刺客たちの度重なる失敗に、アクダイカーンの我慢も限界に達していた。業を煮やした彼は、ついに満と薫にプリキュアの抹殺を命じる。だが二人の心には、今や明かな迷いが生じていた。決心が鈍る前に咲と舞を始末しようと試みても、その度に二人の明るい笑顔が脳裏をよぎってためらってしまう。困惑と苛立ちがつのる中、絶好のチャンスが訪れる。舞の家で天体観測会が開かれるというのだ。満と薫は暗闇に紛れ、今度こそ命令を実行しようとするが…。
プリキュア抹殺を決行するため、心の整理をする時間が欲しい。満と薫の願いを、アクダイカーンは無下にはねつけた。一方、二人の正体に気付き始めていた舞は、独り思い悩んでいた。自分の疑いが勘違いであって欲しい。けれど、目の前の証拠は真実であることを示している…。満と薫は何も知らない咲に大空の樹のもとに案内されて友達と呼ばれ、嬉しそうな微笑みを浮かべる。互いに運命を賭けて戦わなければならない、その時になって。
かつて満と薫は、アクダイカーンに滅ぼされて不毛の荒野と化した空の泉を監視していた。喜びも楽しみもない代わりに疑いも苦しみもない世界に生きることが、自分たちの運命だと思っていた。所詮、運命に逆らって生きることは出来ないのだ。だが、咲と舞は戦うことを拒み、二人に向かって必死に呼びかける。運命は自分の力で変えることが出来るのだと。ようやく攻撃を止める満と薫。だが、そこにアクダイカーンの右腕・ゴーヤーンが姿を現す。
満と薫がいなくなってしまった。みのりですら二人のことを忘れ、数々の想い出も咲と舞の心の中にしか残っていない。だが、いつまでも悲しんでばかりはいられない。満と薫から受け取った奇跡の雫で、二人が見たがっていた命溢れる空の泉を復活させよう。咲と舞は泉を甦らせ、現れたフィーリア王女から希望さえ捨てなければ望みは叶うと諭される。満と薫にまた会えると願い続けようと固く誓った二人の前に、月の妖精ムープと風の妖精フープが現れる。
咲と舞たちは、健太の両親が経営する海の家「ほしのや」を手伝うことになった。出会ってからずっと怯え続けているムープとフープに手を焼きながらも店を盛り立てていこうとするのだが、隣に現れたカキ氷屋にお客さんを根こそぎさらわれてしまう。このカキ氷屋の女主人、どうも怪しい。ほしのやの大盛りサービスに対抗して無茶苦茶な売り方をした挙げ句、パンクすると怒って正体を現す。ダークフォールの新たな刺客、ミズ・シタターレだったのだ!
ソフトボール部が合宿に入り、咲も張り切っている。チームメイトや監督の先生は、隠れて何かの準備をしているようだ。何をしているのかと尋ねても、笑ってごまかすばかり。その夜、ふと目を覚ました咲は驚いて部屋を見回す。チームメイトが一人残らず姿を消していたのだ。幽霊のしわざかと怯えながら探し回っていると…。
咲は舞と一緒に夏祭りに出かけた。その頃、ミズ・シタターレは叱責するアクダイカーンに対し、ムープとフープを捕らえて太陽の泉のありかを聞き出してみせると豪語していた。彼女は夏祭りの人波に紛れ込み、夜店を渡り歩く咲と舞を発見して後をつけ始める。二人は、はぐれてしまったムープとフープの行方を探していた。
咲と舞は夏休みの思い出作りに、いつも利用している電車の終着駅まで行ってみることにした。ところがある駅で、咲がフラッピたちを捕まえようと車外に出た途端、ドアが閉じて電車が走り出してしまう。舞の乗った電車は停るどころかスピードを上げてゆく。運転手がミズ・シタターレと入れ替わっていたのだ。
夏休みも最終日。咲と舞は力を合わせて宿題に取り組んでいる。ムープとフープはテレビを見て、シャボン玉の映像に目を輝かせる。幻想的で美しい光景が、空の泉にそっくりなのだ。タイミング良く謎の宅配便屋が登場。ムープとフープがお届け物の石鹸でシャボン玉を作って遊んでいると、とんでもないことが起きてしまう。
フラッピとチョッピがゴーヤーンに連れ去られてしまった。途方に暮れる二人に力を貸したのは、ミズ・シタターレだった。ゴーヤーンが手柄を立てるのを邪魔してやろうと、あえて二人をダーク・フォールに送り込むつもりなのだ。咲と舞は迷うことなくミズ・シタターレの開いた入口に飛び込み、滅びの国に到着するが…。
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