認知症の父の介護をしながら働く佑子は、ある時、自分の妹が何者かに不倫行為中の写真をネット上で公開されたことを知り妹を助ける為に犯人と思われる男へ自分が一日だけ言いなりになることを約束する。最初は嫌がっていたが、いつしか快楽を感じ始め・・・。真面目な女性が自らの欲望を解放させていく極上エロティック作品。
大学生の五月雨ユウは、駅の片隅でいちゃつくカップルを目撃する。翌日ユウは、バイト先でカップルの片割れの女・芙美恵が、子供やママ友らしい女性たちと一緒にいるのを見かける。芙美恵に不倫の疑いを持ったユウは、にわかによこしまな興味を持ち始める。気鋭の新人監督、内田春菊が贈るパワフルBITCH母ちゃんエロストーリー!
ケイジは気弱なフリーター。彼女を寝取られても文句も言えないような男。出来心で入った雀荘で借金を背負わされ怪しげなスナックで働かされることに。そこにいたのは年下だけど妖艶な女・葉子。一目ぼれしてしまうケイジだったが、葉子もまた失踪したヤクザの夫の身代わりにこのスナックで働かされている影のある女だった。一緒に働く内にどんどん葉子に魅了されるケイジ。葉子もまたそんなケイジに気持ちが傾いてきているようだった。だが、二人をその店で働かさせているヤクザ・鬼島や、葉子の夫の影を気にするケイジでもあった。はたして、ごくつまとの恋は成就するのか?二人の運命は?
浩介は過去に最愛の妻を失い、女性との新たな出会いに踏み込めないでいる。会社での仕事も身が入らなくなっていた。亡き妻と一緒によく見ていたお気に入りの映画「マイエンジェル」のDVDを一人寂しく見ている浩介。何度も観た映画。だが今日は何かが違った。画面の中のヒロインと目が合ったような気がする。気のせいかと思い画面を見つめているとまた目が合った。そしてそのヒロインが自分に向って歩いてきたかと思うと画面から飛び出してきた。あっけにとられる浩介。彼女はいつも一人で寂しそうに映画を観ている浩介のことが気になって映画の中から出て来たと言うが・・・・・・。
育児を手伝わない、浮気の疑いがある、「俺の稼ぎでいい思いしてるんだろ。」的発言をする夫に失望し、今にも離婚の2文字を口に出してしまいそうなアラフォー主婦・川島良子。良子は専業主婦だったが、「私も外に出る!」っと思い切ってパートに。そこで出会った舞台俳優と仲良くなる。それを不信に思った夫は、妻の携帯をチェックしていたことが発覚。そこから、大げんか。しかし、そこで初めて今までの想いをぶつけることができ、この夫とこれからも一緒に歩むことを決意する。
愛と正義の戦士をテレビで演じていたさくら。現実世界において愛と正義を貫くことはできるのか?元戦隊シリーズのヒロインだったさくらは、番組終了後にあっさり引退して結婚。のどかな暮らしを手に入れたハズだったのだが…。数年後、さくらの毎日は、夫を含め愚にもつかない件でストレスは堪る一方だ。そんなさくらのストレス発散は黒いエナメルのボディスーツに身を包み、見えない敵をやっつける一人芝居だった…。そんなさくらの日常が一変するのは、特撮モノの出演者が集う同窓会のお知らせハガキが届き、出向いてからだった。さくらは“レッド”こと光太郎と再会し、落ちぶれた彼に昔の恋心を甦らせる。同窓会終了後、流れで二人きりになるさくらと光太郎。さくらは酔いを醒ましたいからと光太郎の部屋に押し掛ける。なんとなく危うい雰囲気になる二人。だが寸での所でストップした二人。そしてその日からさくらは足しげく光太郎の部屋に通うようになった。淡い恋心をお互いに持ち始める二人だったが、光太郎にはある秘密が…。窮地に陥る光太郎をさくらは救うことができるのか?さあ、さくら!ボディスーツに身を包んで出撃?だ!
絵美子は夫・正雄の浮気現場を目撃してしまうが、夫を問い詰めることも出来ず日々鬱積した気持ちで暮らしていた。夫との仲も不仲になる一方。またそんな両親の状況を知ってか21歳になる娘の初穂も両親に反抗し、朝帰りを繰り返すようになっていた。娘の部屋で男性からの高価な誕生日プレゼントを目撃し、娘には高価すぎるから返却しようとその男性の経営するバーを訪れる絵美子。だが目の前に現れた男・朔哉(さくや)は思っていたのと違い屈託のない好感の持てる男だった。絵美子の話を軽くあしらい、また店に来てくださいと言われると悪い気にはなれない絵美子だった。家に帰ると夫や娘の事で頭を悩ます絵美子だったが、買い物の帰り、ふと気がつくと朔哉のいるバーの前に・・・。自分の気持ちの底を見たような気がしてその場を後にしようとする絵美子だったが、表にいた朔哉に呼び止められ、折から振ってきた雨のせいもあって店で雨宿りさせてもらうことになった。そして過ちの出来事は始まろうとしていた・・・。
祐加は結婚早々、夫・耕三を事故で亡くし、そのショックで歳を取らなくなっていた。そして30年、事故後生まれた娘の綾香も30歳近く。祐加と同じくらいの年齢になって婚約者を家に連れてくるようになっていた。祐加や耕三とつるんでいた昔からの親友、次郎も60歳になったが相変わらず祐加の近くにいてなんやかんやと面倒を見てくれている。次郎は祐加のことがずっと好き。だが長いこと友達づきあいだった祐加にとって次郎をそんな目で見ることはできなかった。ある日、祐加は道端で酔っ払いの女性を介抱する。その女性・恵美は介抱してくれたお礼におまじないしてあげると祐加にキスをする。唖然とする祐加を置いて去っていく恵美。翌日、勤務する図書館の地下で見慣れないドアを発見する。恐る恐るドアを開け中に入っていく祐加。長い暗渠を抜けてなにか見覚えのある街にたどり着く祐加。そこで彼女の目の前に現れた一人の男性。それは30年前、事故で亡くなった耕三だった…。
ヴァンパイアのブラドは、悪魔に命を助けて貰う代わりに、一人の少女の面倒を見ることになる。彼女の名前はセツナ。悪魔が作った女。百日間セックスをしなければ一人前の女ヴァンパイアとなりブラドの好きに出来るという。だがその約束を破るとブラドも女も死んでしまうというのだ。ブラドは渋々セツナの面倒を見ることにした。ブラドが寝ている昼間、セツナは街をうろつき色んなものを目にする。何も知らなかったセツナだったが、少しずつ命の大切さを学んでいく。街の教会で若い神父と知り合い、さらに人を大事にする気持ちを大きくしていく。若い神父に気持ちが傾いていくセツナに苛立ちを覚えるブラドは…。
遊郭「蝉丸」。ここでは、様々な事情を持った女たちが働いていた。千草も蝉丸で客を取る遊女の一人。数年前に母を亡くし、千草に残されたものは金と女にだらしない義父と借金だった。そしてその義父にも犯され、しまいには、借金のカタがわりに蝉丸に売られたのだ。千草は店で男に抱かれるたびに、感情を出さなくなっていった。ある時、港で働く中川が客として蝉丸に来る。中川は、かつて千草が学生時代に淡い初恋を抱いた青年だ。戸惑う中川。中川は、まだ女を知らなかった。そんな中川を愛しく思った千草は、中川を優しく導き二人は結ばれる。そして中川は千草への想いを打ち明け二人は幸せな将来を夢見るが、千草の義父が二人の仲を嗅ぎ付け…。
両親を事故で無くした小百合は、幼い弟妹を抱えストリッパーとなり身体一つで兄弟を育ててきた。自分の意思を押し殺し、姉に言われるまま優等生として過ごしてきた妹・凛子。凛子の結婚話が壊れたことにより、二人のホンネがぶつかり合う。自分の殻を壊せずに生きてきた凛子は、恋人との別れ、姉とのケンカを経て、自分の心を見つめなおし、大きく羽ばたく。表面では反発しながらも、妹を温かく見守る姉。そして凜子は…。
麻由美は過去に見ず知らずの男にレイプされた。弁護士の夫は、力にはなってくれない。それ以来人間不信になり、家を出て誰とも交流を持たず、工事現場のガードマンのバイトをしながら日々を過ごしていた。優秀で大好きな兄といつも比較される少年・啓輔は、家を飛び出す。公園で物乞いのように食べ物をねだる啓輔を、仕方なく面倒みる麻由美。屈託の無い啓輔に麻由美も次第に心を開くようになる。そんな時、やっと探しあてたと夫がやって来たが…。
佐藤純は一見、男と見間違うようなボーイッシュな女の子。上京してきた矢先に有り金を盗まれ、途方にくれていたところ、男性モデルと間違われて、業界入り。仕事は順調だが、女であることを偽って生活することのわずらわしさに加えて、住むところが無く困っていた純を居候させてくれているカメラマン助手の哲郎のことがだんだん好きになって…。
かつて憧れたモーニング娘。再び目指すと決意する、農家に嫁いだ嫁・愛。“あったかもしれない人生”に会いにゆくために、様々な男の愛を受け止めながらオーディションに向かってゆく女の姿を描くロードムービー。