本物のすみれ子が現れたことで、紫堂家を出ていかなければならなくなった麦子。だが由基のもとを離れたくない麦子は紫堂家に留まるため、自分を紫堂家にいさせてほしいと雄三郎に頼み込む。メイドとして働くという条件で紫堂家を離れずには済んだものの、麦子は麻里と由基が婚約させられるのではないかと心配でならない。そこで、と麻里に頼むが、麻里も由基が好きなのだと聞かされ、麦子はますます焦りだす。
すみれ子であることを証明するハート型のアザが麻里の体にないことを知った麦子は麻里を問い詰めるが、意外なことに、麻里は自分がニセモノであることをあっさり認める。そして、麻里の口からは麦子が予想もしていなかった答えが返ってきた・・・「私が本当に欲しいのは由基よ!」麦子は麻里がニセモノであると雄三郎に訴えるが、まったく信じてもらえない。
由基の提案により週末を別荘で過ごすことになった由基と麻里。この2人だけで別荘に行かせてはなるまいと、雄三郎は麦子と彩人を同行させる。麦子は由基の誤解を解くため由基に何度も話しかけるが、まったく話を聞いてもらえない。麻里に優しく接する由基の姿に、やるせない気持ちになる麦子。さらには、由基と麻里が同じ部屋で一夜を過ごすこととなり・・・。
由基と麻里が一緒にいるということに耐えられない麦子は、由基に話をしようと、夜中に寝室を抜け出し由基たちの部屋へ向かう。必死になって事情を説明しようとする麦子。ところが由基は麦子の話をまったく聞こうとはしない。麦子に対して冷たい態度をとる由基に腹を立てた彩人は、麦子を連れて部屋に戻ろうとする。その時、麻里が突然 麦子たちを呼びとめ・・・。
紫堂家の跡継ぎになるつもりがないことを雄三郎に打ち明けた由基と彩人。それを聞いて激怒した雄三郎は、由基、彩人、麦子を紫堂家から追い出し、麻里もこの3人と一緒に紫堂家を後にした。臨時の宿泊先として4人が向かったのは高級ホテル。宿泊費を心配する麦子をよそに、「金のことは任せろ」と慣れた様子でホテルスタッフにカードを渡す彩人。ところが、そのカードは使用不可能だと言われてしまう。
紫堂家を離れて以来、毎日就職活動に勤しむ由基。なんとか仕事は見つかったものの、毎晩ひどく疲れた様子で帰宅する由基を見て麦子は心配する。しかも由基の手には毎日すり傷が絶えない。「一体 何の仕事をしているの?」気になった麦子は、ある日こっそり職場に向かう由基のあとをつけていく・・・そして麦子が見たのは、建設現場で汗まみれになって働く由基の姿であった。
由基の就職がやっと決まり、同居生活も順調の麦子と由基。その様子を伺いに、森川は2人のもとを訪ねるが、意志の固い2人を紫堂家に呼び戻すことはできそうにない。由基の仕事も軌道に乗り、このまま順調にいくと思っていた矢先、雄三郎が突然病に倒れてしまい、意識不明の状態に・・・今の生活を捨てて紫堂家に戻り、後継者になろうと心に決めた由基であったが、麦子はそれを許さなかった。
紫堂グループの後継者になるために試験を受ける決意をした麦子。ところが試験に出る内容は政治やら経済やら難しいことばかり。苦労する麦子を見て由基はひどく心配する。しかし、こんなことで簡単に負ける麦子ではなかった。病に倒れた雄三郎のために、そして夢を追う由基のために、試験までの限られた時間を勉強に費やす。そして迎えた試験当日。彩人らに見守られ、麦子は試験会場に向かう。はたして麦子と由基の結末は・・・。
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