マリとユリ

マリとユリ
結婚生活に絡めとられる二人の女性の連帯を、厳しくも誠実なまなざしで捉えた精緻な秀作
97分 / 字幕 / 1977 / ハンガリー / ハンガリー語
あらすじ
マリの夫は偏狭な男で、ユリの夫はアルコールに依存している。彼女たちはつらい夫婦生活を乗り越え、慰めを求めあう。互いの葛藤を知ったふたりは、それぞれの人生を歩むべく、ある決断をする。
©National Film Institute Hungary - Film Archive
解説
マリを演じるのは『女王蜂』(63/マルコ・フェレーリ監督)で第16回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞したフランスのマリナ・ヴラディ。ジャン=リュック・ゴダールの『彼女について私が知っている二、三の事柄』(67)の主演でも知られている。劇中、マリに好意を寄せる男性を演じたのはソヴィエトの詩人・歌手であるヴラジーミル・ヴィソツキー。彼らは実生活でパートナーだった。ユリは『ナイン・マンス』に引き続きモノリ・リリが演じている。ジュジ役のツィンコーツィ・ジュジャはこの後、“Diary for My Children”(84)に代表される「日記」シリーズにおいて、メーサーロシュの子ども時代を投影したユリを演じることになる。映画後半、工員寮で曲を披露するのは歌手のコヴァーチュ・カティ。彼女はメーサーロシュの長編映画第1作“The Girl”(68)で主演を務めた。
スタッフ
監督:メーサーロシュ・マールタ
脚本:コーローディ・イルディコー
脚本:バラージュ・ヨージェフ
キャスト
マリナ・ヴラディ
モノリ・リリ
ヤン・ノヴィツキ
ツィンコーツィ・ジュジャ
ヴラジーミル・ヴィソツキー
配信期間
2025/11/01 ~ 2029/05/04
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