- 配信期間: 2015/06/02 ~ 2024/03/31
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角田光代×吉田大八×宮沢りえ 日本映画界最高峰のコラボレーションで仕掛けるノンストップ・サスペンス。
あらすじ
バブル崩壊直後の1994年。夫と二人暮らしの主婦・梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事をしている。細やかな気配りや丁寧な仕事ぶりによって顧客からの信頼を得て、上司からの評価も高い。何不自由のない生活を送っているように見えた梨花だったが、自分への関心が薄い夫との間には、空虚感が漂いはじめていた。そんなある日、梨花は年下の大学生、光太と出会う。光太と過ごすうちに、ふと顧客の預金に手をつけてしまう梨花。最初はたった1万円を借りただけだったが、その日から彼女の金銭感覚と日常が少しずつ歪み出し、暴走を始める。
解説2011年に映画化された「八日目の蝉」をはじめ、女性を中心に抜群の信頼性と人気を誇る直木賞作家、角田光代の長編小説「紙の月」。第25回柴田錬三郎賞を受賞して各メディアから絶賛を浴びたベストセラー小説が、ついに映画化。メガホンをとるのは2013年、第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した傑作『桐島、部活やめるってよ』を送り出し、次回作が熱望されていた鬼才、吉田大八。原作を大胆に脚色し、一人の女性が、聖と悪の両面を抱えながら能動的に堕ちていく様を、スピード感あるサスペンス大作として完成。
キーワード 邦画 PG-12 ハイビジョン 小説原作 日本アカデミー賞 サスペンス