西成ゴローの四億円

西成ゴローの四億円

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この男、不屈で無敵所持金0円の無敵の男が、家族のために捨て身で稼ぐ。人情の街、西成。人情の男、ゴロー!痛快マネー・クライム・エンターテインメント

あらすじ

大阪の西成に住む生活保護受給者の日雇い労働者・土師晤郎(上西雄大)。西成では「人殺しのゴロー」と異名を持っている男。だがゴローには、なぜそう呼ばれているのか、自分がなぜ西成で日雇い住まいなのかが分からない。ゴローは、記憶喪失者だった。あるイザコザからハングレ達に襲われたゴローは頭に大怪我をし、その手術から一部記憶が戻る。連絡を受けて病院を訪れた元妻・片桐真理子(山崎真実)と再会するが、娘が難病で心臓移植以外に助かる方法が無いこと、その費用は海外渡航費も含め四億円が必要だということを知る。しかも、父親が殺人犯だということが治療費の援助を受ける障害となっていた。妻は大学教授の仕事を絶たれ、SMの風俗嬢をしながら娘の延命費を稼いでいたのだ。ゴローは、その現実に悶え苦しむ。そして、その四億円を稼ぐことを固く決意する。どんなことをしてでも・・・。ゴローは元日本政府諜報機関ヒューミントの工作員だった。チームの任務失敗により負傷し、その傷により記憶を失ったのだった。その事を利用されチームの責任を負わされて殺人罪で服役、家族も失い刑務所で5年を過ごす。その後、特赦により出所し、気が付けば現在の西成の暮らしをしていた。 断片的だがその記憶を取り戻したゴローのもとに、昔の同僚だったヒューミントの日向誠人(津田寛治)が現れる。日向は大金を稼ぎたがっているゴローにヒューミントの下請けを持ちかける。ゴローは娘のために仕事を引き受け、再び闇の道を歩き出す。その先には、とてつもない力をもつフィクサー・莫炉脩吉(奥田瑛二)との闘いが待ち受けていた。四億円を稼ぐゴローの日常が、いま、始まる。

解説大阪の西成に住む、日雇い労働者・土師晤郎。腕っぷしが強くて皆から頼られる反面、殺人罪で服役していた過去から「人殺しのゴロー」という異名を持っていた。断片的に記憶を失った彼だが、元政府 諜報機関の工作員だったこと、妻と娘がいたことなど記憶を少しずつ取り戻していく。ある時、家族の現状を知ったゴローは、固く決意する。「心臓移植が必要な難病を患う一人娘のために、どんなことをしてでも四億円を稼いでみせる」ということを。世界中の映画祭で感動の嵐を巻き起こした映画『ひとくず』(ロンドン国際映画祭 2020 グランプリ&主演男優賞受賞ほか多数受賞)の上西雄大が、新たにメガホンをとったオリジナル作品。現代社会に巣食う闇の世界や人間の情の力を根底に、大金を稼ごうと必死に抗う一人の男の生き様が描かれる。同時に、登場人物たちの所持金や貯蓄額からその人物の生活や経済観念が分かる構成になっておりリアルな人間模様を味わうことのできるマネー・クライム・エンタテインメントが新たに誕生した。主人公のゴローを上西本人が演じ、主要キャストには多彩な俳優陣が揃う。ゴローの最大の敵となるフィクサーに奥田瑛二、政府諜報機関時代のゴローの元同僚に津田寛治、ゴローの元妻に山崎真実、そして波岡一喜、また『ひとくず』で色濃く印象を残した 徳竹未夏、古川藍等が出演。さらに、ロンドン国際映画祭 2021 「外国語部門最優秀作品賞」&「最優秀主演男優賞」W受賞、ニース国際映画祭 2021「最優秀外国語長編映画作品賞」&「外国語映画最優秀主演男優賞」W受賞するなど、日本国内のみならず、海外の映画祭でも絶賛されたエンタテインメントムービーとなっている。

キーワード 邦画 犯罪 ハイビジョン グラビアアイドル出演作 サスペンス ドラマ

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詳細情報

スタッフ
監督:上西雄大
プロデューサー:上西雄大
脚本:上西雄大
音楽:川人千慧
製作総指揮:奥山和由
撮影:吉沢和晃
照明:齋藤正貴
録音:西山英明
編集:西山英明
編集:上西雄大
その他の情報
視聴について
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