中3の猪股大喜は、バドミントン部。朝練でいつも会う1学年上の女子バスケ部の先輩・鹿野千夏に片思いをしている。同級生で新体操部の蝶野雛は、大喜の片思いを応援してくれている。はじめて千夏と話をして舞い上がる大喜。しかし、千夏にはある事情があって……。
思わぬ形で千夏との同居が始まって動揺する大喜。嬉しい気持ちの半面、同居がまわりにバレないようすることを意識しすぎて、学校で千夏と接する距離感に苦戦する。しかし、千夏の部活への覚悟を目の当たりにして、自分もインターハイを目指そうと決意し、大喜は高1の春を迎える。
針生と千夏の関係が気になる大喜。針生が千夏を「ちー」と呼ぶのを聞いて、モヤモヤが止まらない。バドミントン部の部内戦で、大喜は針生と対戦することになるが、その力の差を実感する。悔しがる大喜をみて、千夏が取った行動とは……。
千夏が猪股家に来て1か月が過ぎた頃、インターハイ出場をかけたバドミントンの地区予選が始まろうとしていた。高校初の試合を前に、緊張する大喜は千夏から励ましの言葉をかけられるも、逆に学年の差を感じてしまう。迎えた予選初日、ダブルスで順調に勝ち進む大喜の前に、千夏の連絡先を狙う男が現れる。
岸との試合に勝利した大喜は、匡のはからいで千夏と水族館に行くことに。賑わう館内を巡りながら、次は付き合った状態で来たいと心の中で願う。楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、帰路につこうとする大喜だったが、千夏から話したいことがあると告げられて……。
忘れ物のスマホを届けようと後を追いかけた先で、猪股家に帰宅する千夏とそれを出迎える大喜を見てしまう雛。目の前の現実に戸惑うも、手元にある千夏のスマホを見て意を決し、2人に声をかける。事情を聞いて大喜を気遣う雛だったが、同居人として、同士として、同じ目標に向けて励まし合う2人の姿にその胸中は複雑で…
大会に向けて練習に打ち込む大喜と千夏。ある日の帰り道、たまたま一緒になった2人は、大喜の提案で近所の神社に立ち寄る。同士として、大喜は自分と千夏のインターハイ出場を願う。そして始まった女子バスケの県予選、順調に勝利を重ねる千夏たちは、ライバル校が自分たちの映像を分析しているところに出くわす。
男子バドミントンの県予選当日。朝からじっとしていられず大喜が庭で体操をしていると、千夏も起きてきて一緒に体操することに。千夏との会話にドキドキしつつ、ダブルスの試合にのぞむ。自分たちの試合の順番を待つ間、大喜は針生に誘われて強豪・佐知川高校の兵藤の試合を見に行く。
千夏がインターハイ出場を決めた一方で、シングルスで遊佐に大敗を喫して落ち込みを隠しきれない大喜。県予選が終わるやいなや、息つく暇もなく目前に迫る期末試験の勉強に追われる。インターハイに向けて練習に打ち込む千夏とすれ違いの日々が続く中、ようやくテストを終えるも熱を出してしまい…。
体調不良から完全回復した大喜。学校に向かうと先輩たちがプール掃除をしていた。一度は誘いを断るが、千夏がいることを確認して手伝うことにする。掃除の最中、目標の張り紙を見た針生からプレーの弱点を指摘される大喜。流れで千夏との関係性の進展を聞かれ、思わず昨夜のことを思い出して動揺してしまう。
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