香港税関海洋本部の精鋭、チョウは、上司であり良き理解者でもあるチュンと共に、貨物船から大量の軍用武器を押収する。背後に見え隠れするのは、国際的な武器商人“ドクター・ロウ”の影。インターポールと連携し、真相を追って海外へと飛び出すチョウだったが、その裏では国家レベルの陰謀が渦巻いていた。一方、常に冷静な指導者としてチョウを支えてきたチュンは、組織の腐敗と自身の心の病に蝕まれ、深い絶望の淵に立たされていた。殉職、裏切り、そして師弟の絆を切り裂く衝撃の真実。チョウは武器商人の野望を打ち砕き、香港の海に正義を取り戻すことができるのか。戦いの火蓋は、いま切って落とされる。
2022年、戦火に包まれたウクライナ・キーウ近郊の街ブチャ。17歳の聴覚障害を持つ少女オルガは、父ロマン、継母マリーナ、弟サシュコと共に、ロシア軍の侵攻から逃れるため、西部への危険な旅に出ようとしていた。だが突然、彼らの家は敵兵に占拠される。侵入者たちから過酷な扱いを受ける中、オルガは両親の離婚の原因と思っている継母マリーナへの反発を強めていく。しかし、危険分子と見なされた父ロマンに対する侵略者たちの拷問はエスカレートしていき、生と死のはざまに立たされたオルガは全てのわだかまりを捨て、家族を救うために残された力を振り絞るのであった。
警察官のウィル・ローレンはかつて悪名高いカルト教団の教祖、ジョン・マラムを射殺したのち、不可解な行動により命を落とした――事件から1年、ウィルの娘であるジェシカは父の不審な死を解明するため、自らも警察官となり、彼が最期に勤務していた旧警察署での深夜勤務を志願する。街はカルト教団の信者たちで溢れかえり、たった一人の夜警はやがて次々と恐ろしい超常現象に見舞われ、ついにジェシカは父の死とカルト教団の恐るべき真相へと近づいていく……。
都会での生活に疲れ、人生の目的を見失っていたルイスは、叔母のエリーからある「仕事」を任される。それは、売りに出す予定の古い屋敷の管理と修理、そして2階に引きこもっている姪のロイダの世話をすることだった。外の世界を拒絶し、金魚のラヤだけを友として水槽のような部屋で生きるロイダ。ルイスは叔母との約束通り、彼女に食事を運び、壁越しに言葉を交わす生活を始める。自分自身の孤独を埋めるかのようにロイダに寄り添うルイス。ロイダもまた、ルイスに少しずつ心を許してゆく。そんなある晩、眠りについたルイスの前に、突如としてロイダが現れる。それは夢か現実か――。誘われるまま、二人は静かに、そして激しく身体を重ねる。 人生の迷子になった男女が、肌のぬくもりと心の対話を通じて、再び「生」へと漕ぎ出す術を見つけるまでの濃密な記録を描いた、切なくも美しい官能ドラマ。
ブリュッセルで鍵屋として働く青年マディは、ある晩、クレールと名乗る若い女性から部屋の鍵を開けてほしいと依頼され、共にアパートへ向かう。ドアを開錠し、部屋で支払いを待つマディに現金を下ろしに行ったクレールから「部屋を出て」と電話が掛かる。そこへ現れた男に突然襲われるマディ。その部屋の住人も持ち去ったバッグもマフィアのヤニックのものだったのだ。マディは逃走をはかるが捕まり、自身の無実を証明するために取引をする羽目になる。与えられた朝までの数時間、それまでにクレールとバッグを見つけなければならない。捜索するブリュッセルの夜の街ではちょうど、“ブラック・ライヴズ・マター”(BLM)のデモが激化しており、警察と市民の衝突がいたるところで起きていた。混乱の中、街は静かに、だが確実に、彼を“犯罪者”に仕立てていく。彼にとって最も危険だったのは、銃でも暴力でもなく、人を信じることだった…
テキサスの小さな町で暮らす青年トーマスは、度重なる竜巻で家族を失い、深い傷を抱えていた。そんな彼の前に突然“未来の破局”を示す幻視が現れる。それは、巨大トルネードが町を直撃し、多くの命が危険にさらされる光景だった。その意味を探ろうと、トーマスは友人や住民たちと真相に迫っていく。しかし町では幻視を巡る対立が激化し、空には不気味な兆候が現れ始める。やがて“予兆”は現実味を帯び、迫りくる災害の影が町を覆っていく。なぜトーマスだけが未来を見たのか…その答えが、恐怖の核心に触れていく。
母親の死によって心を閉ざした少女アンバーは失った悲しみをぶつけるように絵を描くことに没頭している。ある日アンバーが暴力的なモンスターの絵を描いていると学校で問題視されてしまうが、カウンセラーは絵を描くことで心が癒されるとアンバーにスケッチブックをプレゼントする。そんな中、森の池に落としたアンバーのスケッチブックが、不思議な力によって“現実”を変えてしまう。ノートの中に描かれていたモンスターたちが次々と姿を現し、静かな町は恐怖に包まれる。現実と幻想の境界が崩れゆく中、兄妹と家族は、描いたものがもたらした“闇”と向き合うことになる。恐怖の正体は、絵の中の怪物なのか、それとも心の奥に潜む感情なのか――。想像の力が暴走するとき、家族の絆と勇気が試されていく。
かつて“ロデオ界の伝説”と呼ばれたジョー・ウェインライトは、怪我と孤独を抱えながら娘サリーと孫コディと静かに暮らしていた。だが、コディの命を救うには高額な手術が必要だった。ジョーは限界を超えて再びブルライディングの世界へ戻る決意を固める。老いた体、恐怖、過去の痛みを抱えながら挑む最後の大会〈ラスト・ロデオ〉。仲間や宿敵との再会を経て、ジョーは真の「勝利」が何かを見つめ直していく。それは家族のために立ち上がる勇気そのものだった。激しい闘牛の中、彼が掴むのは栄光か、それとも約束のフィールドでの永遠の安らぎか――
チャップリンが制作した名作、本邦初公開となるプライベートフィルムなどの貴重な映像とともに、“放浪紳士”のルーツを探るべく、息子マイケルが世界各地に赴き関係者やゆかりある場所を訪ね歩く。生前、共産主義者など様々なレッテルを貼られてきたチャップリンだが、自身が「ロマ(ジプシー)」の血を引いていることを誇りに思っていた。笑いや悲しみ、優しさや怒りを併せ持った“放浪紳士チャーリー”のキャラクターはどこから生まれたのか。『独裁者』『キッド』『サーカス』『街の灯』『ライムライト』などの引用に加え、ジョニー・デップやエミール・クストリッツァらチャップリンを敬愛する各界の著名人のインタビューも交えて、チャップリン作品に垣間見えるロマのアイデンティティを掘り下げていく。
親友・田村の母親と結婚を決めた敦也は、その報告をするため田村をバーに呼び出す。お調子者の田村は「相手が誰か当てるから言うな」と、報告しようとする敦也の言葉をさえぎり続け、敦也はなかなか言い出せない。結婚相手がまさか自分の母とは思わない田村は、ゲスな質問を繰り返す。そんな様子をニヤニヤと見ているバーの常連客・槇島もこれから同じく結婚の報告をするという。待ち合わせの相手、尚実が現れ、槇島は披露宴のスピーチをしてほしいと頼むが・・・
水泳部に所属する、高校 1 年生の葵(石川瑠華)。理不尽な上級生からの嫌がらせに耐えながら、黙々と練習に打ち込む日々を送っている。そんな葵には、誰にも言えない、もうひとつの悩みがあった。同級生の水泳部員・日菜(中島瑠菜)に 惹かれる気持ちを持て余していたのだ。“普通”とは何か、“自分らしさ”とは何か。泳ぎ続けたその先で、葵が見つけた答えとは――。
都会のオフィスで働くデニースは、慢性的な性欲不満を抱えていた。恋人との情事は中途半端に終わり、友人に不満を漏らす日々。そんなある日、骨董屋にある一脚の重厚なアンティークの鏡台(ドレッサー)を見つける。一目で気に入った彼女は、そのドレッサーを手に入れることに。その晩、早速鏡に向かい、指先で自分を愛でるデニース。鏡に映る自分自身の美しさに狂おしいほど魅了された彼女は、鏡に促されるように自分を慰め、いつしか自分に語りかける。 「あなたはキレイ。他人は要らない」この日を境に、デニースは鏡に導かれるように、自慰行為を繰り返すようになる。現実の男たちを「役立たず」と切り捨て、鏡台が演出する陶酔の世界へと深く沈んでいく彼女。自己愛と快楽の境界線が曖昧になっていく中、デニースの日常は少しずつ、しかし確実に変質していき…。
女手一つで娘を育てるチエは、保険会社に勤めながら二人の生活と娘の夢を支えていた。ある日、チエに脳腫瘍が見つかったことで仕事が続けられなくなり、さらにそのタイミングで娘の妊娠が発覚する。残りわずかの自分の命と、娘たちの未来を天秤にかけ、チエは悪の組織がVIP客向けに開催している賭け試合にファイターとして出場することを決意する。勝てば大金が手に入るが、最悪の場合、命を落とすこともある危険なファイター稼業。果たして、チエの勝負の行方は―
ロサンゼルスで核爆弾が炸裂し、前代未聞の混乱に陥る。元グリーンベレー隊員ジェフ・エリクソンとその家族は、山奥の“備え済み”コンパウンド「ホームステッド」に避難する。そこは極端に物資が備蓄された共同生活拠点であった。だが、外界からの暴力的な脅威だけでなく、限られた資源と追い詰められた人間関係という内的な危機もまた、彼らを蝕んでいく。断片化した社会の中で、家族・コミュニティ・愛とは何かを問われながら、人々は“本当のサバイバル”を生き延びなければならない。
生存率0%、逃げ場のない洞窟で、敵対する者たちが“共通の絶望”に直面する。 第二次世界大戦中、タイ・ミャンマー国境。日本軍大尉アキラは、部下タムラらと鉄道建設に従事していた。そこには捕虜レンジャや、父を探す現地女性サナーの姿もあった。ある日、彼らは森の奥の洞窟で、伝説の怪物「Omukade(大百足)」に遭遇する。巨大な姿のみならず、人間に憑依し変幻自在に姿を変える怪物は、侵入者を無慈悲に狩り始める。本来は憎しみ合う敵同士の日本兵と捕虜だが、極限の暗闇で生き残るため、国境や立場を超えて手を組むことを決意する。任務と良心、復讐と生存。それぞれの想いが交錯する中、絶望の淵での決死のサバイバルが幕を開ける。
武装現金輸送会社で働くジェームズは、息子ケイシーとともに現金輸送の任務に向かう。しかし道中、橋の上で突如、正体不明の武装集団に襲撃され、車両は完全に包囲されてしまう。通信も遮断され、援護も望めない中、ふたりは装甲車内に閉じ込められる。敵を率いるのは冷酷な男ルーク。彼らの狙いは莫大な現金か、それとも別の思惑か。刻一刻と状況が悪化する中、ジェームズは息子を守る決意を固め反撃に転じる。極限下で、ふたりの絆と覚悟が試されていく。
2024年9月28日、東京・有明で大規模なデモが実施された。横断幕やプラカード、参加者が着用するTシャツには、政府が推奨するワクチンやWHOに対する痛烈な批判が記されていた。その年、同様の大規模デモは各地で行われていたが、マスコミがその全貌を報道することはなかった。デモ参加者たちへのインタビューを通して、彼らがなぜデモを起こすようになったのか、何に対して問題を提起しているのかを浮き彫りにする。
ゲームに夢中のポロロと仲間たち。エディの発明で作られた不思議なゲームをしている途中、突然の事故でゲームの中のコンピュータ王国に吸い込まれてしまう。そこで出会った王子チチから、クモの王にさらわれた姫と危機に陥った王国の話を聞くポロロたち。果たしてポロロたちはコンピュータ王国を救い、無事に元の世界へ戻ることができるのか?
ドイツはナチスの台頭と共に大きな変革期を迎え、独裁者ヒトラーを神のように崇拝する聖職者たちが現れていた。危機感を抱いた牧師ボンヘッファー(ヨナス・ダスラー)は「教会は聖域であり、権力の場ではない」と反発し、ヒトラーを全人類の脅威と見なした。そしてボンヘッファーは、ドイツ教会を守るためスパイとなり、ユダヤ人の大虐殺を行なうナチス政権を崩壊させるため「ヒトラー暗殺計画」に加担する。信仰と信念を貫き、命をかけて闘う彼に、やがて究極の運命が待ち受けていた――。
1999年。あなたの本当の想いに触れて、僕は僕を知った。ざらついた記憶に宿る故郷の景色と、母の無償の愛――若くして恋人を亡くし未婚の母となったソヨンは、赤ん坊の息子ドンヒョンを連れてカナダのバンクーバー郊外へと移住する。ソヨンは工場で働きながら、言葉や文化の壁、人種差別に直面する日々の中、懸命に息子を育てていく。やがて16歳となったドンヒョンは英語名“デービッド”を名乗り、すっかりカナダでの生活になじんでいた。しかし、彼の心の奥底では自身のルーツ、特に一度も会ったことのない父親の存在への思いが次第に募っていく。そんなある日、二人に届いた衝撃的な知らせをきっかけに母と息子は初めて韓国へ帰郷し、悲しみの過去と対峙することになる――。
1985年、ビデオテープの全盛の時代。ある研究が秘密裏に行われていた。それは、あらゆる形状に変身する生物の正体を明らかにしようとするもの。その記録に連なるように、殺人ファミリー、邪神の復活、デジタル世界に棲む悪魔、死を予知する青年など、人知を超えた映像が次々と姿を現してゆく…。
隣に住むヴィオレットとフローレンス。一見とても普通の生活を送っているが、ヴィオレットは育児休暇中で辛い日々を送り、フローレンスも仕事も夫ともセックスレスでうまくいっておらずうつ状態。ある日、カラスの騒音から二人の交流がはじまり、それぞれの満たされない気持ちや不満を話すうちに意気投合する二人。お互いに様々な業者の人たちを誘惑して密やかに快楽を追いはじめたり、自分自身を見つめ直すことに。しかし、刺激的だったはずの“遊び”が二人の間に微妙な温度差を生み・・・
1940年、ドイツ軍攻め入るフランス、パリ。夫を亡くした教師オディールは、戦火を逃れるため、2人の子供と共に南へと向かう。空襲の最中、突然現れた美しく、不思議な魅力を持つ青年イヴァンに命を救われた母子は、彼に導かれ森を進む。たどり着いたのは、時間の止まった屋敷だった。閉ざされた生活の中、オディールとイヴァンの心の乾きは危うい感情へと変化していく。激しく求め合うようになる2人に、誰も予想し得なかった衝撃的な結末が訪れる。
安史の乱後、混乱の世を生き延びた元武官で山犬(ジャッカル)と呼ばれる裴興(ペイ・シン)は、法外の徒を捕らえて賞金を得る“捉刀人”として日銭を稼いでいた。ある任務で、賊に奪われた“荷”が財宝ではなく女・柳貞(リウ・ジェン)であると知ったことから、彼は思いがけず相府の権力者・郭仲翔(グオ・ジョウシアン)が追う幼子を巡る陰謀に巻き込まれていく。子どもを手に入れた裴興は、当初の取引を翻し、その命を守ることを選ぶが、かつての戦友や凄腕の捉刀人たちから追われる身となる。血と暴力が支配する江湖の中で、刃で生きてきた男は初めて自らの意思で戦いに身を投じる。
国境を越えて活動する国際特殊警察ISOPの精鋭部隊は、各地で多発する児童誘拐事件の捜査に当たっていた。ある誘拐犯グループの摘発を皮切りに、事件は単なる犯罪の域を超え、国際規模へと拡大していく。やがて各国で同時多発的に子供たちが姿を消し、その数は不可解にも共通して“44人”。さらに現場周辺では、動物の死骸や異様な“かかし”のような存在が確認されるなど、説明不能な現象が相次ぐ。任務にあたる中、隊員ジェマは幻覚や予兆のようなビジョンに悩まされ、次第に現実と異常の境界が揺らぎ始める。そしてついに、子供たちは異様な状態で発見され、世界は制御不能な混乱へと突入していく。それは単なる事件ではなく、人類の秩序そのものを揺るがす“何か”の始まりだった――。
フリーランスのライター、マーゴと、料理本を作る夫ルーは、結婚して5年目。二人の間に子供はいないが、いつまでも恋人同士のように仲睦まじく暮らしている。朝は一緒に目覚め、ベッドの中でひとしきり冗談を言い合い、キッチンで新しい料理を研究するルーにマーゴがちょっかいを出す。恋愛時代の情熱やときめきは薄れつつも、何ひとつ不満もなく穏やかな愛情を育む毎日。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルという一人の青年と出会う。情熱的な眼差しをもつダニエルに、強烈に惹かれる何かを感じてしまうマーゴ。ダニエルとの束の間の時間を楽しむが、彼が偶然にも自分の家の真向かいに住んでいることを知り、激しく動揺する。意図せずダニエルと過ごす時間が増え、夫とは正反対の彼に惹かれていくマーゴ。どうにもならない思いが募ったとき、マーゴが決めた道とは――。
マニラでの都会暮らしに心身ともに疲れ果てたクレアは、新天地を求めて静かな農村カプカプへとやってくる。彼女は地元の製粉所で働き始めるが、そこは平和な風景とは裏腹に、大手資本による宅地開発の波に飲み込まれようとしていた。開発を頑なに拒む地主のカルメロと、貧しい生活を抜け出しマニラでの成功を夢見る義理の息子のアンドレス。二人の間で板挟みになる妻ノラの苦悩をよそに、アンドレスは都会的な魅力を持つクレアに惹かれていた。ある晩、ノラの目を盗み、アンドレスとクレアは密やかにも激しく求め合う。それ以来アンドレスは、謎めいた美しさを放つクレアへと溺れていく。しかし、その甘美な情事は、土地を巡る執拗な買収工作と絡み合い、やがて凄惨な悲劇を招き寄せる。
ヴィンセントは成功した実業家。新年はいつも年下の妻と義理の息子と山奥の別荘で迎えることにしている。ところが今年は勝手が違った。厄介者の前妻の息子が、身重の恋人と母親を連れて転がり込んできたのだ。嫌な予感は的中し、彼を追ってギャングのボスが乗り込んでくる。ボスはヴィンセントの長年の知り合いでもあった。。。そして、家族の秘密と愚かさが新年と共にカウントダウンされてゆく!
民衆を煽り幕府への謀反を企む怪しげな新興宗教・白蓮教を調査していた狐の集団の当主・石動律花(山本千尋)。そこで律花は、将軍からの任務を受けて現れた風魔忍者のお喬(宮原華音)と出会う。 律花とお喬たちが立ち向かうべき敵は同じ、徳川家に恨みを持ち復興を願う、服部半蔵(ケイン・コスギ)率いる伊賀忍者たちであった!!その背後には幕府に復讐を誓うある人物の哀しい過去があって・・・。BLACKFOXの世界とSHOGUN’S NINJAの世界が交わる。狐の集団 VS 風魔忍者 VS 伊賀忍者の忍者大戦=NINJA WARSが幕を開ける!!
江戸の町で萬屋を営む篝火とお喬。彼女たちは風魔忍者の一族の末裔として、一族の再興を願い、日々町人たちの依頼を請け負い“ド派手に”解決して日々の生活を食いつないでいた。 ある日、友人で“町一番の娘”お蘭が、謎の集団に突然襲われる。彼らは将軍家直属の剣術指南役を務める柳生家であると名乗り、「将軍の命」によってお蘭を連れ去ってしまう。抵抗するも、柳生家の剣術に手も足も出ない篝火とお喬。さらに柳生家は風魔一族を滅亡に追い込んだ張本人だったということが判明し、復讐とお蘭奪還に燃える二人だったが・・・。
スキャンダルで女優の仕事を失い、10年ぶりに故郷の熊本に帰ってきた梨枝(蓮佛美沙子)。彼女は、ドラマ部志望の若手ディレクター・咲(伊藤万理華)と共に“女優が生まれ故郷の熊本で素顔を見せる”密着ドキュメンタリー撮影に渋々挑むことに。女優復帰と希望部署への異動をかけて、それぞれ再起を図ろうとする2人だが、全くソリの合わない2人はたびたび衝突し、撮影は前途多難。 そして、なるべくこっそりと撮影をしたい梨枝の気持ちとは裏腹に、次々と現れる知人たち。やがて小さな町で噂が広まり、撮影のことを内緒で帰郷した梨枝の存在が家族の耳に入ってしまう。かつて、父・康夫(升毅)と大喧嘩の末、町を飛び出した梨枝。その父は今、がんに冒されていた。父の病状を知りながら、父を避けていた梨枝に怒り心頭の家族。果たして、ドキュメンタリー撮影の行方は?そして、梨枝と康夫の確執は……。
17歳のファティマ(ナディア・メリティ)は、アルジェリア系フランス人で、愛情あふれる家族の末っ子。 イスラム教徒であり、彼女との結婚を望む同じイスラム教徒の青年と幼い頃から婚約している。 しかし優秀な学生である彼女は、自宅のある郊外を離れてパリの哲学部に進学。外の世界を発見し、初めての人々と出会い、内なる疑問を抱いていく…。
ある日、空が裂け、世界は崩壊した―。裂け目からは異世界の“侵入者(ブレイカー)”が人類に襲いかかり、文明は滅び、わずかな生存者は荒廃した地で恐怖の日々を過ごしていた。かつて男達はブレイカーとの戦いに敗れ、人類の運命は女性に託されていた…その女性戦士の隊長役として本作で剣を握るのは、『バイオハザード』シリーズでアクション女優のトップスターとなったミラ・ジョヴォヴィッチ。本作では、異世界からの脅威に立ち向かう強き母を演じ、圧倒的存在感と卓越した剣さばきで“戦う女戦士”の完全復活を魅せつける!さらに、生き残りをかけた夫役のルーク・エヴァンスと娘との感動の家族愛を描いたヒューマンドラマも融合、壮大なSFサバイバル・アクションがここに誕生した!
ドイツ人海洋学者のトムと、フランス人医師の妻ジュリア。そして二人の子供たち。息子のベンの誕生日祝いでカリブ海へのクルーズを計画する。しかし、幸せな家族旅行はすぐに地獄へと変わってしまった――。奇妙な波の動きや野生動物の行動から何かがおかしいことに気が付く。ついに空には流星群が降り注ぎ、次の瞬間天変地異が起きる。家族の乗った船は巨大な嵐に見舞われてしまう。気を失った家族が目を覚ますと海の水は全てなくなり目の前に広がるのは一面の砂漠だった……。
1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、今も多くの音楽ファンを、魅了する不屈のロックバンドTHE YELLOW MONKEY。そのボーカルとして、深く響く歌詞と圧倒的な存在感で愛されている吉井和哉。彼のミュージシャンとしての人生は、URGH POLICEのボーカルEROとの出会いから始まった。その後、吉井はURGH POLICEを通じて出会った仲間達とTHE YELLOW MONKEYを結成。EROは静岡に残り、それぞれの音楽の道を歩みながらも、長く二人は交流を続けていた。 しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れ、音楽活動どころか仕事もできなくなってしまう。吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと思い、40年ぶりのセッションの約束をし、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始したが、数ヶ月後、吉井自身が喉頭がんになっていることが発覚する―。
新人女優のカリーナは、市長である父との確執を抱えながらも、恵まれた環境と美貌で周囲の羨望を一身に集めていた。恋人ブルースとの関係を楽しんでいた彼女だったが、彼の浮気発覚を機に、以前から気になっていたブルースの従弟ジョーダンへと近づいていく。粗野なブルースとは対照的に、ミステリアスな孤独を纏うジョーダン。幼い頃に両親を亡くした彼は「自分の傍には精霊がいる」と語る奇妙な青年だった。彼にはメルシーという恋人がおり、カリーナの誘惑に戸惑いを見せるが、強引な彼女に押し切られる形で二人は一線を越えてしまう。やがてカリーナの妊娠が発覚し、事態は誰も予想しなかった破滅へと加速していく――。物語は凄惨な結末から「逆再生」で語られ、その衝撃の過程が剥き出しにされていく。
アメリカの片田舎で病気の祖父を介護しながら暮らす青年キリアン・マドックス。低収入で友人も恋人もおらず孤独な毎日を送っているが、彼には揺るぎない<夢>があった。一流ボディビルダーになり、その鍛え上げた肉体で雑誌の表紙を飾ることだ。すべてを捧げ過酷なトレーニングと食事制限に打ち込むが、身体は悲鳴をあげ、社会の不条理と孤立が彼の精神を蝕んでいく。そしてある事件を機に、純粋な夢は狂気へと変貌する…。
ある夜、郊外の屋敷で女性・ダニーが惨殺されるという悲劇が起きる。容疑者は、現場に現れた精神科病院の患者とされていたが、事件は多くの謎を残したまま幕を閉じた。それから1年後、盲目で霊能力を持つ、ダニーの妹・ダーシーが、不気味な木製マネキンと共に、ダニーが殺された屋敷を訪れる。そこには、ダニーの元夫・テッドと、その恋人・ヤナが暮らしていた。姉の死の真相を探ろうとするダーシーを待ち受けていたのは、思いもよらぬ真実と恐怖だった──。
父と共にパリのレストランを切り盛りする美しきエラ。ある日、彼女の前に現れた謎めいた男アベルを、一晩限りの見習いとして雇い入れる。しかし閉店後、彼は店の売上金と共に姿を消した。怒りに震え、彼を追ったエラが辿り着いたのは、パリの暗部に潜む地下の秘密賭場。そこでアベルは、奪った金をチップ代わりに「賭けに興じろ」と彼女を誘う。抗いがたい狂気の中、初めて勝負のテーブルに就いたエラを襲ったのは、かつてないほど濃密な高揚感だった。ギャンブルに命を焼くアベルの、自己破壊的な色香にどうしようもなく惹かれてゆくエラ。二人はやがて、溺れるように激しく身体を重ねていく。彼を破滅から救いたいという切なる願いは、皮肉にも彼女自身を、戻ることのできないセルクル(博徒の輪)の深淵へと引きずり込んでゆく。単なる一晩の賭けとして始まった二人の関係は、やがて互いの身を滅ぼすほどの、狂おしい愛欲と情熱へと変貌してゆく――。
失恋後にニューヨークに移り住んだステラ。 いろんな男と付き合っては別れ、気がつけば曖昧な身体の関係ばかりを繰り返し、心はいつも満たされない。 失敗のたびに二人の親友に愚痴をこぼし、恋愛もキャリアも中途半端なままの日々を過ごしていた。 そんなステラの日常にも少しずつ変化が訪れるが・・・
アキバ育ちのミナノ(滝沢乃南)は、メイドカフェで働きながら歌手を夢見る元気な少女。ある朝、彼女の前に小学校時代の同級生・カナコ(前田綾花)が突然現れる。かつていじめられ、特殊学級に通っていたカナコ。8年ぶりの再会に喜ぶミナノでしたが、カナコの無垢な笑顔の裏には、人には言えない深い心の傷が隠されていた。二人の時間が重なり合う中で、物語は予想外の展開を迎え、切なくも残酷な結末へと加速して行く。
23歳の誕生日を迎え、仕事に追われる日々に疲れを感じていた人気アイドルの「かすみ」。ある日、彼女の元に見覚えのある風景が写った一通の絵はがきが届く。差出人を求めて幼少期を過ごした沖縄へと旅立った彼女は、不思議な力に導かれるように思い出の入り江へとたどり着く。そこで再会したのは、かつて恋心を抱いていた少年。しかし、その正体は沖縄に古くから伝わる妖精「キジムナー」だった ……。
自殺した母親が遺した膨大な借金を背負わされた美しいリガヤ。家を守るため、生きるため、彼女は毎夜、部屋を訪れる男たちにその身体を捧げる。欲望の餌食となり、尊厳を削り取られていくリガヤ。そんな彼女を、屋敷の使用人としてただ静かに見守り続ける青年カルロ。リガヤの心は、男たちの裏切りと暴力で壊れ、やがて残酷な忘却――アルツハイマーが彼女を襲う。時は流れ、老いたリガヤの記憶の中で、自分を愛したカルロの存在だけが抜け落ちていく。自分を傷つけた男たちの名を呼び、怯える彼女。それでもカルロは、彼女のために食事を作り、髪を梳かし、祈る。欲望の果てにボロボロになった女と、その影に一生を捧げた男。二人が辿り着く、痛切な愛の結末とは―。
保守的な村社会から除け者にされるマリーと母。母の死をきっかけに、マリーは村人たちを相手に売春をはじめる。男たちを利用して稼いだ金を、必要のない商品の購入で浪費し、彼女のあばら家はモノであふれていく。
マルクとその一味は、大富豪の令嬢クッキーを誘拐。しかし聡明で蠱惑的なクッキーは、ギャングの構成員を次々と懐柔し、彼らを骨抜きにしていく。そこを付け狙う第三者まで現れ、狂おしいほど滑稽な抗争に発展する。
年老いた夫婦、シャルルとリュシーは慎ましく暮らしていた。ある日、南仏の豪邸を相続したとの知らせを受け、退屈な日常は一変していく。ふたりはさっそく南仏へ向かうが、目当ての館はなかなか見つからず……。
文学者ド・ビューラドールは、裕福な一族から家庭教師の仕事を得、南国の孤島へ招聘される。雇い主は妖艶な3人の女。ドー、その娘クロ、クロの娘ジョー。生徒はジョーの妹で13歳のフロだが、外国にいるらしい。やがて三世代の女たちは各々、この新任家庭教師を誘惑していく。そして、ド・ビューラドールは、まだ出会ってもいないフロに心を奪われて……。
1997 年台北。受験に失敗し、強引な母の勧めにより名門女子校「第一女子高校」の”夜間部”に進学した小愛(シャオアイ)。同じ教室で同じ机を使うことになった全日制の成績優秀な生徒、敏敏(ミンミン)と、小愛は机に手紙を入れるやりとりから “机友(きゆう)”=デスクメイトになる。夜間と全日制。制服は同じでも、胸の刺繍の色が違う。ある日、小愛は敏敏から学校をサボるために制服を交換することを提案され、次第に、小愛が敏敏からもらった全日制の制服を来てふたりで遊びに行くようになるなど行動がエスカレート。やがてふたりは同じ男子校生を想っていることに気づき……。
1970年代の沖縄。米軍基地のフェンス越しに流れ込んできたロックサウンドが、若者たちの心に火をつけた。それが「紫MURASAKI」――後に“日本のディープ・パープル”とも評され、国内外のミュージシャンに大きな影響を与えた伝説のバンド。重厚なリフ、圧倒的なテクニック、そして何より「沖縄」という独自の土地から生まれたロック魂。本作は、彼らの50年を超える軌跡をライブ映像と証言でたどる。復帰間もない沖縄のリアル、ロックにすべてをかけた青春、そして現在進行形の活動まで。時代に翻弄されながらもロック魂を貫いたメンバーたちの言葉には、今なお衝撃と説得力がある。ロックが「生き方」であった時代の記憶が、ここに確かに刻まれている。
ニューヨークに暮らす青年エドは、誕生日に贈られたDNAキットをきっかけに、かつて失われたはずの「家族」、そして“もうひとりの自分”──双子の弟マヌエルの存在を知る。 真相を求めて恋人ライリーと共に辿り着いたのは、ポルトガルの森の奥深くに佇む古びた大邸宅。そこには封印されたままの幼少期の記憶、誘拐の痕跡、そして血にまつわる不吉な因習が静かに息づいていた。 屋敷でふたりを迎えたのは、妖しき支配者として君臨する母アメリアと、母のことを心から愛し服従する息子マヌエル。 常軌を逸した“家族の儀式”。血は絆であると同時に、“呪い”でもある──逃れられぬ運命の鎖が今、音を立てて軋みはじめる。 闇と狂気が絡み合う91分。あなたの“血脈”が扉を開く時、そこに帰るべき家など、もう存在しない。
青年ロマンは仲介者から入手した謎の赤い粉末を試そうとパーティに向かう。深夜、車で帰宅する途中、包帯で全身を覆った女性を拾ったことから事態は急転。次々と感染・錯乱が広がり、仲間たちは正気を失いながら暴走していく。友情は崩れ、街は狂気の舞台と化す。幻覚か、現実か。地獄の一夜をノンストップで駆け抜ける。
フランス・ピレネー山脈の山小屋で週末を過ごすジョナスとガビ。森を探検していた二人は、電波(通信)塔を爆破していた逃亡犯の親子と遭遇してしまう。ドローンに映った証拠を消そうと、悪党たちはふたりをしつこく追い回す。助けも呼べない山中で、ジョナスとガビは知恵を絞り、山小屋に仕掛けた罠で反撃。次々と巻き起こるドタバタの攻防戦の中で、臆病だったジョナスも、仲間との冒険を通して少しずつ勇気を身につけていく。壮大な自然を舞台に描かれる、笑いとスリルあふれるサバイバル・コメディ!
かつて”酔剣客”と恐れられた凄腕の剣士ハン・ユエレン。 過去を捨て静かに生きる彼は、幼い頃に受けた一杯の飯の恩義に報いるため、故郷であるフーハンへ戻る。 しかし、辿り着いた故郷は一変していた。そこは”青狼団”と名乗る非道な悪党たちが支配し、朝廷の役人らは青狼団に殺されるか利用され、村人らは自由と尊厳を奪われ地獄と化していた。ハンは理不尽な暴虐を目にし、胸に再び熱き義憤が燃え上がる。 「膝をついて生きるより、立ち上がって死ぬことを選べ」とハンは村人を奮い立たせるが、青狼団が再び暴力と恐怖で村を支配する。 圧倒的な数の敵を前に、ハンは村人を救うため、ひとり刀を抜き、修羅となって立ち向かう――
彼女いない歴23年。スーパーでアルバイトをしながら、どこか満たされない日々を送る辰樹。ある日、彼はカフェで働く美しい女性・エリカと出会う。一目で心を奪われた辰樹は、足しげく店に通い、エリカと距離を縮めていく。しかしエリカは、恋人・亮からの暴力に苦しんでいた。ある夜、エリカの自宅を訪れた辰樹は、家の中から聞こえる悲鳴に導かれるように扉を開ける。その夜を境に、二人の関係は大きく変わり、辰樹の人生もまた静かに形を変えていく。やがて恋人となった二人。辰樹にとって、それは生まれて初めて手にした幸福だった。愛する人のためなら、どんなことでも受け入れられる――そう信じていた。しかしその頃から、辰樹の周囲で不可解な出来事が起こり始める。少しずつ歪んでいく日常。拭いきれない違和感。そして、エリカの微笑みの奥に、ふと垣間見える“何か”。その愛は、救いなのか――。愛してしまった瞬間、もう逃げることはできない。
若くして妊娠した女性を支援する施設で共に暮らす5人の少女。彼女たちは頼る人を持たず、家族との関係、貧困など、さまざまな問題を抱えている。「ひとりじゃ育てられない」「嬉しいと思いたいのに」――戸惑い、悩み、なるべき家族像を見いだせないまま、母になる少女たち。押し寄せる孤独感に飲み込まれそうになっても、時に誰かに寄り添われながら、それぞれが歩むべき道を選び取っていく……。自分たちなりの「愛」を選択していく少女たちの真っすぐな瞳から目が離せない、希望に満ち溢れた傑作がついに日本上陸。
舞台は1985年、アイルランドの小さな町。炭鉱商人として生計を立て、家族と慎ましく暮らすビル・ファーロング(キリアン・マーフィー)は、クリスマスが近づくある日、石炭を届けに訪れた地元の修道院で、目を背けたくなる現実を目撃する。そこに身を置く少女から「ここから出してほしい」と懇願され、若い女性たちが行き場もなく苦しんでいる現実と向き合うことに。見て見ぬふりをすることが賢明だと理解しながらも、良心の呵責に悩むビル。そんな彼が、ついに下す決断とは――。
人里離れた美しい山々に囲まれた村には、満月の夜にだけ姿を現す謎の美女マリアの噂があった。村に住む青年ダニーロは運命に導かれるように彼女と出会い、その抗いがたい魅力に溺れてゆく。二人は密かに愛し合うようになるが、真に想いを分かち合えぬまま月日は流れる。やがて成長したダニーロには同級生の恋人ができ、マリアの元を訪れる回数は自然と減ってゆく。年齢も経験も重ねるダニーロに対し、マリアは出会った日のまま、若々しく妖艶な姿で彼の前に現れ続ける。ある夜、マリアへの欲望が抑えられなくなったダニーロは、彼女と情熱的に、互いの想いをぶつけ合うようにカラダを重ねる。しかし、決して埋めることのできない「時の断絶」が再び二人を分かつのだった……。フィリピンの神秘的な自然を背景に、生身の人としての幸福と、不変の存在への思慕が織りなす、官能的で切ないラブストーリー。
苦しい過去に囚われ、自己破壊へと傾いていく少年ネイト・ウィリアムズ。高校教師スタン・ディーンは、彼が車中生活を送り投獄されていることを知り、保釈金を払い引き取る決断をする。善意から始まった行動は、ネイトの心を蝕んできた暗い秘密と向き合う闘いへと変わり、二人は互いの限界に迫られていく。ネイトが絶望の淵に沈む中、ディーン先生は彼を救うためにどこまで踏み込む覚悟があるのか、自らの信念を試されることになる。やがて二人の絆は、過去の闇を越えようとする希望の光となり、壊れかけた少年の未来を取り戻すための最後の支えとなっていく。
少女の教育が反抗と見なされる国で、夢は不可能だと言われてきた若者たちに、ある女性が未来を信じる力を示そうと立ち上がる。彼女が率いる精鋭チームは世界的な注目を集め、希望を広げる一方で強い反発と危険も増していく。脅威が迫る中、彼女たちは犠牲を払いながらも前に進み、決意と勇気があれば最も暗い障害さえ乗り越えられることを証明しようとする。その歩みは、国に新たな変革をもたらす運動へと火を灯していく。
崇拝する美しいママンに会うため、祖母のもとで育てられていたピエールは両親が暮らすスペイン、カナリア諸島を訪れた。 自堕落な父親に対する煩わしさはあるものの、ママンとの平穏な暮らしへの訪れに胸を震わせながら。 しかし、父親の事故死と共に、幻想は崩れ去る。 母を敬愛する喜びは打ち砕かれ、代わりにピエールの人生は不安と恐怖に支配される。 青い海、煌めく太陽の下、ママンが徐々に本性を露にしはじめたのだ。 17歳の少年が知る、不道徳で魅惑的なママン。ママンが連れてくる若い愛人たち。毎夜繰り返される堕落した淫らな夜の日々。 刹那的で欲望に忠実なママンは、逆らいがたい支配力で若者たちを惹きつけていた。 少しでもママンに近づくために、ピエールはママンに紹介された女性たちと不道徳で残酷な遊びに身を投じていく。 そして、残酷で暴力的な愛の行く末には、衝撃的な結末が待っていた―。