春助たちサンシャイン学園の一同は、神崎先輩の別荘を借りてスキー旅行にやって来た。運動神経の良い春助もゲレンデに立つのは生まれて初めて。コントロールを失って暴走する彼を止めようとしたエルまで、転倒してスキー板を流されてしまう。二人はやむなく歩いて戻ろうとするのだが、森の中で道に迷い、そのうえ天候が急変して吹雪になってしまう。抱き合ったまま死ぬのかと思ったその時、凍てついた木々の間に人家の明かりが見える。その家には白石という老人が、召使いと二人で暮らしていた。白石は数少ない肉親である弟と喧嘩別れして以来、我が子のように可愛がっていた甥の鉄也に会うこともかなわず、どうしようもない孤独感にさいなまれながら生きていた。彼は助けを求めてきた春助の顔を見るや鉄也であると思い込み、結婚のお祝いをしようと強引にパーティーを開かせる。…この俺が結婚だって!?そう、白石老人はエルを新婚の花嫁だと信じてしまったのだ!旦那さまの言う通りにして欲しいと使用人に泣きつかれ、二人は見も知らぬ人物のお屋敷で“新婚初夜”を過ごすことに。ところが白石老人、夜になると昼間とは雰囲気を一変させ、怪しいそぶりを見せ始める…。
21世紀も20年近くが経ち人々が妖怪の存在を忘れた現代。科学では解明が出来ない現象が頻発、流言飛語が飛び交い大人たちは右往左往するばかり。そんな状況をなんとかしようと妖怪ポストに手紙を書いた13歳の少女・まなの前にカランコロンと下駄の音を響かせてゲゲゲの鬼太郎がやってきた…。
小学5年生の才賀勝(さいがまさる)は父親の事故死によって莫大な遺産を相続したことをきっかけに命を狙われていた。そんな折、青年 加藤鳴海(かとうなるみ)は偶然にも勝と出会い、手を差し伸べることを決意する。しかし、勝を追ってきたのは人間ではなく高い戦闘能力を持つ人形使い達であった。窮地に陥った二人は突如姿を現した懸糸傀儡(マリオネット)を操る銀髪の少女しろがねに助けられる。こうして、日本で出会ったこの16人は数奇な運命の歯車に巻き込まれていく──
戦国時代、覇王と呼ばれた織田信長が、現代の日本に蘇った。ただし、その姿は、柴犬…!信長と同じ時代にしのぎを削った名将たちも、なぜか皆、犬に転生。現代の群雄割拠は、ドッグランにあった…!?愛嬌満点のルックス、但し、中の人は戦国武将。大いなるギャップを抱えた多種多様な犬たちを演じるのは、堀内犬友、犬川登志夫、犬田哲章、杉田直司ら、どこかで聞き覚えのあるような謎の超大型新人声優陣。究極のギャップに癒される異色コメディ、開幕!