大学生の明子は友人たちといわくつきの廃屋に肝試しに行くことになり・・・(第1話 ブラックルーム)恋人の朱里と待ち合わせをしていた、幸一。寒空の下、街頭アンケートを呼びかける少女と出会い・・・(第2話 街頭アンケート)など、総勢17名の女性が織りなす恐怖物語!!
武蔵野線沿線、埼玉県N座駅付近の高級マンションに暮らすラン(加藤夏希)とパンドラ(仲谷明香)は、オタクの美人姉妹。ランはオンラインゲームに明け暮れ、パンドラはボーイズラブ漫画にはまり、株で築いたばく大な資産で自由気ままに暮らしていた。そんなある日、秋葉原のメイドカフェで働き始めたパンドラ。そして店を訪れるようになったランは、メイドとして働くネットアイドルの英由良(中田ちさと)と衝突し……。
主人公は軽度の知的障害のある男性、真人(川平慈英)。 中学で「特殊」学級に入った真人は、ばかにされたりいじめられたりしながらも、同じ障害のある女性、咲楽(七海)と出会い、ぎこちない愛情表現を交わしながら、やがて結婚する。しかし、真人は咲楽を守るため、罪を犯してしまう。咲楽との約束だった新婚旅行を思い起こすように、真人は伊勢神宮へ1人で車を運転して出かける。 そこにヒッチハイクで、麗子(すみれ)が乗り込んできた。彼女は車の中で真人に、「神とは?歴史とは?人間とは?」と問いかける。そして、咲楽の「Hと銭の間にあるものってなんだ?」というなぞなぞへの答えが、浮き彫りになっていく。やがて、麗子が、車の中に置き忘れていった箱には思いもかけないものが入っていた。
映画監督のテツオは40歳を目前にしながらも夢を諦めきれないパラサイトニート。映画祭での受賞経験が唯一の自慢。監督とは名ばかりで女優を自宅に連れ込む自堕落な毎日をおくっていた。しかしある日、才能溢れる新人女優・ミナミとの出会いにより新たな希望が生まれて新作映画の実現に奔走する。「裸と動物」にこだわる団塊世代のプロデューサー貴田や、枕営業にすべてをかける売れない女優・響子、自らのハメ撮りで生計をたてる助監督のマモルなど、映画界の底辺に巣くう仲間たちと最後の賭けに出ようとする。しかしそんなテツオの前に現実の壁が立ちふさがる。映画作りを巡る夢と現実がテツオの中で交差するのであった。
夫・ピエールの才能を信じ、自分の夢を捨て二人三脚でドキュメンタリー映画を制作する献身的な妻マノン。映画制作に行き詰まりを感じていたある日、ピエールは若い研修生のエリザベットと偶然出会い恋に落ちる。あるときエリザベットは、予期せずピエールの妻マノンが浮気相手と会っているところを目撃し、彼に告げる。思い描いていた未来とは少し違う現在に、満たされない想いと孤独を抱える男と女たち。愛されたいと彷徨う3人が行きつく先とは。
イタリア最南端の島、ランペドゥーサ島。12歳の少年サムエレ、海へ出る漁師、刺繍に励む老女。この島の人々はどこにでもある毎日を生きている。しかし、この島には、アフリカや中東から命がけで地中海を渡る難民・移民の玄関口というもう一つの顔があった。
幼少時代、陽介(中山麻聖)は、2004年7月に新潟と福島で起こった豪雨によって母親を失った。今は専門学校で日々映画製作について勉強しており、凪音(八神蓮)や高校時代からの友人の嵐(三上真史)、幼なじみの茂(加藤貴宏)らと一緒にSF映画『鉄魔人の逆襲』の撮影をスタートする。だが、その最中に監督の凪音が事故で亡くなってしまい映画制作は頓挫してしまう。
失業中だった元軍人のエディ(バンデラス)は、運よくショッピングモールの夜間警備の仕事を得る。その勤務初日、一人の少女が深夜のモールに逃げ込んでくる。すぐに少女の父親だと名乗る男がやってくるが、何かがおかしい。男を追い返したエディはやがてその男の恐ろしい正体を知ることになる。実は少女は父親と名乗る男が率いる犯罪組織に両親を殺され、目撃者として裁判で証言をする予定だったのだ。しかしその前日に、犯罪組織に襲われ命からがら逃げてきたのだ。数時間後、少女を追って重武装した男たちが次々とモールに侵入。外部との通信も遮断され、孤島と化したモールの中で、エディは今日会ったばかりの同僚たちと少女を守るため、犯罪組織と闘うことになる!
僕らでしか伝えられない“心の全て”が、ここにある――インディーズシーンで独自の進化を遂げるロックバンドMY FIRST STORY 5年間の軌跡を追ったドキュメンタリー映画、完成!
ユヅキ、カミオ、リョータ、ショーヤの4人は、ナカニシ先輩とマキヨシ先輩から原付バイクを買ったことをきっかけに、不良の世界にどっぷりはまり込んでいく。拉致やリンチ、監禁、拷問が横行する言葉の通じない世界で、それぞれ生き残りを賭けて戦う彼らだったが……。
不満を抱えた十代の少年、宏は学校で問題を抱え、ある日突然自分の部屋に閉じこもってしまう。その後2年もの間、部屋から出る事を拒否し、誰も中に入れようともしない。宏の両親はそのことを恥じ、友人や親戚にも事実を隠そうとする。当然のことながら、家庭は次第に崩壊してゆく。
ある日、ガオガオさんが発明したモグール号に乗り込んだしまじろうたち。突然動きだしたモグール号が行き着いた先は、なんと砂漠でした。途方に暮れていると、そこに現れたのは一人の元気な女の子「ココ」。ココは砂嵐ではぐれてしまったお母さんをずっと探しているというのです。しまじろうたちは、ココと一緒にお母さんを探す旅に出ることにします。途中、砂漠には危険がいっぱい。はたして、しまじろうたちは困難を乗り越え、ココのお母さんを見つけ出すことができるのでしょうか。
友達からの飲み会の誘いを断り、自宅のマンションで眠っていると、夜中にインターフォンの鳴る音がして・・・(第三話「深夜の来客」)。最近赤いワンピースを来た女に付きまとわれている気がすると話す女友達。女子会のあと携帯を置き忘れていったその友達の家に届けにいくと・・・(第五話「女ともだち」)日常の風景を侵蝕する恐怖・・・摩訶不思議な8つの怪奇譚。
米軍の海兵隊員ガブリエル・ドラマー(シャイア・ラブーフ)は、妻ナタリー(ケイト・マーラ)と息子ジョナサン(チャーリー・ショットウェル)を故郷に残し、アフガニスタンへと向かう。戦場での任務は想像以上に過酷なものであったが、故郷で待つ妻と息子の存在がガブリエルを奮い立たせた。そしてついに、アフガニスタンからアメリカへと帰還する。しかし、辿り着いた故郷の街は、建物や橋が崩壊し住人たちの姿も消えていた。まるで異世界に迷い込んだかのように、懐かしき面影は失われていた。この街に一体何が起こったのか?ガブリエルは、共に帰還したデビン(ジェイ・コートニー)と、荒廃した街でナタリーとジョナサンの行方を探すが―。
沖縄県立首里高等女学校在学中に女子学徒隊として徴兵された宮城巳知子。日本国陸軍第32軍62師団(石部隊)に従軍。全61名の内33名が戦死する弾雨の中を生き抜く。敗戦後、小学校教諭として永年教育に携わり、退職後第二次世界大戦沖縄戦の「語り部」として反戦平和教育に精力を注ぐ。その宮城巳知子があなたに沖縄戦の真実を語りかける。
ケイン・マディソンはロサンゼルスで建築家としての日常を送る一方で、心に潜むもう一人の自分は、浪人として悪の武将が支配するサムライの世界を彷徨っていた。様々な現実世界でおこる不運に絶望したケインは、心の拠り所を探す旅に出る。現実世界、そして心の世界、それぞれの戦いの先には一体、何があるのか。
台湾に住む日本のドラマやアニメが大好きで大学でも日本語を専攻する女の子リン。日本が大震災に襲われた直後、リンのFacebookに日本人青年モギからメッセージが届く。モギは震災で復興支援に協力的な台湾の国民性や親日感情に興味を持ちメッセージを送ったのだった。そうして始まったリンとモギのFacebookでのやり取り。内容はたわいもないお互いの悩みや日々の出来事。そしてゴールデン・ウィーク、実際に台湾で出会った二人。縮まる二人の距離。そしてその日から、ただのチャットのやり取りが、二人にとってのデートになってゆく。やがてリンの淡い気持ちは日本へ、そしてモギの恋心は台湾の彼方へ飛んで行くのだった。
長年の友人である3組の夫婦と1人の友人、7人が集った夕食会。ひとりの女性が提案する。「私達本当に友達かしら?お互いが信用できるなら携帯電話を見せ合わない?」スマホの着信や履歴を一番身近な人間に見せ合うという、前代未聞の危険なゲームが始まった。家庭のトラブルや愛情の飢え、仕事の悩み、変えられない自分の性格など、小さなスマホから次々と現れる裏の顔、“おとなの事情”が露呈されていく。
診療時間をとっくに過ぎた午後8時に鳴ったドアベルに若き女医ジェニーは応じなかった。その翌日、診療所近くで身元不明の少女の遺体が見つかる。それは昨晩、ドアベルを鳴らした少女だった。彼女は誰なのか?なぜ死んだのか?亡くなる直前の少女の足取りを探るうちにジェニーは危険に巻き込まれていく。彼女の名を知ろうと必死で少女のかけらを集めるジェニーが見つけ出す意外な死の真相とは。
1912年。実業家ホフマイスターの屋敷に秘書として住み込むことになった美貌の青年フリドリックは、ホフマイスターの知的な若妻ロットと次第に惹かれあう。だが触れ合うことも、愛を口にすることも出来ず過ごしていたある日、フリドリックの転勤が突然決定。二人は「2年後の帰国まで、変わらぬ愛を誓おう」とキスを交わすことなく愛を伝えあった……。
3つの王国が君臨する世界。ある王国では、不妊に悩む女王が“母となること”を追い求め、国王の命と引き換えに美しい男の子を出産した。また、ある王国では、老婆が熱望する“若さと美貌”を不思議な力で取り戻し、妃の座に収まった。そして、もう一つの王国では、まだ見ぬ“大人の世界への憧れ”を抱く王女の結婚相手が決められようとしていた。しかし、3人の女たちの欲望の果てには、皮肉な運命の裏切りが待っていた・・・
81歳になった芦村朋子は、不慣れな手つきでパソコンにむかい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然病に倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が『何日君再来』と題された祖母の手記をまとめていくことに。綴られていたのは今まで知ることのなかった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖母・朋子と祖父・吾郎の波乱の歴史と、深いきずなで結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった-。
一見、今どきの恋愛に積極的に見える女子大生の椿。彼女には何よりも夢中になるものがあった。それは『骨』。幼いころ恐竜の化石に魅せられ、以来ずっとその研究に情熱を注いでいた。しかし、そんな彼女の目の前に1つ年下の男性、アヤメが現れる。著名な考古学者を父に持ちイギリスで生活していた彼は、のんびり屋なのに思いをストレートに口に出す不思議な性格。そして、椿に一目ぼれ。アヤメの猛アタックを受け流しながらも、次第にその純粋さ、優しさ、そして骨格の魅力に惹かれてゆく椿。しかし、その矢先・・・アヤメに熱烈な好意を寄せるイギリス時代のガールフレンド、エリザベスが来日。彼女はわざわざ椿からアヤメを奪うために来日したのであった。さらに同じ研究室の先輩:鈴木仁英が現れアヤメを出し抜こうと椿に急接近。アヤメ・椿・仁英・エリザベス、研究室を舞台にした恋の四角関係はどんな結末を迎えるのか?!
世界への挑戦、脱退、解散、HIDEとTAIJIの死、Toshlの洗脳、YOSHIKIの決意――そして復活。バンドを襲ったあまりにドラマチックな悲劇の連鎖。結成後30年以上に渡って生み出されてきた、想像を絶するX JAPANの<熱狂>と<狂乱>の歴史。そこには精神的にも肉体的にも彼らが抱えてきた悲嘆と痛みがある。栄光と挫折、生と死、解散と復活。日本の音楽シーンの頂点に君臨する彼らの挑戦の軌跡――。マディソンスクエアガーデンでの舞台裏を追いながら、クライマックスでは息をのむ圧巻のステージが待ち受ける。『WE ARE X』はこれまでにない近さで、心に深い傷を負いながらも走り続ける彼らの光と闇に迫る。
戦争によって荒廃した世界。大地は汚染され、生存者たちが飲めるきれいな水は限られていた。街はずれの廃墟に集まった男女10人。彼らはわずかな飲料水を分け合い、いつ侵入者が現れてもいいように出入り口を砦のように固め、静かに暮らしていた。ある夜、外部の無法者に襲われた父親を旅人ムサに助けられたエイサは、彼を何日間か砦の中に泊めることに。しかし、ムサは突然エイサの父親を殺害すると、そのまま姿を消した。そして次の瞬間、外のタンクから引いていた水が止まってしまう。エイサはタンクを調べに行くが、そこには恐ろしい死のトラップが仕掛けられていて・・・。仲間を助けるため奔走するエイサ。しかし、至る所で死の罠が彼に襲いかかり、遂には他の仲間たちにも魔の手が迫りくるのだった・・・。
春高予選に向けて動き出した烏野高校排球部は、強化の一環として関東強豪チームとの合同合宿に参加する。変化を求め進化した烏野一同は、迎えた春高予選で準決勝へと駒を進める。対戦相手は、インターハイ予選で敗北を喫した青葉城西高校。序盤から猛攻をしかける烏野だったが、徐々に精度を上げる及川のサーブと秘密兵器・京谷の強烈なスパイクによって、流れは青城に傾いていく
春の高校バレー宮城県予選、決勝戦――。準決勝で青葉城西を下した烏野が、春高出場を懸けた一戦に挑む。対するは超高校級エース・牛島若利を擁する絶対王者、白鳥沢。烏野は試合序盤から牛島の強烈なスパイクに翻弄され、攻勢に転じようにも天童の鋭いブロックに阻まれてしまう。これは超えられない壁なのか?反撃のカギを握るのは、ブロックの要・月島。その冷静かつ執拗なディフェンスで、日向、影山も勢いを増していくが……。
女優志願のロイは、ある時偶然舞台で踊り、初めて喝采を浴びる。ロイの才能を見抜いたドルセー伯爵の力を借り、パリ・オペラ座で踊る夢を叶えるために、ひとりアメリカから海を渡る。ロイのダンスを見たパリの観客は初めての体験に驚き、瞬く間にスターに。そして遂にオペラ座から出演オファーが舞い込む。無名だが輝くばかりの才能を放つイサドラを共演者に抜擢し、彼女への羨望と嫉妬に苦しみながらも舞台の準備を進めるロイ。しかし、そんな彼女に思わぬ試練と裏切りが待っていた──。
終身雇用を求めて公務員になった男がリストラの対象になってしまったことから巻き起こる騒動を描き、イタリアで大ヒットを記録したコメディドラマ。終身雇用の仕事に就いて安定した人生を送るという子どもの頃からの夢をかなえ、15年前に公務員になった独身男性ケッコ。しかし政府の方針で公務員が削減されることになり、ケッコもその対象になってしまう。それでも公務員の職にしがみつこうとするケッコをどうにか退職に追い込みたいリストラ担当者は、ケッコに僻地への異動を命じ続け、ついには北極圏へと左遷する。
小学生の典道(山崎裕太)と祐介(反田孝幸)たち男子5人は、花火を横から見ると丸いのか、平べったいのかという素朴な疑問を抱き、花火大会の夜、その答えを確かめるべく町のはずれにある灯台に行くことを計画する。同じ日、両親の離婚で転校することが決まっていたなずな(奥菜恵)は、プールで競う典道と祐介、どちらかの勝者と駆け落ちすることを企てる。少年と少女の、淡くも瑞々しい恋を懸けた勝負の行方が、ふたつの異なる結末へと昇華するーー。
3.11の東日本大震災で、日本は大きな傷を負った。多くの命が、大切なものが奪われた。福島第一原発事故はチェルノブイリ以来の大事故となった。今後日本と世界はこの問題を長く抱えて生きて行くことになるだろう。いまも僕らに重くのしかかる未曾有の震災、そして原発事故。3月11日に起こった震災、津波被害は、私たちの生活だけでなく、現代人の精神をも揺るがし、濁流へと飲み込んだ。僕らは日本の未来を、自分たちの将来を、憂い、悩み、考えずにはいられなくなった。震災、津波の被害、原発問題、政治、文化、、、日本の全てについて、改めて考え直すきっかけとなった。気がついたら、先輩たち、専門家たち、友人たち、本当にいろんな人たちと語り合っていた。新しい友達もふえていた。その『友人たち』が語る震災当時と、その後、そして今。そこから浮かび上がる日本の今と未来、問題と課題を描きたい。岩井俊二
東京武蔵野にある大学に入学するため、北海道から上京した楡野卯月(松たか子)。おとなしい性格の彼女は、新しい友達や刺激的な環境に戸惑いながらも、自分らしく大学生活を楽しんでいた。実は卯月がこの大学を選んだのには、本人曰く“不純な動機”があったのだ。卯月の知られざる小さな冒険が始まるー。
田園が美しいある地方都市。14歳の蓮見雄一(市原隼人)は、かつての親友、星野(忍成修吾)にいじめられ、窒息しそうな毎日を送っている。唯一の救いはカリスマ的歌姫リリイ・シュシュの歌声だけ。自らが主宰するファンサイト「リリフィリア」の中にいるときだけが本当の自分でいられる瞬間だった・・・。雄一がリリイのファンになったのは1年前。中学生になって親しくなった優等生の星野に教えてもらったのがきっかけだった。やがて星野は豹変し、いじめのリーダー格として君臨する。雄一やクラスメイトの久野陽子(伊藤歩)を標的にし、津田詩織(蒼井優)を自殺にまで追い込んでいく。次第にエスカレートする星野の行動。そしてリリイ・シュシュのコンサート会場で、その事件は起きた。
ハナとアリスは同じバレエ教室に通う中学生。あるときハナは通学途中で出会った手塚高校の宮川先輩を好きになる。翌年、ハナとアリスは一緒に手塚高校に進学。さっそくハナは宮本先輩が所属する落語研究会に入部すると、先輩の尾行を開始した。下校途中、先輩がシャッターに頭をぶつけて気絶するアクシデントを目撃。慌てて駆け寄ったハナは、先輩の意識が朦朧としていることがわかるとなんとも大胆不敵な嘘をつく。一つの嘘が更なる嘘を呼び、少女と少年の可愛らしい三角関係が、色々な人々を巻き込んだトリッキーな三角関係へと変貌を遂げる。
水戸藩士の関鉄之介は、妻と息子に別れを告げ、井伊直弼を討つため江戸へと向かう。鉄之介は18人の襲撃部隊の指揮をとり、井伊の暗殺に成功するが、多くの仲間が犠牲となる。その後、鉄之介は薩摩藩による幕府制圧に参戦すべく京都へと向かうが……。
サスカインド家の次男オーウェンは、自閉症により2歳から言葉を失い、6歳まで誰ともコミュニケーションを取れなくなってしまった。失意に暮れながら過ごす父と母は、ある日、オーウェンが発する意味をなさないモゴモゴとした言葉が、彼が毎日擦り切れるほど観ていたディズニー・アニメーション『リトル・マーメイド』に登場するセリフであることに気づく。意を決した父が、オーウェンが大好きなディズニーキャラクターの“オウムのイアーゴ”になりきって語りかけると、まるで魔法のように、オーウェンが言葉を返した!数年ぶりの息子の言葉にこみ上げる涙をこらえながら、イアーゴとしての会話を続ける父。こうして、父と母、そして兄による、ディズニー・アニメーションを通じた「オーウェンを取り戻す」ための作戦が始まった!
会社経営者の夫ミケーレと豪邸で暮らすエルサは、1人娘のアリスが成人して手を離れ、長年の夢だったフレスコ画の学位取得を目標に研究に打ち込む日々を送っていた。ところがある日、夫が共同経営者に会社を乗っ取られてしまったことが判明。それをきっかけに、仲の良かった夫婦の関係に亀裂が生じはじめ……。
鈴木リョウコ、29歳。有名大学から東大大学院修士課程を経て、新聞社の政治部で記者を務めた、いわゆるエリート。そんな彼女には、大学在学中にAVに出演したという過去があった――。高い知能と美貌を持って生まれ、一流新聞社に勤める私は間違いなく幸せ。でもそれだけじゃ退屈で、心はいつも満たされない。女の身体は何度でも売れると呟きながら、心の拠り所を求めて、どこか手探りする自分がいる。昼と夜の世界で矛盾しまくりながら、それでも幸せになりたいと願う、一人の女の物語。
銀次郎はなじみのミナミの和菓子屋の主人・植村から借金を申し込まれる。さまざまなトラブルが起こり、店が苦境にあるという。店がある一帯はショッピングセンター建設の話が持ち上がっていた。地上げを行っている藪田は、商店主たちを助けるふりをして、実は政治家の小笠原とミナミの街から彼らを追い出す計画を進めていた。複雑怪奇な事件に銀次郎はどう立ち向かうのか!?
テヘランに住む若き夫婦の穏やかな日常が、突然降りかかった事件をきっかけに一変する。夫の留守中、妻が侵入者に襲われてしまったのだ。警察に通報して犯人に罪を償わせたい夫と、事件を表沙汰にしたくない妻の感情はことごとくすれ違い、深い溝が生じ始める。やがて苛立ちを募らせた夫は自力で犯人捜しに乗り出すが、その行く手には夫婦の人生をさらに揺るがす意外な真実が待ち受けていた……。
アメリカン・フットボールの最高峰、NFL。ニューオーリンズ・セインツのスティーヴ・グリーソンは特別なヒーローだった。ハリケーン“カトリーナ”に襲われたニューオーリンズの災害後初の、市民が待ちに待ったホームゲームでチームを劇的な勝利に導いたからだ。それから5年後。選手生活を終えていたグリーソンは、病院で信じられない宣告を受ける。「あなたはALS(筋萎縮性側索硬化症)です」。そして、同じ頃、妻ミシェルの妊娠がわかった。初めて授かった子供。だが自分は、生きている間に、我が子に会うことができるのだろうか。生まれ来る子のために、自分は何が残せるのだろうか。グリーソンは決めた。まだ見ぬ子どもに贈るために、毎日、ビデオダイアリーを撮り続けると。
昭和19年12月、奄美 カゲロウ島(加計呂麻島がモデル)。国民学校教員として働く大平トエ(島尾ミホがモデル)は、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長 朔中尉と出会う。朔が兵隊の教育用に本を借りたいと言ってきたことから知り合い、互いに好意を抱き合う。島の子供たちに慕われ、軍歌よりも島唄を歌いたがる軍人らしくない朔にトエは惹かれていく。やがて、トエは朔と逢瀬を重ねるようになる。
父と子の世代差のカナダ人浮世絵職人とアメリカ人デザイナーが日本のビデオゲームキャラクターからインスパイアした、新しい浮世絵の作品を作って世界で大人気。『浮世絵ヒーローズ』は、彼等の1つの作品ができるまでに密着したドキュメンタリー!
二人でいれば、悲しみは半分。しあわせはたくさん。夏の果ての街角を、愛の歌が通り抜けていく――。フィリピン、真夏のマニラ。“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた・・・。
あてもないけど、生きていく。ふつうの人間関係を築けない大人たちがその意味を探し続ける切なく孤独な旅-。あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を重ねていく。結婚を控え、そう考えていた泰子(初音映莉子)の前に現れた、かつて半年間だけ一緒に暮らした父の愛人の息子、智(高良健吾)。20年前、愛人・直子(草刈民代)と智が転がり込んできたことで、泰子の家族は壊れたはずだった。根無し草のまま大人になった智は、ふたたび泰子の人生を無邪気にかき回し始める。「邪魔しないであたしの人生」、そう普通の幸せを願っているはずなのに…。泰子は智とともに自分の母親、異父妹、そして智の母・直子を訪ねて行くことで、平板だった自分の人生が立ちどころに変わって行くのに気づき始める。
池田屋への再出陣を経て、大和守安定が修行へ旅立った“とある本丸”。その直後、安定へ思いを馳せる加州清光は、部屋に残された手紙を発見する-。
夏、灼熱のインターハイ。その戦いの地・栃木に、3人の男が向かっていた。昨年、総北高校自転車競技部のメンバーとしてインターハイを制覇した、金城真護、巻島裕介、田所迅だ。彼らは新生チーム総北の応援のために集結したのである。車を走らせながら、3人は昨年の戦いを振り返りながら、新生チームへの期待に胸を膨らませていた。高校からロードレースを始めた初心者ながら今やチームのエースクライマーとなった小野田坂道、新キャプテン手嶋純太をはじめとする総北高校自転車競技部。インターハイの戦いに臨む彼らのこれまでの道のりは、決して平坦ではなかった。信頼し支えてくれていた先輩との別れ。「全員で支え合い繋ぐ」というチームの魂の継承。他校だけでなくチーム内の仲間とも激しくぶつかったインターハイ出場を賭けた戦い…。それらを乗り越え、全国の強豪が集まるインターハイの頂点を目指して、灼熱の地を駆ける!新世代の始まりの物語が、ここに―!
三角屋根の小さなおうち。そこにはケンとティニー、ニティが住んでいます。ある日、ティニーとニティが遊んでいると、空から卵が落ちてきました。中から出てきたのは「トリィ!」と鳴く、ふうせんきょうりゅうの赤ちゃん!?トリィはティニーとニティを見ると、「パパ!ママ!」と呼びました。二人(ふたり)をパパとママだと勘(かん)ちがいしたのです。ティニーとニティがトリィを連れて帰ると、ケンは「お友だちかい?」と聞きます。ティニーとニティが答えあぐねると、ケンは「また冒険に行きたいんだね。雲の世界へ行っておいで」と言い、ティニーとニティにふうせんをつけてくれました。旅に出たティニーとニティは、トリィに名前や元いた場所を聞きますが、答えは「トリィ!」…。そんな時、二人の前に友だちのラビィ、ピギー、ペンとギン、リオンが現れます。みんなはティニーとニティがトリィのことで困っていると知ると、一緒にトリィのパパとママを捜してくれることになりました。
ローサはマニラのスラム街の片隅で小さな雑貨店を家族で営んでいる。家計のため、少量の麻薬も扱っていたが、ある夜、密告からローサたち夫婦は逮捕される。麻薬売人の密告要求、高額な保釈金。警察の要求は恐喝まがいだ。この国では法は誰も守ってくれない。ローサたち家族は、彼ら自身のやり方でしたたかに、汚職にまみれた警察に立ち向かうのだった。
プロバスケチームのお荷物フォンは自意識過剰の自惚れ屋。初めて途中起用され、放ったシュートがチームの勝利を決めたことで更に図に乗った。それがコーチの逆鱗に触れて移籍話が成立。しかし、フォンが売り飛ばされた先は、北二高校の女子チームのコーチだった。それには裏事情が。南一高校に負け続けている北二高校が次も敗戦すると、美人教師ユンは南一高校理事の息子と結婚させられるのだ。彼女にひと目惚れしたフォンは…。
少年院から出たばかりの新次は自分と劉輝を裏切った裕二に復讐しようとするが、ボクサーとなった裕二の返り討ちにあう。新次を助けたのは吃音症の青年、建二。それを目撃していた堀口は、ふたりをボクシングに誘う。堀口の運営する「海洋拳闘クラブ」で暮らし始めた新次。建二もまた、暴力的に自分を支配する父親と決別し、ジムに移り住む。寝食を共にしながらボクシングに没頭していくふたりは、ともにプロテストを目指すことに。デビュー戦に臨むふたり。弱腰の建二に対し、新次はすぐに頭角を現していく。すべて上り調子に思えたある日、新次とともに裕二に裏切られたはずの劉輝が、当の裕二と屈託なく笑いあっている姿を目にしてしまう。
新次は、かつて自分を捨てた母親から、建二との親同士の因縁を聞かされる。一方建二は、図書館で倒れた妊婦・恵子を助ける。そんな彼らの知らないところで、海洋拳闘クラブには廃業話が持ち上がっていた。癌を患い死を前にしてもなお高圧的な態度をとる父親との再会により、激しく心を乱される建二。一方の新次は、宿敵・裕二との決戦を前に、憎しみに心をみなぎらせていた。そして、孤独を感じた建二はある決断をする。建二は徐々に才能を発揮、プロとして勝利を重ねていく。新次は海洋拳闘クラブの廃業後、アルバイトをしながら漫然と暮らしていた。そんな彼のもとに堀口が試合の話を持ってくる。その相手は、ほかならぬ建二だった。
サンフランシスコの小さな南町では保安官ポールが霧の中家に車を走らせている。その時彼は事故で一人の日本人男性の歩行者にぶつかってしまう。同時に日本人のミステリー小説家、アカホリ アヤ(藤谷文子)は彼女の新作、お金儲けのために書いた世界的に有名な「たかべ検査官」シリーズのプレスツアーから逃れるためにサンフランシスコに旅行に来ていた。孤独で精神的に弱っていた彼女はミステリアスなリノから日本人旅行者(北村一輝)と情事を始める。彼女の新しい彼氏はカリスマ性があり、魅力的で、、、しかし不意にスーツケースと謎を残しホテルから消えてしまう。
14歳のマイクはクラスのはみ出し者。同級生からは変人扱いされ、しかも母親はアル中、父親は浮気中。そんなある日、チックというちょっと風変わりな転校生がやって来る。夏休み、2人は無断で借用したオンボロ車”ラーダ・ニーヴァ”に乗って南へと走り出す。窮屈な毎日を飛び出して、全く違う景色を目にしていく2人。やがて無鉄砲で考えなしの旅は、マイクとチックにとって一生忘れることのできないものになっていく。
コロラド州の片田舎。愛国心にあふれた中年男のゲイリーは、米同時多発テロ事件の首謀者とされるテロリスト、オサマ・ビンラディンの居場所を政府がいつまでも見つけられないことに業を煮やしていた。ある時、日課の人工透析中にゲイリーは神から啓示を受ける。「パキスタンに行って、オサマ・ビンラディンを捕まえるのだ」アメリカを救えるのは、オレしかいない!使命感を燃やし、独りぼっちで作戦を進めるゲイリー。ところが、パキスタンで彼を待ち受けていたのは、意外にもフレンドリーな現地の人々で…!?
1960年代初頭の台北。夜間中学に通う小四(シャオスー)は不良グループ”小公園”に属する王茂たちとつるんでいた。小四はある日、小明という少女と知り合い、淡い恋心を描く。小明は小公園のボス、ハニーの女だった。姿を消していたハニーが突然戻ってきたことでグループ同士の対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく。
憧れのニューヨークで働いていたグロリア(アン・ハサウェイ)だったが、失業してからというもの酒浸りの日々を送っていた。ついには同棲中の彼氏ティム(ダン・スティーヴンス)に家を追い出され、生まれ故郷の田舎町へと逃げ帰る。グロリアは幼馴染のオスカー(ジェイソン・サダイキス)が営むバーで働くことになるが、その時驚愕のニュースが世界を駆け巡る。韓国ソウルで突如巨大な怪獣が現れたというのだ。テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、グロリアはある異変に気付く。「この怪獣、私と全く同じ動きをする…?!」舞い上がったグロリアは、怪獣を操り世界をさらなる混乱へと陥れるが、そこに「新たなる存在」が立ちはだかる―!
釣りに出かけ、偶然男女の争いに巻き込まれ、衝動的に殺人を犯しまう老人たち。花見で偶然の出会いから殺し合いにまで発展してしまう男女の惨劇を凝視する初老の男。戦後間もない頃のバラックで暴れる無頼漢サブの愛と別れ。行きどころのない老人の彷徨。バス事故に運命を翻弄される被害者遺族たちの顛末。これらが複雑に絡み合い、やがて……
春、元美術部で運動音痴の主人公・東島旭(西野七瀬)は、新しい自分になることを夢見て、二ツ坂高校に入学する。しかし、そこで、1つ上の先輩でなぎなた部の宮路真春(白石麻衣)と出会い、その強さに憧れ、“なぎなた”をはじめる決意をする。入部したなぎなた部で、同級生の八十村将子(桜井玲香)、紺野さくら( 松村沙友理)、2年生の野上えり(伊藤万理華)、大倉文乃(富田望生)、そして宮路真春らと共に部活動をスタートしたが、“練習は楽で運動神経がなくても大丈夫”、そんな誘い文句とは真逆でなぎなたの稽古は過酷そのもの!やがて3年生にとって最後となる夏のインターハイ予選を迎える。決勝まで順調に勝ち進んだ二ツ坂高校だったが、ダークホースの國陵高校に敗れてしまう。なかでも、1年生エース・一堂寧々(生田絵梨花)の強さは圧倒的だった。3年生が引退し、野上新部長で再スタートを切った新生二ツ坂なぎなた部は、山奥の尼寺で僧侶・寿慶(江口のりこ)の激しいしごきによる、地獄の夏合宿を経て、一回り大きく成長する。迎えた秋の大会。再び二ツ坂の前に宿敵・國陵高校と一堂寧々が立ちふさがる。
1対1の【タイマン】、1対多数の【リンチ】、多数vs多数の【抗争】男も女も入り乱れて、喧嘩!喧嘩!喧嘩!その喧嘩の果てには、はたして何があるのだろうか・・・。