対峙

対峙
愛する者よ、私たちはどうすれば良かったのか――。
111分 / 字幕 / 2021 / アメリカ / 英語
あらすじ
アメリカの高校で、生徒による銃乱射事件が勃発。多くの同級生が殺され、犯人の少年も校内で自ら命を絶った。それから6年、いまだ息子の死を受け入れられないジェイとゲイルの夫妻は、事件の背景にどういう真実があったのか、何か予兆があったのではないかという思いを募らせていた。夫妻は、セラピストの勧めで、加害者の両親と会って話をする機会を得る。場所は教会の奥の小さな個室、立会人は無し。「お元気ですか?」と、古い知り合い同士のような挨拶をぎこちなく交わす4人。そして遂に、ゲイルの「息子さんについて何もかも話してください」という言葉を合図に、誰も結末が予測できない対話が幕を開ける──。
© 2020 7 ECCLES STREET LLC
解説
高校銃乱射事件で共に息子を失った被害者と加害者の両親の対話を描く本作。ほぼ全編、密室4人の会話だけで進行するにも関わらず、英国アカデミー賞をはじめ各国の映画賞82部門でノミネート、釜山国際映画祭フラッシュフォワード部門観客賞をはじめ44映画賞を受賞。さらに、映画批評サイトRotten Tomatoesでは、批評家 95%・観客 91%と高い評価を獲得し、全世界で大絶賛された。監督は、『キャビン』などに出演し、俳優としても活躍するフラン・クランツ。初監督作でありながら、1秒先に地雷が埋められているかのようなスリルと洞察力に富んだ脚本を書き上げた。さらに、一触即発の台詞の応酬に命を吹き込んだのは、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のリード・バーニー、『ヘレディタリー/継承』のアン・ダウド、『ハリー・ポッター』シリーズのジェイソン・アイザックス、『グーニーズ』のマーサ・プリンプトンら演技を極めたベテラン俳優たち。人間の複雑さと脆さを余すところなく表現し、見る者の胸を打つ。不寛容やリアルな人間関係の希薄さが問題視される現代社会で、〈被害者と加害者の対話〉という極めて重くセンシティブなテーマを圧倒的な臨場感とスリルで描き切る、いま観るべき新たな傑作である。
スタッフ
監督:フラン・クランツ
製作総指揮:ヘンリー・ラッセル・バーグスタイン
脚本:フラン・クランツ
編集:ヤン・ホア・フー
撮影:ライアン・ジャクソン=ハーリー
キャスト
リード・バーニー
アン・ダウド
ジェイソン・アイザックス
マーサ・プリンプトン
配信期間
2023/09/08 ~ 2028/09/07
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