恋人の住む町に勝手に引っ越してきたルイーザ。セクシーなピアノ教師の出現に田舎町の男たちは色めき、アパートの大家の息子マルチェロも彼女に一目惚れ。ルイーザの恋人のマリオッティは地元の名士で、選挙の準備で会う時間がなかなか取れない。それもそのはず、マリオッティには妻がいたのだった。そのことを知ったルイーザはマリオッティを嫉妬させようとマルチェロを誘惑する。ところがマルチェロの思いは本気になって…。
謎の誘拐組織から身を守るために、一家で田舎町にやってきた大富豪のリカルド。汚い身なりで暮らしていた彼だが、偶然に出会った美女モニカに一目惚れする。彼女は地元の大学の英語教師だったことから、英語の個人レッスンを頼み込むが、同じ大学に通うリカルドの息子のカルロも彼女に恋をする。事態は父子が争う奇妙な恋の三角関係に発展し、さらには恋のライバルの出現や不倫騒動など、町を挙げての大騒動が巻き起こる。
ロースクールに通うダニーは、祖母とトレーラーハウス暮らし。生活は貧しいのに、祖母が衛星チャンネルの訪問販売員に押し切られてしまい、学費用のお金をすべて使ってしまう。おかげで「2週間以内に学費を支払わないと退学だ」と、学部長に宣告される。そんな彼に、バイト先の先輩ジェリーから、学校内の階段でわざと滑って転び、ケガをしたと訴えれば、治療費が取れると言われ、仕方なく手を染めることに。だが、ジェリーに連れて行かれたのは怪しい医師にうさん臭い弁護士。根が正直なダニーは止めようと考えるが、欲深な学部長にジェリー、さらにはお金のことにしか興味のないロシア人の恋人ヘンリカに迫られた挙句、和解どころかついに裁判沙汰になってしまう。
30年ほど前より、外界から孤立し廃墟と化している町レイブンロック。郷土史家によると、炭鉱事故で多くの若者たちが亡くなって以来、この地域では行方不明者が異常に多いのだという。最近では昨年10月に、町の近郊に住むベン・ウェーバー氏の愛娘エバが行方不明になって久しい。かくしてジャーナリスト・グループのミレニアム学会は、ウェーバー氏から資金援助を受けて町の真実を解明し報道すべく、パイパーをリーダーとする探索&撮影チームを町へ送り込むのだった。幼い頃、町に住んでいたガイドのマイアは危険を察知して、今まで口を閉ざしてきた町のおぞましき過去をようやっとグループの面々にに語り出すのだが、間もなくして仲間が次々と行方不明になっていく。
究極のホラー映画制作のために集められたルースら6人の男女。彼女たちが呼び出されたのは、過去にホラー映画の撮影にも使われたという古い倉庫ビルだった。内部に漂う空気と雰囲気に重苦しさを感じる一同だったが、斬新なシナリオを作った最優秀者には賞金200万ポンドが贈られると聞いた6人は企画を出し合い始める。進行役を務めるワイズ教授のもと会議が進む中、ルースは“切り裂きジャック”を題材にしたシナリオを提案。他の5人がホラーの定番だとして難色を示すと、ルースは、切り裂きジャックが使ったというナイフが収められた箱を取り出す。”恐怖の遺物”が提出されたことでシナリオの方向性が決まった夜、ルースは悪夢にうなされる。
ルート106号線惨殺事件の生存者レックスは、警察で刑事の事情徴収を受けていた。田舎道で車が故障し、助けを待っていた彼はそこで記憶が途切れ、気がつくと見知らぬ廃墟で足を鎖で繋がれていた。そこでガスマスクをつけた人物と遭遇。その場から離れないことを要求するガスマスクに逆らったレックスは、意識をなくすまで幾度も殴られ続けた。もう1人の生存者アリスは、帰宅途中で車が故障したところをガスマスクに襲われ、狩りの獲物のような扱いを受けていた。ガスマスクはデスゲームを楽しむかのように、監禁した者たちをいたぶっていく。しかし刑事は、2人の証言に違和感を抱いていた。
時刻は17時39分。ポップスター、ソフィアのカウンセリングの途中にトイレに立った心理カウンセラーのルーク。部屋に戻った彼が見たものは、何者かに首を絞められ殺害されたソフィアの姿だった。犯人として逮捕されてしまうことを危惧したルークは、今日1日カウンセリングを施した患者たちとの言動を思い返し、自身の力で真犯人を見つけようと推理し始める。17時30分、予定より10分早く始まったソフィアのカウンセリング。スターになる夢を叶えた彼女は、忙しい日常を繰り返すことに辟易していた。彼女がパートナーのことを話さなかったことに気づいたルークは、ソフィアに恋愛関係の問題があったのではないかと考えるが…。
「選挙はエモいね~!」と言いながら高松市の商店街を歩く時事芸人のプチ鹿島。同行する相棒はラッパーのダースレイダーだ。風に乗って聞こえてくる演説の声。「あ、デジタルって言った!」思わず足早になる二人。商店街のその先に、どうしても会いたい人がいた……。2020年4月17日金曜日。物語はこの日から始まった。東大中退のラッパー・ダースレイダーと、新聞14紙を毎日読み比べる時事芸人・プチ鹿島が、YouTubeで「ヒルカラナンデス(仮)」をスタートさせた。コロナ禍で1回目の緊急事態宣言が発出され、街から人の姿が消えた時期だった。二人はアベノマスクや10万円給付をめぐるゴタゴタなど、次々に露呈する政治家の不思議な振る舞いについて毎週笑いに包みながら、それでいて本質的な議論を展開していった。そんな時に出会ったのが映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(2020/大島新監督)だった。小川淳也議員の17年に及ぶ活動を追った映画は、異例のヒットを記録し、小川氏に注目が集まっていた。一方、小川氏と同じ香川1区選出で、地元でシェア6割の四国新聞のオーナー一族である平井卓也氏は、国会でワニの動画を見ていたことが判明。その後、デジタル改革担当大臣に就任すると、二人は平井氏を「ワニ大臣」という愛称で呼ぶようになる。身内びいきを隠さない四国新聞を読むにつけ、「新聞読みのプロ」であるプチ鹿島の魂に火が付き、いつか逆取材をしてみたいと思うようになる。2021年10月の衆院選で、番組のスピンオフ企画として香川1区を取材。平井氏と小川氏に加え、維新の町川順子氏にも体当たり。そして取材のハイライトは、鹿島vs四国新聞。令和の時代にあり得ない「FAXバトル」が勃発した!2022年7月の参院選でも「ヒリヒリする現場」を求めて大阪に乗り込んだ。「維新政治を斬る」という自前のブックレットを手に、大阪で活動する菅直人元首相に密着。菅氏vs維新のバトルを存分に味わいつつ、辻元清美氏(立憲)、辰巳孝太郎氏(共産)、高木かおり氏(維新)、松川るい氏(自民)らの候補者にもアタックしていく。ところが…。7月8日、奈良で安倍元首相が銃撃されたという一報が入った。二人は、自分たちも含め、この日誰が何をどう考えたかを記録として残そう、と決意する。選挙とは、民主主義とは…答えの出ない問いを胸に、二人の旅は続いた。
カメラマンのフランシスは、市長の依頼で世界最大の花、ラフレシアの撮影をすることに。地元民のロジャーがガイド役として同行し、二人はラフレシアが生息するとされる森林に入るのだが、捜索の途中、違法な森林伐採の現場を目撃してしまう。見て見ぬフリをするロジャーに不信感を抱くフランシスだったが、森を知る彼の後について歩くことしかできない。そんな時、売春宿から逃げ出してきたアンジェラに遭遇する。彼女はロジャーに騙され、違法伐採者の為の売春宿で働かされていたのだった。アンジェラと共に売春宿に軟禁されてしまったフランシスだが、彼女を助けるために売春宿からの逃走を試みる、、。2009年カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した映画界の鬼才・ブリランテ・メンドーサが、フィリピンが抱える社会問題と、人間の激しい欲望を描いた官能サスペンス。
8年間模範囚として刑務所に服役した後、元エリート兵士エモンが釈放され、ついに別居していた妻と幼い娘と自由の身で再会する。しかし、世界は爆発的に拡大する“謎のウイルス”によって感染者は増加し続け、大混乱に陥っていた。国民の80%が凶暴化した世界で、エモンは特殊部隊のスキルを活かし、家族を救い出すために危険な都市を駆け抜ける。だが、感染の速度は加速する一方で、人類に残された時間はわずかだった―。
19歳のアナベルは住む家もなく、盗みばかりを繰り返すという生活を送っていた。ある日、ナチス収容所に収監された経験を持つジョセフという富豪の男性との出会う。ジョセフの実家は第二次大戦中に、所有する数々の有名画家の絵をナチスに没収された過去があり、その絵を奪還するため、アナベルを誘き寄せたのだった。ジョセフとの出会いから数十年、アナベルはナチスに没収され、ナチス思想を信奉する億万長者の手に渡った有名画家の絵を奪還するとてつもない計画を練り上げた。アナベルはかつての仕事仲間に話を持ちかけ、この計画の遂行に不可欠なスペシャリストをスカウトし、カリスマ犯罪チームを結成した。やがて、亡きジョセフとの約束を果たすために、犯罪のプロによる究極の強奪作戦が始まる。
お笑いコンビ「野性爆弾」の川島邦裕が主演を務め、第3回沖縄国際映画祭で上映されたホラーコメディ。自身の部屋に言い知れない違和感を抱いた川島はカメラを回すが、その時、玄関のベルが鳴る。それをきっかけに次から次へと奇怪な現象が起こりはじめ、川島は極限まで追いつめられていくが…「野性爆弾」相方のロッシーほか、「次長課長」の河本準一、「はんにゃ」の金田哲らお笑い芸人が多数出演。
妙子(木村文乃)が暮らす部屋からは、集合住宅の中央にある広場が一望できる。向かいの棟には、再婚した夫・二郎(永山絢斗)の両親が住んでいる。小さな問題を抱えつつも、愛する夫と愛する息子・敬太とのかけがえのない幸せな日々。しかし、結婚して1年が経とうとするある日、夫婦を悲しい出来事が襲う。哀しみに打ち沈む妙子の前に一人の男が現れる。失踪した前の夫であり敬太の父親でもあるパク(砂田アトム)だった。再会を機に、ろう者であるパクの身の周りの世話をするようになる妙子。一方、二郎は以前付き合っていた山崎(山崎紘菜)と会っていた。哀しみの先で、妙子はどんな「愛」を選択するのか、どんな「人生」を選択するのか……。
高校生のタケシとF1は、原付を盗んでは不良軍団に売ってお金を稼ぐバイトをしていた。ある日、タケシたちが通う学校に転校してきたアヤカ(黒崎レイナ)も仲間に加わり、3人で原付窃盗をすることに。寂れたアパートに停めてある原付をいつものように盗もうとしたとき、なんと持ち主と思われるマスク姿の女に見つかってしまう。慌ててバイクで逃げるタケシたちだったが、人間とは思えない身体能力で走ってくる女にすぐに追いつかれてしまう。そう、このマスク姿の女こそ、頬まで口が裂け、100mを6秒で走る伝説の口裂け女だったのだ!果たして彼らの運命は!?そして口裂け女の正体とは!?
フィリピンのある地方で、韓国人労働者20人余りがゲリラに拉致される事件が発生する。軍部は莫大な身代金を要求するゲリラを一網打尽にするため、急遽5人の特殊部隊員を派遣することになるが、ハッカーの悪ふざけで、底辺を生きている5人の防衛隊員が選抜され、フィリピンの奥地に派遣される。
付き合って2000日目の記念日を間近に控えたチュンソ(イ・チョニ)とミヨン(ハン・ジヘ)。長い間変わり映えのないミヨンとの関係に疲れを感じ始めたチュンソは、彼女との距離を置くために研究員としての南極派遣を志願していた。そんなある日、いつものように部屋にやってきたミヨンを避けるように外へ出かけたチュンソは、ミヨンが昨夜事故に遭って入院していると知らされる。ミヨンは今さっき家に来たばかりなのにと、半信半疑で病院へ向かうチュンソ。そこには、意識不明の重態でベッドに横たわっているミヨンがいた。彼女は確かにさっき自分に会いに来たのだ。チュンソは部屋を訪れたミヨンを探しに出のだが…。
引退を目前に控えた警察局長のギンタスが市長選挙への出馬を決意したその夜からギンタスの元仲間であるソ連時代の元秘密活動員の変死体が次々と発見される。若き捜査官シモナスと共に捜査に乗り出すギンタスだったが、地元のエリート政治家たちにより隠ぺいされた過去の恐ろしい事件が明るみになり、人々は恐怖の嵐へと巻き込まれていく――。
ヨディはサッカー場の売り子スーに話しかけふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。ヨディは実の母親を知らず、そのことが彼の心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミと一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブと出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイドはそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋──やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。
カトリックの神学生のギョシクはミサの助祭で大失敗をしでかし、罰として山の上の教会で精神修行を行うことに。そこで出会ったのは神父の姪のボンヒ。酔いつぶれて寝ていた彼女とアクシデントでキスをしたギョシクは、その日から彼女が気になる存在に…。
女手一つで息子のスヒョンを育ててきたミギョン。スヒョンは兵役を終えて帰ってくると親友のヨンジュンとともに旅行へと出かける。ところがその旅行中に交通事故に遭い、スヒョンは植物状態になってしまう。ヨンジュンは罪の意識から献身的にスヒョンの看病をするが、やがてミギョンはふたりの秘められた関係を知ることとなる。
黒雲がたちこめる無人島の上空。ヘリでパトロールをしていたアントンとルーユーは海岸沿いに書かれたSOSの文字を発見する。遭難者の男性二人を無事に救助し島を離れようとした矢先、霧の中から一羽の巨大な鳥が現れた……。それは何と太古の昔に絶滅したはずの翼竜プテラノドン!凍りつくドン達にプテラノドンの大群が襲来する。そこへ謎の軍用ヘリ2機が突如現れ、武装した傭兵とプテラノドンの壮絶な空中戦がはじまり――。彼らが訪れたこの島は、太古の巨大生物が蠢く恐るべき恐竜島だったのだ。
若妻のジョエルは馬小屋で使用人にレイプされ、その現場での事故が原因で夫は性的不能となってしまう。彼女はそれでも満足していたのだが、その使用人を殺したことで刑務所に入っていたチャールズが出所し、ジョエル夫妻の庭師として雇われることになる。再会したジョエルとチャールズは、深い関係に陥っていく。主従が逆転した羞恥プレイ、痛みと快楽が同時に突き抜ける恍惚の悦楽。その行為は次第にエスカレートして…。
イングランドの名門貴族クリフォード・チャタレイと結婚したコニー。しかし、戦争でクリフォードは下半身不随となり、コニーへの愛情は次第に屈折したものになっていた。心も身体も満たされないコニーは、たびたび森の中へ出掛ける様になる。そんな時、俗世を離れてひっそりと暮らす森番のメラーズに出会う…。
画家ニコラスとその恋人マリアンヌは画商に招かれ、老画家フレンホーフェルの邸宅にやってくる。フレンホーフェルは10年前、妻をモデルに自らの最高傑作『美しき諍い女』描こうとするが、完成直前にその制作を中断して以来、筆を握っていなかった。しかし彼はマリアンヌに“美しき諍い女”を見出して再び制作に挑むことを決意する。モデルと画家の緊張感ある関係は、次第に彼の妻リズやニコラスをも巻き込んでいき…。
ローマの昼下がり、初老の男が病床に伏せていた。彼は一代で財を築き上げた大富豪で、最愛の妻にも死別され、寂しい晩年を過ごしていた。家族の世話も受けられず、派遣の看護婦を雇うことに。やって来た看護婦は、色気たっぷりのセクシーな女性。その妖艶なたたずまいと物腰は、まるで男たちを挑発しているかのようだった。最初に誘惑に負けたのは、初老の男の長男。彼は倦怠期の妻には見向きもせず、看護婦の尻を追い掛け回し…。
“O”は恋人のルネに命じられ、ロワシーの館に入った。そこでOは衣服を脱がされ、裸のまま首輪と腕輪をかけられると、男たちに鞭で打たれ、犯される。ルネはそれを見守っていた。Oは恐怖とともになぜか甘美な思いを抱く。館から出たOは、ルネからステファン卿を紹介される。兄弟同然の仲だというルネとステファン卿は、Oを共有し、思いのまま自由に扱う。次第にOはステファン卿に惹かれ、彼に愛されたいと望むようになる。
エネルギーが消費されつくした近未来。人々はろうそくや薪を使用した生活を送っていた。科学者たちは新しいエネルギー源を求めて日夜、研究を続けていた。やがて、女性のエクスタシーからエネルギーを採取して電気エネルギーに変換するという画期的な方法が開発された。コッポラ教授は、ローマで一番の性豪ダニエレと、ローマで一番の子持ちのフランチェスカの協力を得て、性エネルギーを電気エネルギーに変換することに成功する。
家族と平凡に暮らす青年エロイは、突然の父親の死により夢遊病になってしまう。夜な夜な寝ながら歩き回っていたエロイは、ある日エルビラという美しい年上の女性に出会う。彼女はエロイを未知なる性の世界へと手ほどきし…。インドの性の教典“カーマ・スートラ”を超える中国の性の教典“TAO”により、新しい性の世界へと導かれる青年の愛と成長の物語。謎めいた美女を演じるアントネッラ・コスタが美しい肢体を存分に披露。
パリで広告代理店を経営するマイケルは、16年前の夏にフランスの避暑地で遊んで棄てた女、マリーと思いがけず再会する。マイケルがマリーの部屋を訪ねると、そこには16年前のマリーにそっくりな少女がいた。少女の名はジェニーン。ジェニーンはマリーの娘だった。マイケルとマリーは16年前に戻ったように激しく求め合うが、翌朝、マイケルは両手首をベッドに縛りつけられており…。
兄が仕事で留守の間、美しい妻ラウラの護衛を頼まれた少年サンドロ。その日から、どこに行くにもラウラから離れないようになった彼は、友達と遊べる時間が極端に減ってしまい、彼に想いを寄せるロージーも寂しそうにしている。それを見たラウラは、サンドロに恋の手ほどきを始める。しかし、サンドロにはロージーよりグラマーで美しいラウラの方がはるかに魅力的に映り、彼女への恋心を募らせてしまうのだった。
シシリー島で暮らす生地商のイグナツィオは、妻を亡くしてから長男アントニオ、次男ニーノ、三男エンジーノと男だけの生活を送っていた。ある日、若く美しい娘アンジェラが、お手伝いとしてやって来る。イグナツィオは優しく気の利くアンジェラが気に入り、何かと彼女の気を引こうと躍起になる。ところがアントニオも、アンジェラの魅力の虜になっていたのだった。一方でニーノは、そんな父と兄の態度に反感を持っていた。
ニューヨークで働く上級資産鑑定士レイチェルは、顧客の一部資産を相続した孫から歴史ある図書館を鑑定してほしいという依頼を受け、カリフォルニアの山岳地帯の田舎町へ来ていた。だが、地元で愛される図書館を売却するのではと疑われたレイチェルは、地元民から嫌われてしまう。一方、ゴールドラッシュ時代の無法者ブラック・バートの取材・執筆のためにその町で暮らしていたノマド作家のジェイクは、義姉レイチェルからの依頼を受け、数週間、甥のノアと姪のヘイリーを預かることに。さらに取材のために通う図書館で、司書のアーチャーからレイチェルに図書館の重要性を教えるよう頼まれる。だが、仕事を早く終わらせたいレイチェルに冷たくあしらわれてしまう。
色を失い、目に見えるものすべてが灰色となってしまった近未来の世界。そこで力を得ているのは、飲めば一瞬ではあるが、世界の色を見ることができる薬“イリス”を手にしている者だった。しかし、そんな状況下で生きながらも、少女アナは薬を手にすることもなく、世の中の色を見ることができた。そんなアナの力を守るため、ゼタとホタという男たちはいつも彼女のそばに寄り添い、東の遠くの果て、灯台がある島を目指していた。しかし、世界を制覇しようとする者たちによって、3人は追われるハメになる。
今は廃墟となった食肉処理工場の跡地に、世間から離れて住み暮らすミラー。彼は10年前に殺された女性ゲイルへの想いを秘め生きていた。そんな彼の前に、母親であるゲイルの死の真実を突き止めようと、ルースと名乗る若い娘が現れる。当初、ゲイルなんて女性は知らないと突っぱねたミラーだったが、ルースが訪ねてきたことで彼の中にあったゲイルとの思い出が蘇ってくる。もともと放浪者だったミラーは10年前、ゲイルの夫ユライアが営んでいた農場に現れ、農夫として雇われた。ある日、ミラーはユライアに暴力を振るわれているゲイルを見かけて同情。急速に2人の仲は親密になり、ゲイルはミラーとの逃走計画を立てる。一方、ルースはユライアの姉から事件の驚くべき顛末を聞くのだが…。
ホテルの一室で目覚めたクリス。しかし隣のベッドで寝ているはずの元カノ・ブルックの姿が見当たらない。深刻な事態が起きたことを察したクリスは彼女を捜しに、カンクンの街を駆けずり回る。そもそも元カノである彼女と旅することになったのは2ヵ月前に遡る。仕事帰りのクリスが家に戻ると、懐かしい顔が飛び込んできた。それはもう二度と会えないと思っていた高校時代の恋人ブルックだった。別れてから2年も会っていなかった元カノの突然の訪問に驚くクリスだったが、彼女はさらに驚きの提案をクリスに告げる。高級リゾート地カンクンへの家族旅行に一緒に来てほしいと言う。ブルックの強引な誘いに、未練のあったクリスは同意するのだが…。
反陰謀論者で無神論者のピッパは、都市伝説やフェイクニュースの裏を暴き、事実と作り話の区別を使命とした動画サイト“アラームクロック”を運営するビデオブロガー。ロズウェル事件は墜落した気球を宇宙船と勘違いしたものだといった動画を公開していた。ある日、彼女はアンダーソンと名乗る人物と会うため公園を訪れる。その老人は皆がマジェスティック12と称する組織“マジック”に所属していると告げ、アンタレス星のレプティリアンと、レチクル座ゼータ星のグレイといった、敵と味方の宇宙人の存在や、冷戦はエイリアンの代理戦争だといったことを語り出す。証拠らしき写真とスペースペンを置いて彼は消えるが、その日を境にピッパは不思議な出来事に遭遇し始める。
田舎町に住む無職のフリオ。「警察官にでもなれ」との周囲の声に促されつつも、愛する恋人と離れ離れになることがイヤで消極的だったが、都会で裕福な暮らしをする叔父の姿を見て、警察官を目指すことに。しかし資格試験までは1年もあり、その間、叔父の仕事を手伝うことになった。しかしその仕事とは、警察官と裏で手を組んだ暗殺だった。知らぬがまま犯罪へと加担してしまったフリオは、罪を犯したことを激しく後悔するが、叔父の説得と大金を手にしたことで戻れぬ道を歩み始めていく。叔父から暗殺者としての矜持を叩き込まれたフリオは、一人前の暗殺者と成功していくが、その裏で罪悪感から悪夢にうなされる日々を過ごしていた。
20年の刑期を終え刑務所から出所したジョニー。今やバスの乗り方も変わり、戸惑いを隠せぬまま街へと向かった。すると、若者が運転する車がジョニーを乗せたバスを強引に停車させた。その若者はジョニーの息子ホワンだと名乗り、ジョニーを同乗させ、プール付きの豪邸へと連れて帰った。豪邸の家主はホワンの友人女性バーバラ。彼女が許可したことで、3人での共同生活が始まった。ある日、入院中の母親の見舞いに行ったジョニーは、ホワンからの連絡を受け急いで家に戻った。そこには襲われていたバーバラを助けようとしたホワンがもみ合いの末殺してしまった男の死体が横たわっていて…。
パリで連続強盗事件が発生。犯人は“ドーベルマン”と名乗る男が率いる強盗団。リーダーのドーベルマンことヤン・ルパントレックは生まれながらの強盗。彼の仲間には薬に溺れて殺人の衝動に駆られているムス、斧を振り回す巨漢ピットピュル、冷静沈着で聖書に手榴弾を忍ばせ常に携帯する神父アッベ、同性愛者で女装好きのソニア、廃車回収業者でマシンガンの使い手レオ、ヤンの恋人で爆弾の扱いに長けた美女ナット、狙撃の名手にしてナットの兄であるマニュなど多彩な仲間がそろっていた。鮮やかな手口で犯行を成功させる一味に対して、追い詰められた警官は、目的の為には手段を選ばない非情なクリスチー二警視をドーベルマン一味の壊滅作戦に登用する。クリスチーニはソニアを家族ごと脅迫して一味のアジトであるパブのありかを突き止め、深夜急襲を決行するのだが、、。
国から暗殺の仕事を請け負っていた伝説の元暗殺者ニックは、友人からの相談で再び暗殺の仕事を引き受けることに。一方、DEA捜査官のアンソニーは、麻薬取引の摘発のため、ある倉庫に踏み込むが、容疑者1人に相棒を殺されてしまう。相棒を殺した男と裏で糸を引く黒幕を見つけ出すため捜査を始めることに。暗殺者とDEA捜査官という何の接点もないはずの二人が奇しくも全く異なる経緯で、テロによる世界崩壊を目論む国際テロリストの凶行を阻止すべく奮闘する。
お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇、「ダイノジ」の大地洋輔がダブル主演したコメディ。家族にも見放されたニートの2人組が、下心満載で始めた女性のための復讐代行業のてん末を描く。仕事も夢もない2人のニートは、「失恋直後の女性は落としやすい」という情報を聞きつけ、恋に傷ついた女性を救うサイトを立ち上げる。「あなたを悲しませた男、ラブポリスが復讐します!」というコピーを掲げ、「ラブポリス」となった2人は、姑息な手段で女性の敵を次々と制裁していくのだが…。
パリの中心地、セーヌ川のきらめく水面に照らされた木造建築の船に、今朝もひとり、またひとりと橋を渡ってやってくる。ここ〈アダマン〉はユニークなデイケアセンター。精神疾患のある人々を無料で迎え入れ、創造的な活動を通じて社会と再びつながりを持てるようサポートしている。この船では誰もが表情豊か。即興のコンサートでフレンチロックを熱唱!ワークショップでは、色とりどりの絵を描き、カフェでレジ打ちをしてお客さんのお気に入りのカップにコーヒーを淹れる。精神科医療の世界に押し寄せる“均一化”、“非人間化”の波に抵抗して、共感的なメンタルケアを貫くこの場所をニコラ監督は「奇跡」だという。〈アダマン〉の日々をそっと見つめる眼差しは、人々の語らう言葉や表情の奥に隠されたその人そのものに触れていく。そして、深刻な心の問題やトラウマを抱えた人々にも、素晴らしい創造性があり、お互いの違いを認め共に生きることの豊かさを観るものに伝えてくれる。本作は、間違いなく最も「優しい」映画であり、この時代にもたらされた“希望”そのものである。
人生もフィクションも、選択の連続だ。脱サラ小説家・トウヤと、就職活動中の大学生・ナツミは、かつて同じサークルの先輩と後輩だった。喫茶店でトウヤはナツミのエントリーシートを、ナツミはトウヤの新作小説を添削しお互いに不足する部分を補っていた。ある日、担当編集者から呼び出されたトウヤは、あることを告げられる。叶わない夢、どうしようもない現実。ふたりが最後に選ぶものとは...。
日本人とフィリピン人のハーフで、クラスでは“ガイジン”といじられている小学校6年生の男の子。空回りして周囲から浮いているが、いつも笑顔で自分の居場所を求めている同じクラスの男の子。彼らに、明るく接してくれる図書室の新任司書の女性。だが彼女には、誰にも話していない秘密がある…。そんな彼女を励ますために2人は突拍子もないことを実行する。大切な彼女のために、「いつもありがとう」という想いを伝えるために。
毎日をダラダラと過ごしている美鳥に好きな人が出来た。そんな時、美鳥は唯一の友人・広子とある事をすると時間が15分だけ戻ることに気づいた。調子に乗って、無駄に時間を戻しては、自分たちの欲望を満たそうとするふたり。美鳥は、ついに時間が戻ることを使って好きな人に近づくのだった…。
食を通じ、人間の秘められた欲望を暴露していく連作短編映画。【栗田】という謎の男の登場により、登場人物たちの内なる<性(セクシャル)衝動(ドライブ)>が暴かれていく新感覚ブラックコメディ。
妹のエラと仲良しの姉リディア。彼女はエラの婚約者トーランが、傲慢で支配的な様子が垣間見えていることから、2人の結婚には反対だった。しかしトーランを信じるエラには、リディアの忠告は響かなかった。そんななか、姉妹は結婚式の直前に開かれたパーティーで、占い師にエラの運勢を占ってもらうことに。だがその結果は、彼女の死を示唆するものだった。心配事がさらに増えたリディアの気持ちはよそに、その後、エラとトーランの結婚式が執り行われ、2人はカリブ海へ新婚旅行へと旅立った。しかし直後、エラからの連絡が途絶え、身を案じるリディア。するとトーランから、エラが行方不明になったとの連絡が入る。
セラピストのキャラは、夫ブライアンがカリフォルニアの高級住宅地シークリフのホテルで支配人を務めることになり、社宅として用意された豪邸に越してくる。シークリフはキャラが幼い頃に住んでいた地区。そこに幼い頃にはすでに疎遠だった父フランクが訪ねてくるが、浮気で自身と母を捨てた父を許せないキャラは冷たく追い返す。ある日、父が脳卒中で倒れたと連絡が入る。大事には至らず、在宅ケアを勧められたキャラは、親子関係の修復を望む夫にも促され、父を渋々ひきとることに。看護は派遣看護師のリネットが住み込みでしてくれるという。自宅でセラピーの仕事と著書の執筆を行うキャラは、気が利くリネットに気を許すようになるが、父の足には複数の謎のアザができていた。
とある日。母親と出かけるため実家を訪れた弁護士のサットンが見たものは、血だらけで倒れている母親とナイフを握ったまま茫然とする妹エイプリルだった。母親殺しの容疑者として逮捕されてから1年後。エイプリルは事件当時の記憶を失っていたため、遅れていた裁判が遂に始まろうとしていた。姉として、そして弁護士としてエイプリルの無実を信じるサットンは、彼女を自宅に連れて帰り保護。しかしエイプリルを犯人として報道するマスコミが家の前に群がり、姉妹を追い詰めていく。サットンは、妹の無実を晴らすためには“失われた記憶”を取り戻すしかないと考えるも、エイプリルはPTSDを発症し、精神科医のカウンセリングを拒絶するのだった。
一人娘のステファニーと、亡き妻の思い出の味のケーキを作ろうと馴染みの食料品店を訪れたトミー。すると偶然にもそこに、偽札作りの犯罪組織を裏切り逃走中だった店主の娘ミッキーが、2人の男に襲われ逃げ込んでくる。何とか男たちを撃退したトミーだったが、争いの中でミッキーは殺害され、その後、ミッキーが持ち出した証拠の奪還を目論む犯罪組織に関与を疑われたトミーは、自宅を突き止められ襲撃を受ける。ステファニーを教会に預け、知り合いの警官ジャックに相談するも、彼は裏で犯罪組織とつながる悪徳警官だったことが判明し、命を狙われ揉み合いに。銃が暴発しジャックを殺害してしまったトミーは逃走を図り、犯罪組織だけでなく、警察から追われる身となってしまう。
姉のカレンに会うため、リバティを訪れたトミー・リー。しかし、そこは白人至上主義者のブライアンが主導する凶悪な一団ホワイト・パワーが、我が物顔で町の人々を虐げていた。町の入り口でトラックと接触し、車が走行不能になってしまったトミーは、義兄のジャックに連絡をするため近くのレストランに赴く。電話を終えたトミーが帰ろうとすると、ホワイト・パワーのハンセン率いる集団がトミーに挑発。怒りを押し殺しその場をあとにしたトミーだったが、その時、黒人のフェルプス牧師が行方不明になっていることを知る。その後、ジャックと合流したトミーは、カレンの家で保護されていた牧師の息子ルーサーと対面。この町を覆う闇に一抹の不安を感じていた。
ラスベガスの高級カジノの地下で、連夜開催される非合法なギャンブル。それは、コロシアムと呼ばれる闇の異種格闘技戦であった。空手、カンフー、ボクシングなど、世界各国から集められた格闘家たちが、賞金を賭けて命懸けで争う究極のこの戦い、審判はおらずブザーが鳴ったあとのルールはただ1つ、“試合にルールはなし”。全米空手チームで共に戦ってきたトミー、アレックス、トラヴィスは、格闘仲間としてその後も交流を深めていた。ある日、破天荒なトラヴィスは、2人に黙ってコロシアムに出場。着実に順位を上げ、暗黒街のチャンピオンと呼ばれる格闘王のブラカスと対戦。しかし、驚異的な破壊力で首の骨を折られ殺されてしまう。
史上最強のチャンピオンチームである、韓国との国際試合に挑むため、アメリカ空手連盟は全米から空手の達人たちを集結。壮絶な戦いの末に、5人の若者が選抜された。だが彼らには、3ヵ月に及ぶ更なる過酷な特訓の日々が待ち受けていた。空手にすべてを捧げるアレックスは、過去の古傷がありながらも、幼い息子を母に預け合宿に参加。一方その後、韓国チームの対戦相手がダエ・ハンに決定したトミーは、過去の試合で、兄を死に追いやった男との対戦となったことで、喪失感に苛まれ合宿所をあとにしてしまう。様々な思いの中で5人のファイターたちは、勝利を信じ最後の試合に挑むことができるのか?
オムニバス形式で送る【B級】ショート・パルプフィクション【第一章】大都会・新宿の片隅にひっそりと棲息する名無しの「探偵」(裏地圭)は、大会社の重役から家出した自分の娘を探してほしいという依頼を受ける。その娘・麻耶(NAGI)との出会いが、探偵をキナ臭い争いに巻き込んでいく。【第二章】親友同士の花田(仁也)と風間(斎藤嘉樹)は、花田を借金漬けにして破滅させた暴力団組長・寺光(真柴幸平)を拉致し、山奥で殺害しようと計画を実行する。しかし、風間が花田を思いとどまらせようとしたことから、二人の間に亀裂が生じ……。【第三章】探偵がついに探し当てた麻耶は、ある理由により親元に帰ることを拒否した。そして音信不通になっている恋人の存在を明かし、その男となら一緒に海外へ脱出するという。探偵は麻耶の恋人を探すため、再び歌舞伎町に舞い戻る。
2011年、経営難に陥ったテレビ東京は葬儀屋に買収され、多くの社員が葬儀の手伝いばかりさせられる日々を過ごしていた。そして、入社したばかりのAD(アシスタントディレクター)今井は、バラエティの雄・伊藤プロデューサーが葬儀局に異動を命じられたことに絶望。そんななか、元社長の島田が「世界一くだらない葬儀にしてくれ」という遺書を残して他界する。残された局員は、島田の葬儀を実況中継する葬式バラエティ番組を作ることにするが…。
役者を志していたものの、気がつくと“死体役”ばかりを演じるようになっていた吉田広志(奥野瑛太)。開いたスケジュール帳はさまざまな方法での“死ぬ予定”でいっぱいだ。演じることへの強いこだわりを持つ彼だが、効率を重視するだけの撮影現場では、あくまでも物言わぬ“死体”であることを求められる。劇団を主宰していた頃の後輩俳優は要領よくテレビで活躍を果たしているが、彼にはそれができない。ある日、母(烏丸せつこ)が入院するという報せが父(きたろう)から入る。気丈に振る舞う母だが、どうにも病状は良くないらしい。さらにそこに、新たな問題が発生。自宅に招いたデリヘル嬢・加奈(唐田えりか)が忘れていった妊娠検査薬を何気なく自分で試してみたところ、何と陽性反応が出たのだ。これはいったいどういうことなのだろうか……?
少年トリと少女ロキタ、アフリカからベルギーへ流れ着いた偽りの姉弟。新天地を目指す途中で出会ったふたりは無事に生き抜くことができるのか……。