たまこまーけっと

どういう訳だかやって来た、見知らぬ町の商店街。旅の途中で会ったのは、なぜか、もち屋の娘でした。

色とりどりの花の中、ひそやかに咲く花もある。どんな想いも花は花。心に咲いて、愛おしい。

言葉は時にむずかしい。言葉は時にもどかしい。伝えたい思いはいつも空回り。だけどいつか届くはず。

風薫る初夏、祭の季節。踊る心に、恋の予感。いざいざゆかん。お妃捜しへ。

恋の花火に、心の花火。真夏の夜の夢、消えるか、咲くか。それは誰にも分からぬまま。

慣れた覚えたと思っちゃいても、時折目にする、奇妙なふるまい、ワザ、言葉。知れば知るほど、妙ちくりん。解せない不可解奇々怪々。

地震、雷、火事、おやじ。怖い物は数あれど、南の島からやって来た、かわいい娘は鬼より怖い。縮み上がるよ肝っ玉。だけど男は度胸だぜ！

天高く、馬肥ゆる秋。食欲の秋。なのに、腹ぺこ、ひもじい、哀れ。この世でいちばん悲しいものは、飛べぬ鳥より、食えぬ鳥。

エブリバディ・ラブズ・サムバディ。誰かが誰かを好きになる。いつか誰でも恋をする。僕が君を見つけたように。

意気揚々。威風堂々。胸はずみ、心が躍る文化祭。日 頃の成果を皆様に、お披露目するよ。さぁ、お立ち会い。

探し求めて旅に出た、大事な王子のプリンセス。長い道草してきたが、ま さかの灯台もと暗し！

遠い国から来た王子。変わった我が身が悪いのか。時が何かを変えるのか!?