谷に風が吹き、鳥たちはさえずる。荘厳なコーカサスの山々で アダミアニが生きている。チェチェン紛争で「テロリストの巣窟」と汚名を着せられた東ジョージアの山岳地帯、パンキシ渓谷で暮らす、キスト(チェチェン系ジョージア人)と呼ばれるイスラム教徒の人々を3年間に渡り記録。
引きこもりの息子が1人いる年上夫と結婚したニーナ。何不自由なく幸せな日々を過ごしていたが夫が不能で若いニーナは夜の性に満足できずについつい爆乳がうずき不倫をしてしまう。その激しい不倫SEXを秘かにニーナに惚れていた息子が目撃してしまい、、、!
感動すると生命の危機に陥るという病を患うボヨン。カーリングの天才でありながらも病のせいでその夢もあきらめていた。ある日、田舎の青年チョルギと出会い彼に恋をした彼女は、恋と夢を成就すべく奮闘していくのだった。
変わり者の転校生ヒョンジュンは、3人の新たな友人に出会い四銃士を結成する。持っているものは“根性”だけの若者たちが青春を突き進む――。
世界中をゾンビウイルスが覆い、限られた人のみ各地の”安全地区”で暮らすことができる近未来。安全区域外でゾンビ同士を戦わせる賭けデスマッチに、主人公の地下格闘家はゾンビを装い出場。賞金を荒稼ぎしていたが胴元に正体がバレて娘の命を守るために本物のゾンビになって試合に出場する――。
大雨や雹など各地で異常気象現象が起こるオーストラリア・シドニー。弁護士のデヴィッド・バートン(リチャード・チェンバレン)は先住民アボリジニによる殺人事件を担当することになる。ところがデヴィッドの周囲には次々と奇怪な出来事が起こり続け、ある悪夢の中で見たアボリジニ、クリス・リー(ガルピリル)が事件の容疑者として浮かび上がる。そしてデヴィッドは幻覚に悩まされながらも事件の謎に迫っていく…。
結婚三年目を迎えた作家のジェイクと、その妻マイリーンは、倦怠期真っ只中だ。心機一転、高層マンションに引っ越すことにした二人。引っ越し当日、快適な新居に機嫌良くジェイクを誘うマイリーンだったが、その気になれないジェイクは彼女を突き飛ばしてしまう。気まずい空気に家を飛び出した彼は、偶然にも廊下で人気作家アルマンに出会い、彼が隣人であることを知る。早速アルマンに食事に招待されたジェイクは、アルマン邸で彼の妖艶で美しい娘ベルと出会う。一目で惹かれ合った二人は、秘密裏に肉体関係を重ね、心身共に深い不倫関係に陥ってゆく。そんなある日、ジェイクはベルから彼女の衝撃の秘密を打ち明けられるのだが、、、現実か?虚構か?予測不能な展開で疾走する官能サスペンスの傑作。「覗かれた人妻 恍惚のエロス」のクリスティーン・バーマス主演、「アルファ 殺しの権利」のバロン・ゲイスラー共演。
キアラと夫アントワーヌは大西洋の島に住んでいる愛情深い夫婦。20年間一緒に漁師として支え合って働いてきた二人は、ある日、若い見習いマクサンスを雇う。裕福な家庭で育ったマクサンスに漁師という厳しい仕事は向いていないと思っていたキアラだったが、マクサンスは意欲的に仕事を習得していく。若く、逞しく、魅力あふれるマクサンスに情熱的に惹かれはじめるが、マクサンスはキアラよりはるかに年下ということが、隣人たちの噂や敵意を呼び起こし・・・
トレジャーハンターのフィンク&モーゼスは”砂漠の沈没船”の伝説を信じて、今日も荒野中を探し回っていた。そしてついに伝説の手がかり”ダッチオーブン”を発見した2人が見たものは…。伝説のトレジャーハンター・ウィンターズ&ワンのコンビによって既に持ち去られたお宝を発掘した跡だった。気を取り直した2人が再び荒野を走っていると、山の麓でモーターパラグライダーと車、そして1人の男の遺体を発見。車の荷台に大金が詰まったバッグを見つけた2人は、そのバッグを掴んで一目散にその場を離れる。思わぬ”お宝”の発見に喜ぶフィンクとモーゼスだったが、その大金が麻薬王のモノだということを2人はまだ知らなかった。
カイロプラクターのスカーレットは、娘オータムが務める整骨院の施術ミスによって持病の腰痛を悪化させてしまい、車いす生活を余儀なくされることに。7週間後、オータムが彼氏フランクと同棲している家に世話になることになったスカーレットだったが、そこはサイケで落ち着きのない派手で悪趣味な内装が施されており、彼女に施術を要求するフランクの行動もどこか不気味でならない。さらには新興宗教を信奉する隣人から、娘と家を出るべきだと忠告される。間もなくして彼女は幽霊のような悪しき気配を感じるとともに、フランクの施術中に彼の幼い頃の虐待の過去などが見えるように。そして、裏庭になぜかミイラが埋められていることを察知するのだが…。
かつて実存していた“ゴールデン・パス教団”というカルト宗教組織。自らを“ラガナ”と名乗る女性指導者を信者たちは、魔女であり死と再生の女神の生まれ変わりだと信じていた。やがて教団は警察の介入を受けラガナと信者たちは逃走、多くの子どもたちは保護され、組織は崩壊した。それから15年。保護された子どもの1人だったダリアは、組織崩壊時にラガナたちに連れ去られた妹マリヤとライアの行方を追っていた。ある日、テレビに映るメタルバンドのボーカル・モロクの姿を見たダリアは、教団の手がかりを発見。そこにはゴールデン・パス教団のシンボルマーク”三日月の角”を模ったネックレスが映し出されていて…。
人里離れた家に住むリズと息子のダービー。彼らは人々には知られていない裏の顔を持ち合わせてた。それは人食い人間だということ。ある日、車を走らせていたところ、2人の若い女ヒッチハイカーに声をかける。そんな世界各地を放浪するローズとウルスラは、親切な親子の誘いに乗り、家に寄ることに。しかし優しい言葉でもてなす親子に違和感を感じ、シャワーを浴びたあと泊まる誘いを断ると、豹変した親子に注射を打たれ意識を失ってしまう。その間に、浴室に連れ込まれたウルスラは、腕を切り落とされてしまう。その頃、世界各地で大量に落下していた隕石から謎の生物が出現、町の人々を襲い始めていた。
母のシンディが薬物依存症を治すため、リハビリ施設に入ることになり、叔母のもとに預けられることになったディラン。16歳の誕生日も近かったディランは抵抗したものの、高校も転校するハメになってしまう。登校初日にジュリアという子と親しくなるが、その一方で化学の授業中、教師に注意されたことをディランのせいだと逆恨みした学校の女王ティファニーに目をつけられてしまう。しかもティファニーの彼氏ジョナが「化学を教えてほしい」とディランに頼んだことが気に入らないティファニーとその取り巻きによって、露骨なイジメを受けるように。さらに母が薬物依存でリハビリ施設に入っていることをつかまれたディランは、ティファニーから更なる悪巧みを仕かけられる。
双子の姉妹アレックスとレイナの母が何者かに殺害された。しかし妹のレイナは葬式にも出席せず、塞ぎ込んでいた。アルコール依存症の彼女は自分が外出して酒を飲んでいた時に母が殺されたことで、自責の念に駆られていたのだ。一方で、ファッションデザイナーのアレックスは、夫デイビッドと共に裕福な生活を過ごしていた。そのためか姉妹の仲はギクシャクして久しかった。ある夜、レイナはデイビッドを射殺して大金を奪ったが、翌朝目覚めた彼女にそのような記憶はなかった。間もなくして警察はレイナを逮捕。恋人のジョーイが保釈金を払って釈放されたものの、決してレイナの無実が証明されたわけではなく…。
ゲイでナルシストの老絵本作家山崎は、自らの衰えゆく容姿に耐えられず、作家としてもスランプに陥っている。ある日ウリセンボーイのレオと出会い、その若さと美しさに打ちのめされる。しかし、山崎の代表作を心の糧にして育ったというレオ――自分以外の存在に、生涯で初めて恋心を抱く。レオもまた山崎に見知らぬ父親の面影を重ね合わせ、すれ違いを抱えたまま、二人の旅が始まる…。
7年前、刑事だった叢雲凛子は武闘家連続殺人事件の犯人・土蜘蛛に命を狙われ、格闘の末に土蜘蛛を射殺。目撃者がいない中での被疑者死亡という状況の責任をとって警察官を辞職した。その事件に巻き込まれて連れ去られ、現在も行方不明のままとなっている娘のアゲハを捜し続ける彼女は、いまは探偵業をしているが、ある時、人身売買事件に遭遇。その犯行現場を捉えた監視カメラの映像に、7年前にアゲハを連れ去った謎の女と、かつての土蜘蛛と同じ雰囲気をまとう、成長したアゲハの姿が映っていた。
あるスーパーのATMで、現金を引き下ろした起業家に渡されたハートマーク入りの1ドル紙幣。その紙幣は起業家から酒店へ。そこへカネに困った男トムが強盗に入ったものの、慣れぬ言動を店主に見透かされ、1ドル紙幣とともに退散するよう諭される。トムには余命1ヵ月を宣告された病気の妻がいた。職を失い、医療費の支払いに苦悩していた末の強盗だったが、その後、警察に捕まってしまう。トムが手にしていた1ドル紙幣は担当刑事の手に渡り、彼は家に持ち帰ってしまう。その刑事の家には、ティーンの娘の友達が数名遊びに来ていた。そのうちの1人、手癖の悪いアンジーが帰り際に、その1ドル紙幣をくすねてしまう。さらにその1ドル紙幣は様々な人のもとを通り過ぎ、思いも寄らぬ人のもとへと渡る。
両親のいない姉ハンナと妹ダーシーは、4年前から里親のキース&ジリアン夫妻と生活していた。そしてハンナが17歳を迎えた誕生日、ジリアンから2人を正式に養子として迎えたいとの申し出があった。しかし、ひょんなことからハンナの彼氏ケイレブを巡りジリアンとの諍いが始まってしまう。その直後、ハンナは密かに家を出て行き、翌朝になっても帰ってこなかった。ケイレブのところにも行かず、登校もせず、連絡も取れずと、姉の失踪に不安を募らせるダーシーだったが、10代にありがちな家出とみなす警察は全くあてにならなかった。また、自分を責めるあまりにジリアンが情緒不安定になっていく。そんななか、ダーシーはハンナのスマホを発見するのだが…。
一卵性双生児で瓜二つのレイ姉妹。姉のジェニファーは人気恋愛小説家で、妹のトレイシーは15年も精神科病院に入院中だった。ある日、見舞いに訪れた姉に注射し気を失わせたトレイシーは、姉になりすまし病院を抜け出すことに成功、偽装生活を経て、姉の様々な実情を知ることになる。15年前に出版した処女作「時は告げる」が高く評価されるも、二作目以降の評価が低いこと。トレイシーの存在を知らされていない娘のレイラがいること。既婚者男性と不倫中であること。さらにはカネと体を脅し取る別の男の存在など、その対処に追われるトレイシーは次第に精神不安定になっていく。一方、病院に残されたジェニファーは、トレイシーだと誤解され、医者や看護師にまともに話を聞いてもらえず錯乱状態に陥っていた。
険しい山岳地帯160キロを走破するという過酷なウルトラマラソンに、医者のジムが参加登録した。事務局には彼の妻から「とても完走できる精神状態ではない」と連絡があったものの、ジムは半ば強引に出場し、走り出す。走りながら彼は、自分が担当している少女の患者ロビンのことを回想していく。難病に苦しむロビンは、ジムのことを頼りすぎるくらいに信頼していた。ジムもまたそんな彼女と真摯に対峙し続け、多くの秘密や悩みを打ち明けてもらえる間柄にもなっていた。しかし病魔は確実に彼女の体を蝕んでいく。走り続けるジムの耳に、いつしかロビンの声が聞こえてくるようになっていた。さらには彼女の姿が見えるようにもなり…。
コードとミンディは出産を控えた若いカップル。コードの亡き父親が建てた山小屋を手放すことになり、その前にそこで過ごそうと現地に向かっていた。同じ頃、ある精神科病棟で女性患者が看護師や警備員などを殺害して脱走していた。彼女の名はマーサ。テレビで報道もされていたが、コードたちは旅支度で忙しく、そのことを知らなかった。夜、寝入ったところ、物音で目覚めたコードは、車が故障したと頼ってきた女性を家に招き入れてしまう。その女こそマーサだった。突如変貌したマーサは2人を襲撃し、自身の娘メラニーがコードと浮気し、妊娠の末に自殺したことから、その制裁を下すと言い出した。コードは自分ではないと言い張るが、マーサは信じず、ミンディも次第に猜疑心を抱くのだが…。
ニューヨークで続発する怪死事件を追う刑事マイク。捜査を進める中で被害者は全員、鼻血や目から出血して死んでいる共通点を見つける。保健省の医師テリーの見立てとして、当初はエボラのようなウィルス性出血症を疑っていた。しかし映像や周囲の人々の証言から、被害者たちはとあるウェブサイトを閲覧していたことが判明する。さらにサイトを見た彼らは、恐ろしい妄想に苦しんでいたこともつかむ。マイクはデジタル鑑識員のデニースに分析を依頼。しかし彼女も精神に異常を来たし怪死。これまでの被害者と同様、サイトを見た48時間後に死に至っていた。マイクとテリーは危険を承知でサイトにアクセスするが、彼らにも危険が迫ってしまう。
シンディの21歳の誕生日。それはサプライズで始まった。管制官である父親からプライベート・ジェットでの南米への旅がプレゼントされたのだった。それは、彼女を祝う友人4人との楽しい旅になるはずだった・・・。離陸から数時間経った時のこと。突如前方に黒い巨大な雲が発生した。多少の乱気流はあるものの、わずかな時間で通過できると思われた。が、その雲にまぎれて、”巨大モンスター”がジェット機を襲って来た!果たして彼女たちの運命は?今、巨大モンスターとの生き残りを賭けたバトルが始まった!!
人類滅亡寸前!世紀末の修羅場に誕生した、エロくて強い正義の味方。彼女のスーパーハイレグ・パワーこそ、人類に残された最後の希望だった……。
みなしごホームで育った若いムーミンパパはある日、思い立ってホームを抜け出して冒険に出る。若いムーミンパパは道すがら、発明家のフレドリクソン、ガラクタばかり集めていつもあたふたしているロッドユール(スニフの父親)と出合い、意気投合。フレドリクソンは新たに完成した「海のオーケストラ号」という船を皆にお披露目する。船に乗り込んでみると、中には勝手に船に忍び込んだ、気ままなヨクサル(スナフキンの父親)も。竜のエドワードの助けもあって、楽しい仲間たちは大航海へ出発する。旅先ではミムラの娘やリトルミイと出会ったり、気弱なオバケと交流したり、いたずら好きな王様にプレゼントをもらったり、……ドキドキな大冒険は、まだ始まったばかり!!
40歳の鷹介はシェアハウス生活していた時代に、仲間と海へ遊びに行った28歳の時の夢を連夜見る。その夢の中、現実では左の駐車場に停めるはずだった仲間と乗り合わせた車は、右の駐車場へ停まる。同じシェアハウスで暮らしていた、別のグループでその日海に来ていたその日に出会うはずだった、若かりし頃の妻、水帆とはその夢の中で出会うことはない。その夢は朝覚めることなく続き、そのまま鷹介の日常となってしまう。過去の世界にタイムリープしてしまった鷹介は、右の駐車場に車を停めるという、たった一つの選択の違いで水帆とすれ違い、彼女は、親友の修二と付き合ってしまうことになる。妻と一緒になれなかった人生、そのパラレルワールドで鷹介は本当に大切なものが何だったのかを気づかせられる日々を過ごしながら、当時目指していた音楽家への道を諦めることなく、もう一度目指すことにする。
ムショ帰りのグレッグ。ある日、突然現れた昔の仲間ラッキーに誘われ、いやいや強盗の運転手役を請け負うことに。しかしその最中、昼間に洋服店で出会ったサマンサが、びしょ濡れの半裸姿で道を彷徨っているところに遭遇する。サマンサはその日、コールガールの友人ジュリエットに代わって、接待仕事をすべく現地に赴いていた。しかしその後の記憶が曖昧だった。何らかの恐怖に遭遇したと見られるサマンサを車に乗せたグレッグは、突然正体不明の車に追尾されるが、かろうじて逃げきることに成功する。間もなくしてジュリエット、そしてラッキーが何者かに殺害された。あの夜、一体何が起きたのか?すべてはサマンサの断片的な記憶の中にヒントが隠されていた。
嗅覚に自信があり、長年パリで調香師の修行に励んでいたロザリーは、たった1問のミスで就職試験に失敗、ヨーロッパ1の企業に務める夢を諦めることに。パリに見切りをつけ故郷に戻ったロザリーは、地元で香水のお店を出すことを決意する。姉家族の家に居候しながら店の候補地を探し始めた彼女に、同級生のライアンが経営する店に貸店舗があるという情報が舞い込んでくる。13年ぶりに再会したライアンは、学生時代とは見違えるような好青年に変貌。帰国時にバッグを取り違えひと悶着あった男性だったと気づき、改めて彼に謝罪したロザリーは、ライアンの貸店舗を気に入り自分の店を開くことに。さらに交渉してライアンの協力も取りつける。
デートアプリ“ウー・ウー”を開発したスタートアップ企業のプログラマーのディロンは、社長のブランドンと交際中。だが、ブランドンは支援者の撤退で経営難に陥った会社の対応に追われ、ディロンはいつものようにデートをすっぽかされる始末。資金調達できるまで休暇を取らされた彼女は、都会のポートランドから田舎のシルバーデールに帰省。大好きな祖父から大歓迎されるが、その実家には母と呼べなくなったマーゴットも暮らしていた。ディロンは幼い頃にイラク戦争で父を亡くし、絶望した母が家を出たため祖父母に育てられたのだった。ディロンは、再会した同級生のジョーダンや地域センターの合唱指導のアルバイトで町の人々と交流を深めるが、そこにブランドンが訪ねてきて…。
『変わらない。変われない。それでも、』宏冶の浮気で家を飛び出した妻は、そのまま帰ってこなかった。宏冶は、宏冶だけの妻の記憶と一緒に生きていくと決意する。これは、ある夫婦の絆の軌跡。/『宇宙にたった2人』カメラマンを目指して東京に上京するユメのいわきで過ごす最後の日。10年前に亡くなった同級生・なっちゃんの父親に別れの挨拶をしに行ったユメと幼馴染のソノは、10年間行けなかった海に行く決意をする。/『この町の』東京に嫁いだものの、離婚して故郷に出戻ってきた夕佳里。ある日、町に新型コロナの陽性者が出る。平和だった町に生じていく不協和音。ぎすぎすとした町の空気に夕佳里の心も蝕まれていく。/『遅い花』久しぶりの地方営業に呼ばれた未だ売れていないお笑いコンビ・大安吉日。ツッコミの津路は相方・西崎の到着を楽屋裏で待つも、結局間に合わずイベントは終了してしまう。その後、マネージャーから相方が事故に遭い亡くなったと連絡があり・・・。/『リフレインの鼓動』シンガーになる夢に破れ、故郷に帰るフタバ。フタバは駅で出会った女性に不思議な感覚を覚える。気づくと知らない家族が目の前にいた。過去と未来、夢と現実、様々な空間を行き来するファンタジー。
一軒家でシェアハウスを運営するデミアンは、騒がしい住人たちと平凡な暮らしをしていた。ある日、亡き両親が遺した手紙とトランクの鍵を発見した彼は、自身に過酷な使命が課されていることを知る。地下に隠されていたトランクを開けると、そこには古い日本刀と巻物が入っていた。その後、デミアンの脳裏に男の声が届くようになる。声の主によればその日本刀は、デミアンの先祖であるサムラのテンシュウが遺したもので、それを持つだけでテンシュウと同じ剣士の力が身につくというものだった。一方、日本語を理解できないデミアンに代わり、巻物の解読を任された住人のカラ。彼女は解読の末、死者を蘇えらせる力を持つ“地獄の剣”の存在を知り、デミアンには内緒でその剣を復活させる儀式を行ってしまう。かくして”地獄の剣”の力の解放により蘇ったゾンビたちと、デミアンたちによる戦いが始まった!
数年前、旅行先の事故で父親を亡くしたミア。彼女は亡き父が遺したストーンウェア社の社長業を引き継ぎ、家族と過ごす時間を削りながら仕事に没頭する日々を送っていた。そんな働きすぎの彼女を心配した共同経営者リッチーによって、2週間の休暇を取らされたミアだったが、仕事の対応という名目で休暇を返上し出社を続けていた。その日の出社前、毎日の日課として馴染みのカフェに立ち寄り、開店を待つミアに、突如拳銃が突きつけられる。いつの間にか助手席に現れた男に狼狽するミアに対し、男は車を発進するよう命じる。男に言われるがまま到着した家に入ったミアは、そこに自身の名前が入ったノートを発見。目的が分からない男に自分を開放するよう説得を試みるミアだったが…。
友人のジェフをかばい、無実の罪で10年間刑務所に収監されていたフランクは、深い後悔に苛まれていた。出所したものの医師から脳腫瘍で余命1年であると告げられたのだ。残された時間があと僅かと知り、フランクは自らの人生にケリをつけるため動き出す。服役中に知り合ったバンコーペン医師の治療法の実験体になることを了承。さらに町の治安を乱すギャングのマリクら一味の排除に乗り出すことに。病のせいで情緒不安定になりながらも自作のマスクを着け、次々とマリクの配下を力でねじ伏せていくフランク。一方、謎のマスクの男の正体に気づいたマリクは、フランクの友人を人質にフランクを呼び出すのだが…。
シングルマザーのヴァレリーは、製薬会社に勤める婚約者スティーブと、13歳の娘クレアと3人でアラスカ旅行の計画を立てていた。ヴァレリーは、糖尿病のクレアを優しく気遣うスティーブに夢中で、周囲が恥ずかしくなるほどオープンな愛情表現でラブラブな様子。そんな旅行当日、ヴァレリー親子はスティーブが用意した自家用飛行機で先にアラスカに出発することに。飛行機にはマーカスと名乗る男性も同乗。気さくな彼に心を許すクレアだったが、突然エンジントラブルが発生し、森の奥深い所に飛行機は不時着してしまう。パイロットが死亡し、糖尿病の薬が墜落ですべてダメになったクレアにも命の危険が迫っていた。地元警察は捜索を開始、現地に急ぎかけつけたスティーブも捜索隊に加わるのだが…。
都会で教師をしていたクニちゃんこと小山田久仁子(28)は、まじめに考えすぎてしまう性格からストレスで心身を病み辞職していた。そんなとき、友人であるヤッちゃんの亡き叔父が所有する空き家を管理するため“Iターン”することに。そこでクニちゃんは、お医者さんから言われた「もっと、うまく、ふまじめに生きなさい」という意味深な格言を思い出し、自身のまじめすぎる性格とは真逆の、『ふまじめ通信』という音声番組をなんとなくはじめてみることに・・・そんな番組から流れてくるのは、クニちゃんが出会ったちょっぴりマヌケでもの哀しい『ふまじめ』な人々のエピソード。いつも呑気に見えてる人でも、心の片隅に小さな物語がしまわれている・・・。
ある夜、港で3人の人物が生きたまま焼かれるという事件が発生。被害者は20年前に起きた未解決殺人事件の容疑者となった男たちで、彼らが迎えた悲惨な最期も、当の事件を真似たもの。そして地面には「神探」の文字が、これ見よがしに残されていた。神探=神の捜査官――そう呼ばれた刑事がいた。天才的な閃きと推理力を持ちながら、17年前に問題を起こして警察をクビになったレイは、今やホームレス同然の暮らしをしているのだった。やがて、香港では過去の未解決事件を模した猟奇犯罪が立て続けに発生し…。
東京を中心に全国展開している一流ホテルチェーン<HOTELアストンヴィラ>で、フロントに務める女性職員【大庭早紀】が、密室で上司【熊中】によりセクシャル・ハラスメントを受けた。事件は瞬く間にホテルの内外に知れ渡り、SNS上で誹謗中傷を浴びて炎上する事態に発展する。暗い職場の空気にげんなりしたホテルスタッフたちは、あるとき湘南の海辺にある社員用保養所へ2泊3日の小旅行を企画した-。皆が働く職場を守るため、皆が善意で話してきたのに、なぜ食い違い、対立し、バラバラになってしまったのか…。バカンスに来たはずのホテルスタッフたちは、自問自答するのだった…。
受刑者向けの就職情報誌「CHANGE」編集チームは、出所者の就職あっせんと更生支援をしていた。チームのひとり藤村(35)は、ひき逃げによる殺人罪で10年服役した田中(34)を担当し、中華料理屋に就職させたもののキレやすい性格でトラブル続き。女子児童へのわいせつ行為により2年服役した元教師・三隅(37)は、職に就いたとたんすぐ消息を絶ち、チームを落胆させる。薬物常習で2年服役後出所した森(30)は清掃会社で働くものの、長年続くコミュニケーション障害でなかなか社会にフィットできない。社会復帰に向けてもがき苦しむ元受刑者を目の当たりにした藤村らは、アメリカの演劇による心理療法・ドラマセラピーを提案。元受刑者たちと稽古を重ね、舞台『ツミビト』を公演するまでに至るのだが…。舞台初日の観客の反応は、彼らにとって全くの予想外だった。
★ドキュメンタリーと再現ドラマで描く、少女たちの戦争悲劇 映画「ひめゆりの塔」は繰り返しリメイクされる反戦映画の名作。10代の少女たちで編成されたひめゆり学徒の悲劇である。だが、沖縄戦で看護学徒として動員されたのは、ひめゆり学徒だけではない。沖縄県立第二高等女学校の4年生56名の生徒から編成された白梅学徒もその1つ。たった18日間の看護教育を受けただけで八重瀬岳にある第一野戦病院に配属。兵士の治療にあたった。負傷した日本兵が次々に運び込まれて、ベッドが足りなくなる。多くの兵士は床や通路に寝かされ、負傷兵は治療するよりも腕や足をノコギリで切り落とすしかないことが多かった。そんな手術の手伝いをしたのが、つい先日まで青春を謳歌していた10代の女子である白梅学徒である。兵士の傷口に湧いたウジを取る。ズボンに溜まった何日分もの糞尿の処理。やがて病院壕にも米軍が迫り、歩けない兵士たちを医師たちが薬で毒殺。学徒たちも米軍の攻撃にさらされて命を散らしていく。
かつては時代の波に乗りメディアにもてはやされ活気のあったUFO雑誌[宇宙探索]。今や編集部員も減り廃刊寸前。数少ないファンの支えはあるものの、電気代さえ払えないほどの存続の危機を迎えていた。そんな時、[宇宙探索]編集長のタンは、中国西部の村に宇宙人が現れたという情報を掴み、仲間たちを引き連れて西へと向かう。そこで彼らを待ち受けていたのは、予想と人智をはるかに超えた出来事だった・・・・・・人に何を言われようと、バカにされようと、夢を信じて進む宇宙探索編集部。果たしてタンたちは宇宙人に出会えるのか?そして、タンの心の奥にある想いとは?
世界をガランスに塗りつぶせ!大正時代の画家・村山槐多の「尿する裸僧」という絵画に魅入られた法月薊(のりづき・あざみ)が、街頭で道行く人々に「村山槐多を知っていますか?」とインタビューしていると、「私がカイタだ」と答える謎の男に出会う。その男、槌宮朔(つちみや・さく)は、特殊な音域を聴き取る力があり、ある日、過去から村山槐多が語り掛ける声を聴き、度重なる槐多の声に神経を侵食された彼は、自らが槐多だと思いこむようになっていたのだった。朔が加工する音は、朔と同様に特殊な能力を持つ者にしか聴きとれないものだが、それぞれ予知能力、透視能力、念写能力、念動力を有する若者4人のパフォーマンス集団がそれに感応。彼らは、その能力ゆえに家族や世間から異分子扱いされ、ある研究施設で”普通”に近づくよう実験台にされていたが、施設を脱走して、街頭でパフォーマンスを繰り広げていた。研究所の職員である亜納芯(あのう・しん)は、彼らの一部始終を観察していた。朔がノイズを発信する改造車を作った廃車工場の男・式部鋭(しきぶ・さとし)は、自分を実験材料にした父親を殺そうとした朔の怒りを閉じ込めるために朔のデスマスクを作っていた。薊は、それは何故か村山槐多に似ていたと知り…
韓国軍の兵士が手にした1等賞金6億円の宝くじが、韓国から軍事境界線を越えて北朝鮮兵士のもとに?!まさに「愛の不時着」ならぬ「宝くじの不時着」発生!愛と平和は置き去りに、一攫千金を狙った、共同給水区域=“JSA”で前代未聞の南北“宝くじ”会談が始まる!果たして最後に6億円を手にして笑うのは南か北か!?予測不能かつ笑撃の嵐が吹き荒れる物語のなかで、奇妙奇天烈な人間模様が繰り広げられるシチュエーション・コメディ!
今日子(宍戸里帆)は夫と二人暮らしの若妻。オンナとしての悦びを味わいたいと、5つの秘密のルールを自ら決めて不倫をしている。夫との関係は良好だが、自分の賞味期限はそれほど長くないと危ない橋を渡っているのだ。今は派遣先の上司と不倫中。不倫男性とは肉体関係が2回迄とルールで決めているのでそろそろこの関係も終わりにしなければならない。その後今日子は派遣を辞め、カフェでアルバイトを始めながら、ゴルフスクールにも通い始めたが・・・。
従妹イーランの誕生日パーティに招待された外科医のシェン。イーランのボーイフレンドであるティエンミンと彼の職場の上司ウェンディーも加わり、船上での和やかなパーティが始まった。しかし、イーランのウェンディーに対する嫉妬心がきっかけでとった行動が引き金となり、4人は海の中に放り出されヨットに上がれなくなってしまう。その時、海中に忍び寄る巨大な影が――。それは規格外の巨大ザメ“ギガ・シャーク”の姿であった。
ニューヨークで歌手を目指しているエマは、オーディションに落ち続け自信を失っていた。そんな中、実家で暮らす父親が入院したという報せが入り、恋人のセバと一緒に故郷のイタリアへと向かう。父親は面会謝絶となっており、病院で居合わせた母親に理由を聞くが、急に暴れ出した父親から殺されそうになったと震えるばかりだった。その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味だった父親の隠し部屋で、古いラジオを見つける。すると、突然ラジオがひとりでに音楽を流し始める。不審に思いつつもスイッチを切るが、その瞬間何かの気配を感じ取る。エマがスイッチを入れて再び音楽が流れ始めると、“それ”は確実に目の前に現れた―。
人口2千人弱の田舎町にある農場で父ジョンと暮らすアリシアは、16歳の誕生日に離れて暮らす母に会いたいと懇願。幼い頃、アリシアの両親は母の浮気が原因で離婚。それ以来、彼女は母と一度も会うことができずにいた。父娘の間に気まずい空気が流れつつも、“連絡しておく”と、父に約束される。その夜、アリシアは池の畔で佇む少女が現れる不可思議な夢を見る。次の日、夢のせいで不安になったアリシアは、街に出かけようとする父を引き止めるが、日没までに帰ると言われ1人で留守番をすることに。天候不順で父の帰りが遅れるなか、家の外に人影が現れる。怯えるアリシアが外を覗くと、そこには幼い頃に家を出て行った母親の姿があった。
1968年の安息日前夜、古びた洋館に7人の男女が集結。6人は白いマスクをつけて全身を赤い衣で覆い、中央に横たわる1人の女性の手首を切る。その溢れ出した血を盃に注ぎ、6人は回し飲んだ。それは危険な救世主を蘇らせるために生贄を捧げる悪魔崇拝者たちの儀式だった。盗み見していた少年は恐怖に怯え、建物に火をつけた。それから時が経ち現在。大学に通うハリーは、悪友ルークがクスリの隠し場所にしていた校内にある秘密の場所の存在を知る。土曜の夜、ハリーが年上のセクシーな彼女ビッキーと校内に忍び込むと、そこには彼女を心配した友人たちや、クスリを取りにきたルークなど総勢7人の男女が集まってしまう。その後この大学は、かつて悪魔の儀式が行われた跡地に建っていたと判明する。
ライフスタイル誌のライターを務めるハンナは、亡くなった祖母の遺産として田舎にある山小屋を相続する。昇進が掛かった記事の執筆に苦戦していたハンナは、気分転換を兼ね山小屋の確認に向かうが、祖母との思い出が残る山小屋は傷みが激しく、高く売却するためには修繕が必要だと不動産業者に言われてしまう。自分で修繕を始めようとしたハンナだったが、DIYの経験が乏しい彼女を見かねた雑貨店の経営者兄妹コールとダニエルが手助けを申し出る。山小屋の向かいに住むコールに修繕の手助けを依頼したことで、ハンナは彼の家族とも交流を重ねることに。徐々に親密になっていくハンナとコールだったが、些細な誤解から2人の仲はこじれてしまう。
『赤壁の戦い』の数年前、劉備軍の武将であった関羽は敵である曹操に捕らわれていた。捕虜になりながらも関羽は、『白馬の戦い』で劣勢だった曹操軍の手助けをして勝利を呼び込んだ。曹操は様々な手を尽くし、“義侠心”を重んじる関羽に再三配下に入るよう説得するが、関羽は断固として劉備の元へ戻ることを願う。曹操は「義侠心」をもって敬意を払い、関羽が5つの関所を通行手形なしで通過できるよう部下に命じた。しかし、彼は関所で曹操の部下である6人の武将に命を狙われることとなる。いったい誰が関羽を殺す命令を出したのか?
不器用な性格のライアンは、都市伝説を検証&論破する動画を投稿しているグループに参加する。ライアンには秘密があった。妹が数か月前、異世界に繋がると噂される都市伝説の“エレベーター・ゲーム”にライブ配信でチャレンジ中に、謎の失踪を遂げていたのだ。このゲームはエレベーターに乗り、階数ボタンを決まった順番に押すと、異世界へ行けるというもの。ライアンは妹を捜すためグループを説得し、このゲームをプレイするが・・
トルコの街中で映画の撮影をしている場面から始まる。国外逃亡しようとしているカップル、ザラとバクティアールの姿をドキュメンタリードラマ映画としてカメラは追っているのだ。監督役はパナヒ自身。実際の彼同様に出国を禁止され、イランの小さな村からリモート監督として助監督に指示を与えているという設定だ。監督はその滞在先の村で問題となっているカップル、ゴザルとソルデューズの事件に巻き込まれていく。パナヒを軸に、迷信や圧力、社会的な力関係によって妨げられる2組のカップルに起きる想像を絶する運命とは……。見事な構成で描かれるこの2つの物語から浮かび上がるのは、女性蔑視や宗教的な原理主義など、イランを襲っている暴動の現状。
弟のように可愛がる愛犬“ルーニー”のために定時退社に真面目なミンス。しかし、ある日突然ルーニーと一緒に暮らせなくなってしまったのだ。一方、野心的にオープンしたカフェがつぶれ、金欠に苦しむジングク。ジングクは従兄弟であるミンスの切迫したSOSに悩んだ末、ルーニーの里親探しの面接を提案する。人生崖っぷちの2人は完璧な里親を探す旅の先々で、行き先のない子犬たちとの運命的な出会いをする。この子犬たちとの出会いが、2人の人生を大きく揺るがすこととなる。
リサ・コンロイ(レジーナ・ホール)は高速道路沿いにあるスポーツバー、ダブル・ワミーズでマネージャーを務めていた。彼女は高圧的で人種差別を行う店のオーナーであるカビーに嫌気がさしており、また日常的に行われる客からの従業員の女の子たちへの嫌がらせやセクハラなどへの対処に頭を悩ませているが、その面倒見の良さから従業員や常連客からの信頼は厚い。ある日、リサは暴力的な彼氏との間で揉め事を起こし裁判沙汰になっている店員のシャイナ(ジャナ・クレイマー)のため、「シスターフッド・ファンド(姉妹のための募金)」と名付けた洗車サービスを開始するも、カビーからその違法なサービスを咎められ、募金で得た金を全て没収されそうになる。かねてよりそりが合わない二人はぶつかり合い、ついにリサはガビーからクビを言い渡される。しかし彼女を慕うメイシー(ヘイリー・ルー・リチャードソン)やダニエレ(シャイナ・マクヘイル)らの店員は、リサの解雇に反発し、スポーツバーが賑わう格闘技の試合がある夜にストライキを画策するのだが…。
姓はナムグン(南宮)、名前はタル(月)の男ナムグン・ダル。しかし,みんな彼をクンダルと誤って呼んで,今まで一度も名前を正しく呼ばれたことがない。クンダルは,悪い運命を持って生まれたのか、意図とは反対にいつも物事が絡まって、学校でも除け者にされるのが常だ。結局、1年間いじめ脱出クリニックで集中治療を受けて、転校と共に新しい人生を始めようとする。「拷問高等学校」という別名で呼ばれるコンムン高等学校に第一歩を踏み出したまさにその日。クンダルは、いじめ脱出クリニックの同期ヤムセンに会う。過去を清算して完全適応したというヤムセンが伝授した「正しい学校生活のためのアクションプラン」は、ひとまず弱いと見られる奴に喧嘩をふっかけて、強い奴であるかのようにポジションを膨らませること。
舞台は、ソウルオリンピックの1988年。どこにでもいるような普通の中学生ドンヒョン(ノ・ヒョンウク)は、この頃、人に話せない苦悶に陥っている。小便が出てくるだけと思っていた隠密なあそこが、他の用途で作動を始めたためだ。雑誌の下着宣伝、女化粧室の表示板、生理用ナプキンの宣伝、コーラ瓶のようなものを見ただけで、あそこがかたくなって胸が駆け出しはじめる。そんな日夜に夢精を繰り返したドンヒョンは、父母が旅人宿を運営して同年配の子供たちより性知識が多い「野生馬」サンミン(チョン・デフン)、判断力が良いけれどニックネームは「大物」のヨンジェ(アン・ジェホン)、単純無知な性格で性に一番無知な「ピョンガンスェ」ソック(チョン・ジェヒョン)、チョンス(シン・ヒョンタク)などの友達にも自分と同じ奇現象が起きていることを知る。