第77回ロカルノ国際映画祭最優秀演技賞(キム・ミニ)受賞『逃げた女』以来のキム・ミニ単独主演作1996年の長編デビュー作『豚が井戸に落ちた日』から30年。これまで30本以上の監督作を発表し、近年はさらなるハイペースで自身のフィルモグラフィを更新し続けるホン・サンス。韓国のソウルに生まれ、アメリカで美術を学んだホン・サンスは、大作商業映画からは距離を置いた映画の製作体制を築き、ベルリン国際映画祭での5度の受賞をはじめ、カンヌ、ヴェネツィア、ロカルノなど数々の国際映画祭で活躍し唯一無二の存在感を示してきた。ホン・サンス監督のデビュー30周年を記念して、2025年11月から2026年3月までの5カ月間、最新作を含む新作5本を月替わりで公開する「月刊ホン・サンス」を開催。第2弾は、キム・ミニがソウルの女子大の講師役を演じ、第77回ロカルノ国際映画祭で最優秀演技賞を受賞した『小川のほとりで』(英題:By the Stream)。さらに、一部劇場限定で、新作にリンクしたテーマで過去作を振り返る特集「別冊ホン・サンス」では、キム・ミニが3人の女友達を訪ね歩く、ここ数年のホン・サンス作品の中でも屈指の人気を誇る『逃げた女』(20)。繊細で奥行きのある主演キム・ミニの魅力を、新旧2作を通して堪能できる贅沢なプログラムとなっている。