中堅戦に挑む久は、自らを不利な状況に追い込む打ち方を続けていた。しかし、これこそが勝負時に魅せる彼女のスタイルだった。勢いに乗った久は、他校を圧倒し首位に躍り出る。対して最下位に落ちた龍門渕高校の一(はじめ)は、自分を戒める鎖に「うずき」を感じていた…。
中堅戦の前半が終了し、4校の点差は横並び状態に陥った。リードを守れなかった風越女子の文堂は、駆けつけたキャプテン・福路の姿を見た途端、情けない気持ちから涙をこぼす。そんな傷心の彼女を福路は優しく抱きしめるのだった。
副将戦は小さな和了と流局が交差する、静かな戦いとなっていた。緊張感あふれる対局が続く中、和の身体に「異変」が起こる。こらえきれず徐々にこみ上げてくる高揚感。頬を赤らめ、柔らかくなってゆく表情。艶やかになってゆく和を見た龍門渕透華は、念願の宿敵に出会えた喜びを感じるのだった。
和は、堅実な和了りを積み重ねて着実にポイントを稼ぐ。そんな和の快進撃に、龍門渕透華が立ちはだかる。高得点の和了りで和のパーフェクトゲームを阻止した透華は、このまま波に乗って連荘を目指すそうとするのだが・・・。
ついに最後の戦いとなった県予選・団体戦。勝負の行方は、4名の大将に託された。清澄高校の宮永咲。風越女子の池田華菜。鶴賀学園の加治木ゆみ。そして昨年度のMVP、龍門渕高校の天江衣。譲れない戦いの幕が、いま切って落とされる。
何回牌をツモっても手を進める事ができない咲と池田と加治木。その姿はまるで海の底に引きずり込まれて身動きが出来ない状態だった。そんな中、天江衣だけが和了りつづける。これが、悪夢の始まりだった。
天江衣の圧倒的な強さで前半戦が終了。他校を寄せ付けない点差を稼ぎ、独走状態となった。ショックを隠すことができない対局者たちの前に各校の仲間が駆けつける。池田には福路が寄り添い、加治木を桃子が激励し、咲は和と手を取り合い二人で誓い合った「約束」を思い出す。そして、後半戦が始まろうとしていた。
槍槓を和了り、窮地を脱した池田。しかし最下位という状況は変わらず、挽回できるとは思えない点差が開いていた。そんな絶望的な状況でも戦う心を失なわず、池田は果敢に攻め続ける。一方、自分の対局スタイルを思い出した咲は、徐々に本来の調子を取り戻しつつあった…。
4回目の海底撈月を和了り、咲の連荘を阻止した天江衣。舞台はいよいよオーラス、最後の1局となった。圧倒的な点差で独走を続ける天江衣。そして彼女に挑む加治木、池田、咲。県予選団体戦・決勝戦、最後の戦いが始まろうとしていた。
部長から水着を持参するよう指示された清澄高校麻雀部のメンバー。その理由は、スポーツランドのプールで特訓を行う為だった。艶(あで)やかな水着姿を披露する和や咲たち。そしてその場には、思いも寄らない面々も遊びに来ていた・・・。
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