ドンバス

ドンバス
ロシア―ウクライナ戦争の背景、ドンバス戦争を描く
121分 / 字幕 / 2018 / ドイツ、ウクライナ、フランス、オランダ、ルーマニア / ウクライナ語、ロシア語
あらすじ
ロシアとウクライナ戦争を理解するためのドンバス13のレッスン。ドンバス地方で起きた実話を元に構成された衝撃のエピソード。クライシスアクターと呼ばれる俳優たちを起用して作るフェイクニュースから始まり、支援物資を横領する医師と怪しげな仕掛人、湿気の充満した地下シェルターでフェイクニュースを見る人々、新政府への協力という口実で民間人から資産を巻き上げる警察組織、そして国境での砲撃の応酬……。無法地帯“ノヴォロシア(※)”の日常を描く13のエピソードは、ロシアとウクライナの戦争をすでに予見していた。ここでは一体何が起きているのだ――※ノヴォロシア 起源は18世紀末にロシア帝国が征服した黒海北岸部地域を差す地域名であり「新しいロシア」を意味する。親ロシア派は、実効支配するドンバス地域に樹立した自称国家「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」からノヴォロシア連邦をつくろうとした。プーチン大統領はこの2つの自称国家の独立を承認し、平和維持を目的とする「特別軍事作戦」と称し、この度の侵略戦争を開始した。
©MA.JA.DE FICTION / ARTHOUSE TRAFFIC / JBA PRODUCTION / GRANIET FILM / DIGITAL CUBE
解説
2014年に一方的にウクライナからの独立を宣言し、親ロシア派勢力「分離派」によって実効支配されているウクライナ東部ドンバス地方。ウクライナ軍との武力衝突が日常的に起きているこの地域にはロシア系住民が多く住み、「分離派」の政治工作によってウクライナ系住民との分断が深まり内戦となっている。フェイクニュースやプロパガンダを巧みに駆使する近代的な情報戦と、前時代的で野蛮なテロ行為が横行するドンバスのハイブリッド戦争を、ウクライナ出身の異才セルゲイ・ロズニツァ監督がダークユーモアを込めながら描く――今日の戦争でロシア軍の所業を知った今、もはやまったく笑えない映画に変貌を遂げた。2018年カンヌ国際映画祭《ある視点》部門監督賞受賞作品。
スタッフ
監督:セルゲイ・ロズニツァ
脚本:セルゲイ・ロズニツァ
撮影:オレグ・ムトゥ
プロダクションデザイン:キリル・シュヴァーロフ
コスチュームデザイン:ドロタ・ロケプロ
編集:ダニエリュス・コカナウスキス
サウンド:ウラジミール・ゴロヴニツキー
プロデューサー:ハイノ・デッカート
キャスト
タマラ・ヤツェンコ
ボリス・カモルジン
トルステン・メルテン
アルセン・ボセンコ
イリーナ・プレスニャエワ
スヴェトラーナ・コレソワ
セルゲイ・コレソフ
セルゲイ・ルスキン
リュドミーラ・スモロジナ
配信期間
2022/09/24 ~
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