NEW

水の中で

水の中で
ぼやけたままでいい。
61分 / 字幕 / 2023 / 韓国 / 韓国語
あらすじ
大学卒業後、俳優業に専念していた青年ソンモは、自主制作で短編映画を監督しようと決意する。かつての同級生ふたりを連れ、リゾート地として知られる済州島へ向かうが、思うようにシナリオは書けず、煩悶しながら海辺を散策していた。そんな折、ひとりの女性との出会いをきっかけに、語るべき物語を見出す。やがて、海辺での撮影が静かに始まる――。
©2023 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.
解説
ベルリン国際映画祭で物議を醸した“全編ピンボケ映画”夏の終わりの済州島、自主映画を撮るために集まった男女3人組を描く青春ドラマホン・サンス監督は、かつて「韓国のエリック・ロメール」と評されたように、長年小規模な製作体制をとり、男女がくりひろげる恋愛模様をユーモラスかつシニカルに描いてきた。しかし、2020年のヒット作『逃げた女』以降は、監督・脚本・製作・撮影・編集・音楽すべてを自ら手がけ、より小規模で実験的なスタイルへと進化している。『水の中で』は、そのフィルモグラフィの中でも、とりわけ特異な一本だ。第73回ベルリン国際映画祭では、上映前に「これからかかる映画は決して映写ミスではない」と事前アナウンスが入るほど、“全編ピンボケ”の映像表現が大きな話題に。出演者たちの顔の判別が難しいほど焦点の甘い映像が延々と続き、観客を大いに驚かせた。今回の日本で上映における映倫審査でも、「これは素材の不備ではなく、意図された映像なのか」と審査員を悩ませたという。『関心領域』『私たちが光と想うすべて』を抑えてカイエ・デュ・シネマ誌「2024年の映画ベスト10」第3位ホン・サンス監督の新境地を示す一本しかし、「印象派の絵画のよう」「その完成度はルーヴルに飾られる名画にも匹敵する」という評が示すように、輪郭を失い、いくつもの色が溶け合う済州島の風景は、実験的な手法と作品世界が見事に響き合い、これまでにない不思議な美しさを生み出している。本作はこの独創的な試みが高く評価され、カイエ・デュ・シネマ誌編集部の「2024年の映画ベスト10」にて『関心領域』『私たちが光と想うすべて』を抑えて第3位に選出されるなど、ホン・サンスの新境地を示す一本として称賛を集めた。また、特殊な手法に注目が集まりがちだが、映画づくりを志す青年たちの友情を描いた、瑞々しい青春映画としての魅力も備えている。
スタッフ
監督:ホン・サンス
脚本:ホン・サンス
製作:ホン・サンス
撮影:ホン・サンス
編集:ホン・サンス
音楽:ホン・サンス
字幕:根本理恵
配給:ミモザフィルムズ
宣伝:ミモザフィルムズ
キャスト
シン・ソクホ
ハ・ソングク
キム・スンユン
配信期間
2026/08/15 ~
詳細情報を開く
ご購入はこちら

レビュー

視聴について

ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。
日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。

この作品をシェア
レビューを書く
ニックネーム
※投稿にはニックネームの登録が必要です
ありがとうございます。投稿を受け付けました。
審査を行った後、二週間ほどでサイトに反映されます。
しばらくの間、お待ちください。
「確認する」ボタンをクリックすることにより、レビューガイドラインに同意するものとします