アラーニェの虫籠<リファイン版>

アラーニェの虫籠<リファイン版>
73分 / 2018 / 日本 / 日本語
あらすじ
気弱な女子大生のりんは、郊外の工場跡地に建つ巨大集合住宅に引っ越してくる。そこは、女子高生の変死体が発見された以外にも、心霊現象の目撃談などが噂されるいわくつきの場所だった。ある夜、りんは救急車で搬送される老婆の腕から大きな虫が飛び出るのを目撃する。虫のことを調べ始めたりんは、民俗学者の時世と出会い、その虫が心霊蟲(しんれいちゅう)という古くから存在した虫で、それを見た者には災いが降りかかるとも言い伝えられていると知る。そんな虫の呪いに怯えながらも怪異の正体へと迫っていくりんだったが...。
©SakuSakamoto/zelicofilm,LLC
解説
アニメーション作家、坂本サクが監督・アニメーション・原作・脚本・音楽の五役を務め、一人で作り上げた長編アニメーション映画第一作。アニメ映画祭の世界最高峰、アヌシー国際アニメーション映画祭2019のミッドナイトスペシャル部門で招待上映された。人気声優の花澤香菜がヒロインの声を務め、鬼気迫る絶叫演技などが海外でも絶賛された。他にも、三大アニメ映画祭の一つ、ザグレブ国際アニメーション映画祭2019では日本映画で唯一、長編映画グランドコンペティションにノミネート、第22回ファンタジア国際映画祭ではアニ最高賞・今敏賞にノミネートされた。<リファイン版>は2018年の劇場公開版より60カット以上を修正し、2023年に劇場で初上映された。いわくつきの巨大集合住宅に住むことになった女子大生が様々な怪異に襲われながら、意外な真実に迫っていく。<著名人からの推薦コメント>アニメーション映画で本当に怖いと思ったことはなかった。しかし、『ア ラーニェの虫籠』はそれを初めて体験させてくれた。グロテスクな描写に頼るわけではなく、Jホラー演出を巧みにアニメに昇華させた史上初の本格的ホラーアニメだろう。これを一人で作った坂本サク監督と、監督の才能を信じた福谷修プロデューサーに最大限の敬意を表したい。鶴田法男(映画監督/『リング 0』『ほん怖』)サクさんの長編、すごく楽しみにしています。相変わらず全部一人で作るという、大変というか、本当に体だけは気をつけてほしいなと思うんですけど、新しいサクさんワールドが世に出るように僕も応援しています。加藤久仁生(第 81回アカデミー賞 短編アニメーション賞受賞『つみきのいえ』/アニメーション作家)『MOZU』シリーズのオープニングを飾っていただき、その世界観を決定づけてくれた坂本監督の長編デビュー作!その映像美と謎に満ちた世界にただただ圧倒されてしまった!一人で創りあげられた世界なのに、観終えた後に誰かとこの作品について語り合いたくなる…そんな不思議な感覚が、身体の中から湧き出してくる。自分の中に潜んでいる蟲が、この作品によって目覚めさせられたのかもしれない。恐るべし坂本監督の才能!!羽住英一郎(映画監督/『海猿』『カラダ探し』『バイオハザード:デスアイランド』)
スタッフ
原作:坂本サク
監督:坂本サク
プロデューサー:福谷修
脚本:坂本サク
音楽:坂本サク
アニメーション:坂本サク
キャスト
花澤香菜
白本彩奈
伊藤陽佑
片山福十郎
バトリ勝悟
福井裕佳梨
土師孝也
配信期間
2024/01/10 ~ 2030/03/31
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