シャトーブリアンからの手紙

シャトーブリアンからの手紙
あなたに見せたかった。微笑みあえる明日を。
99分 / 字幕 / 2012 / フランス・ドイツ / フランス語・ドイツ語
あらすじ
1941年10月19日、ドイツ占領下のフランス、 シャトーブリアン郡のショワゼル収容所。そこにはドイツの占領に反対する行動をとった者や共産主義者など、政治犯とされる人々が多く収容されていた。その中に占領批判のビラを映画館で配って逮捕された、まだ17歳の少年ギィ・モケがいた。その翌日、近くの街ナントで1人のドイツ将校が暗殺される。ドイツ将校でありながら、いずれも反ナチであるシュテュルプナーゲル将軍、シュパイデル大佐、エルンスト・ユンガー大尉の3人は、「犯人を早急に逮捕しないとベルリンは過度の報復を要求してくる」と危険を感じた。だが、司令部にやってきた駐仏ドイツ大使アベッツが告げたのは、「総統は報復として、収容所のフランス人150名の命を要求している」という冷酷な命令だった。一方、シャトーブリアン郡庁舎では、フランス人の副知事ルコルヌが、銃殺される人質のリストづくりを命じられ、ドイツ軍司令官は政治犯が多いショワゼル収容所から人質を選択することを決定する。そして、作成された人質のリスト。そこには、収容所で最も若いギィ、明日には釈放されるはずのクロード、リーダー格のタンボーらの名前があった・・・・・・。
© ARTE France - 2011 - LES CANARDS SAUVAGES - 7ème Apache Films - PROVOBIS FILM - BR - NDR - SWR
解説
1人のドイツ将校暗殺の報復として、ヒトラーは人質150名の命を要求した―。1941年、フランスの街で1人のドイツ将校が暗殺される。ヒトラーは即座に、その報復として、収容所のフランス人150名の銃殺を要求。そしてシャトーブリアンの収容所から選ばれた27名の人質の中に、17歳の少年ギィ・モケがいた…。若きギィ・モケはその死によって伝説となったが、シュレンドルフ監督は、伝説ではなく、歴史の真実を描きだそうとした―。収容所のフランス人たち、困難に直面したドイツ軍人やフランスの行政官、銃殺を命じられたドイツ兵らの重層的なドラマを、感傷の入る余地のない速度で進めていく透徹した演出で、観る者の心深くに、普遍的なメッセージを突きたてる!
■第62回ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品作。
■第14回ルション国際映画祭最優秀監督賞。
■第25回ベアリッツ国際映像祭最優秀男優賞。
スタッフ
監督:フォルカー・シュレンドルフ
脚本:フォルカー・シュレンドルフ
撮影監督:ルボミール・バックチェフ
音楽:ブリュノ・クーレ
美術:ステファーヌ・マケドンスキ
衣装:アニエス・ノデン
キャスト
レオ=ポール・サルマン
マルク・バルベ
ウル リッヒ・マテス
アリエル・ドンバール
ジャン=ピエール・ダルッサン
配信期間
2015/08/28 ~
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