ホラーでもアクションでもないゾンビ映画として、42分の短編『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』が公開されたのが2022年。しかし、元々は長編のシナリオで、ゾンビ隔離地域に残ってしまう人々のそれぞれのドラマをオムニバス風に描こうと企画されていた。短編の製作から3年、残りのエピソードも映像化し、前日譚・後日譚を加える形で『DEAD OR ZOMBIE』は1本の長編に生まれ変わった。主演は元さくら学院で、現在は映画・テレビ・舞台などで活躍する倉島颯良。共演は、Netflixドラマ「今際の国のアリス」に出演中の阿部力、『岬の兄妹』『てっぺんの向こうにあなたがいる』などの和田光沙、『本を綴る』『アディクトを待ちながら』などの紀那きりこら。監督は『湖底の空』でゆうばり国際ファンタスティック映画祭のグランプリを受賞した佐藤智也。多くの人が生きることに困難を感じる「生きづらさ」の現代。人生に行き詰まり、自己評価を高められずに「私なんか」と自分を卑下する現代人に、死を象徴するはずのゾンビは何をもたらすのか?