八月のクリスマス

逢いたくても 逢いたくても――逢えないのは なぜ…

あらすじ

ソウル市内で小さな写真館を営む青年ジョンウォンは、難病を抱え余命わずかを宣告されていた。そんなある日、交通警官のタリムが写真の現像を頼みにやって来たことから、ふたりは毎日顔を合わせるようになり他愛もない話をしては一緒に過ごす時間を楽しんでいた。次第に惹かれ合うふたりだったが、思いを伝えられないままジヨンウォンは入院してしまい――。

解説『四月の雪』『ハピネス』『ラスト・プリンセス　大韓帝国最後の皇女』のホ・ジノ監督の記念すべきデビュー作で第19回青龍映画賞の最優秀作品賞など数々の賞に輝いた。押しも押されぬ実力派俳優となったハン・ソッキュ（『シュリ』）の若かりし姿、モデル出身で本作が長編映画デビューとなったシム・ウナの瑞々しい姿が拝める一作。不治の病にある写真館の青年と、交通警官の女性との切ない恋を描いた珠玉のラブストーリー。

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