ガールズバーのキャストたちを乗せ、夜の街を走るドライバーのユリカ(イシヅカユウ)。バーカウンターに立つミチル(大森亜璃紗)は、今夜も上手く客をあしらっている。カオル(千國めぐみ)は、デート相手の男の車を降り、家に帰る振りをして店に出勤する。スタッフルームに身を潜めるユリカは、そんな二人を光るカーテンの向こうがわから見つめていた。その夜、仕事あがりのミチルと路肩で言葉を交わしていると、巡回していた警察官が二人を見つけ、事情を聞き始めるが・・・。
30歳が迫っている売れない役者、江田丈。オーディションを受け、荷上げのバイトで稼ぎ、仲間と酒を飲み、それなりに充実した毎日を送っていた。何に対してもただまっすぐに突き進んできた丈だったが、年齢を重ねるにつれ、周囲とすれ違い衝突することが多くなる。理想と現実の狭間で、愛する人たちを失いそうになった丈は..。夢を追うすべての人へ送る、若者たちの物語。
どこか人任せなフリーターの新平は、幼馴染で彼女の咲と別れた日、訪れた映画館で佳純と出会う。意気投合した2人は夜の街を一緒に過ごす。しばらくして新平のバイト先のカフェで佳純が働き始める。再会に驚く新平だったが、佳純から「彼氏の浮気調査を手伝ってほしい」と言われ、探偵の真似ごとをする羽目に。強引な佳純に振り回されながらも、少しずつ惹かれていく新平だったが……
中学三年生の冬に両親が他界し、地元の大地主に養子として引き取られた雪那(ゆきな)は、高校生活が始まると同時に学校を休みがちになる。雪那の異変に気付いた幼馴染の同級生・馨(かおる)は、雪那を取り巻く現実を知り自分の無力さに苛まれていた。16歳の夏。田舎町を少し外れた夕暮れの道路で、雪那は交通事故に遭ってしまう。彼女が目を覚ましたと聞き病院に駆けつけた馨が目にしたのは、記憶を失った幼馴染の姿。他愛ない会話が弾む休み時間。いつもと同じメンバーで過ごす放課後。当たり前に続くはずだった時間が二人に訪れることはなかった。10年の歳月が経った冬の東京。喪失感と後悔を胸に秘めたまま、一人暮らしていた馨は、偶然雪那と再会する。「私と一緒に、嘘をついてくれませんか?」全てを抱えたまま生きてきた青年が、全てを忘れてしまった幼馴染と再び故郷へ帰る。ひとつの嘘と共に―
那須塩原市を流れる川で、SUPのアウトドアガイドをしている君島賢司は、父を幼い頃に川の事故で亡くし、母と二人で生きてきた。その母を病気で亡くして、一人きりになる。母が生前言い残した「自由に生きなさい」という言葉、7年間世界を旅してきた女性との出会いを経て、自分の生き方は、ただ流されているだけなのだろうかと疑問を持つ。しかし地元の人と自然に癒され、再び自分らしい生き方を見つめ直していく。
2017年に撮影を開始し7年間の密着取材の中で、大仁田厚だけでなく関係者にも取材を行い、今も現役で戦う理由が明かされてゆく。取材班は、FMW崩壊の真相に関して取材を申し込むが拒否される。しかし、あることをきっかけに大仁田は真相を話す。真相を話したあとにケジメとして、ある場所に向かうのだが、、、
恋愛に奥手で独身の売れない漫画原作者マサ(川口高志)は、長年疎遠だった父が危篤であることを知る。自分が充実している姿を見せることで、少しでも父を元気づけようと考えたのが、レンタルファミリーの女優を雇い「偽装妻」を仕込むことだった。一方、マサに「妻」として雇われたレンタルファミリーの女優カナコ(森川由樹)は、さまざまな偽りのキャラクターを演じる日々を過ごしている。ダンサーになる夢を抱えながらも、理想と現実のはざまで思い悩んでいた。こうして「ニセの夫婦」としてマッチングした2人はマサの父の見舞いに向かうが、ひょんなことから「妊娠」という嘘まで重ねることになってしまう。マサの父や親族の前では、“もうすぐ子供が生まれる夫婦”としてその場限りで振る舞い続ける2人だったが、思いがけずマサの父の容態が回復し、2人の偽りの関係にほころびが生じ始める・・・。
ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。叶海と二人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。
金子真司は妻の美和子と差入店を営んでいる。伯父の星田から引き継いだ住居兼店舗で、引退した星田と10歳になる息子の和真と一緒に暮らしていた。ある日、和真の幼馴染の花梨が何の関係もない男に殺害される。一家が花梨の死から立ち直れないでいた時、犯人の小島の母親から差入の代行と手紙の代読を依頼される。金子は差入屋としての仕事を淡々とこなそうとするが、常軌を逸した小島の応対に感情を激しく揺さぶられる。さらに、小島の母親から息子には話し相手が必要だと思うと再度の差入を頼まれた金子は、小島と話せば話すほど「なぜ、何のために殺したのか」という疑問と怒りに身を焼かれる。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う金子。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を強く求めていた。2つの事件と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、家族の絆を揺るがしていく――。
クラスに一人も友達がいない“ぼっち”の加山糸は、修学旅行前の班決めで、誰とも組むことができずにいた同じ“ぼっち”である5人と同じ班を組まされ、強制的に班長を任されることになってしまう。メンバーは、自己中で周りから引かれ気味のTikTokerの馬場すみれ、ガリ勉タイプで接しにくい新川琴、自慢話ばかりでウザがられている五十嵐大輔、気の弱く自分の意思を表せない山田ちえ、そして何かの理由で不登校なってしまった飯島祐太郎、いずれも一癖も二癖もある“ぼっち”の面々だった。修学旅行の行先は“広島”。みんながヨソヨソしく「友達でもないんだし」と、別々に行動することを提案されてしまい、ギクシャクした中で自由行動がスタートしてしまう。曲がりなりにも班長としての役割を果たそうと奮闘する加山に、渋々従うメンバーたち。それぞれが行きたい場所を順番に周るという提案に従って行動することになるのだが、広島での修学旅行とは思えない、バッティングセンターや“SNS映え”のためのカフェを巡るうちに、少しだが仲間意識が芽生え始める。しかし、あることをきっかけに誰も予想していなかった事態が起こる・・・。性格も趣味もバラバラな6人の“ぼっち”に訪れる、高校生活一度きりの修学旅行の行方は!?
「銀幕エレジー」 山口 雄也 監督(深谷シネマ)ブルーカラーの家で育った友恵の唯一の楽しみは映画を観ること。吉国グループの御曹司慶太郎と結婚し玉の輿に乗った。初めのうちこそ優しかったが、明らかに友恵を下に見る態度など対等な個人として扱われることはなく、DV を受けるまでに。そんなある日、友恵はある決断をする。今まで人に流されて生きていた自分が今なぜ大胆な行動をとれるのかを悟る。深谷シネマは酒蔵をリノベーションして作られた映画館。人は人生何度でもやり直せる意味を込めて。 「シネマコンプレックス」 中村 公彦 監督(ジャックアンドベティ)20年以上助監督を務めてきた手条順也は、ようやく念願の初監督作品を完成させた。だが喜びも束の間、主演俳優が不倫スキャンダルを起こし、映画はお蔵入りに。絶望した手条は、反社から買った拳銃でプロデューサーに発砲し、二百万円を奪って逃げる。やがて長年コンビを組んできた助監督に説得され、自首することにするが、その前に子供の頃通っていた横浜の映画館に立ち寄る。そこにはかつて手条に映画の楽しみ方を教えてくれた支配人がいた。手条の胸中に渦巻く、映画への愛と憎悪の行く末は― 「俺と映画と、ある女」 鈴木 太一 監督 (横川シネマ)今から九年ほど前、映画監督として初めて長編映画を撮った私は、その映画を携えて広島の横川シネマにやってきた。そこで織りなされる、劇場支配人や劇場常連客との触れ合い、そして、とある女との運命的な交流。これは、私、鈴木太一という映画監督が味わった実体験に基づく、少々風変わりで、ほろ苦く、甘酸っぱい物語である。 「colorful」 沖 正人 監督(御成座)色を識別出来ない目の病気を抱える崇徳。ある日、最愛の両親を交通事故で亡くし、亡くなった母親の生まれ故郷である秋田県の児童養護施設に預けられる事になる。叔母に連れられて施設に向かう途中、閉館したはずの廃墟となった映画館の前を通り掛かると、以前、叔母が幼い頃に見た様な、賑やかで華やかだった頃の映画館となっていて、支配人に招かれて映画館に入って行った二人は、それから不思議な体験をする事になる。
3年ぶりに病院から戻った高梨光雄は、弟・裕太の家を訪れる。再会を喜ぶ姪の知恵、その妹でダウン症の一希に迎えられ束の間の幸せを味わう光雄。その夜、知恵にせがまれた光雄は被災地で見たひまわりについて語る。知恵はその美しい景色を思い浮かべながら、太陽に向かって咲くひまわりと、時折ふと空を見ている愛しい一希の姿とを重ね会わせるのだった。明くる日、知恵は光雄と遊園地に行きたいと嘆願する。裕太と妻・葉子はそれを快く受け入れ、娘たちを光雄に預けるが・・・幸福な時間も束の間、遊園地で突然の不幸が訪れる。
悪の道に堕ちた不良格闘家たちで組織された極悪集団ストライクが各地で強引な地上げを行い、平和な街が恐怖と戦慄に包まれていた。ストライクの横暴に正義の武術家たちが立ち上がり、激しい抗争が始まるが、ストライクは悪逆非道な策略を駆使して蛮行をエスカレートさせる。やがて、5年前に過失致死事件を起こして服役していた伝説の鞭拳空手の継承者、浅香光が街に帰って来る。彼女は街の平和と、子供たちの夢と希望を取り戻すため、志を持った武術の達人たちとチームを結成、ストライクの壊滅作戦を開始する…。
「大宮セブン」が活動する大宮ラクーンよしもと劇場は少ない客、会社からの非難や悪口などなどお世辞にもその扱いは良いものとは言えなかった。追い打ちをかけるようにコロナ禍により劇場などの活動が停止し、収入低下などにより彼らの不安や状況は悪化の一過を辿っていた。そんな中、「大宮セブン」メンバーの「すゑひろがりず」がM-1グランプリで決勝進出をはたし、YouTubeでの活動から人気を得て大宮セブンの活動にも変化の兆しが見え始める。さらに続くようにR-1でのマヂカルラブリー野田の優勝、M-1グランプリでマヂカルラブリーが優勝を果たし一気に大宮に注目が集まる。メンバーも各賞レースで結果を残し、大宮セブンの躍進が始まる。しかし初期メンバーであるタモンズは仲間の活躍を横目に、飛躍のきっかけを掴めないまま、手掛かりを掴もうともがき苦しんでいた。現状を打開するためにコンビ名を改名したり、果てには新たにメンバーを追加してトリオになろうとしたり、明確な指針もないまま迷走を始める。そんな彼らの様子を間近で見ていた大宮セブンのメンバーは夜中に相談に乗ったり、自身の問題と重ねたりしながらタモンズを何とか支えるのであった。メンバー間の友情、応援などを経てタモンズは芸人を目指した時の純粋な気持ちを思い出し、ラストイヤーのM-1へ最後の挑戦に挑むのであった。
現代の東京。東京タワー近辺では、夢見がちなオタク青年・ケンが、バーチャル空間の東京タワーで、とある女性と運命的な出会いを果たす。しかしその出会いは、現実の幼馴染との関係を劇的に変えていくことになる。新宿では、映画監督を志す学生・カレンが映画制作のために高額なビデオカメラを父に無心するが、父があるカメラを手に入れたことで、親子の関係に大きな変化が訪れる。そして、お台場では、帰国したばかりのダンサー・リヒトが、余命3ヶ月と診断された親友を救うため、幼馴染である5人の仲間と協力し、高額な手術費を工面しようと奔走する。果たして、リヒトをはじめ、東京のさまざまな街で生きる主人公たちは、迫りくる試練に抗い、それぞれの「愛」を最後まで貫くことができるのか――。
サンタモニカ・パリ・東京に家を持ち、愛する猫や犬たちに囲まれ、ピアノを弾く毎日が、彼女の愛すべき世界だった。戦時中を過ごした岡山に残されているピアノとの再会、父や弟との思い出、コロナ禍での暮らしと祈りを捧げる演奏、思い出の地・横浜でのドラマティックなステージ、そして秘めた恋の話――。フジコはどんな時も、自分らしく生きてきた。そんなフジコの想いとともに様々な場所で毎回色を塗り直し、紡ぎ出される代表曲「ラ・カンパネラ」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」といった名曲の数々。2023年3月、フランス・パリ、コンセルヴァトワール劇場でのコンサートでは、「月の光」「幻想即興曲」「黒鍵のエチュード」などが披露された。「最後の演奏会はどんなものにしたい?」の問いに、パリでの演奏会のようにしたいと話していたフジコ。大切な場所で、過去と記憶が交差し、フジコの人生とともにあった“魂の演奏”と“心にささる名言”に思わず涙があふれる――。
憑いてる?ついてない?いや、ツイてる?構成作家・関谷一平は、お笑いの道に憧れ、夢が叶った半ば、殺伐とした社会と報われない日々に疲弊していた。駅のホームから飛び降りることを決意するが、隣の駅で人身事故が発生。タイミング悪く死に損なった一平の前に男の幽霊が現れ、とんでもない依頼をする。「娘に付きまとっている男を殺してくれないか?」男を殺すまで取り憑くという幽霊の脅迫に、一平がとった選択とは?
東京・下町の中華料理店で働く男性はパートの中年女性から、息子がいじめられているので相談に乗ってほしいと頼まれる。男性は仕方なく引き受けるが、女性の息子はいじめを認めようとしない。一方、漫画家の青年は合コンで出会った劇団員の女性と成り行きで同棲することに。一緒に暮らすうちに彼女に愛情を抱きはじめる漫画家だったが、そんな彼のもとにかつての恋人から電話がかかってくる。2つの物語はやがて交錯し、悲劇が起こる。
ある夏の日。都内の古めかしいアパートの一室で殺人事件が発生した。犯人は住民の女性を強姦し、現金を強奪。さらに偶然やってきた女性の父親を撲殺するという凄惨な事件で あった。被害女性の父親が、不動産業を営む資産家であったことから「円山町資産家強盗殺人事件」と称され、その動向はSNSを騒がせていた。その事件現場のアパートでは、刑事の赤井一郎が重要参考人である被害女性・望月澪の監視任務にあたっていた。そこに、とある事がきっかけで赤井にパワハラを行うようになった上司の来栖がやってくる。来栖は容疑者として警察庁関係者が浮上した事から、事件が揉み消されるのを恐れ、その焦りを赤井へぶつける。望月澪から証言を引き出せと命令された赤井は、友人で週刊誌「黎明」の記者・藤堂に助けを求めるが、赤井の目論見とは裏腹に、藤堂は、この事件が澪の自作自演、もしくは犯人と繋がりがあると推測し澪を執拗に追い込んでゆく。耐えきれなくなった澪は。徐々に明らかになっていく赤井と澪の過去、赤井の後輩刑事・山崎ゆり菜の思惑、それぞれの人物が抱えているものが複雑に絡み合い、思わぬ展開となっていく、暑い夏のたった1日のものがたり。
しまじろうたちが楽しみにしている「キャプテンハット」のショーが、ちゃれんじじまでいよいよ開催!主役のキャプテンハットを演じる自信がないマイリーとしまじろうは、魔法の「マジカルカバン」に吸い込まれ、カバンの中の世界で冒険することに…。マイリーは、しまじろうとの冒険を通して、自信をつけることができるのでしょうか…?
怪獣大国日本。清掃業で働く日比野カフカは、日本防衛隊のホープである幼馴染・亜白ミナとの再会をきっかけに諦めていた防衛隊を再び志すが、その矢先に強大な力を持つ「怪獣8号」に変身してしまう。後輩・市川レノの協力を得て正体を隠しながら、防衛隊員選抜試験、初の実戦と、かつての夢へ着実に歩みを進めるカフカ。しかし日常を揺るがすように、高い知能を持つ謎の怪獣によって防衛隊基地の襲撃事件が発生!絶望的な状況を前にカフカはある重大な決断を迫られる…。
アニメとゲームのクロスメディア作品で「超次元サッカー」ブームを巻き起こした『イナズマイレブン』が帰ってくる!原点にして始まりの物語『映画 イナズマイレブン総集編 伝説のキックオフ』と、ここから始まる新世代たちのストーリー『劇場版 イナズマイレブン 新たなる英雄たちの序章』の豪華2本立て劇場作品として登場!
『旧石尾村って知ってる?』YouTuberの内川智樹(太田将熙)は 都市伝説調査の動画を撮るために、仲間の日名子(村重杏奈)、颯太(桑山隆太)、奈々枝(華村あすか)を連れ出して、神隠しの噂があるという旧石尾村へ向かったが、その後全員が消息不明になる。数日後、村外れのトンネル付近で4人が借りていたレンタカーが警察に発見され、現場に落ちていたビデオカメラには驚愕の映像が残されていた。施錠された家々、武装した制服の子供、監禁された大人、そして新月の夜に発症する奇病「腐り鬼」に侵される大人たち・・・・・・。この村では一体何が起こっているのか!?忌まわしい伝説の扉が開く……。
唯一の家族だった父が急死し喪失感を抱える美巳は、父が営んでいた商店を代わりに切り盛りしに来た伯母・嘉子との関係もうまくいかず、美大の卒業制作も手がつかずにいた。美巳の親友・希良は前向きな性格だが、そんな自分を持て余してもいる。そして伯母の嘉子もまた、ある秘密を抱えていた。そんな中、美巳の身に不思議な変化が起こり、見えないはずのものが見え、聞こえるはずのない声や音が聞こえるように。さまざまな体験や出会いを通して、自分自身を見つめ直していく美巳だったが……。
ベストセラー作家であり、自ら出版社を経営している御祖 真。妻や3人の子供にも恵まれ充実した日々を過ごしていた彼には、誰にも言えない“秘密”があった。そんなある日、帰宅途中に胸の苦しみを感じた真は、外の空気を吸うために送迎車から降り、庭園を散歩する。そこでは結婚式が行われていた。娘の将来の花嫁姿を思い浮かべた矢先、激しい心臓発作に襲われその場に倒れてしまう。意識を失いかけた真の手には、トルストイ著『復活』が握られていた。緊急搬送された病院で医師から告げられたのは、無常にも“死の宣告”だった。
ユウタとコウは幼馴染で大親友。いつもの仲間たちと音楽や悪ふざけに興じる日々を過ごしている。高校卒業間近のある晩、こっそり忍び込んだ学校で2人はとんでもないいたずらを仕掛ける。翌日いたずらを発見した校長は激昂し、学校に四六時中生徒を監視するAIシステムを導入する騒ぎにまで発展。この出来事をきっかけに、コウは、それまで蓄積していた、自身のアイデンティティと社会に対する違和感について深く考えるようになる。その一方で、今までと変わらず仲間と楽しいことだけをしていたいユウタ。2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ...。
覚せい剤密売をしながら裏社会で生きる不器用な男二人のざらついた感情をあぶり出す物語。悪友であるケンとカズは、覚醒剤の闇取引で金を稼いでいた。しかし、ケンは彼女の早紀が妊娠した事によりまっとうな人生を願うようになる。一方、カズは認知症の母を施設に入れるために金が必要なことを打ち明けられずにいた。やがてカズは密売ルートを増やすため、敵対グループと手を組む危険な行動に出る。これを最後の仕事にしようと決意したケンだったが、元締めのヤクザに目をつけられ次第に追いつめられていく。
高校卒業が間近となった新潟の高校に通う学生たち。それぞれの夢、希望、悩み、葛藤を胸に、残りわずかな高校生活を過ごしていた。芸能事務所からスカウトされ、歌手になることを夢見てきた愛佳。古町芸妓への内定を得たが、彼氏に打ち明けられずにいる弥生と、最近何かを隠し、自分を避けるようになった弥生の様子に頭を抱える亮介、コロナ禍の影響で工場が倒産、その影響で不登校となり、新潟に引っ越してきた真衣、若者が自分のやりたいことに蓋をしていくしかない大人の作り上げた社会に声を上げようとする学、実家の味噌蔵を世界に発信していくため海外の大学を目指す由香―――。様々な状況に置かれ、人生の岐路に立つ若者たちが、卒業を前に、各々の悩みを解決していきながら、一歩前進していく学生たちの青春群像劇。
かつて一世を風靡した孤高のアクション俳優、拓馬敏朗は、より実戦的でリアルなアクションを突き詰めるがゆえに、映画業界から居場所がなくなり冴えない日々を過ごしていた。ある日、弟子のアキラと共に自らアクション映画を撮影すると決め、廃墟となった無人島を訪れるのだが、島にはある秘密が隠されていた...閉ざされた島の中で事件に巻き込まれていく敏朗は、ジークンドーを極めた最強の暗殺者・黄島に命を狙われる。最新の戦闘術を身につけた“殺せない”アクション俳優が、極限状態の中で自身の力に目覚めるとき。選ばれし男たち(1%er)の闘いが始まる。
貧しい北町に住む売れない漫画家・義男(成田凌)。アパート経営の他に怪しい商売をしているらしい大家の尾弥次(竹中直人)から自称小説家の伊守(森田剛)とともに引っ越しの手伝いに駆り出され、離婚したばかりの福子(中村映里子)と出会う。艶めかしい魅力をたたえた福子に心奪われた義男だが、どうやら福子にはすでに付き合っている人がいるらしい。ほどなく、福子と伊守が義男の家に転がり込んできて、義男は福子への潰えぬ想いを抱えたたま、三人の奇妙な共同生活が始まる……。
真っすぐで素直過ぎる性格で、思ったことは即行動、自分にも他人にも嘘をつけないあこ子。あこ子の隣には、小3からの親友・充希がいつもいた。新学期、初登校の日、全女子の学校に行く原動力・学校イチの超人気者・直己が、まさかの留年により2人の同学年に降臨!直己に一目ぼれしたあこ子は、ド直球なアプローチを開始。充希は「カッコイイと思うけど恋愛って感じじゃない」と好きではないと断言するものの、充希の怪しい動きを察知するあこ子。先手必勝!と、直己に告白するあこ子だが、「彼女つくる気ないから」とあっけなくフラれてしまう。落ち込むあこ子だが、直己の親友・成田から直己が彼女を作らない理由を聞き、彼を好きでい続けることを決意。一方で、充希も直己に近づきはじめていて…恋の戦に出陣!!
変わり者のトワと変わり者の園子。二人にしか分からない世界。二人にしか分からなくていい関係を作り出すラブストーリー。コンビニで働く女の人・園子に片想いをしているトワは、毎日植木屋で働きながら、彼女がどんな人か想像している。朝起きてすぐ元気なんじゃないか、一緒に歩いてても置いていかれるんじゃないか、でもその後ろ姿はすごくかわいいんじゃないか。園子を見つけるまでの彼は、恋人を作りたいと思ったことはなかった。考える時間がなくなってしまうからだ。彼は気になる記事をポケットいっぱいに詰め込んで、イギリスのEU離脱やミツバチが絶滅したら人類が滅亡することを気にかけていた。でも今は園子のことで頭がいっぱいだ。話せるようになったら何を話そう。その前にどうやって話しかけよう。彼がついに思いついたのは、木の葉をコンビニの前から自分がいる場所まで並べて、彼女を誘うことだった。二人は、言葉を交わすようになり、周囲にはよく理解できない会話でその仲を深めていくのだが、園子にはトワにうまく言い出せないことがあり……。
市長の万巻が主導する複合型巨大観光施設の建設が進むS県暑海(あつみ)市では、温泉客が忽然と姿を消す連続失踪事件が発生していた。しかも被害者はその後、海でサメに襲われた遺体として発見されるのであった。捜査に乗り出した警察署長、束(つか)と海洋生物学博士の巨勢(こせ)は、太古の昔から蘇った獰猛なサメが暑海各地の温泉を自由に行き来し、人々を襲っているという驚愕の事実を突き止めるのだが・・・
ハイエナと呼ばれた弁護士・坂木誠人と裁判にカツためには手段を選ばない検事・我妻泰史。二人が真っ向から対決した殺人事件裁判は無罪判決で坂木の勝利に終わった。時の人となり栄光を掴み取った坂木弁護士。一方、エリートキャリア組から脱落し地方へ左遷された我妻検事。『奢れる者久しからず』数年後、経営失敗により破産し、弁護士資格を失った坂木弁護士は借金取りから逃げ回る日々を送っていたが、かつて坂木が弁護した殺人無罪事件の被疑者だった内田光流の甘い誘いにより、マルチ詐欺に参加する。そんな坂木を左遷から戻った我妻は虎視眈々と復讐の機会を狙っていた。
東京でOLとして働いていたヒカリのもとに、故郷の京都から父の訃報が届く。幼い頃に母を亡くし、仕事に明け暮れていた父とはぎこちない関係のまま育ったヒカリだったが、葬儀のために故郷へ戻る。そこでヒカリは、父が年老いた農家の人々に頼られ、広大な田んぼの耕作を引き受けていたことを知る。ヒカリは父が残した田んぼを引き継ぐことを決意し、様々な人に助けられながら米作りに奮闘。その仕事を通して、亡き父の思いを少しずつ理解していく……。
新聞配達員で心優しい独り者の中年男性・志朗は、ある夜、若者たちのオヤジ狩りに遭っていた町工場の社長・阪本を成り行きで助ける。翌日、復讐に燃える阪本に「一緒に悪ガキたちを退治しよう」と誘われ、断りきれずオートバイ用のプロテクターで防備して坂本に同行。またしても偶然が重なり、不良少年たちを懲らしめることに成功する。「オヤジ狩りの少年たちが返り討ちにあう」という新聞記事にもなり、密かに思いを寄せている喫茶店の女性店員ユキにも高評価を得たことから、志朗はヒーローとして立ち上がることを決意する。
1991年7月15日、東京ドーム。この日、宗教家・一条悟の大講演会がはじまろうとしていた。マスコミも大々的に報じ、日本中が注目する一大イベントの模様をレポートしているアナウンサー・立花美穂。そのテレビ画面を見ている裁判官の水瀬千晶。そして郷土の母や学生時代の友。さらにかつての会社員時代の同僚や上司たち―それぞれの胸に去来する悟との日々が回想される―四国の小さな町に生まれ、一流大学を経て大手商社に就職。若くして社長候補と期待されるエリートの道を歩みながら、突然退職し、姿を消した一条悟。なぜ彼は、約束された将来を捨て去り、宗教家になることを選んだのか。どうして愛する人たちにも何も告げずに、ただ一人往くことを決めたのか―そして、いよいよ大講演会の幕が上がりはじめる。
高城久夫(出合正幸)と佐野容子(竹島由夏)は殉職した中本(野村宏伸)の意思を受け継ぎ、警備会社エステックの一員として日々奮闘していた。そんな中、一人の女性が訪ねてくる。依頼をしてきたのは中国の工作員に追われていると話す女(山崎真実)だった。高城を筆頭に警護チームが組まれ、女性の警護が始まる。女性を匿うため人里離れたキャンプ場にやってきたが、すぐに脅威対象の工作員がキャンプ場に向かったとの情報が入ってくる。子供連れの家族、仲の良さそうな夫婦、若者たちのグループ、どこに工作員が紛れているかわからない。一般客もやってくるこの場所を、高城はなぜ選んだのか?緊張が続く中、最初の犠牲者が発見される…。
風間彩人(磯村勇斗)は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母、麻美(霧島れいか)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。
とあるアイドル事務所に一人の新人が入ってくる。同時に事務所では奇怪な出来事が多発して・・・
前社長・大島の下請け料の横領により、今まで支払われていなかったお金が全額支払われたことで、一ツ橋土木とヤマト建設は和解する。地熱発電所建設に向けて勢いづきながら工事を開始したが、町民が連日工事現場に押しかけ、工事に反対するように。しかし、温泉組合が地熱発電所建設に反対している理由の裏に、鷹司・三田が糸を引いていることが発覚。それを知った金太郎は、三田と喧嘩をするため、退職願いを出し、1人で三田の家に出向く。
『さつまおごじょ』特攻隊員たちに愛を注いだ「特攻の母」鳥濱トメとその娘、孫の3世代にわたる実話をもとにした感動の物語。『アラームベル』閉鎖された空間で集う男女。打ち鳴らされる「警鐘」決して他人事ではない、迫りくる恐怖とは…。『嘘だろ』高額当選の宝くじを巡り、仲間同士の間で突如起こった惨劇。炙り出される愛憎と裏切り…。最後に笑うのは誰だ?
特にやりたいことも夢もなかった高校3年の唯野空(池田朱那)は、将来の保険として大学進学の道を選んだ。と同時に借金を背負った。大学生の二人に一人が使ってると言われる【奨学金】という美しいネーミングセンスの借金を…。大学進学後、実家に居心地の悪さを感じつつあった空は彼氏の蛭間拓人(簡秀吉)の提案で同棲生活を始める。奨学金の返済に加え、生活費は嵩む一方…普通にバイトをして稼いでも、奨学金を返し終わるのはアラフォー。現実から逃れたかった空は、大学で知り合った異色な同期・九頭竜レイ(吉田凜音)と水江聡太(田淵累生)の影響を受け、“とあるアルバイト”を始めることに。果たして彼女が突き進んだ先には何が待ち受けているのか・・・。もがきながら今を必死で生きていく大学生のリアルを描いた、ダーク青春カタストロフィー。
莉犬、るぅと、ころん、さとみ、ジェル、ななもり。が苺ヶ丘学園の生徒としてともに過ごしたひと夏。出会ったばかりの頃はバラバラだった彼らは、ある目的のために一致団結していく。まだ誰も知らない。これは、すとぷりのはじまりの物語───
時は幕末、京の夜。会津藩士高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ、少しずつ元気を取り戻していく。やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。
雪が積もる田舎街に暮らす小学6年生のタクヤ(越山敬達)は、すこし吃音がある。タクヤが通う学校の男子は、夏は野球、冬はアイスホッケーの練習にいそがしい。ある日、苦手なアイスホッケーでケガをしたタクヤは、フィギュアスケートの練習をする少女・さくら(中西希亜良)と出会う。「月の光」に合わせ氷の上を滑るさくらの姿に、心を奪われてしまうタクヤ。一方、コーチ荒川(池松壮亮)のもと、熱心に練習をするさくらは、指導する荒川の目をまっすぐに見ることができない。コーチが元フュギュアスケート男子の選手だったことを友達づてに知る。荒川は、選手の夢を諦め東京から恋人・五十嵐(若葉竜也)の住む街に越してきた。さくらの練習をみていたある日、リンクの端でアイスホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て、何度も転ぶタクヤを見つける。タクヤのさくらへの想いに気づき、恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習につきあうことに。しばらくして荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり……。
中村会長から地熱発電所建設を頼まれた金太郎は、サラリーマンとして初めての大仕事に挑むことに。しかし、いざ現場に向かうと建設会社の一ツ橋土木が工事をしない上に、温泉組合が反対をし思うように建設が進まない。一向に建設を始めない一ツ橋土木の社長との喧嘩で、ボロボロになった金太郎はフユの営む旅館で目を覚ます。
三十路手前で焦って婚活する遥は、婚活パーティーで同僚の一輝とばったり会う。プロフィールを偽り遊び目的で参加していた一輝は、結婚できない理由は恋愛を元にしているからだとバカにする。失敗続きの遥は、一輝の言う通りに恋愛を捨てて婚活に挑むことになるが・・・。パパ活で家を買おうとする美月や、ママの為に婚活をする武志、女心が全く分からないクソまじめな悠人、恋愛上手な女子高生の乃愛、結婚式を挙げたい広海と挙げたくない匠の同性カップルなど、恋愛を捨てて幸せを掴もうとする8人が、皮肉にも恋愛には向いていない相手に恋をしてしまう。果たして、恋愛せずに結婚して幸せになれるのか―。同性愛の結婚や、友情結婚、歳の差婚など様々な愛の形を描いた恋愛コメディ群像劇。
都内在住の上原梨華が11月5日夜、忽然と姿を消した。母親の上原鞠子は、知人の紹介された板倉探偵事務所に捜索依頼を出し、探偵・大友諒人が梨華の行方を追う。闇の真相に迫った時、おぞましい恐怖が蠢いていた。
大島社長たちの画策により、金太郎は半グレ集団を相手に大立ち回りをし、半グレとは和解し仲間となるものの会社では大問題になる。そのことで黒川専務、大和会長は退陣に追い込まれてしまう。金太郎は、社員たちと半グレ集団の仲間たちと共に大和会長を守れるのか。
零細採掘業者がひしめく炭砿町…通称“箱庭(はこにわ)”。日々迷宮の如く変化するこの町で地図屋を営む少女―カガリ。“箱庭”からの脱却を夢想する幼馴染―ユウヤ。昨今この町で頻発する不審な”陥没事故”は、次第にふたりの日常を侵食し始めて・・・果たして、町の命運は、カガリはこの事態を乗り越えられるのか!?困難の先で、少女は今日“ちょっとだけ”大人になる―
「はい、大辻探偵社」紫煙に霞むは淡き夢、街場に煙くは妖しき噂…。今、世間を惑わす“集団失踪”の怪奇に、探偵・荘太郎が対峙する!目撃者なし、意図も不明。その足取りに必ず現る“不気味な轍”の正体とは…。手がかりを求め、探偵は街の地下領域“クラガリ”へと潜り込む。そこに驀進する黒鐵(くろがね)の装甲列車と、その指揮官タンネとの邂逅が、探偵の運命を大きく揺れ動かすのであった…!!
人が「色」で見える高校生のトツ子は、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみと、街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年・ルイとバンドを組むことに。それぞれ誰にも言えない悩みを抱えている三人。音楽で心を通わせていくうちに、彼らの間には友情とほのかな恋のような感情が生まれ始める―――。やがて訪れる学園祭、そして初めてのライブ。会場に集まった観客の前で見せた三人の「色」とは。
文学少女の所結衣(藤吉夏鈴)は憧れの作家“緑町このは”が在籍するといわれている名門・私立櫻葉学園高校に入学。しかし、文芸コンクールを連覇するエリート集団の文芸部には入ることができなかった。落ち込む結衣に文芸部の部長・西園寺茉莉(久間田琳加)が、正体不明の作家“このは”を見つけ出せば入部を許可するという条件を提示。結衣は、“このは”のインタビュー実績がある学園非公認の新聞部に潜入し、部長のかさね(髙石あかり)と副部長の春菜(中井友望)のもとで新米記者“トロッ子”として活動することになる。教師たちの不祥事に切り込む新聞部を快く思わない学園の理事長・沼原(髙嶋政宏)に理不尽な圧力をかけられ、新聞部は窮地に立たされてしまう。しかし、結衣は一念発起し元文芸部の松山秋(綱啓永)らと協力して理事長、そして学園の闇に切り込んでいくのだった。
暴走族集団・八州連合の元ヘッド矢島金太郎は、亡き妻・明美の故郷で息子の竜太とともに漁師をしていた。ある日、事故で漂流中のヤマト建設会長・大和守之助を救ったことがきっかけで、金太郎はヤマト建設に社員として入社することに。社会人としての「当たり前」を無視した行動で、金太郎は周囲からは一目置かれる存在に。
温泉で名を馳せるS県暑海(あつみ)市の地底に怪獣が出現。温泉の供給が止まり町の観光産業は危機に瀕した。不人気に悩む暑海市長の万巻貫一は、亡き父親、万巻鉄左衛門が開発したドリルマシンを自ら操縦し、怪獣を倒すため地底へと向かう。そこで待つのは大怪獣と侵略者。戦え貫一、君が叫ぶ時、ドリルマシンが鋼の戦士、バスダイバーに変形する!果たして若き二世政治家は、怪獣を倒し暑海の町を救い、支持率を回復できるのか?!ロボットと怪獣が大激闘、王道特撮映画が今ここに!
コロナ禍の煽りを受け、仕事も家庭も失いつつある、映画監督の中尾(亀尾佳宏)。そんなころ、島根県出雲市にある「東小学校」が少子化の影響により廃校になった。東小学校の卒業生である中尾は、地元東地区の公民館職員・大橋(石橋磨季)から、「東小学校の想い出を映画に」と映画の撮影を依頼される。気が乗らないまま渋々出雲へ帰った中尾は、廃校となった母校を見て回るが、映画のアイデアは全く浮かんでいなかった。依頼を投げ出して東京へ戻ろうとしているところを、地元ボランティアのスタッフ・花田(板花とーや)に引き止められ、初心者マークの荒い運転で地区中を連れ回され、映画に出演する予定の子供たちに「東小学校の想い出」を聞いて回ることに。子供たちの思いや夢に触れていき、中尾は、ついに映画「東小学校」の撮影を始めることになるが……。
昭和39年、茨城県石岡市の東小学校に保護された一匹の犬。「タロー」と名付けられたその犬は、誰に教わる事なく、朝は校門で児童を出迎え、昼は一年生の教室を順番に回っていた。そんな賢い行動ですっかり学校の人気者になったタローだが、ある日から石岡駅までの2キロの道のりを往復する日課を始めるようになる。歩道橋を渡り、国道を歩き、踏切を渡り、石岡駅の待合室に入って座る。じっと改札口を見つめ、しばらくすると駅を離れて再び小学校に戻る。そんな行動を朝と夕方の1日2回、毎日続けた。タローは石岡駅周辺でも顔なじみとなり、待合室でも駅前の商店街でも多くの人にかわいがられた。タローの駅通いは17年も続いたが、タローが駅で誰を待っていたのかは誰も知ることがなかった。
「れぎねれぎねれぎね」謎のことば、れぎねれぎねれぎね…。夜職で働くあんずの枕元に、突如手の甲で拍手をする女の幽霊が現れる。「絵になる暮らし」古民家に引っ越してきた男女。引っ越し当日見つけた壁に浮かび上がる奇妙なシミ…。「霊慿車」性格が変わってしまった夫には、ある女が関係していた。妻が真相を探ると、購入した車に原因があった。女に導かれた夫は豹変し、妻を襲う。他全10篇
凪(ナギ)は大阪で契約社員として働いている。はじめての有給休暇前日に1年間付き合ってきた彼氏に振られる。怪談したり、ライブ行ったり、ゲートボールしたり、昔好きだった人に再会したり、大喧嘩したり。凪のメランコリックな有給休暇は過ぎていく