ニューヨーク・オールド・アパートメント

ニューヨーク・オールド・アパートメント
ぼくらは懸命に恋をした―― “透明人間”だった、この街で。
98分 / 字幕 / 2020 / スイス / 英語、スペイン語
あらすじ
ぼくはNYで透明人間になった…幸せを掴むために祖国ペルーを捨て、ニューヨークの片隅で不法に暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子のポールとティトも語学学校に通う傍ら、配達員をしながら家計を支えていた。不法滞在者である彼らにとって現実はあまりにも厳しく、お金の問題に加えて見つかれば国外追放されてしまうという恐怖が常に付きまとっている。市民権もなく何の力もない自分たちを「透明人間」と呼び、息をひそめて生きていた。二人はある日学校で、神秘的な魅力を放つ美女・クリスティンと出会い、恋に落ちる。しかしクリスティンはコールガールという一面を隠し持っていた。一方、母ラファエラは、ウェイトレスの生活に疲れ果てた時、客の白人男性に声をかけられる。恋なんて葬り去っていたラファエラだが、安定を約束するという口車にはまってしまい、自分たちのアパートを提供して男と一緒にチキンフード店を開業する。それぞれが恋に落ち、辟易していた毎日に<希望>を見出したかのように思えたのだが…。NYという大都会で出会う人々の欲望と心の闇が次々と露になり、母子3人は最も恐れていた事態に直面し、引き裂かれてしまう。仕事を抱えながら息子たちを必死に探すラファエラ。果たして、母子3人は再会することができるのか?
©2020 - Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue
解説
大都会で見つけたのは、あたりまえじゃない家族の愛だった。安定した生活を夢見て南米からNYに移り住んだ母と双子の兄弟。不法滞在で“何者でもなかった”彼らが、初めて恋をし、一人の人間として認められ、成長することで、はじめて自分として生きる意味を見出していく。NYの街並みとともにウィットに富んだ詩的な美しさに満ちた映像美と、ひたむきに生きる母の強さと息子たちのピュアな笑顔が欧米の映画祭を席巻した。理不尽で不条理な世の中にくじけそうになることもあるけれど、大切なものだけは決して失わない。これは、混沌とした時代だからこそ求められる希望の物語。
スタッフ
原作:アーノン・グランバーグ
監督:マーク・ウィルキンス
脚本:ラニ=レイン・フェルサム
撮影:ブラク・トゥラン
編集:ジャン・アンデレッグ
音楽:バルツ・バッハマン
音楽:ブレント・アーノルド
プロデューサー:ジョエル・ジェント
キャスト
マガリ・ソリエル
タラ・サラー
アドリアーノ・デュラン
マルチェロ・デュラン
サイモン・ケザー
配信期間
2024/07/03 ~
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