悠優の君へ

悠優の君へ
誰かに聞いてほしかった。きっと、いまがそのとき。
58分 / 2023 / 日本 / 日本語
あらすじ
いつも一人で過ごしている高校生の悠(はる)。そんな悠には気になる人がいる。それは毎日同じ時間に、教室から見える手洗い場に現れる生徒だった。その子はただひたすら手を洗い続ける。何度も、何度も。悠はなぜだかその子から目が離せなくなっていたー。何かに期待することを諦め、“普通”の輪から離れて生きる主人公・悠が、“普通”に憧れ、その輪からはみ出さないように生きようとする優乃(ゆうの)と出会い、お互いが抱える孤独と向き合いながらそれぞれの道を探していく。
© 2023「悠優の君へ」製作チーム
解説
監督の実体験をもとに描く、<強迫症>を隠して生きる高校生のまいにち 小さなことや目に見えないことが気になって頭から離れず、何度も確認を繰り返したり、馬鹿馬鹿しい考えと知りながらその不安と恐怖に耐えられず、不安を消すための行動をしてしまう<強迫症>。日本でも50人に1人くらいの割合でいるとされるが、悩みを抱える人はそのことを隠す傾向にあり、知名度は低い。本作の監督をつとめた福原野乃花は、7歳の頃に<強迫症>を発症。頻繁に手を洗うなどの症状が見られるようになり、「誰かに危害を加えてしまうかもしれない」と思う加害恐怖にとらわれる。しかし、「普通ではない自分は気持ち悪がられるのではないか」という恐怖から誰にも相談することができなかった。20歳の時、勇気を出して悩みを打ち明け、「もう一人ではないんだ」と肩の荷が降りたという。人に頼ることの必要性を知った経験から、いまなお苦しみの渦中にいる人たちに向けて、また<強迫症>をもっとたくさんの人に知ってほしいとの思いで本作を企画。多くの人の賛同を得て、映画を完成させた。
スタッフ
監督:福原野乃花
脚本:福原野乃花
撮影:宮川眞伍
音声:金又玄
音声:白石彪
音声:佐藤遥香
キャスト
水崎涼花
小谷慈
配信期間
2025/06/25 ~
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