ジャンヌ

ジャンヌ
ジャンヌ・ダルクの救国の戦いから異端審問、そして刑の執行を描く華麗なる心理活劇。凋落する現代世界に対峙する、愛と神秘の来るべき救済論!
137分 / 字幕 / 2019 / フランス / フランス語
あらすじ
15世紀、フランスの王位継承をめぐって、フランスとイギリスが血で血を洗う争いの時代。若きジャンヌ・ダルクは、「フランスを救え」と言う神の声に導かれてフランス王の軍隊を率いていた。神、愛、罪、福音と祈りを説くジャンヌだが、その力に畏怖と疑心を持った味方の軍内部から反発が生じる。やがてジャンヌはイギリス側に捕らえられ、教会によって異端審問にかけられる。抑圧と支配の濃密な論理で迫る「雄弁」な男たちを相手に、反駁の叫びと沈黙で応じるジャンヌ。告発に屈せず、自らの霊性と使命に忠実であり続ける。
© 3B Productions
解説
ジャンヌ・ダルクとは何か?カトリックの聖女あるいは魔女神の恩寵を受け祖国を救う愛国的英雄民衆を鼓舞する革命の偶像異端審問の末に火炙りにされた男装の女騎士フランス国民劇の受難のヒロイン 15世紀フランスに実在した少女の物語は、様々な領域で幾度も題材にされた映画史においても枚挙にいとまがないメリエス、ドライヤー、セシル・B・デミル、フレミング、プレミンジャー、ロッセリーニ、ブレッソン、リヴェット、ベッソン…歴々たる映画作家たちがこの「歴史劇」の古典に取り組んでいるメロドラマとして、社会風刺劇として、スリル満点のスペクタクルとして、恐れ慄くような美/崇高に迫る実験作としてフランスのみならず世界中で作られてきた「ジャンヌ・ダルク映画」その最新の変奏が本作である 監督は、現代フランス映画において一筋縄ではいかない挑発的な作品を発表してきた鬼才、ブリュノ・デュモン原作は、シャルル・ペギーの劇作『ジャンヌ・ダルク』(1897)ペギーは、ジル・ドゥルーズ、ヴァルター・ベンヤミン、ジャン=リュック・ゴダール、そして須賀敦子らを魅了したカトリックの詩人・思想家であり、ジャンヌ・ダルクがイギリス軍から解放した都市オルレアン出身デュモンは、ジャンヌ・ダルクの生涯を特別な想いを持って描いたペギーの詩劇を、仰天ともいうべき演出・手法によって、全二部構成の映画作品に仕上げた 後半『ジャンヌ』では異端審問と火刑までを描く馬術ショーのような戦闘場面言葉が累積し充満する裁判場面あまりに奇想天外な相貌を見せた前半『ジャネット』と打って変わり、様式的な画面と白熱の議論に彩られた、サスペンスとアクションが展開する『クレールの膝』『飛行士の妻』などエリック・ロメール作品で知られる、ファブリス・ルキーニがフランス国王シャルル7世として出演フランスの歌手クリストフが劇伴の作曲を担当異端審問の陪席者の一人として出演しつつ、物語を案内するようにその美しい歌声を聞かせている 神話でも伝説でもなく、今、この時に目の前で起こる現実の出来事としてジャンヌ・ダルクが立ち上がる私たちを震撼させ、呆然とさせ、途方もない地点へと連れ去る、来るべき映画の誕生
スタッフ
原作:シャルル・ペギー
監督:ブリュノ・デュモン
脚本:ブリュノ・デュモン
音楽:クリストフ
キャスト
リーズ・ルプラ・プリュドム
ファブリス・ルキーニ
クリストフ
配信期間
2023/04/26 ~ 2030/03/31
詳細情報を開く
ご購入はこちら

レビュー

視聴について

ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。
日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。

この作品をシェア
レビューを書く
ニックネーム
※投稿にはニックネームの登録が必要です
ありがとうございます。投稿を受け付けました。
審査を行った後、二週間ほどでサイトに反映されます。
しばらくの間、お待ちください。
「確認する」ボタンをクリックすることにより、レビューガイドラインに同意するものとします