セックス、ゲーム、ドラッグに溺れる上流階級の高校生たちベネズエラを舞台に自堕落な若者たちのエスカレートしていく欲望を描く禁断のエロティック・サスペンス――脚本、製作、監督を務めた長編2作目『Piedra, papel o tijera』がベネズエラでその年に最も注目された作品の一つとなり、2012年アカデミー賞外国語映画賞のベネズエラ部門にも選出され、ベネズエラを代表する監督の一人となったエルナン・ジャベス監督。監督が3作品目に選んだのは、作家エドゥアルド・サンチェス・ルゲレスがベネズエラで実際に起きた事件から着想を得て書いた小説『JEZABEL』の映画化。政治的、社会的に混乱するベネズエラで起こっている暴力、国家権力の乱用、上流階級の免罪符を批判的に描いた。ベネズエラ映画祭で5冠獲得ほかサン・ジョルディ賞最優秀男優賞受賞・批評家・プレス賞受賞・最優秀男優賞受賞・最優秀編集賞受賞・最優秀助演女優賞受賞・エイミー・クルボアジェ特別記者賞受賞・サン・ジョルディ賞最優秀男優賞受賞