なぜか目覚まし時計が止まっていたせいで、咲は部活の朝練に遅刻してしまった。スイッチを切ったのはフラッピに違いない。疑う咲に、疑われたフラッピは「知らないラピ!」と食ってかかる。仲直りしてほしいチョッピが、みんなで海へ遊びに行こうと提案すると、ようやく機嫌を直すのだった。ところがその晩、フラッピは熱を出して寝込んでしまう。もともと風邪をひいて体調が悪かったのだ。心配した咲は、一晩中つききりで看病するが…。
チョッピの様子がおかしい。窓の外をぼんやり眺めていることが多いし、その姿にも心なしか元気がないのだ。どうやらホームシックにかかっているらしい。優しすぎるチョッピは、舞に心配をかけたくないと思うあまり自分の気持ちを打ち明けられず、とうとう黙って姿を消してしまう。舞は咲と一緒に、大慌てで町中を探し回る。舞と咲は海を眺めていたチョッピを見つけるが、一足遅く、モエルンバがこれ幸いとチョッピを捕まえてしまう!
一夜漬けの勉強もむなしく、咲はテストでひどい点を取ってしまった。そんな彼女に、お母さんは注文されたパンを届けてくれるよう配達を頼む。宛先は不気味な廃工場。そこでガラス細工を作る明日香という女性は、一夜漬けなどではなく、長い間コツコツと努力を積み重ねてきた芸術家の卵だった。その頃モエルンバは、アクダイカーンに見限られようとしていた。最後のチャンスをもらった彼は、自分の名誉と命を懸けてプリキュア抹殺に乗り出す。
咲と舞のクラスに、霧生満と霧生薫という不思議な転校生がやって来た。昨日街にやって来たばかりという二人には感情の起伏もなければ表情もなく、クラスのみんなは少しばかり冷たい印象を受ける。仁美がそれでも二人をソフトボール部に誘うのだが、すげなく拒絶されて傷付いてしまう。仲直りするよう訴える咲と舞。満と薫はどうやら、友達という言葉の意味自体がわからないらしい。険悪な空気が流れる中、新たなる刺客・ドロドロンが姿を現す。
ソフトボール部の試合の前日、咲が突然の大スランプに見舞われてしまった。どんなに慎重に投げても、ボールがあさっての方向へ飛んでいってしまうのだ。原因は意外なところにあった。ドロドロンの送り込んだ超小型ウザイナーがグローブの中に隠れ、投球の邪魔をしていたのだ。そんなことなど知るよしもない咲は、試合で惨敗する悪夢に苦しみ、真夜中に飛び起きてしまう。彼女を助けたのは、同じようにソフトボールの経験があるお母さんだった。
健太が悩んでいた。コメディアンを目指している彼に、両親が釣り船屋の家業を継がせようとしているらしい。心配した咲と舞は、健太を和也に会わせてみることにする。宇宙飛行士を目指す和也は、思い描いた夢をあきらめると絶対に叶わなくなると諭すが、健太はどうも納得できない様子。とうとう両親の言う通りにしようと心を決めてしまう。本当にこれで良かったのだろうか…答えが出せない咲と舞を、満と薫が冷ややかに見つめていた。
舞の母親は考古学者で、発掘した出土品を大切に保管していた。その一つである埴輪をチョッピが不注意から壊してしまう。落ち込む母親のために、何かしてあげられないだろうか?思い悩む舞に、満と薫は素っ気なく言い放つ。壊れた物が元に戻るはずがないのだから考えても仕方がない、と。普段は大人しい舞が、それを聞いて猛然と反論を始める。壊れた埴輪はただの研究資料ではなく、お母さんが考古学者を目指すきっかけになった宝物だったのだ。
咲の家のパン屋がセールを行うことになった。舞がアルバイトに来てくれたものの、予想以上の大賑わいで右へ左へのてんてこ舞い。たまたま来店した満と薫まで、エプロンを着けさせられてお手伝いに駆り出されてしまう。満の仕事は接客と売り子のお手伝い。お客さんに「ありがとう」と笑顔で言われた彼女は、今までに経験したことのない心の変化を感じる。一方の薫も、みのりの相手をしているうちに芽生えた自らの気持ちに戸惑いを覚えていた。
すべてのものに命が宿っているという持論を持つ父の影響を受けて、咲は自分のグローブを友達のように大切にしていた。ところがある日、ちょっと目を離した間にグローブがなくなってしまう。舞もスケッチブックを紛失し、二人は探し回っていたせいで待ち合わせの時間に大幅に遅れてしまう。実は一連の騒動は、ダークフォールの刺客である満と薫が仕掛けた罠だった。二人の思惑通り、咲と舞は互いに嫌われたと思い込んでしまう。
新しいスケッチブックを買ってもらったみのりが、舞と一緒に絵を描きに出かけることになった。だが、当日はあいにくの雨。がっかりするみのりを、舞は「今から行く場所は雨の日の方が綺麗だから」と連れ出す。一同の前に現れ、危険を警告しようとする満と薫。目的地は一面に花開いたアジサイ畑だった。はしゃぐみのりを見て薫は笑みを浮かべるが、警告が的中したことを知ると氷のような表情に変わる。雨を浴びて力を増したドロドロンが現れたのだ!
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