蟻の王

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  • 配信期間: 2024/05/21 ~ 2029/05/20
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実在した芸術家アルド・ブライバンティとその恋人エットレ、過酷な時代を生きた、二つの魂の軌跡を描く―――。「罪という字を消して勇気と書く。愛という字を消して君と書く…。」

あらすじ

1959年春、イタリア・エミリア=ロマーニャ州ピアチェンツァ。詩人で劇作家また蟻の生態研究者でもあるアルド・ブライバンティ(ルイジ・ロ・カーショ)は、芸術サークルを主催し、そこには多くの若者が集っていた。ある日、兄に連れられエットレ(レオナルド・マルテーゼ)という若者がやってくる。アルドが探していたクロナガアリをエットレが持ってきたことで、二人は初めて言葉を交わす。エットレにはデザインや絵画の道に進みたいという夢があるが、母親の希望で医学を学んでいることを知ったアルドは、「親に従う必要はない 産んでくれただけで十分だ」と諭す。博識で気さくに話しをしてくれるアルドにエットレは心惹かれ、芸術サークルに通うように。だが兄からは「あそこへは二度と行くな」「いずれお前も苦しむ」と理不尽な忠告を受けるのだった。

解説名匠ジャンニ・アメリオ監督が、今の時代にこそ問い直す“人間の尊厳”。数々の新人賞に輝く新星レオナルド・マルテーゼ、渾身の演技!カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作『小さな旅人』(‘92)では施設に送られる幼い姉弟と憲兵の旅を、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作『いつか来た道』(‘98)では、都会に働きに出た兄弟の葛藤を、『家の鍵』(‘04)では若き父親と障がいをもつ息子の物語を、常に他者と理解し合うことの難しさ、大切さを描き続けてきたイタリアの名匠ジャンニ・アメリオが新作の題材に選んだのは、差別と偏見に立ち向かい愛を貫き通そうとする人々の物語。「今も存在する“異なる人”に対する憎悪に立ち向かう勇気を与えたい」と、その製作の動機を語る。イタリア映画界を代表する名優ルイジ・ロ・カーショ、エリオ・ジェルマーノに加え、ヴェネチアで新人賞2冠に輝き、マルコ・ベロッキオ監督の新作「RAPITO」(原題)にも出演する新星レオナルド・マルテーゼの全身全霊の演技が胸を打つ。

キーワード 洋画 イタリア 実話 ハイビジョン ヒューマンドラマ ヴェネチア国際映画祭

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