マリネラ国王「ヒギンズ3世」の子、パタリロ王子が親善のためにイギリスへとやって来た。ボディガードを指示された英国情報部「MI6」のエージェント「バンコラン」は、「美少年キラー」の異名が示す通り、パタリロの身の回りの世話をしている美少年「ジャダ」が気になるようで…。現在マリネラでは、王室と総理大臣が権力争いの真っ最中。そのため大臣の一派がパタリロの命を狙う危険性があった。しかしパタリロはバンコランのボディガードが邪魔のよう。その理由は父ヒギンズ3世の過去にあった。
いつもと変わらない、マリネラでのパタリロの一日。しかし今日ばかりは彼の運命を大きく変化させる出来事が起こってしまう…。父・ヒギンズ3世が心不全により崩御してしまったのだ。これにはさすがのパタリロも大きなショックを受けてしまう。哀しみが癒える間もなく、パタリロは突如ロンドン行きを決意した。MI6に出向いてバンコランと再会した彼は、現在捜索中の従兄弟「サッチャー」をマリネラに迎えたいことを伝え、再びボディガードを依頼する。
☆美少年図鑑03「ビョルン(通称ジュニア)」従兄弟のサッチャーを影で操った組織の正体が判明した!! 相手は「国際ダイヤモンド輸出機構」。ダイヤ輸出で成り立つマリネラとも関係があり、世界中のダイヤ流通を仕切ることで莫大な利益を得ている組織だ。独自の販売ルートを確立することで利益を上げようとしたパタリロに関係を断たれた機構は、彼をとても恨んでいるよう…。そのため、戴冠式を間近に控えたパタリロはバンコランにボディガードを依頼する。
マリネラの新国王になったものの、「陛下」の呼び名になじめず、周囲の人間に「殿下」と呼ばせることにしたパタリロ。そのパタリロの兄だという美少年が突然名乗り出た!! その人物は「マリオン」。彼は弁護士を立て、その証拠だというマリネラの紋章入りの宝石を届けさせる。マリオンの要求は、マリネラの王子として正当な扱いを受けること。しかしそれはパタリロの王位継承権の消滅を意味している。この一大スキャンダルに、パタリロはバンコランに相談を持ちかけるが…。
バラの栽培で有名なローザリア国の、バラの花の品評会にパタリロが招待された。主催者のラーケン伯爵に審査員を頼まれたのである。しかしその伯爵、実は国際ダイヤモンド輸出機構でNo.2の立場にある人間で、パタリロの命を狙っていたのだった。パタリロから審査員の話を聞いたバンコランは、同行することを即座に決めた。彼は機構の動きを注視しており、ボディガードの必要性を直感したのである。その直感が示す通り、パタリロと共に伯爵主催の仮装パーティーに出席したバンコランは、早速謎の暗殺者に襲撃される。
前回の襲撃以来、ラーケン伯爵の動きに注視していたパタリロ。そのため、サナトリウムで療養中の母「エトランジュ」に会うためスイスに行くことになると、またもやバンコランにボディガードを依頼する。エトランジュがパタリロそっくりの「つぶれ大福」だと想像していたバンコランは、彼女の美しさにハッと息を呑んだ。普段なら女性に興味を示さない彼も、エトランジュの前ではさすがに圧倒されるのみである。
パタリロが突然カンフーキッドになった!! 彼自身ですら正気を失うその症状は、どうやらマリネラで公演する予定の東洋舞踏団の影響らしい。「帰って来たコモドドラゴン」の名でバーサーカーと化すその症状に、周囲はいい迷惑である。舞踏団の団長と、その孫娘「春英」が王宮にやって来た。春英の美しさに夢中になるパタリロだが、王宮は「謎のダイヤ窃盗事件」で手一杯。しかもダイヤ採掘現場の監督がネコババした張本人であることが発覚したにも関わらず、ダイヤの隠し場所など、調査するべきことは山盛り状態にある。
バッキンガム宮殿で行なわれる国際エネルギー会議に出席することになったパタリロ。ボディガードはまたもやバンコランだ。しかもそこには「国際ダイヤモンド輸出機構」の元暗殺者で、現在は足を洗ったマライヒが働いていた…。宮殿の職員によると、機構と手を切ったはずのマライヒが、国際的なテロリスト「カサノバ」と連絡を取ったらしい。カサノバに会場への侵入を手助けするよう電話で頼まれて断ったらしいが…!?
ミリオネア公国の次期女王「マデリーン」は、パタリロの初恋の相手であり最愛の従姉弟だ。そんな彼女が、何者かにより誘拐されてしまった!! そこでパタリロは、マリネラ産と偽った「ニセダイヤ事件」の追及をしていた手を休めてミリオネア公国へと出発する。現地に到着したパタリロは、早速調査を開始した。しかし国王と王妃は協力的だったものの、王妃の妹夫婦である「ガーネシア」とその科学者の夫は「子供に何ができる」と懐疑的…。しかもパタリロを邪魔者扱いする。
☆美少年図鑑07「クリスチャン」マリネラ大学でパタリロと主席の座を争った「クリスチャン博士」が帰国した。博士には病床の妹「ココ」がおり、彼女の病状が悪化したせいで今回の帰国に踏み切ったのである。そのため、完成間近だった人工降雪装置の研究を中断し、装置を持っての帰国だった。「ココは宝石が好きだから、『ミスティア1号』を少しの間貸してくれ」…パタリロと再会したクリスチャンはそう頼んだ。しかしいくらパタリロでも、国宝級の宝石をそう簡単に外に出すことはできない。そこでクリスチャンは、よからぬことを考えてしまう。
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