由宇子の天秤

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  • 配信期間: 2022/04/23 ~ 2030/03/31
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息もつけないほどの緊迫と衝撃。世界の映画祭席巻!!

あらすじ

ドキュメンタリーディレクターの由宇子は、3年前にとある地方で起きた「女子高生いじめ自殺事件」を追っていた。由宇子がその事件を追うのには理由があった。当時、女子高生の自殺をきっかけに、報道合戦はエスカレート。学校はいじめを隠蔽するために、女子高生が講師と交際関係にあることをでっちあげ、女子高生を学校から退学させようとしたのではないか―?いじめられていたとされる女子高生は、素行が悪く講師に色目を使っていたのではないか―?真偽のわからない様々な情報がメディア上に飛び交い、交際を噂された講師にまでバッシングは及び、その講師も自殺してしまうという特異な事件だったからだ。由宇子は、テレビ局の保守的な方針と対立を繰返しながらも、遺族への取材を粘り強く続け、事件の真相に迫りつつあった。そんな時、由宇子は学習塾を経営する父から思いもよらぬ“衝撃の事実”を聞かされる。その事実が世間に明るみになれば、父や自分、そして周りの人たちが社会から徹底的に叩かれ、抹殺されてしまうかもしれない…。大切なものを守りたい、しかしそれは同時に自分の「正義」を揺るがすことになる―。果たして“正しさ”とは何なのか―?常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、究極の選択を迫られる…。ドキュメンタリーディレクターとしての自分と、一人の人間としての自分。その狭間で激しく揺れ動き、迷い苦しみながらもドキュメンタリーを世に送り出すべく突き進む由宇子。彼女を最後に待ち受けていたものとは―!?

解説“正しさ”とは何なのか―?『かぞくへ』(18)で高い評価を得た春本雄二郎の渾身の長編第2作は、一人のドキュメンタリーディレクターが、ドキュメンタリストとしての正義と、いち人間としての正義の狭間で激しく揺れ動く姿を描くことで、超情報化社会の歪みを炙り出す衝撃作!2020年に完成した本作は、ベルリン国際映画祭や釜山国際映画祭をはじめ、瞬く間に世界中の映画祭を席巻!奥深いストーリー、先の読めない巧みな展開、抑制の効いた演出と演技、そしてラストに観客が突きつけられる究極の問いかけに驚嘆と絶賛の声が止まらない。

キーワード 邦画 犯罪 特集 ハイビジョン 女性主人公 ベルリン国際映画祭 サスペンス ドラマ

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詳細情報

スタッフ
監督:春本雄二郎
プロデューサー:春本雄二郎
プロデューサー:松島哲也
プロデューサー:片渕須直
脚本:春本雄二郎
撮影:野口健司
照明:根本伸一
録音:小黒健太郎
整音:小黒健太郎
美術:相馬直樹
装飾:中島明日香
その他の情報
視聴について
ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。
日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。