護送の行方

護送の行方
政府に逆らう者と、それを許さない者。
79分 / 字幕 / 2018 / アルバニア共和国 / アルバニア語、フランス語、英語
あらすじ
1990年、民主化促進協議のためにヨーロッパ使節団がアルバニアの首都ティラナを来訪した。しかし政府の中には共産主義にこだわる人間も多数いて、使節団が刑務所訪問を希望していることを危惧し、15年投獄されている“教授”と呼ばれる政治犯レオ・コノミを、遠く離れた刑務所に護送させることになった。しかしその護送は表向きの口実で、彼らの本当の行先はティラナだった。それを知らぬ教授は、護送車ではない一般車だったこと、そして手錠を外されたことに奇妙さを感じていた。ところが道中で車が故障、修理が終わるまで一行は身動きが取れなくなってしまう。そんな中、同行する内務省役人の助手として雇われた男アスランは、教授のような政治犯を激しく憎んでいた。
Copyright 2018
解説
◆同じ国民同士でありながら、思想の相違による如何ともしがたい心の分断―。獄中の政治犯がアルバニアの首都ティラナへ護送される社会派ドラマ!1992年に共産国家から非共産国家となる直前、アルバニアでは1980年代後半より民主化を求める反政府運動が激化していた。だが、1990年になると徐々に政府も開放政策へと転換し始めていた。本作はそんな時期の同国を舞台に、共産主義と民主主義の狭間に立たされた人々の確執を描く社会派ドラマ!長い間投獄されていた“教授”と呼ばれる政治犯が、ヨーロッパ使節団の来訪に伴って首都へ護送されていく。その理由は何か?本作はロード・ムービー的な情感を漂わせながら、社会派エンタテインメントとして時代と思想が織り成す悲劇を淡々と描出していく。ワルシャワ国際映画祭、ティラナ国際映画祭などでも高評価を獲得した一作!
スタッフ
監督:ブヤル・アリマリ
製作:エミール・トゥルケシ・グラモ
脚本:アルタン・ミナロリ
撮影:イライアス・アダミス
音楽:エトレバ・トゥルケシ・ミナロリ
編集:ボニータ・パパスタティ
キャスト
ヴィクトル・ズスティ
ヌドリチム・ジェパ
ヂェヴデト・フェリ
カシム・ホッジャ
リチャード・サメル
配信期間
2024/11/15 ~ 2029/03/09
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