「レーサーだって人間だ、半五郎の無事を確かめるまで到底走れねえ」(鷹也)南アフリカGPの雪辱を期す鷹也は、西アメリカGPの予選を1位で通過。しかし何としても鷹也を自分のチームに引き入れたいと考えるハッサンは、卑怯にも半五郎を誘拐して鷹也を脅迫してきた。苦悩する鷹也に、すず子は半五郎が無事に保護されたとウソをついて、サーキットに送り出そうとするのだが…。
「十年前、F1にアンタがいてくれたらなぁ。思う存分腕を競えたのに…」(ダグラス)アメリカに残って休日を楽しんでいた鷹也たちは、ストックカーレースの行われる西部の町に立ち寄った。そこで知り合ったジミーという青年が怪我をしたため、鷹也は嬉々として代役を引き受け、レースに出場することに。しかしレースには、自分の愛車を「ジェロニモ」と呼ぶ賞金稼ぎ・ダグラスも参加していた!
「ボクは今まで、負けたと思ったことは一度もない。そのボクが、初めて負けたと思ったんだ…貴様というレーサーに!」(ハンス)アメリカの自動車連合が国際自動車連盟に圧力をかけ、F1を超える新たなカテゴリー「F0」を認めさせた。当然、各国の自動車産業も参加を表明するが、日本のカトリは資金面の問題が解決できず、参加が危ぶまれていた。そんな状況にいら立つ鷹也に、ハンスが公道を走る危険な障害物レースを持ちかける。
「俺がまいったというか、お前がつぶれるかどっちかだ!」(鷹也)都市銀行の大日向頭取によるバックアップを受け、カトリはF0への参加を決めた。各国が国を挙げて挑む中、日本産業界の代表として恥じぬよう、カトリもF0マシン「サムライ」を完成させる。その頃、何も告げずにカトリチームを去ったハンスは、新たに誕生した中近東チームのリーダーになっていた!
「あの人を勝たせてはいけないわ…あの人のためよ!」(すず子)F0第一戦・インディ750が、ついに始まった。鷹也は練習走行でのクラッシュが響き、調整不足のまま予選走行に望むことになる。予想以上の横Gに、テクニック以上に体力が必要だと気付いた鷹也だったが、それを補う時間もなくレース当日を迎えてしまう。はたして鷹也は、無事にゴールすることができるのか!?
「そして俺は、特攻の訓練のつもりだ…違うところはただ一つ、あの時は人を殺すため、今は人を救うため!」(井村)F0を乗りこなすにはGに慣れるしかない。鷹也はサムライに乗って特訓を続けるが、目に見える効果が現れずにあせりを感じていた。次第に追い詰められてゆく彼に、恩人の井村から連絡が入る。井村が航空会社で働いていることを知った鷹也は、訓練のために航空機に乗せてもらうことを強引に決めるが…。
「男に混じって戦うには、あの子は魅力的過ぎる…」(ニック)F0第二戦が行われる西ドイツのニュールブルクリングサーキットで、鷹也はイギリスチームに参加することになったパットと再会した。鷹也とパットはレース開始前に楽しい時間を過ごしていたが、中近東チームのカシムとアントニオが二人の仲に嫉妬し、ちょっかいをかけてくる。それが悲劇の始まりとも知らず…。
「俺は嵐の空で…親父の仲間と一緒に、遠心力をねじ伏せたんだ!」(鷹也)鷹也とパットは、一方的な恨みを抱く中近東チームのカシムとアントニオに目をつけられてしまう。そして始まったF0第二戦の予選、たった一度の飛行訓練で自信を手にした鷹也は、快調にラップを縮めてゆく。しかし前を走っていたカシムの悪質な妨害行為によって、鷹也のマシンは高速のままスピンしてしまう!
「女でもF0が乗りこなせるってことを、世界中に見せてあげる!」(パット)F0第二戦が始まった。予選1位でポールポジションを獲得した鷹也は、そのままダントツでトップを独走する。しかし、突然の雨によってレース状況は激変。2位につけていたアンドレッティが、ピット作業の時間を大幅に短縮して鷹也との差をつめる。そしてこの雨は、下位を走っていたパットにも大きな影響を与えた。
「君をガソリンとオイルの戦場に引きずり込んだのは俺だ!」(鷹也)カシムとアントニオの悪質な走路妨害によって、パットは周囲のマシンを巻き込んで多重事故を起こす。さながらローレライの歌声に惑わされるかのように、次々とクラッシュするマシン。悲惨な光景を目の当たりにした鷹也は、パットをレースの世界に引き込んでしまった責任を感じ、リタイアしてしまう。
ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。 日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。