グレタ ひとりぼっちの挑戦

グレタ ひとりぼっちの挑戦

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  • 配信期間: 2022/03/01 ~ 2024/10/21
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環境問題、SDGsの世界的関心が高まるきっかけになった、グレタ・トゥーンベリさんを追った注目のドキュメンタリー

あらすじ

2018年8月。15歳の少女グレタ・トゥーンベリはスウェーデン・ストックホルムにある国会議事堂前で学校ストライキを始めた。気候変動対策を呼びかけるため、1人で座り込み、自作の看板を掲げてリーフレットを配りながら通行人の質問に答える。毎週金曜日にストライキをすることから「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられた運動は次第に注目を集め、スウェーデン国内のみならず、世界中の若者たちがグレタの考えに賛同するようになる。たった1人で始めたストライキは、数か月のうちに世界中に広がるムーブメントになっていった。グレタは父親のスヴァンテとともに、世界中の主要な会議や公式行事に参加して自分の言葉でスピーチを続ける。環境問題にあまり関心のない家庭に育ったグレタだったが、成長するにしたがってその生活がおかしいと気づき、食事や生活スタイルが変化していった。学校ストライキが波及し注目されるようになると、2018年にポーランド・カトヴィツェで開かれた「COP24」や、2019年世界経済フォーラム(ダボス会議)をはじめとする主要な会議やイベントに招かれ、気候変動危機を訴える。2019年7月。太平洋を横断し、アメリカ・ニューヨークに向かうため、再生可能エネルギーを電源とする「マリツィア2号」でイギリス・プリマスを出発。2週間の航海を経て、9月に行われたニューヨークの国連気候行動サミットで、グレタは怒りを込めたスピーチを涙ながらに行い、世界に危機を訴えるのだった。

解説アントニオ・グテーレス国連事務総長、フランスのマクロン大統領、俳優・元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇などと対面する様子を映し出す。世界のリーダーやセレブに対してグレタは気後れすることなく自分の意見をぶつけていく。2015年にパリ協定で定められた、温室効果ガス削減の数値目標に届いていない現状を大人たちはどう向き合っているのか。グレタの問いかけに対して彼らが返す言葉は中途半端なものばかり。力強い発言故に、いつしか誹謗中傷も浴びるようになり、グレタは先行きの見えない状況に悩みを抱えるようになっていく。トゥーンベリ一家の協力のもと撮影された本作には、政府首脳らとの会談や、マスコミを賑わせた公式行事への出席、世界中で抗議活動を行うグレタの姿をはじめ、ニュース番組で流れる姿とは異なるグレタの素顔にもカメラが向けられている。そこには、家族と笑い合いリラックスする姿や、スピーチ原稿を懸命に執筆する姿に加え、休みなく続く旅へのストレス、世間からの目に葛藤するグレタの姿が映し出されている。グロスマン監督ははもともとトゥーンベリ一家と面識があったことから、彼女が世界的に有名になる前の、学校ストライキを始めた頃からカメラを回していた。彼女の密着撮影は新型コロナが世界的に流行する前の2019年冬まで及んだ。2020年のヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭で高く評価され若い観客の支持を得た話題の映画。

キーワード 洋画 ハイビジョン ドキュメンタリー スウェーデン

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