美沢学院との準決勝、ついに“ダブル・アタック”が成功する。ストレートで三沢を下し、士気上がる富士見メンバー。だが本郷は、決勝の相手・天竜高校に測りきれない強さを感じていた。試合前日、こずえは努と一緒に富士山に登る約束をする。
天竜高校との決勝戦。第1セットを順調にとったものの、“ダブル・アタック”に慣れてきた天竜に、第2セットを奪われてしまう。客席に努の姿がない事が気にかかるこずえ。その頃、努は産地から野菜を積んで戻る途中、不慮の事故に遭っていた。
努は不慮の事故により生死の境をさまよっていた。早く試合を終わらせようとするこずえ。最後に放った“ダブル・アタック”は、何と天竜選手の視界から消えた。予選を勝ち抜き、病室へ駆けつけたこずえ。だが時すでに遅く、努は息を引きとっていた。
バレー部に復帰したこずえは早速“ダブル・アタック”の特訓を開始する。あの“消えるアタック”を修得するため、天竜戦の最後の1点を正確に再現しろと命じる本郷。それはこずえにとって、努の記憶を呼び覚ます辛い試練だった。
インターハイ第1回戦の相手は、大型アタッカー山本を擁するスポーツ強化学校・青葉学園。こずえはかつて合宿を脱落、今は青葉の一員となった白河と再会。会場には垣之内や三条など懐かしい顔もあった。そんな中、緒戦の火蓋は切って落とされた。
“消えるアタック”の成功で、何とか青葉に勝利した富士見。試合後、宿の近くを歩いていたこずえは、努に瓜二つな青年を見かける。一方、垣之内の福岡は寺堂院に完敗。神奈川女子も三条の健闘空しく甲徳に不自然な敗北を喫していた。
努にそっくりな青年・竜二に電話で呼び出されたこずえを、大和神社の境内で待っていたのは、甲徳高校のキャプテン藤陽子だった。彼女はこずえに、本郷のスキャンダル写真を見せ、明日の試合での八百長を脅迫する。
脅迫はこずえのみならず、みどりと大沼にも伸びていた。本調子が出せない富士見は甲徳にリードされてしまう。だが神聖なコートを裏切りたくないこずえは、土壇場で脅しをはねのけ、驚く陽子と竜二をよそに、逆転劇が始まった。
竜二の残したメモには、八木沢三姉妹の新必殺技“稲妻攻撃”の存在が記されていた。技の正体を教えてもらおうと、こずえは陽子に頼んで竜二のもとへ向かう。一方、大沼はテニスを見ていて新しい技のヒントを掴んでいた。
打倒・寺堂院を目指して練習中、こずえの相手をしていた中沢が負傷してしまった。彼女を見舞ったこずえは、同じ病院で車椅子に乗った女性を見かける。彼女こそ、寺堂院の監督にして三姉妹の母、八木沢美樹だった。
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