ったナツオはその計画を耳にし、先に実行してしまう。罪を犯したナツオはハルに一緒に遠くへ逃げようと持ちかける。
夫婦である西村さやか(30)と西村亮介(30)は、間もなく結婚して3年を迎えようとしていた。さやかは東京で会社員として働いていたが、亮介は1年前より家業である茶農家を継ぐために京都の南山城村に戻っており、二人が別居するようになって1年の時が過ぎていた。これから先の生活についてどうすべきか悩んでいたところ、さやかに大きなプロジェクトを任せたいという話が出る。引き受ければ大きなキャリアアップにつながる話であったが、それは同時に別居生活がこの先も長期に渡り続くことを意味していた。引き受けるべきかどうか悩むさやか。意を決して、休暇を取りしばらく村に滞在してみることを決める。
腕ききのネオン職人だった夫ビルが亡くなった。古き佳き時代のガラス管のネオンを愛した夫。妻メイヒョンは後悔していた。かつてSARSが香港を襲ったとき、夫にネオンの仕事を廃業させたことを。ある日メイヒョンは、「ビルのネオン工房」と書かれた鍵を見つける。もう10年前に廃業したはずなのに。昔の工房へ行ってみると、そこには見知らぬ青年がいた。名前はレオ、夫の弟子だという。ビルの死を伝え、工房を閉めると告げるメイヒョン。レオは、師匠にはやり残したネオンがある、それを完成させるまでやろうと説得する。メイヒョンは、夫がやり残したネオンを探しだし、完成させることを決意する。ネオン作りの修行を始めるメイヒョン。一方、ひとり娘からは、香港を離れて海外へ移住すると打ち明けられる。はたして夫の最後のネオンの行方は?
近未来、かつてラテンアメリカと呼ばれた地域。戦争とパンデミックの後、超越的な存在“眼(ジ・アイ)”が世界を支配した。狂信的な女性指導者による全体主義国家が誕生し、高い城壁に囲われた街は抑圧と監視下にあった。若いアルバは壁の外側から薬や水、食料を密輸し、病院や困窮する人々に届ける地下組織のメンバーだが、当局の管理は厳しくなる一方。叔母ルクレはアルバを不法出国させようとするが、仲間を見捨てられないとアルバは拒否。ルクレは仕方なく嘘をつき、アルバを国境越えへ出発させるが、その頃アルバの彼氏アブデルが“眼(ジ・アイ)”の正体を暴き、圧政を転覆させる情報を盗み出すが、当局の取り締まりが更に激化し・・・
フランス人夫婦アントワーヌとオルガはスローライフに夢を抱き、緑豊かな山岳地帯スペイン・ガリシア地方の小さな村に移住する。しかし、ある出来事をきっかけに地元の村人たちと敵対関係が激化していき……。
製薬会社フィンザーでSNSマーケティングを担当するアリスは、不倫相手の同僚との密会後、夫の元へと深夜に家路を急いでいた。道中人里離れたガソリンスタンドに立ち寄ったが店内に従業員の姿はない。仕方なく店を出ようとしたその時、突然どこからか銃弾が飛んできて腕を負傷、スマートフォンも撃ち壊されてしまう。彼女が戻らないのを心配し、店内に入ってきた不倫相手も背後からの狙撃の餌食となり死亡。唯一の外との通信手段となるトランシーバーで、応答した男に助けを求めだが、その男こそが自分の命を弄ぶスナイパーだと分かり、窮地に追い込まれパニックに陥るアリス。なぜ彼女は狙われるのか……?助けを呼ぶ手段もない、逃げ場もない絶体絶命の状況の中、目的の分からない残虐無比なスナイパーとの悪夢のような一夜が幕を開ける…。
アメリカ・カリフォルニア州ベーカーズフィールドで、ヌード姿の女性が目撃される。マスコミの報道が過熱するなか、州知事に呼び出されたエレミヤは、事態収拾のために72時間以内にヌード女性を捕獲することを命じられる。女性を捕まえるために、なぜかミュージシャンとメキシコ人が必要と考えたエレミヤは、ベーカーズフィールドに住むメキシコ人のエドガーたちに接触を図る。女の裸を見たことがないというエドガーたちのために裸の女性を用意したエレミヤだったが、逆にエドガーたちから恨みを買ってしまう。次にエレミヤは女性ミュージシャンのリロイに協力を持ちかけるが、彼女は依頼人がエレミヤだと知ると協力を拒み逃亡するのだった。
1865年、南北戦争真っ只中のアメリカ。南軍の捕虜となっていた北軍のハーディング大尉ら5人の兵士は、気球に乗って敵地から脱走を試みる。しかし気球は天空に開いた奇妙な穴に飲み込まれ、気がつくと見知らぬ孤島に漂着していた。得体の知れない危険な怪物に仲間のトムが犠牲になりながらも、島を探索していたハーディング大尉は、墜落した飛行機から2人の姉妹ジュールズとアビーを救出。話を聞くと、2人は2012年の未来からこの島に迷い込んだという。そしてこの島は、時空の狭間に迷い込んだ者たちの墓場だということが判明する。
大好きだった親友は、“秘密”を残して姿を消した――公募展で大賞に選ばれた「作者・ハウン」という記載だけで応募された絵画。そこに描かれていたのは、高校生のミソだ。ギャラリーの担当者から、ハウンとコンタクトを取りたいと連絡を受けたミソだが、ハウンとは幼い頃に遊んだだけの仲だと語る。ハウンのブログにはミソとの深い関係が綴られているにも関わらず…。ミソとハウンは小学生からの大親友。性格も価値観も育ってきた環境も正反対だが、唯一の共通点は絵を描くのが好きなことだった。ずっと一緒に生きていくと約束する2人だったが、17歳の夏、ハウンに恋人ジヌができたことで少しずつ気持ちがすれ違っていく。そんな中、ミソは済州島を離れてソウルで暮らすことを決意。しかし、ソウルでの暮らしは精神的にも肉体的にも過酷だった。生きていくだけで必死な日々を過ごしていたミソだが、ハウンには絵の勉強をしながら旅をしていると嘘の手紙を送っていた。それから5年が経ち、再会を果たした2人は、釜山旅行に出掛ける。久しぶりに2人で過ごす時間に気持ちが昂るも、価値観の違いによって大喧嘩に。それを機に、疎遠になっていた16年目のある日、ハウンは忽然と姿を消した。2人だけの“秘密”を残して…。
盲目の天才鍼師ギョンスは、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。しかし、ある夜、王の子の死を“目撃”し、恐ろしくも悍ましい真実に直面する。見えない男は、常闇に何を見たのか?追われる身となったギョンスは、制御不能な狂気が迫る中、昼夜に隠された謎を暴くために闇夜を駆ける―絶望までのタイムリミットは、朝日が昇るまで。
日本の国民食「ラーメン」の世界的な熱狂ぶりと、この複雑で繊細な和食麺料理の奥深い魅力とエッセンスを検証しながら、世界のラーメン人気を支えワールドワイドな活躍を見せる中村比呂人(AFURI 代表取締役)と中村栄利(ニューヨーク「NAKAMURA」オーナーシェフ)のカリスマ的な天才兄弟の情熱と熱い生き様に焦点をあてた、ドラマティックでエンターテインメントな、観る者の心と魂を激しく揺さぶる珠玉のドキュメンタリー映画。
とある離島にやってきた、売れない映画俳優のチュー。彼は妻の行方を捜すため、妻と出会ったこの島を訪れた。荒波が押し寄せる島の堤防。カブトガニの面を装着した漁師の集団が怪しげな儀式をしている。漁師たちの守護仏であった町の仏像の頭が消えてしまい、町民たちが捜しているのだ。頭が消えたことで海に出た者は戻ってこなくなってしまい、以来、漁師たちは漁に出ていない。夕暮れ時。宿屋の女主人がチューに声をかける。部屋に落ち着いたチューは、旅の疲れを休めるように目を瞑る。女主人は身の上話を始める。かつて宿を切り盛りしていたのは双子の妹だったが、彼女は8月5日に出て行ってしまったきり戻ってこない。島のダンスホール。妖艶なネオンが輝き、町民たちで店内は賑わっている。タバコをふかす店の女将を遠くから見つめるチュー。停電で客が帰って行き、二人きりになるマネージャーとチュー。女将は5年前、漁に出たきり戻ってこない夫の帰りを待ち続けていた。去の記憶。無機質な部屋に、チューと妻がいる。チューは妻の浮気を疑っている。妻は本業の俳優業に向き合わず写真にのめり込むチューに苛立ちを隠せない。「大人になって現実を見てよ」しかしチューは自分を裏切った妻の言うことに聞く耳を持たない。やがて妻は別れを切り出す…夢と現、過去と現在を彷徨する迷宮に迷い込んだチューの辿り着く先はどこなのか…
大学生の越坂高次は奇妙な夢に悩まされていた。女物の服に着替えたり、スイーツを見てはしゃいだり…それはボヤッとしたものではなく、自分が女子になって体験しているかのように生々しい夢だった。ある日高次の脳裏に、大学受験のイメージがフラッシュバックする。受験生としてキャンパスに向かうが道に迷ってしまい、通りがかった男に訊くのだが…その顔がはっきりしないまま我に返る。数日後大学に行った高次は、受験で関係者以外は校内に入れないことを知り、とぼとぼ引き返す。その時女子高生の枝野凛香が現れ、道を訊ねられる。先日見たのと全く同じシチュエーション。ただし高次が見たのは凛香の側からの光景だった…。
とある地方都市を訪れていた伸山賢兵は、この地を根城とする夜叉一族の娘・あずさと知り合う。実は伸山の正体は、日本政府の秘密警察「特捜密殺員」から、夜叉一族と争っている“殺しの軍団”の異名を持つ武闘派ヤクザ・岩城勇吾率いる岩城組の殲滅を依頼されたフリーの殺し屋であった。
新宿歌舞伎町警察署捜査課の女刑事・北条綾香は、パトロール中にヤクザ相手に銃を撃ち合っていた舘川竜士を現行犯逮捕するが、舘川は闇社会を司る謎の黒幕(フィクサー)『龍帝』から絶大な信頼を受ける“歌舞伎町の顔役”と名高いアウトローであり、即釈放されてしまう。納得がいかない綾香は舘川逮捕のため自ら行動を起こすが…。
2020年4月に東京芸術劇場、5月に近鉄アート館で予定していた“STRAYDOG”Produce公演『路地裏の優しい猫』。4度の延期を経て、2021年4月にCBGKシブゲキ!!でやっと幕を下ろせる!と思った矢先に、3度目の緊急事態宣言が発表され、座組の希望はあっさり潰えた……。そんな中、一人だけ諦めなかった男がいる。演出・森岡利行だ。瞬く間に舵を切り替え、郊外の美術倉庫で、たった一度きりの無観客公演を行うことになった『路地猫』。図面を引きなおす間も無く建てられた舞台セット、仕込まれていく照明や音響。今までずっと肩を並べて来たスタッフ達の献身によって現れた、主人公が生きた昭和の街に、多くの関係者が涙し、胸を打たれた。無観客の客席へ向けた、カーテンコール。「今だからこそ、笑っていなきゃって思うんです」1年半もの間、ヒロイン・ハルコを生き続けた女優・市川美織の笑顔と涙は眩しく、闘い続けた日々を慈しむようでもあった──本映画は、コロナ禍に翻弄された小さな座組の最後の9日間を『路地裏の優しい猫』演出・森岡利行の目線で切り取った、芸術の尊厳を静かに問いかけるドキュメンタリー・ドラマ映画です。
スーパースターのウジンは、恋人を亡くしてから、小さなことでもすべて記憶し続けてしまうようになった。恋人との鮮明な記憶が毎日蘇り、自責の念に苦しんでいたウジンだったがヘスに出会い心に安らぎを感じ始める。一方ヘスは数年前の事故以来、記憶が毎月リセットされて過去のことは忘れてしまうという苦しみの中にいた。やがて衝撃的な過去が明らかになり、ふたりはそれぞれに決意を固める。
愛するセックスドール、アンナとの別れから立ち直れずにいるイット。そんな彼を励まそうと新たなドール、マリアがイットの元へと送りこまれる。そんな中、イットは受診先の病院で医師となった同級生のオーと再会する。アンナとの愛を忘れられないイットに対してきつくあたるオーにはある想いがあった。一方、ご主人様であるイットの満足が得られないマリアは暴走し、ある計画を企てるのだった。
作家セヴリンは、執筆のため滞在中の湖畔のホテルで絶世の美女ワンダと出会った。快楽にふけるワンダの姿を覗き見していたセヴリンは、自らの過去における甘美な思い出にひたる。異常な性癖を自覚するセヴリンは、ワンダを妻とし、目の前で別の男と交わることを強要する。初めは抵抗を感じていたワンダも次第に夫を虐げることに快感を覚えていくのだった…。
本作は、実業家の前澤友作が、過酷な検査やトレーニングを経て宇宙に飛び立つまでの道のりや、国際宇宙ステーション(ISS)での12日間の滞在、そして地球へ帰還した後まで密着したドキュメンタリー映画です。日本の民間人として初となる宇宙旅行に密着し、宇宙にまつわるバックステージを鮮明に詳細に描いた初めての作品となります。
【通常版】世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。西国(ウェスタリス)の情報局対東課<WISE(ワイズ)>の敏腕諜報員エージェントの<黄昏(たそがれ)>ことロイド・フォージャーがいつものように任務に当たっていたところ、進行中の作戦・オペレーション<梟(ストリクス)>の担当を変更する、という指令が。しかし新たな担当に選ばれたのは、無能な男だった――。その頃イーデン校では、優勝者に<星(ステラ)>が授与されると噂の調理実習が実施されることに。少しでもオペレーション<梟(ストリクス)>の進展を示し<WISE(ワイズ)>へ任務継続を交渉する為、ひいては世界平和を守る為、ロイドは審査員長を務める校長の好物である“フリジス地方”の伝統菓子≪メレメレ≫を作ることをアーニャに提案。本場の味を確かめるため、フォージャー家は家族旅行でフリジスへ向かうことに。その一方でヨルは、出発前にロイドと謎の女のやりとりの一部始終を目撃してしまい、仮初めの関係に一抹の不安を覚えながらの家族旅行となってしまう……。そんな家族旅行の途中、列車内でアーニャは怪しげなトランクケースを発見。その中にはなぜかチョコレートが……。不思議に思っていると、トランクケースの持ち主が戻って来てしまい、驚いた拍子にアーニャは誤ってそのチョコレートを飲み込んでしまう。ところが、そのチョコレートには世界平和を揺るがす重大な秘密が隠されていた――!?そしてたたみかけるように、旅先で起こるハプニングの数々!!世界の命運は、またしてもこの仮初めの家族に託されてしまった――。
彼氏の浮気を発見した女。お風呂に入って泣いていると、バスタブのフタを閉められ、バスタブの中に監禁される。やがてフタにはドリルで穴が開けられて・・・。
夫と娘の萌花と3人で中古の一軒家に越してきた萩乃。家庭に恵まれなかった彼女にとって、夢に見た幸せな家庭。しかし、ある日外出中の萩乃に萌花の悲痛な声で助けを求める電話がかかってくる。「ショートケーキとコーラ、買ってきて」慌てて帰宅した萩乃が目にしたのは、荒れ果てた我が家と洋服をずたずたに切り裂かれた萌花、そして萌花に馬乗りになって大きな鋏を握りしめた見知らぬ少女の姿だった。その少女の名前は<ちーちゃん>。かつてこの家に暮らしていたが、ある事件を起こして町を去ったはずだった。彼女の存在が、一見幸せに見えた萩乃たち家族が押し隠そうとしていた「毒」を暴き出し、悪夢のような日々の幕開けを告げる・・・。
ランドリーショップで働くメルディには誰にも言えない秘密があった。それは、客の洗濯物を使った妄想遊び、医者、高校生、バレリーナ、、変身したメルディは、妄想の中で日々性的な欲求を満たしていた。そんなある日、警察官のジェイコブが店にやってくる。セクシーで優しいジェイコブに惹かれるメルディだったが、彼にはセリーヌという美しいモデルの彼女がいた。セリーヌもまた、ランドリーショップの顧客であり、メルディの憧れの女性だった。しかし、彼女が仕事の為にエージェントと肉体関係があることを知ったメルディは、ある計画を思いつく。そんな時、ジェイコブが担当している連続殺人事件の新たな被害者が発見され、、。
ナレーションと音楽を排して食糧の生産現場を見せつけた「いのちの食べかた」や、夜に活動する人々を描いた「眠れぬ夜の仕事図鑑」などを手がけてきたドキュメンタリー作家のニコラス・ゲイハルター監督が、世界70カ所以上におよぶ廃墟の姿を捉えたドキュメンタリー。高度経済成長を支えたマンモス団地をはじめ、かつては人でにぎわったテーマパーク、劇場など、人間の手によって作り出され、利用され、やがて放置されて朽ちていく世界の廃墟の数々を、ナレーションや字幕などによる説明、音楽を排し、人間の姿も一切登場させず、美しい映像とともに切り取っていく。「軍艦島」の呼び名で知られる長崎の端島など、日本の廃墟も映し出される。
ノアは警察の尋問を受けていた。容疑はゴルフ界のスター選手ギリスの殺人。なぜ平凡な大学生の自分がこんな状況に陥っているのか自問するノア。それは数日前に届いたエミュレーション社からの招待状から始まる。その社に出向いたノアは、そこでカイガーと名乗る男から今回の体験プログラムについての説明を受けた。映画を体験ができるというカイガーの説明を訝しく思いながらも了承したノアは、”映画体験”の筋書き通りの行動を始める。ノアは一軒家に忍び込み、そこで裏切り者のCIA諜報員ギリスを始末するという設定のはずだった。しかし、すでにギリスは殺されていた。慌てたノアはエミュレーション社に連絡するのだが…。
刑務所から仮釈放されたパトリックはLAで働き始めるが、前科があるためまともな職に就けない。勤務先では上司にどやされ、恋仲になった同僚女性も前科を知ると去っていき、皿洗いや清掃に明け暮れていた。そんな日々を送るなか、出所した刑務所仲間のドルフから、ある計画を持ちかけられる。それはパトリックが裕福な妻を誘惑し、密会中にドルフが妻を誘拐。その夫にパトリックが連絡し、「誘拐されたのでカネを払って助け出してほしい」と交渉する詐欺だった。その手口で数件のカネを奪うことに成功するも、刑務所に戻りたくないパトリックは辞めたいと告げる。それを許さないドルフは、次を最後にすると約束してカネ持ち妻を探すが、同じ頃、警察もすでに誘拐詐欺事件の捜査に乗り出しており…。
ビニールハウスに暮らすムンジョンの夢は、少年院にいる息子と再び一緒に暮らすこと。引っ越し資金を稼ぐために盲目の老人テガンと、その妻で重い認知症を患うファオクの訪問介護士として働いている。そんなある日、風呂場で突然暴れ出したファオクが、ムンジョンとの揉み合いの最中に床に後頭部を打ちつけ、そのまま息絶えてしまう。ムンジョンは息子との未来を守るため、認知症の自分の母親を連れて来て、ファオクの身代わりに据える。絶望の中で咄嗟に下したこの決断は、さらなる取り返しのつかない悲劇を招き寄せるのだった――。
アラとエドゥは、女優と脚本家として駆け出しだった頃から10年来の関係。明確な関係性を持たず、ふたりはいつも一緒にいる時間を見つけては身体を重ね合っていた。それぞれ別々のパートナーがいるが、セックスをする度にふたりはお互いにとってなくてはならない存在になっていた。ふたりは映画のプレミアで久しぶりに再会し、いつものようにホテルで身体を重ねるが、アラはパートナーからプロポーズされたとエドゥに伝え・・・
混沌、矛盾、葛藤を抱えた「東出昌大」という一人の人間を静かに映し出していく。息苦しくなり、純粋に山を求めた東出。逃げたと言われるかもしれない。でも、そこには呼吸している時間があった。東出と共に、サバイバル登山家・服部文祥や、写真家・石川竜一など山と生命と向き合う男たちの言葉たちが紡がれていく中、MOROHAの音楽が響き、「生命を頂くとは」何か、今、この社会に問いかけてくる。
大手製薬会社オービック社との訴訟を担当する弁護士ソフィーは窮地に追い込まれていた。召喚した証人は証言を翻し、証拠を持っていると断言していたアレンは面談時間に現れず、連絡がつかない状態だったからだ。証人たちの心変わりにオービック社の裏工作を感じながらも、打つ手なしの状況に追い込まれてしまったソフィー。思わず弱音を吐く彼女に、亡き父の親友で共同経営者のブルースは飲みながらの作戦会議を提案する。だが、ブルースから奇妙な電話がかかったきり、彼は約束の場所に現れなかった。心配になったソフィーは警察へ。手掛かりもなく警察署を出たタイミングで、ブルースから再び電話がかかる。それは彼女を振り回す悪夢のような1日の始まりだった。
隠れた名店を紹介・改装して繁盛店に変えることがコンセプトの人気テレビ番組“アビーのレストラン大改装”。次に手がけるお店はテレビ局の意向で、ミネソタ州ミネアポリス郊外にある”ロッコー食堂”に決まる。都会の高級店を扱っていた番組の突然の方針変更にパーソナリティを務めるアビーは戸惑うが、番組存続のため不満を持ちながらも現場へと車を走らせる。道中、羊の群れに行く手を阻まれるアクシデントがあったものの、無事に現場に辿り着いたアビーだったが、ロッコー食堂のオーナーであるトムは、番組撮影が来ることを知らされていなかった。伯母で接客係のマージと彼の娘クレアたちが、くすぶっているトムを見かねて内緒で番組に申し込みをしていたのだった。
大財閥の息子・浜崎に妻を殺された男“マスターマインド”は、復讐だけを誓い生きていた。やがて、彼はひとりの女の命を金で買い、暗殺者へと育て上げるのだった。壮絶な特訓の果てに射撃と格闘術を叩きこまれた女――マユミは、おぞましい快楽を貪る浜崎を討つべく、難攻不落の陸の孤島“The Room”に潜入する。体内に埋めこまれた銃だけを武器に…。
秋子は高校時代の上級生吉岡を慕って、田舎から都内の某大学にやって来た。秋子の目に、華やかなキャンパスは夢のようにも、またハレンチのようにも映る。そこで発見した吉岡の姿は、すでに以前の彼とは似ても似つかぬ軽佻浮薄な出鱈目人間のそれであった。抱き続けた夢は破れ、秋子は田舎に帰る決心をするが、それをひきとめたのは心理学ゼミの教授・平山だった。「恥じらい」の心理を独自な理論で研究している初老の平山は、秋子を格好な研究対象として自説の完成を計る。それは同時に、彼女に対する淡い恋情を禁じ得ない。一方秋子も、平山の紳士的な態度に悪い印象は持たなかった。そんなある日、平山のゼミ生達が平山の老案した「恥ずかし実験」を無断で行ってしまう。ゼミ生達にとってはいかがわしいだけの実験が、たちまちに彼らを官能の渦に巻き込み、教室は愛と淫乱の場と化す。それを発見した平山は怒り狂い、教え子達に見きりをつけて秋子を特別実験室へ連れていく。吉岡への想いを断ち切り、今では平山に好意を抱いている秋子は素直に従い、より大がかりで奇怪な「恥ずかし実験」が繰り広げられる。
舞台はメキシコ・オアハカ州の小さな村。アニマス・トルハーノ(三船敏郎)は貧しい農夫。働き者の女房(C・ドミンゲス)に45人の子供の世話と畑を任せっきり、自分は酒と博打の日々を送る。年に一度の村祭りを取り仕切るマヨルドーモに選ばれるのがこの男の宿願だが、それには、財力はもちろん人望だって欠かせない。アニマスは金を得ようとするが、神頼みがモットーで、女房の残した銀貨を片手に小博打にうつつを抜かす酒びたりの怠け者には、とうてい運は廻ってこなかった。女房の哀願に耳を貸し、珍しく製酒工場で働くアニマスだったが、工場主の息子が自分の娘に手を付けたのを見て、たちまち鍬を持ち出して大立ち回り。町の留置場に送られる。そこでも出獄する受刑者が磁石を拝んでいたら運が向いてきたというのに騙され、磁石と自分の毛布を交換。今まで拝んでいたマリア像を引き吊り降ろして、磁石を拝むアニマスであった。一方、アニマス一家はけなげに働いて金を稼ぐ。しかしその金も、出所したアニマスが持っていってしまう。たまに金を掴むことがあっても、その金は博打か、娼婦カテリーナに巻き上げられるかであった。遂に悪魔に魂を売ったと宣言して、怪しげな黒魔術の儀式を始めるアニマスだったが、結果は飼っていた鶏を騙し取られただけであった。女房の苦労は絶えない。アニマスの娘がつくった赤子を引き取りにやってきた工場主が、慰謝料を受け取れと言ってきた。一生かかっても拝めない大金である。その金でマヨルドーモになろうとするアニマス。司祭は肩書によってアニマスが成長するかどうか変化を見たいと、彼をマヨルドーモに選ぶ。祭りの日、着飾ったアニマス一家が誇らしく町を歩く。しかし金持ちに孫を売りつけて、マヨルドーモになったと人々は彼を嘲笑するのだった。ショックを受けるアニマス。そしてアニマスの金目当てに再び近づいてきたカテリーナをアニマスの女房が刺してしまう。アニマスはようやく自分の愚かさに気づいて、女房の代わりに警察に自首するのだった。