酔うと化け物になる父がつらい

酔うと化け物になる父がつらい
うちの”常識”はいつだって、よその“非常識”だった。
94分 / 2019 / 日本 / 日本語
あらすじ
田所サキは、父のトシフミ、母のサエコ、妹のフミと4人で暮らしている。どこにでもある、至って普通の家庭。よその家庭と違っていたのは、父がアルコールに溺れていることと、母が新興宗教の信者であること。田所家毎晩の一家団欒は、酔った“化け物”の介抱。毎朝家を出て仕事に行く時とは別人になって帰ってくる父を迎える日は、壁に掛けたカレンダーに赤いマジックで×印をつける精一杯のいやがらせをするのがサキの習慣だった。週末や夏休みも、記憶にあるのは酔った父の姿。プールに行く約束をしても、飲み仲間たちが家に押し寄せ、リビングはたちまち雀荘になってしまう。そんな中母はというと、せっせとお酒を作りながら、祭壇に向かって勤行。翌日、父は二日酔いでプールに行く約束はもちろん果たせず、酔っ払って床でクロールをしていた。クリスマスにサンタさんがやってくることを期待しても、2階のベランダから入ってきたのは酔って化け物になった父だった。
©菊池真理子/秋田書店 ©2019 映画「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会
解説
「自分の家族がおかしかったって、今になってようやくわかった」。酔うと化け物のようになる父を持つ女性の実体験を基にした物語。父はアルコールに溺れ、母は新興宗教信者。そんな少しおかしな両親のもとに生まれた主人公。いちばん最初の記憶は、酔って記憶をなくした父の姿。そんな酔っ払いの父の世話を、いつも文句ひとつ言わずにしていた母は、ある日、自ら命を断ってしまった。酔って化け物になった父の奇行をコミカルに描きつつも、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていく主人公の葛藤を描いた物語。“化け物”が死んだ時、娘は何を感じるのか。
スタッフ
原作:菊池真理子
監督:片桐健滋
脚本:久馬歩
脚本:片桐健滋
キャスト
松本穂香
渋川清彦
今泉佑唯
浜野謙太
恒松祐里
配信期間
2020/12/02 ~ 2030/03/31
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