ラムは妻のジェニーと、養子のサミーの3人で幸せに暮らしていた。深夜、眠っているサミーの部屋に怪しい影を見かけたラムは、夢か現実かわからぬまま、そのあとを追っていく。翌朝目覚めると、生々しく恐ろしい悪夢を見た記憶しかなく、また別の日にも、怪しい影を追うも見失ってしまった。そんな日が続いたある時、インドで暮らす父が死んだとの知らせが入り現地へと向かう。そして父親と親交のあった聖者から、「父親から聖紐のことを聞いているな」と言われたラム。聖紐とはバラモン階級の子が授かる神聖な紐だが、それが不幸を招くと信じていたラムは一切身につけなかった。だが、その聖紐と悪夢が思いがけず繋がっていたことが判明する。
“僕のすべてが奪われた。運命の女性も未来も消え、尊厳も踏みにじられた”。物語はある青年の回想から始まる。2016年12月2日、フィリップは朝一で荷物を受け取り、夜のフライトでハワイに旅立つはずだった。現地では愛するブリタニーと自身の兄ベンとの結婚式が行われる予定だったが、幼い頃から密かに愛していたブリタニーを奪いに、プロポーズしようという計画で、指輪の到着を待っていたのだ。しかし、何度見ても郵便ポストに荷物は見当たらない。配送会社ブロンコ社に確認するも、なぜか荷物は配達完了とされていた。フィリップはブロンコ社のオペレーター・ケビンに対応を懇願するが、会社の規則を理由に要求を断られてしまう。怒り心頭でパニックを起こしたフィリップは、SNSに上げられていたケビンの個人情報を探し当て、とんでもない要求を突きつける。
地方の町に暮らす平凡な小学生・瞬(池川侑希弥)。心配のタネは乳がんを患っている母の病状……ではなく、中学受験のためにムリヤリ学習塾に入れられそうなこと。望んでいるのは、仲間たちととにかく楽しく遊んでいたいだけなのに……。瞬の親友は、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)ら、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たち。それぞれの家庭環境や大人の都合、学校でのいじめや不良中学生からの呼び出しなど、抱えきれない問題が山積みだ。ある日、瞬は、いじめを見て見ぬ振りしてしまう。卑怯で弱虫な正体がバレて友人たちとの関係はぎくしゃくし、母親の乳がんも再発、まるで罰が当たったかのような苦しい日々が始まる。大切な仲間と己の誇りを獲得するために、瞬は初めて死に物狂いになるのだった。
もうすぐ17歳になるプリュダンスは母を亡くしたばかり。父は海外出張、姉は母がいない自宅を離れてしまう。広いアパルトマンに一人悶々と過ごすも、刺激を求めて万引きをしたり不良少女のマリリンを通じて違法バイク・レースの世界に入り込む。同じ年頃のフランクと恋心なく彼と一夜を過ごすも心は決して満たされない。プリュダンスの身勝手な態度に激怒したフランクは別の少女と街の中をバイクで走り出す。だが、その直後にフランクは事故を起こしてしまう・・・。
大晦日。アメリカ留学中だった妻が死んだ。絵描きの男は、新年までに「死んだ妻の“肖像画”」を完成させなくてはならないが、「生きている“瞳”」をどうしても描けない。そんな時空港で、妻に似た女・リンと運命的な出逢いを果たす。彼女もまた、新年までに“終わらせたい”ことを抱えていた。ふたりはタイの三輪タクシー(トゥクトゥク)に惹きつけられて乗り込み、“終わらせる”ための旅に出る!
7年もの間全く執筆できていない元ベストセラー作家ヒョンは、まさに崖っぷち。そんな中、失恋し情緒不安定な高校生の息子ソンギョン(ソン・ユビン)は学校も行かずに遊び惚けている。心配ごとが尽きないヒョンの前に作家を目指す男子学生ユ・ジンが現れ、突然愛の告白をする。ヒョンはそれを断固拒否するもユ・ジンの作品を読んだヒョンは彼の才能を認め、新作を書き上げるため仕方なく共同執筆を行うことに。微妙な関係の二人は無事に小説を完成させることが出来るのだろうか!?更にヒョンを衝撃の事実が襲う!果たして、この騒がしい生活に終わりは来るのだろうか・・・?
チュ・サンソクは、現在三期目を務めている国会議員。口八丁な彼女は息を吐くように嘘をついて支持を集め、4回目の当選を目指し選挙活動に励んでいる。ある日、祖母の家を訪ねたサンソクは、帰宅後に嘘をつけなくなっていることに気付く。選挙戦のさなか、ひた隠しにしていた本当の姿が大衆に暴露されてしまった彼女は、果たして再選することができるのか?!
頭脳明晰だが身体障害のため車椅子生活を送るセハと、長身で運動神経抜群だが知的障害を持つドングは、20年共に暮らし、実の兄弟以上の強い絆で結ばれていた。だがある日突然、ドングの母親が現れ、彼の保護者となると言い出す。二人の友情はこれで終わりを迎えてしまうのか?
夫婦仲がすっかり冷え切った結婚8年目のミヨン(ソン・ジヒョ)と夫ボンス(シン・ハギュン)の隣に住むミヨンの兄ソックン(イ・ソンミン)。ソックンは浮気歴20年のキャリアを持つ、まさに”浮気のプロ“。彼は、結婚生活の潤滑油は”浮気“だと、生真面目なボンスに浮気をするようけしかける。そんなソックンの話を受け流していたボンスだったが、ソックンの浮気相手の美女ジェニー(イエル)と偶然出会ったことで、今までになかった気持ちが沸き上がる―。ジェニーの登場によって奇妙にこじれていく2組の夫婦関係、そして暴かれる驚きの真実!美しい済州島を舞台に、大人たちの愛の騙し合いが始まる!
武装組織が開発中のガス田内部に欠陥のある整圧器を設置し、破壊工作を計画している情報を入手した民間軍事会社「背嵬(はいかい)」。ひとたび稼働してしまえば、パイプラインが大爆発を起こし、莫大な損失をもたらすことに。この事態を阻止すべく動き出した背嵬メンバーの前に、全員が特殊部隊出身者で構成された武装集団「神奴(しんど)206」が立ちはだかる…。
料理教室の先生、茜(美谷朱里)はネットの動画撮影など生徒募集の為、日々精を出している。夫の圭介は実業家として飲食店をを複数経営、今は京都での新店オープンの為忙しくしているが、茜は他の女性の影を疑い始めている。近所の中年男性の哲夫は妻と共働き、全く料理をしない妻のおかげで食事はほとんどコンビニやスーパーのお惣菜で済ませている毎日である。そんなある日、料理教室の生徒募集の看板を設置する茜とふとしたことで話をかわすようになる。
ついに100作突破!24年目に突入した心霊ドキュメンタリーの金字塔、最新作!邦OV部門回転率1位、ホラー部門レンタルランキング1位も記録!大ヒットシリーズ最新作!この恐怖、お分かりいただけるだろうか…
とある郊外の閑静な町。幼稚園に勤めるエミリーは、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成する。教会での会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがてエミリーの自宅で二次会を行うことにするが、途中立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹との激しい口論が勃発。それは取り返しのつかない残虐でおぞましい犯罪の始まりだった。
母と祖母を立て続けに亡くし、末弟のイアンも行方不明になったリニ。それまで住んでいた一軒家を後にし、父親とふたりの弟と共にジャカルタ北部の高層アパートに4年前に越して来た。一方、数年に渡り2,000人が犠牲となっている前代未聞の連続殺人事件が世間を賑わせていた。そして、慎ましく暮らしていたリニたちの周囲を、度重なる不幸が襲い始める。アパートのエレベーターが落下し、多くの住人が命を落とし、父親も重傷を負う。さらに、死者の埋葬もままならないまま、局地的な大嵐が襲い下層階が浸水。停電も併発し完全に孤立してしまう。リニたち住人は、暗闇を纏った寒々しいアパートで、多数の遺体と一夜を過ごさなければならなかった―。
ブラッドリーは地元大学の社会学教授であるが、それは表の顔に過ぎない。長きに渡り、女生徒たちを巧みに誘い出し、人里離れた自宅に拉致・監禁していた。逃亡を図ろうとする者は容赦なく惨殺される中、彼が新たに目を付けたヘイリーは、明るく活発な女生徒。捕らえられた彼女は、数日間に渡り暗い部屋に拘束され、気が狂うほどのフラッシュライトと爆音ノイズを浴びせられる。そして、拷問から解かれた彼女の前に現れたのは、そこで5年ものあいだ囚われの身となっているジェニファーという女性だった。一方、町の廃車置き場で拷問を受けた末に殺害された女性の遺体が発見される。事件を調べる捜査官のホークは、相次いでいた女子大生たちの失踪の事実に辿り着き、捜査線上にはブラッドリーの存在が…。
バンジャマンは人生半ばで膵臓がんを宣告され、母のクリスタルとともに、業界でも名医として知られるドクター・エデを訪れる。二人は彼に希望を託すが、エデはステージ4の膵臓がんは治せないと率直に告げる。ショックのあまり自暴自棄になるバンジャマンにエデは、生活の質を維持するために化学療法を提案し、「一緒に進みましょう」と励ます。ドクター・エデの助けを借りて、クリスタルは息子の最期を出来る限り気丈に見守ることを心に決めるのだが…。
釜山の建設現場で働く従業員たちにかかってきた電話――。振り込め詐欺によって娘の治療費からマンションの支払いまで、沢山の人々が大金を失った。現場の作業員として働くソジュン(ピョン・ヨハン)は、前職が刑事という異色の経歴を持つ。彼は愛する妻と同僚の30億ウォンを取り戻すため、振り込め詐欺犯を追跡しはじめる。犯人の手がかりを掴み、中国のある建物へ侵入するソジュンだったが、そこでは組織化された巨大な詐欺集団が総責任者クァク(キム・ムヨル)の指示で毎日多額の振り込め詐欺を行っていた!愕然とするソジュンだったが、300億ウォン規模の新たな詐欺計画を知り、元刑事の正義感に再び火がつき、ひとり巨悪に挑む!
香港九龍の黒社会で暗躍していたシャンはある日、組織間の暴動事件に関わった罪で投獄される。出所したシャンは一人娘を育てるため、弟分のラオリン、ア-ナンとともに黒社会から足を洗い二度と戻らないと誓いをたてるが、黒社会のボス、タリーの襲撃を受ける。激しい格闘とカーチェイスの末にタリーを死に至らしめると、復讐に燃える凶暴なタリーの弟・ジャーノンの報復を受ける。弟分たちを殺され、ついには娘をジャーノンに拉致され――。
みなさん、緊急ニュースです!韓国のトップスター、ファン・ジョンミンさんが誘拐されました!!ソウルで新作映画の記者会見に出席したファン・ジョンミンが、その夜、自宅前で突然拉致された。パイプ椅子に縛りつけられた状態で意識を取り戻したジョンミンは、自分が大金目当ての一味に誘拐されたことを知る。しかもゲームを楽しむように彼を誘拐した若者5人は、ソウルを震撼させている猟奇殺人事件を起こした凶悪集団だった。情け容赦ない脅迫に屈して身代金5億ウォンの支払いを約束したジョンミンは、同じ部屋に監禁されている少女ソヨンを励ましながら、必死に脱出策を模索する。しかし冷酷なギワン率いる誘拐グループは、大規模な捜査を繰り広げる警察を翻弄して暴走また暴走。やがて渾身の“熱演”で一か八かの賭けに打って出たジョンミンは、誰も想像できない“クライマックス”になだれ込んでいくのだった・・・・・・。
組織から金とコカインを盗んだフレディは、腹部に銃弾を受けながらも命からがら逃げ出し、長距離バスに乗り込む。冷酷無比な女ボスのヴィックは、裏切りを絶対に許さない。フレディと共謀した仲間たちは、次々と捕まり殺されていく。しかし、フレディには何としても逃げ切らなければいけない理由があった。それは、ひとり娘のリリーのためだった。犯罪を繰り返し、父親らしいことは何もできなかった。この金は、せめてものリリーへの償いだった。ヴィックの追手が迫る中、出血多量で意識が朦朧としていく。さらに、車内には怪しい行動を取る乗客もいる。フレディは、藁をもすがる思いで疎遠になっていた父親に助けを求めるが―。
長年、麻薬の密売に手を染めてきたドラッグ・ディーラーのバッジは、恋人ソフィアと共に裏社会から足を洗おうと最後の大口取引を画策。ウクライナ人プッシャーから50キロのブツを仕入れ、倍の値段で売り抜けるのだ。そのために、裏社会でも一目置かれる闇金のジョーから10万ポンドを借りる羽目となるが、売り先も確保しすべては順調に思えた。しかし、弟分のヘマからブツを積んだバンが何者かに乗り去られ、買い手にも逃げられてしまう。返済期限が迫る中、事態を収拾しなければ彼の人生計画はフイになり、見せしめにジョーの手によって消されるだろう。残り僅かな時間で窮地に立たされたバッジのもと、彼が買い手を失ったことを知ったジョーはすでに手下を仕向けていた・・・。
アメリカ軍の防衛基地を撃破した中国人民志願軍第9兵団第7中隊に、司令部は長津湖の水門橋を破壊し敵軍の退路を絶つよう指令を出す。極寒のなか、アメリカ軍の上空からの攻撃を回避し、少しずつ目標に近づく兵士たちだったが、心身共に大きなダメージが蓄積し、その限界は近づいていた…。しかし、鋼のような意志の強さを持つ第7中隊は苦境を耐え抜き、水門橋に接近することに成功する。要塞のごとく立ちはだかる水門橋からの敵の攻撃を受け窮地に陥る第7中隊。果たして彼らは目的を達成し、再び祖国の地を踏むことができるのか!?
1997年香港返還前夜、香港英政府と黒社会は結託して香港を大混乱に陥れていた。大きな変化の前に、黒社会のボスであるチョンは、側近のロクに重要な任務を託す。しかし実は、ロクは香港警察の潜入捜査官であり、黒社会による麻薬取引の真相を調査していた。ロクは仁義と正義の狭間で選択を迫られる。黒社会での仁義なきポジション争い、そして黒社会と警察組織間に蔓延る陰謀。暴力と汚職を撲滅するために、ロクの選択する道は…。
1960年代の激動の韓国。大統領官邸“青瓦台”のある孝子洞で理髪店を営む平凡な男ソン・ハンモ。美しい妻とかわいい息子に囲まれて幸せな日々を送るソンだったが、ふとした事件をきっかけに大統領の専属理髪師に選ばれる。これによって思いがけずも、ソンは権力をめぐる政争の渦に巻き込まれてしまうのだった…。
年老いた母と暮らす青年ロニーは、陸軍への入隊希望を出すも保護観察歴があるため許可が下りず、定職に就いたこともない。極右思想の危険な愛国心を持ち、性的欲求もたまる一方で、常に苛立ち悶々とした日々を過ごしていた。小売店での仕事は暴言を吐いてクビになり、SNSで知り合った女性にもすぐにフラれるロニーだったが、過激な自論を投稿したビデオブログが一部に支持され始めていた。そんな矢先、ポルノサイトで紹介されていたキャンディと言う熟女が、近くに住んでいる美魔女だということに気づいたロニーは、彼女とその夫と接近を図り、親しくなることに成功する。そして彼らに言われるがままポルノ動画の撮影に参加し、高額報酬を得ていた。しかし、その動画が自身のビデオブログの支持者らに知られることとなる。
強大な力で領土を拡大し続けるローマ帝国。皇帝に仕えていた将軍クラシアスは、奴隷スパルタクスの反乱を抑え、その名をとどろかせた。しかし、その人気が皇帝の反感を買うこととなり、辺境の地へ左遷させられることに。圧制を敷きながらも苛立ちを隠せないクラシアスは、その牙を村で暮らす少女セリーナに向け、母親を虐殺、姉を連行してしまう。一方、奴隷となっていたセリーナは、踊り子として男に買われ、10年の月日が経過。娼婦としての接待についていた時、あることがきっかけで屋敷を抜け出すことができ、その後、アマゾネスの戦士として成長していく。
バターヒル高校野球部のスター投手ケリーと、牧師の娘リサは恋人同士。だが、厳格なリサの父親が強硬に反対することを恐れ、周りに内緒でつき合っていた。それもあと8ヵ月と少し。2人はリサの18歳の誕生日に交際を公表し、堂々とデートすることを誓い合っていた。ところがそんなある日、リサの妊娠が発覚。親にバレたら大変なことになると危惧したケリーは、研究者の叔父セウスの力を借り、リサの体に宿る胎児を自分の体内で育てる実験に志願する。めでたく妊婦となったケリーだったが、お腹が大きくなるにつれ、今まで順調だった学園生活にさまざまなトラブルが発生。その結果、リサは離れていき、成績は落ち、バイトも友達も、学園のスターの地位さえも失ってしまう。
ニューヨーク・ブルックリンの売れっ子スタイリスト・ローズは、祖母のビンテージドレス店を相続したため久しぶりに帰省。今更小さな商売を続ける気はなかったローズだったが、実際に店を訪れてからというもの、祖母の想いが詰まった店の売却に躊躇し始めていた。そんな彼女が店内の片づけをしていたところ、高校時代に憧れていた同級生コールがふらりと来店。卒業以来会っていなかった2人は、昔を懐かしむように会話を交わしていく。そんな折、事業の拡大を狙っていたローズは、祖母が遺したキャンピングカーのレストアをコールに依頼。ローズも一緒に作業を手伝いながら、次第と2人の距離は近くなっていくのだが…。
クリスティーナはC・J・オズボーンの名で活躍し、シビアに評論することで知られる料理評論家。そんな彼女がNYの北部、ハドソンで行われる冬のワイン祭りに出かけるが、手違いからワイナリーへ。そこはシングルファーザーのマイケルが幼い娘と祖父と丁寧なワイン造りをしていることで知られていたが、クリスティーナが酷評したことで経営危機に陥っていた。マイケルから名前を聞かされたクリスィーナは、とっさにミドルネームの“ジョイ”と名乗り、ワイナリーを急いで出ようとする。だがその直後、転んだ拍子に頭をぶつけて記憶喪失に。その後、身元がわかるまで、クリスティーナはマイケルと娘のもとに身を寄せるのだが…。
アプリ開発を行う4人のチームが、プロジェクトマネジャーのフランクの家で一堂に会することに。訪れたのはコピーライターのロージー、SNSの専門家デイジー、マーケティング担当のエディ。4人は1階の居間で会議を行い、ゲームのアイデアをまとめるが、階下から謎の異音と振動が起き、全員が次々と気を失ってしまう。気がつくと4人は地下室におり、小さなテーブルを囲む形で手足を固定されイスに座らされていた。するとゲームで考えていた設定のように、テーブル上の空き瓶が回り始める。瓶がデイジーの前で止まると、彼女は何かに乗り移られていた。その後、我に返ると再び空き瓶が回り始め、次は止まった先のフランクが身体を乗っ取られてしまう。
心臓移植から2ヵ月、画家のハリーとジェームス夫妻の幼い娘エバは消えかけていた命を繋ぎとめることができた。ハリーは愛しい我が子が生きている喜びを感じるものの、いつかこの幸せがなくなってしまうのではないかという不安に苛まれ不眠に陥っていた。そんな妻を心配するジェームスによって義母リンによる育児サポートが始まるが、リンの私生活を嫌悪していたハリーの不安はますます募っていく。そんなある日、エバとの散歩中に財布を忘れ困っていたハリーは、アートの広報をしているメーガンという女性に助けられる。彼女と意気投合したハリーは、自分の絵を取り扱いたいというメーガンの申し出を快く引き受けるが、そんな自分の姿を見つめる不審な男の存在に気づく。
男性優位なこの世界。しかし女性なしでは成り立ちません。歴史を通して、女性は自由と平等を求めて、権力や法律と闘ってきました。選挙権がなかったり賃金格差があったりと、女性が虐げられてきたことは事実です。2017年、ニューヨーク・タイムズ紙がスクープしたハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる性的暴行事件をきっかけに、ヒッチコックやポランスキー、ウディ・アレンやケヴィン・スペイシーに至るまで、彼らのような権力者から過去に受けた理不尽な仕打ちに対して声を上げた“#MeToo運動”が世界中で拡散。本作は、長年黙殺されてきた権力者による性暴力の問題を白日の下にさらし、それに抗うシンボルとして変革への原動力となった#MeToo運動の真相に迫ります。
ローンの滞納で住み慣れた家の退去を迫られたローリーと母。悲観する母を慰めるローリーは、自身が研究する悪魔に関する本の出版で、その印税をローンに当てようと模索していた。そのため、叔母が所有する“古い家”の調査計画を母に明かすローリーだったが、断固として反対されてしまう。しかし母の助言を無視したローリーは、恋人のニックと友人カップルを連れその家を訪れることに。いとこのサマンサの出迎えで家の中に入る一行。そこにはあちこちに魔女の儀式で使われていたモノが置かれ、異様な雰囲気を醸し出していた。ローリーとサマンサの祖先は魔女だったことから、ローリーが一行をこの家に連れて来た本当の狙いは、ここで魔術の実験を行うことだった。
エリック、コートニーら男女5人は、旅をしながら廃墟を探索する都市探検を楽しんでいた。不慣れな道に迷いながらも目標だった廃校に辿りついた一行。夜の校内に忍び込んだ彼らは思い思いに探索を開始する。恋人のコートニーにセクシーなポーズを取らせ撮影を楽しんでいたエリックだったが、自分たち以外にも敷地内に侵入してきた集団が騒ぎ始め、緊張が走る。やがて彼らは去っていくが、その直後助けを求める女性の声が周囲に響く。窓の外を見ると、1人の女性に対し4人の男たちが乱暴を働こうとしていた。女性を助けるため駆け出しそうなコートニーを抑え、屋外へと走り出すエリックだったが、男の1人に射殺され、一部始終を目撃していたコートニーはパニックに陥ってしまう。
サイバー犯罪対策ユニットの捜査官ゾーイは、夫で刑事のバリーと同じ警察署で働きながら、小学1年生になる息子ティミーを育てていた。ゾーイは、女性を狙う連続強姦犯を追うせわしない日々で、交代でバリーにもティミーの面倒を見てもらっていた。だが、いつしか夫婦の間はギクシャクし、ある夜、彼を尾行したゾーイは若い女性とキスしているバリーの姿を見てしまう。「潜入捜査だった」と言うバリーと一時的に関係は修復したものの、夫の裏切りを許せないゾーイは裁判所から接近禁止命令を出し、家からも締め出すことに。そんなある夜、就寝中に火災が発生し、息子ティミーが犠牲になってしまう。悲しみに打ちひしがれるゾーイだったが、現場の証拠から火事の原因はゾーイとされ逮捕されてしまう。
1942年、第二次大戦中の中立国スイスの首都ベルン。フランス大使館主催の豪華絢爛なパーティーで、ひとり遠くを見つめる外交官ジュリアン・ロシェル。シャンパンの泡沫に誘われて、ある女のことを思い出す。かつて、狂ったように愛した女のことを──。ダニエル・シュミット監督作の日本での初劇場公開作として脚光を浴び、その後の『ラ・パロマ』(74)公開等に連なる熱狂的なシュミット・ブームの口火を切ったのが、この『ヘカテ』です。ひとたびその優美な肌触りに触れたら、独占したくなるシュミットの世界。その秘密の扉を開いた名作が完全修復され、流麗な姿でスクリーンに伻ります。外交官であり、亡命先のスイスでココ・シャネルの伝記も執筆した、戦間期の文壇の寵児ポール・モランの小説「ヘカテの犬たち」を下敷きに、ギリシャ神話の異形の女神ヘカテの物語を翻案、「恋」という人類最大の病にして謎(ミステリー)の極限を軽やかに描き切り、永遠のきらめきを放つ至高のメロドラマに仕立てあげました。
ハーバード大とコロンビア大の学位を持ち、8つの言語と2つの古代言語をマスターしているジュリーは、博士号を取って自然史博物館で考古遺物の翻訳をする夢を持っていた。だが卒業間近、助手制度が廃止になり、学費の援助も大学院助手の雇用もできないと知らされる。そんな中、自然史博物館の仕事があると紹介されたジュリーは、気合を入れて面接担当者の学芸員ダンに会うが、求められていたのは犬の世話係だった。その後、丁重に断り他の仕事を探すも、経歴が凄すぎて雇用先が見つからない。そこで語学クラスの個別教師を始めたジュリーは、担当した老夫婦からフランス人女性と遠距離恋愛する息子にフランス語を教えてあげてほしいと頼まれる。その息子はなんとダンで…。
実娘の誘拐・殺人容疑で、母キャロリンが逮捕された。しかし彼女は、あくまでも娘を助けたのだという。18ヵ月前、飛び級で高校を卒業した16歳の娘ラウラは、夏休みに乗馬を習うべく、インターネットで調べとある牧場へ通うことになった。のびのびとした環境で乗馬に夢中になるラウラだったが、秋が近づくにつれなぜか両親に反抗的になっていく。12ヵ月前からは牧場に泊まりがちになり、8ヵ月前には両親に何も告げず、大学を自主退学。それを機に家出をしてしまう。ラウラが牧場にいることは明らかだったが、牧場経営者のマーティは頑としてそれを否定。警察も当てにならないなか、キャロリンは自分たちの手でラウラを奪還しようとするが…。
映画監督:佐々部清(ささべ きよし)氏の遺影に手を合わせる1人の男性。2020年3月に急逝した佐々部氏に想いを馳せる俳優升毅(ます たけし)の姿。「監督のよーいスタートがないのにカメラが回っているのが不思議な気がする…」升は喪失感を抱えたまま、佐々部氏ゆかりの地や親しかった人々を訪ねる旅に出る。佐々部氏が生前に果たせなかった、東日本大震災の被災地での映画作りを思い、岩手県陸前高田市に足を運ぶ。そこで出会った「漂流ポスト3.11」と被災地の今の姿。さらに旅先でのインタビューを重ね「生きること」を改めて考え、感じていく升毅。佐々部氏の仲間たちから託された「手紙」を携え、再び漂流ポストを訪れた彼が、孤独と向き合い、ペンを手に取る。そこに今を生きることへの答えへはあるのか――。
とあるアパートの一室にある「梁山泊プロダクション」。所属するのは、出歯亀評論家、横領評論家、性病評論家、出歯亀評論家、皮膚病評論家、反吐評論家・・・・俗物にして俗悪な面々であるが、ユニークで型破りな評論活動は次第に人気を集め、マスコミに引っ張りだことなる。しかし、文化人や主婦連、PTA等の良識派の面々はそういった評論家達の活動に眉をひそめ憎悪し、両者の対立は徐々に深刻化していく。そして、その日はやってきた。機動隊をも巻き込んでの俗物戦争が遂に開戦された!
清掃員の仕事をしながら、設立当初から「ドッグレッグス」のスター選手として輝いてきたサンボ慎太郎は、普通の幸せを夢見て引退を考える。しかし、それに立ちふさがる男がいた。団体の設立者、慎太郎の永遠のライバル、そして「20年間障害者を打ちのめし続けてきた健常者」と言われる北島行徳=アンチテーゼ北島である。「北島戦を最後に引退したい」という慎太郎に対して、北島は「勝者だけが引退できる」という条件を突きつける。もう一人の「ドッグレッグス」レギュラーで、女装癖のある伝説のレスラー・愛人(ラマン)。彼にはほぼ全面的な麻痺があり、妻=ミセス愛人(ミセスラマン)と息子=プチ愛人(プチラマン)の反対にも関わらず症状を酒でごまかしていたため、重度のアルコール中毒でもある。「ドッグレッグス」のために生き、「俺はリングの上で死ぬんだ」と呟くラマン。そんな彼を見つめるミセスラマンは、彼の意志と彼の命、そのどちらを尊重するのか?そんなラマンを介護する中嶋もがんとうつ病を抱えながらリングに上がるレスラーであった。引退試合に向け練習を重ねる慎太郎。そんな彼にとってもう一つの大事な戦い<愛の告白>のゴングも打ち鳴らされようとしていた――
矢吹、片岡、谷川の三人は、名門高校のサッカー部員である。東京都予戦準々決勝、気合が入る三人。谷川の妹、有子とその友達、坂口理恵が応援に来ていたからだ。谷川は理恵のこと、矢吹、片岡の二人は有子のことを好きなのだ。試合はなんとか勝ったがミスが続いた谷川は控えの選手と交代させられた。数日後、矢吹と片岡の根回しで理恵とデートをした谷川は彼女から友情以上の感情はないと言われショックを受ける。その日、谷川は風邪で練習を休んでおり、運悪くデートをマネージャーの久保に見つかってしまう。そして、翌日の練習で猛烈な特訓を受けた谷川は、急性胃潰瘍で倒れ、息をひきとった。谷川の死を契機に、サッカー部のあり方をめぐり対立する矢吹と片岡。矢吹は不良グループとの付き合うようになりサッカーとも距離を置くようになる。決勝戦の日はまもなくだが・・・。
中学校の二年生の純一は中流家庭のひとりっ子。そんな純一が秘かに思いを寄せる八百屋の娘雪子の父が交通事故に会い、彼女が店を手伝うことになった。雪子が頑張る姿を見ていた純一も勢いで店の手伝いを始める。純一の誕生日、ワイワイ騒いだクラス・メートたちが帰った後、純一は、ふと母に異性を感じ、唇をあわせた。ある日、配達中の純一と雪子をチンピラが襲うが、純一は傷つきながらも雪子を救った。退院した純一の家に同級生の花枝がお見舞いにやってくる。突然、服を脱ぎだした花枝は「あたしの体、あげる!」と迫るが、純一は断った。その夜、純一は夢を見た。林の中で天使のように舞う雪子、その豊満な体…。純一は、射精して目が覚めた。「俺は汚ねえ!」性のめざめに戸惑う純一は自己嫌悪におちいり、こぶしで自らを叩いた。そして、雪子は父親の回復が見込めないため、遠い田舎へ引っ越すという…。
小林多喜二は、一九〇三年(明治36年)秋田の貧しい農家に生まれた。彼が四歳の時、一家は伯父のいる北海道小樽に移住した。伯父のパン工場で働きながら勉学に励み、高商(商大)卒業後、北海道拓殖銀行に勤務する。多喜二は、銀行業務帳簿の合間に小説を書いていた。二十一歳の時に田口タキと出会い恋に落ちる。借金までして彼女をわが家にひきとったが、タキは突然、多喜二の深い愛から逃げるように去っていった。また、社会で歴史に残る悪法「治安維持法」(一九二五年四月)が制定された。激しい抵抗運動が起き時代の大きな鼓動と呼応するかのように多喜二の胸を激しく打った。多喜二は文学にうちこみ、同時に労働者、農民闘争に参加した。そして遂にデビュー作「一九二八年三月十五日」を書きあげ、名実ともにプロレタリア作家としての道を歩むことになる
名脇役イ・ムンシクの初主演映画。ゴン・ピルドゥはレスリングで銅メダルを獲得するなど運動神経の良さを評価され、刑事に特別採用された。しかし、活躍する機会は少なく、加害者の代わりに被害者を検挙するミスを起こし、済州道への左遷しろと言われてしまう。
社長のチャン・サギと部下のマ・ゴボンは、非公開物件や裏社会の金を横取りする詐欺集団だ。彼らの後ろには、詐欺行為を手伝うハッカーのキム・ダルセと情報屋のド・ジュンがいる。検察と国税庁は美人捜査官を急派し、チャン・サギを逮捕しようとするが...
2002年のサッカーワールドカップ期間中、サッカー好きな北朝鮮部隊の隊長は、自国開催の韓国の熱狂に参加できず不満を抱いていた。ある夜、非武装地帯の国境巡回していた北朝鮮部隊は猪を追いかけ、韓国部隊と遭遇するー。
年老いた三流泥棒ドクベは出所後、娘のファイを探す。保育園で子供たちを世話するファイは、そんな父親を受け入れられず冷淡な反応を見せる。傷ついたドクベは娘のために一発逆転を決意し、仲間らとある計画を実行する。
1988年10月、韓国の全国民がソウルオリンピックの成功で浮き立っている頃、刑務所から護送バスで移送中だった12人の服役者たちが、緻密な計画により刑務官たちを急襲。銃と実弾を奪い脱出する前代未聞の<チ・ガンホン脱走事件>を描いた作品。
看護師見習いの心優しいアンナは、パートナーのイジーの両親が暮らす田舎の邸宅を訪れることになるが、富豪であるイジーの家族と自分の階級の違いに気後れし不安を感じている。到着早々使用人のルーシーにきつく当たるイジーとその家族を目の当たりにし、一家への不信感を募らせる。屋敷に飾られた<土着の神>の絵画、病人でありながら自ら部屋に引きこもる父親、母親の寝室に隠された失くしたはずのピアス、そして不吉な夢…この家で起こる全ての出来事が徐々にアンナを追い詰めていくなか、ルーシーの口から禍々しい儀式の秘密が語られる。
漁村で暮らすジャンウは両親を亡くした後、必死に働き妹のウンジを養っていた。ところがある日、ウンジは何者かによって殺されてしまう。犯人は捕まらないまま、亡くなったウンジの魂を慰める“救魂祭”が執り行われる。そんなある日、ジャンウはある不審な男を見つけ、この男が犯人だと確信するが捕り逃してしまう。そこでジャンウは予知能力を持つ霊能者シウンの力を借りて男の正体を突き止めていくが――。
ソウルの市場で女子高生ミンジュが男たちによって殺害される。しかし事件は誰にも知られることなく闇に葬られてしまう。1年が経ち、7人の容疑者のうちの1人が謎の武装集団に拉致される。その後も武装集団は容疑者たちを次々と拉致しては拷問をして自白を強要する。やがて容疑者たちの証言により事件の裏に潜んでいた闇が浮かび上がってくるのだった――。
父・母・息子の3人が暮らす上流家庭。家族としての関係は冷え切っていた。ある日、近くに住む女との不貞に気づき、嫉妬に狂った妻は、夫の性器を切り取ろうとする。しかし、あえなく失敗し、矛先を息子へと向ける。凶行に出た後、妻は家を出ていき、夫と息子はとり残される。性器を切り取られてしまった息子は、絶頂に達することができずに生きていくのか。なくしたことで虐められ、生きる自身をもなくした息子。罪悪感に苛まれる中、父は絶頂に達することができる”ある方法”を発見する。それを息子に教えることで、再び父子の関係を築いていく。だが、そこに家を出ていた妻が戻り、家族はさらなる破滅への道をたどり始めるー。
カード会社のコールセンターに勤めるジナ(コン・スンヨン)は、どんなクレームにも沈着冷静に対応できる優秀な職員だが、公私ともに孤高の生き方を貫いている。同僚との会話はなく、昼食も一人、帰宅しても一人。外出時はスマートフォンでひたすら動画を見続け、外界を遮断し、己の領域を守ることを怠らない。母の死後、唯一の肉親となった父親とも疎遠だ。ところが研修生スジン(チョン・ダウン)の教育係を任された彼女は、指導どころか対話もおぼつかない。さらに、アパートの隣人が人知れず孤独死していたことが分かり、ジナの生活は揺らぎ始める…。
国共内戦後に帰郷した人民志願軍・第9兵団第7中隊長の伍千里(ウー・ジン)は、兄の百里が戦死したことを両親に報告する。間もなく中国が朝鮮戦争に参戦し、千里の休暇は取り消され、再び従軍することに。弟の万里(イー・ヤンチェンシー)も一緒に行きたいと願うが、千里はそれを許さなかった。おりしも1950年9月、朝鮮戦争に介入した米軍を中心とする国連軍が仁川に上陸。第7中隊に戻った千里は、そこで自分を追って入隊した万里の姿を見つけ愕然とするが、その揺るがぬ意志を目の当たりにし、彼に銃を渡す。前線へ無線機を届けるよう命じられた第7中隊は、米軍の容赦ない爆撃にさらされながら過酷な行軍を続けるが……。
女子高へ転校したユジンはクラスメイトからいじめにあっていた。ある日ユジンは、友人と深夜の教室で、“コックリさん”で自分をいじめたクラスメイトに呪いをかける。いたずらのつもりだったものの、翌朝呪いをかけられた一人が変死体で発見され、その後も次々とクラスメイトが悲惨な死を遂げる。“コックリさん”によって呼び起された怨霊はやがて、村全体へ広がっていきユジンは事の重大さに恐怖するが――。
暗殺が世を動かしていた混乱の時代。覇権を勝ち取るため宝の在処が記された地図をめぐって東桑と南陵の間で争いが起こり、それぞれの思惑が交錯。最強の暗殺集団である離恨谷も争いに巻き込まれていく。その離恨谷が誇る四大刺客の1人“青の修羅”ユアンは、地図が原因で虐殺された一族の仇を討つため、幼い頃から厳しい修行を積み、谷で随一の実力を備えるまでに成長する。一族の復讐を果たす機会をうかがっていたが、掟を破り仲間を殺したという濡れ衣を着せられ、谷から追われる身に。次々と迫りくる追っ手と戦うなかで、彼は自身が巨大な陰謀に巻き込まれていることに気が付く…。
■獲物は慎重に選べ…大学4年生のソーヤは、就職の面接に向かう途中、道を間違え、ケンタッキー州の極寒の森の奥深くに迷い込んでしまう。ところがそこで突如として、ソーヤは冷酷な無法者の一味に追われ、死に直面することとなる。逃げる場所もないため、不安を持ちながらもローウェルと協力せざるを得なくなる。ローウェルは謎の目的を持つ得体のしれない独り者だ。信頼できるのか分からないが、ソーヤは無法者の一味から生きて逃げるために、彼に運命を賭けることになる