友人たちとトレッキングを楽しむシンディは、山道で捻挫をしてしまい、救急車を呼ぶ。そこに現れたのは、救命救急士のふりをして患者を誘拐し、臓器を売りさばく殺人兄弟・コリーとジェフリーだった。“商品”として兄弟の隠れ家に連れ去られたシンディは抵抗を試みるも、残忍な兄・コリーの暴力と性的虐待に太刀打ちができず、なぜか殺されることもなく監禁される。実は彼女は、兄弟たちにとって大切な“ある人物”に瓜二つだったのだ。コリーとジェフリーの揺れる想い。繰り返される暴力とほとばしる血しぶき。シンディは無事に脱出することができるのか?
地球外生命体の活動拠点と名高い、チリ南部のスノーデビル・マウンテン。ケビンとその恋人イブリンは、現地の森の中でキャンプをしていた。深夜に突如姿をくらませたイブリンは、ケビンによって憔悴しきった姿で発見される。イブリンは夜のうちに謎の生命体に拉致され、その遺伝子を孕まされていた。体内の胚が急速に成長し始めると、イブリンの中の<何か>は、人を喰らうことでしか欲望を満たせなくなる。彼女は欲求に忠実に人を襲いだす。地元の警官ホルケーラは、過去に山で妹が殺害された事件との関連性を疑い、イブリンを追う。スノーデビル・マウンテンの犠牲者は、イブリンやホルケーラの妹だけではなかった。
二十歳を前に、大人への壁にぶつかり苦悩する若者たちの姿を描いた異色のラブストーリー。酒、ドラッグ、セックスに溺れ、さらに妊娠、堕胎という試練を経験する二人を「フー・アー・ユー?」のチェ・ホ監督が新鮮な映像で綴る。ジュン、チェヨン、トギの同い年3人。トギはチェヨンに想いを寄せていたが、チェヨンはジュンを愛している。19歳のクリスマスの日、ジュンが火災により命を落とす。友人の死に打ちひしがれるチェヨンとトギ。やがてトギはチェヨンに愛を告白し恋人関係となるが、2人の心には、ジュンの影がいつもつきまとっていた…。
朝鮮戦争に参戦し捕虜となったひとりの男を描いた戦争アクション。北朝鮮収容所で繰り返される残酷な強制労働と拷問の真実がここに…。主演は韓国人気俳優のイ・ジョンジェとチャ・インピョ。ギョンミンとピョンサンは友人であり、恋敵でもある。やがて2人は日本の植民地支配から開放された後の混乱期の右翼と左翼の対立に巻き込まれる。朝鮮戦争が始まり、ギョンミンは韓国軍将校、ピョンサンは朝鮮人民軍として参戦。捕虜となったギョンミンは韓国に返還されず、政治犯収容所に収容され…。
心の扉をひらくと、新しい風が入ってくる 脆もろく傷つきやすい人間たちが、苦しみの末に手にした人生を開く鍵とは?ローマの高級住宅街の同じアパートに住む3つの家族。顔見知り程度の隣人の扉の向こう側の顔を誰も知らない。ある夜、建物に車が衝突し女性が亡くなる。運転していたのは3階に住むヴィットリオとドーラの裁判官夫婦の息子アンドレアだった。同じ夜2階のモニカは陣痛が始まり、夫が長期出張中のためたった一人で病院に向かう。仕事場が事故で崩壊した1階のルーチョとサラの夫婦は、娘を朝まで向かいの老夫婦に預けた。後日、ルーチョはジムに行くために軽率にも認知症が疑われる隣りの夫に娘を預け、二人は一時行方不明になる。ルーチョは娘に何か起きたのではと疑念を持ち始める。同時に自責の念におし潰され極端な行動に出てしまう。5年後、出所した3階の息子は家には戻らず、ドーラは夫に自分か息子かの選択を迫られる。2階の夫は変わらず出張続きで、義兄が起こした詐欺事件が世間を騒がせる。夫は頑なに兄を遠ざけるがモニカはその理由を知らない。ルーチョは疑念のせいで妻との間に溝ができ家を離れたが、いまだに疑惑を抱えたままだ。10年後、住人たちは自らの選択の結果に苦しみながら現実と向き合っている。彼らの未来の扉を開く鍵は何なのか?
ハンカとペトルは同棲中のカップル。ハンカは2人の関係が悪化していると感じ始めていて、改善しようと自分のエロティックな妄想や秘密の欲望をペトルと共有し始める。それがきっかけで2人は自分たちの快楽を探求し始め、やがて他のパートナーとのセックスも試すようになるが、後ろ向きなペトルに対して、どんどんのめり込んでいくハンカ。やがて2人は愛と欲望の境界線がどこにあるのか分からなくなり・・・
あおい(山岸逢花)は婚活活動が実り、高収入で仕事のできる年上の男、誠と結婚することになった。幼なじみの楓太は、都会で映像関係の仕事をしていたが辞めてしまい無職となったが、彼女の結婚式に招待され久しぶりに実家に戻ってきた。久しぶりに再開した2人は、昔話に花を咲かせる。結婚式前の3日間に起こった2人だけの出来事・・・。
太陽の光が降り注ぐ常夏の楽園、その陰に潜むモンスターたち…これはジェイドの妄想か?立ち向かうべき現実か?衝撃のサイコ×クリーチャー・ホラー
中国で幼少期を過ごし、オーストリアに移住後ウィーン・フィムル・アカデミーにてミヒャエル・ハネケに師事したC.B.Yi監督の長編デビュー作!2021年カンヌ映画祭ある視点部門で上映され、台湾の金馬奨最優秀新人監督賞、最優秀主演男優賞にノミネート。フェイを演じたのは『あの頃、君を追いかけた』のクー・チェンドン、シャオレイ役には「お仕事です!~The Arc of Life~」のリン・ジェーシー、そして『3人の夫』のクロエ・マーヤンが一人3役で脇を固める。
周りはヤバイいヤツらばかり、愛娘を守るため男は金色のレクサスを駆る!金色のレクサスに跨り一攫千金を夢見てその日暮らしを送る男・ノア。そんな彼にも大事なものがある。恋人のレアとその娘のジータだ。いつものようにジータの送迎を頼まれたノアであったが、刑務所を出所したばかりの従兄弟カルロスと合流したことで彼の運命が大きく狂い出す。カルロスの起こす強盗事件に巻き込まれ、挙句の果てに彼の盗み出した薬物を取り返そうとする謎の女にジータが誘拐されてしまう。娘を取り戻すためにノアは愛車レクサスとイカれた従兄弟を相棒に血みどろの逃走劇を果たしてノアは愛車と愛娘をも守り切ることができるのかーー!?
1592年4月。朝鮮は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の勃発後、わずか15日で日本軍に漢陽を奪われ絶体絶命の危機に瀕する。破竹の勢いで占領を進める日本軍は明国への進軍を念頭に、軍勢を釜山浦に集結させる。一方、イ・スンシン将軍は、相次ぐ戦の敗北や宣祖の義州への避難など、守勢に追いやられながらも朝鮮を救うため出陣の準備を進めていた。しかし、先の海戦で破壊されてしまった亀船での出戦は難しく、その上、亀船の図面まで日本軍の間者によって盗まれてしまう…。日本軍は連戦連勝の勢いに乗り閑山島沖へと出陣、対するイ・スンシン将軍は朝鮮の運命を分ける戦にある戦略を用意する。1592年夏、旧暦7月8日閑山島沖にて戦国史上最大の海戦の幕が切って落とされた。
オハイオ州シンシナティで母キャスリーンの息子として生まれたチャールズは、幼い頃から父母の愛を知らずに育った。本能のままやりたいことをやり、刑務所を行ったり来たりした彼が愛を知り息子を授かるも、妻子とはそれっきり疎遠となってしまう。自らの過ちですべてを失った彼だったがその後、メアリーという女性と懇ろになり、さらにはパトリシア、テックス、スーザン、リンダら、世間から捨てられた若者たちを“ファミリー”として受け入れ、強い絆を形成していく。そしてヘルター・スケルターと呼ぶ最終戦争を唱えるチャールズは、ファミリーたちを狂気の行動へと突き動かしていく。
頭に被せられた布が取られた時、少女は自らが見知らぬ部屋でチェーンに繋がれ、監禁されている事に気付く。目の前で語りかけてくる誘拐犯の男。極限の恐怖の中でわかったのは、男がこの家における“父”であるということ、そして彼女にはその“娘”の役割が与えられたということ。家族に完璧な調和をもたらす“娘”として、彼女は新しい“父”と“母”と“弟”との生活を強いられる。自由を奪われた彼女は“娘”役を上手く演じつつ、この狂った家族から何とか逃亡すべく、策を巡らす。しかしその先には、想像を遥かに超える絶望の闇が待ち受けていた…。
ホテルの部屋で恋人であるヤン・スジョン(イ・ウンジュ)を待っているキム・ジェフン(チョン・ボソク)。画廊を経営する彼は、テレビ番組のディレクターで、先輩でもあるクォン・ヨンス(ムン・ソングン)と一緒に展覧会を訪れた構成作家のスジョンと出会い、恋に落ちたのだった。酒を飲んだ後にスジョンから「お酒を飲む時だけ恋人になりましょうか?」と言われ、交際を始めたジェフン。スジョンとセックスをしようとしたジェフンは「初めてなの」という言葉を聞き、彼女が心を決める日を待っていた。一方、ジェフンからの電話を自宅で受けたスジョンも、2人のこれまでを振り返る。ジェフンと会った当時、スジョンは妻帯者であるヨンスとの苦しい恋愛の最中で、優しくスマートなジェフンに彼とは違う魅力を感じていた。
人里離れた田舎の農場に人を誘い込み、彼らを死ぬまで狩り続ける2人の兄弟、リーヴァイとメンフィス。狩りは兄弟の異常な快楽のためだけでなく、臓器や歯を手に入れたいと願う金持ちの顧客に体の一部を売り生計を立てるためにも行われていた。善良な青年を演じるリーヴァイはガールフレンドとその友人カップルを誘い、病的な狩りに三人を巻き込む。命がけの殺人ハントに立ち向かうのは、カモ狩り経験者のブルックと銃の扱いを知るオーウェン、そして動物すら殺せないキンバリー。生き残るのは、果たして誰なのか。
同居することになった父フィリップの恋人アンドレア。19歳の息子マーティンは最初は冷たくあしらっていたが、家族に明るさを取り戻してくれる魅力的なアンドレアに惹かれていく。そしてフィリップが出張中に性的関係を持った2人。マーティンはアンドレアにのめり込んでいくが、やがて自分の思うままに振る舞うアンドレアに不満を持ちはじめ・・・
都会育ちの唯(竹内有紀)は田舎暮らしに憧れ、農業体験を通じて夫と出会った。夫の治虫は優しくて真面目、美人で働き者の嫁が来たと地元仲間に自慢している。男やもめの義父、泰三は野菜や果物の知識が豊富でマイスターと呼ばれているが、唯の農作業中に見え隠れする下着を覗いたりと、ちょっとエッチなところもある。ひとつ屋根の下、3人で仲良く暮らしていたが、泰三が婚活をしに都会に出かけると言いいだした・・・。
かつて精鋭部隊・コマンドーの隊長として名を馳せたジョン・ハンターは、現在は軍を退役し、元妻のローリーとの間に設けた愛娘・ジェニーを想いながら山荘での静かな生活を送っていた。そんなある日、ハンターが暮らす山荘をかつての戦友ホプキンズ将軍が訪れ、謎の忍者軍団によりローリーは殺害され、ジェニーが誘拐されたことを知る。元妻の死を喜ぶハンターだったが、娘を取り戻すべく単身で忍者軍団に戦いを挑むことを決意する。事件の裏には謎の男キンスキーが関わっていることが判明するが……?
フレンチアルプスの小さな村に住む15歳のソランジュ。性への好奇心が芽生えたソランジュの行動に両親や叔父が目を光らせていたが、両親が離婚したことで、徐々に周囲の環境が変わってくる。友人のパーティーで知り合ったアルノーと意気投合し、ソランジュは初めての性体験をするが・・・
画家のオルソは、双極性障害を抱えるルイゾンと愛欲に溺れた日々を送りながらも、彼女の激しい気分の波にいつも振り回されていた。ルイゾンの病状は深刻なものだったが、オルソは彼女との関係がいつか良い方向に進んでいくものと信じていた。しかし、ある日突然、ルイゾンはオルソの前から姿を消す。その事実を受け止めきれず、オルソの心は壊れていく―。オルソはルイゾンの双子であるマーラに電話をかけ、やがて二人の禁断の関係が始まる。狂おしくオルソを求めるマーラ。オルソはマーラの肉体を弄びながらも、幻影の中のルイゾンと激しく愛を交わす・・・。
若くして小説家デビューするも、その後は鳴かず飛ばず、同棲中だった恋人にも去られ、鬱屈とした日々を送る慎一(山田裕貴)。そんな彼のもとに、友人の元妻、裕子(松本まりか)が、幼い息子アキラを連れて引っ越してくる。慎一が恋人と暮らしていた一軒家を、離婚して行き場を失った2人に提供し、自身は離れのプレハブで寝起きするという、いびつな「半同居」生活が始まるのだが…。
2004年のロシア、エカテリンブルク。インフルエンザが流行している。ペトロフは高熱にうなされ、妄想と現実の間を行ったり来たり。やがてその妄想は、まだ国がソヴィエトだった子供時代の記憶へと回帰し…
廃炉となった原発が爆破処理されたカリフォルニアのある海辺の町で、謎の行方不明事件が続発し、白骨と化した人間たちが発見される。保安官は当初、人喰いザメの出現を疑ったが、被害者たちを襲ったのはサメではなく、なんとカブトガニ。それも放射能の影響で凶暴化し、さらに巨大化したカブトガニの群れだった!やがて一匹の殺人カブトガニがゴジラ級に巨大化し、町は壊滅の危機に陥る…。
美しく神秘的なアナイラと恋に落ちたダルベルトは警察官を辞め、アマゾン川で人や物を運ぶ商業船を購入し、家族で運航業を営むことに。新婚の2人はダルベルトの兄弟2人と実家で暮らし始めるが、生活を立て直す為にダルベルトが1ヵ月間、別の仕事で家を離れることに。しかし、ダルベルトが留守の間、兄弟2人もアナイラに禁断の欲望が芽生えてしまい・・・
年老いたジョイスは突然、唯一の家族だった夫を失う。夫はジョイスが知らないうちに多額の借金を抱えており、銀行口座の預金も使い果たしていた。途方に暮れたジョイスは、B&Bとして自宅の一室を貸すことで収入を得ようと考える。最初の宿泊客の一人であるサラとはすぐに強い絆で結ばれ、母娘のような関係性を築く。サラが去った後、謎めいた青年・ボブがジョイスの部屋に長期滞在することとなる。すっかりボブに心を奪われたジョイスは、彼の世話を焼き続け、やがては恋愛妄想に取り憑かれるようになる。幸せなボブとの日々は、サラが再びジョイスの家を訪れたことで崩壊する。
創作に行き詰まる、芸術家志望の男ヘルマン。彼は実家からも追い出されようとしており、自暴自棄になっている。そんな時、芸術家として成功した叔父のフェリックスより、所有するアパートの一室を貸すという申し出を受ける。入居早々、ヘルマンは部屋の壁に空いた穴の向こう側から語りかける女の声を聞く。女の声はヘルマンに創作のインスピレーションを与え、彼を芸術家としての成功に導く。ヘルマンの人生がうまく転がりだした矢先、壁の穴は徐々に態度を変貌させてゆく。
両親が留守になる週末、高校3年生のトリッシュはバスケットボール部のチームメイトを自宅に招き、男以外は何でもアリのパジャマ女子会を開くことにする。時を同じくして、学校の周辺に怪しい影がチラつく・・・・・・精神病院を脱走した殺人鬼のラス・ソーンであった。血に飢えたラスは肌も露わにはしゃぐ女の子たちの匂いを嗅ぎつけ、トリッシュの家へと向かう。女子会に侵入したい男子高生たち、仲間になりたい転校生のヴァレリーとその妹が入り乱れ、波乱含みの週末が幕を開ける。狂った電動ドリルの餌食になるのは誰だ!?
事故物件を舞台にした恋愛リアリティ・ショーが想像を絶する怒涛の殺戮バトルロワイアルと化す!「事故物件に住み込み、幽霊をカメラに収めるまで帰れない!」という企画の番組制作中に発生したYouTuberとアイドルの卵たちの謎の失踪事件。だが、あの事件は序章にすぎなかった。「事故物件を舞台にした恋愛リアリティ・ショー」という新企画の撮影に集められた男女とそのスタッフ、だが、撮影場所となる新たなる事故物件で彼らを待ち受けていたのは、彼らを生贄にある“儀式”を行おうとする邪悪な集団が仕掛けた地獄の罠だった…。
「登山家マロリーがエベレスト初登頂を成し遂げたかもしれない」といういまだ未解決の謎。その謎が解明されれば歴史が変わることになる。カメラマンの深町誠はネパールで、何年も前に消息を絶った孤高のクライマー・羽生丈二が、マロリーの遺品と思われるカメラを手に去っていく姿を目撃。深町は、羽生を見つけ出しマロリーの謎を突き止めようと、羽生の人生の軌跡を追い始める。やがて二人の運命は交差し、不可能とされる冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑むこととなる。
「オカムロさんって知ってる?」「古代の妖怪だけど検索したら来るんだって」キャンプ場でそんな会話をしていた大学生5人が首を狩られて惨殺された“キャンプ場集団首狩り殺人事件”。唯一生き残ったすずはトラウマに苦しみ、復讐を誓う。やがてオカムロの恐怖は全国に広がり、犠牲者は増えていく。「ノックを無視すれば助かる」「名前を3回唱えると消える」など様々な情報が錯綜し、前代未聞の緊急事態宣言発令にまで発展、日本中がパニックに陥るなか、すずはトラウマを断ち切るべく、オカムロとの対決に挑む…。
スロベニアの首都リュブリャナの大学に通う、23歳の女子大生サーシャ。田舎にある実家で優しい父親と二人暮らしのサーシャだが、心の中では都会のセレブな生活に憧れていた。その夢を叶えるため、彼女は‘SlovenianGirl’というコードネームでコールガールを始める――。毎夜あらゆる男たちと寝ては、金を稼ぐサーシャ――調子に乗った彼女は一等地のマンションの一室を購入する。夢の生活を手に入れたサーシャは、部屋のローンを払うため、夜の仕事をさらに増やしていく。しかし、妻帯者の元恋人に追い回されたり、サーシャを利用して一儲けしようとする男たちに脅されたりとトラブル続きに。サーシャは、本業の学業にも手がつかず、ついにはローンの支払いも滞ってしまう。そしてある夜、客の男が情事の後に心臓発作を起こす――身元がバレるのを恐れ、救急車を呼び、その場から去るサーシャ。そのまま死んでしまった男は、なんと欧州議会の有力者だった。警察は“Slovenian Girl”の行方を捜索、その名は国中に知れ渡ってしまい・・・。
なぜ、私は辛い恋愛ばかり繰り返してしまうんだろう―。うつ病の母親に振り回され家庭の温もりを知らずに育ったキキは、やがて心の隙間を埋めるためセックスとアルコールに溺れるようになる。フラフラの頭で現実から逃れ、心の隙間を埋めるように人肌を求める。男でも女でも関係ない。身体を這う指先が優しければ、それでよかった。愛とは足を開くこと、そう信じていたから。30歳を目前に控え、キキは自身と向き合うため自伝的小説を書き始める。しかし、筆は思うように進まない。不倫相手の姿が頭をよぎる。大学教授のチェッキーとは原稿のアドバイスをもらううちに肉体関係を持つようになった。20歳も年上の既婚者。決して、自分のものにならない男。でも、どうしても諦められない―。報われない恋への執着から、感情を抑えられなくなったキキはチェッキーの自宅を訪れ、大胆にも彼を誘惑する。しかし、肉欲のまま自分を突き上げている彼に離婚を迫った途端、チェッキーは真顔になり、キキを部屋から追い出すのだった。待ち合わせをすっぽかされ、落ち込むキキ。そんな彼女の目の前に、パティシエのミカエルが現れる。ミカエルは、安定した信頼関係を求めながら他人と繋がりを持つことを怖れるキキの複雑な心を理解し、彼女を深い愛情で包み込んだ。チェッキーへの腹いせでミカエルを唆したキキは、今まで味わったことのない絶頂感に戸惑ってしまう。本当の愛に気付きはじめたキキ。キキは、家に来てキキの原稿を出版社に取り付けたと言うチェッキーとの別れを感じていた。
一人息子を亡くしたアニーとポールは、新しい生活を始めるため田舎町の一軒家に移り住んだ。ある時、アニーが一人で家にいると、地下室から物音が聞こえ、人の気配が。亡くなった息子の霊だと信じたアニーは、友人の霊媒師メイと夫のジェイコブを自宅に招き、降霊を依頼。メイは危険だと判断して断るが、ジェイコブはメイがいない間に一人で降霊を始めてしまう。そして降霊はすぐに成功。しかし、ジェイコブに乗り移ったのはアニーの息子ではない邪悪な何かだった…。その時、なぜか大勢の町の住人も、アニーたちを殺そうと家に押しかけてくる。状況を理解できぬまま、豹変したジェイコブと町の人々から逃げ回るアニーとポール。すると突然、怯える2人の目の前で、男の一人が家の壁に吸い込まれてしまう!「グゴッ!グゲゲゲェェ!!」すると堰を切ったように、家中のいたるところから、次々と悲鳴と謎の轟音が鳴り響きはじめるのだった…。
脚本家のシドニーと映画監督のダレルは、低予算の独立系映画製作の現場で出会う。様々なプレッシャーの中で製作を余儀なくされた2人は親しくなり、お互いを尊敬し合うようになるが、映画製作が終わると離れ離れに。2年の歳月を経て、映画の公開を目前に控えたある日、2人は再び出会う。その夜、関係を持った2人は翌朝、ベッドの上でお互いに裸で向き合うが・・・
なぜここに人喰いワニが…そんなことより逃げろ!新婦のリサと新郎のチャーリーは、結婚式を挙げるため人里離れた田舎町の屋敷を借り、前日から親族や友人たちと過ごしていた。よく晴れた当日、ガーデンウェディングの真っ只中に突如として現れたのは、なんと巨大な人喰いワニ。参列者たちが次々と襲われるなか、新郎新婦と数名はなんとかしてワニを振り切り、屋敷に籠城することに成功。ただし、電話もインターネットもつながらず、ワニに対抗できるような武器もない。さらにここに来て新郎の浮気が発覚し、仲間内に大きな亀裂が。この状況で本当にワニの恐怖から逃れられるのか…。冒頭からラストまで、人喰いワニの恐怖をとことん味わい尽くせる、新時代のモンスターパニックムービー!
国共内戦後に帰郷した人民志願軍・第9兵団第7中隊長の伍千里(ウー・ジン)は、兄の百里が戦死したことを両親に報告する。間もなく中国が朝鮮戦争に参戦し、千里の休暇は取り消され、再び従軍することに。弟の万里(イー・ヤンチェンシー)も一緒に行きたいと願うが、千里はそれを許さなかった。おりしも1950年9月、朝鮮戦争に介入した米軍を中心とする国連軍が仁川に上陸。第7中隊に戻った千里は、そこで自分を追って入隊した万里の姿を見つけ愕然とするが、その揺るがぬ意志を目の当たりにし、彼に銃を渡す。前線へ無線機を届けるよう命じられた第7中隊は、米軍の容赦ない爆撃にさらされながら過酷な行軍を続けるが……。
フリーランスの編集者ジェイコブは、友人で浮気性のスティーブとその彼女ローラと飲み歩く日々。ある時、ローラからサラという女性を紹介されたジェイコブは、仕事の話も忘れサラを口説き始める。後日、下心を悟られぬようサラの家に出向いたジェイコブだったが、ルームメイトで妖艶な女性カミールに魅了され、つき合うことになったサラの隙をつき彼女も口説いてしまう。翌日カミールと密会し、サラに背徳感を覚えながらもお互いの肉体を貪るようにセックスを楽しんでいた。その数日後、スティーブとの破局をローラから知らされたジェイコブとサラ。あまりにも破れかぶれなローラを慰めようと、夜通し飲み明かした末、3人でのセックスを楽しんでしまう。
中年の刑事・深間(川瀬陽太)には、いったん激怒すると見境なく暴力を振るってしまうという悪癖があった。かつてはその暴力を活かして街から暴力団を一掃した功労者と讃えられたこともあったが、度重なる不祥事に加え、大立ち回りで死者まで出してしまった責任を問われ、海外の治療施設へと送られることになる。数年後、治療半ばにして日本に呼び戻された深間は、見知った街の雰囲気が一変してしまったことに気づく。行きつけだった猥雑な店はなくなり、親しくしていた飲み仲間や、面倒をみていた不良たちの姿もない。一方、町内会のメンバーで結成された自警団は「安心・安全」のスローガンを掲げて高圧的な「パトロール」を繰り返している。一体、この街に何が起きているのか? 深間の中に、久しく忘れていた怒りの炎がゆらめき始める……。
満ちる(加藤あやの)は若い頃、家出同然に村を出て東京で今で言うグラビア・アイドルを目指していたが鳴かず飛ばずで村に戻る。暫くして両親は他界。そんな孤独な時に優しく接してくれた夫と幸せな結婚生活を送るが、5年前に夫に先立たれていた。今は一人で農作業に精を出す。繁忙期の前に人手不足を村の豪農・近藤に相談すると体の関係を持てば全て面倒をみると迫られた・・・。
お屋敷の未亡人綾子と義父の介護のためやってきた介護士の小山。綾子の妖艶な美しさに惹かれ恋心を抱く小山だが、一方の綾子は亡き夫のことが忘れられず・・・そんなとき小山は亡き夫の秘密を知ってしまい、ある計画を企てるのだった。エロドラマ界の巨匠、ながえ隆美監督のオリジナル脚本による本格ドラマ。未亡人綾子役には数々の熟女女優賞を獲得してきた加藤あやの。介護士小山役には、エロメンとして一世を風靡した向理来。
夜間外出禁止令の発令中、パトロールをしていた警察官アリアガダは、不気味な古い屋敷で音がするという緊急通報を受ける。車を走らせ調査のために中に入ると、そこには血まみれの女、光る目と黒く長い爪を持つ影のような人物など、想像もしない恐ろしい者たちが彼を待ち受けていた。脱出方法を探す彼は、自分を地獄に引きずり込もうとする邪悪な力との戦いに挑む中で、自身の闇とも対峙する。
女子高へ転校したユジンはクラスメイトからいじめにあっていた。ある日ユジンは、友人と深夜の教室で、“コックリさん”で自分をいじめたクラスメイトに呪いをかける。いたずらのつもりだったものの、翌朝呪いをかけられた一人が変死体で発見され、その後も次々とクラスメイトが悲惨な死を遂げる。“コックリさん”によって呼び起された怨霊はやがて、村全体へ広がっていきユジンは事の重大さに恐怖するが――。
愛を知った殺し屋は一人、暗殺集団の待つ古城へと向かう!肉体に不調を覚え不安を抱える凄腕の殺し屋・フランク。自らが所属する組織の主からある女性の誘拐を頼まれる。女性の名はマレーネ。任務の為に彼女に近づくも彼女の純真さに触れ、恋に落ちてしまうフランク。だが、フランクより先に組織が動き、彼女を連れ去ってしまう。フランクに迫られた選択は二つ。彼女を見殺しにして組織に戻るか、それとも彼女を奪還する為に組織を敵に回し一人立ち向かうのか!?フランクの決断は?そして、二人の運命は――!
大手おもちゃ会社に勤務するボヒは、娘はシッターに任せきり、夫とはセックスレスの関係が続いていた。ついに夫が家出をすると、仕事で重大なミスをして解雇されてしまう。そんな時セックスショップのオーナー、ナニと出会い、“おとなのおもちゃ”でオルガズムを初体験すると、持ち前のマーケティング能力を発揮して、ナニとセックスショップを立て直し大繁盛させる。一方、家に戻った夫には新しい仕事のことを話せずにいた…。
子どもの頃、何者かに両親を惨殺された過去を持つアドリアナ。彼女はバレエ学校で、「くるみ割り人形」の主役に抜擢された頃から、暗い人影が自身の大事な人たちを殺していく悪夢に苛まれ、カッシネリ医師のセラピーを受けていた。しかし、彼女の症状は悪化し、日中でも幻覚を見るようになる。その頃、バレエ学校のクラスメイトのジジがナイトクラブから帰宅後、自宅で目をえぐられ、首を切り裂かれる殺人事件が発生。生徒の殺害はその後も続き、バレエ学校は閉校に追い込まれてしまう。一方、バージニア州リッチモンドの精神科病棟跡地の取材に訪れた記者の男は、見知らぬ美女の幻影を見るようになっていた。
人気キャンピングユーチューバーのスヨンは人里離れた山の中で過ごす“ソロキャンプ”をリアルタイムで公開している。ある日、スヨンが見知らぬ輩たちから襲撃される…。しかし、やつらは知らなかった。すべては彼女が準備したことを。そして、最後のやつの息が途切れるまで終わらないということを…。
ボルティモアの専門学校でダンスを学ぶセシリア。夢を追いかけ、友人も思い出も全て置いて故郷のニューヨークを飛び出してきた。しばらくして、目立った実績も残せず落ち込んだセシリアは帰郷を決意する。久しぶりに再会した友人たちは自分の生きる道を見つけ、新しいコミュニティを築いていて眩しい。惨めな自分の存在に嫌気がさしたセシリアは、DJとして活躍する人気者のトムとすがる様に肉体関係を結ぶのだが…。
謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問で溢れかえってしまう。そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果たそうとする男女の姿があった。感染者の殺意から辛うじて逃れ、数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティン。彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、独りで狂気の街を彷徨い始める。
とある孤島で生活をする二人の男と一人の女。「ニコニコ人生センター」という宗教的な団体に所属している3人は、「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送り、安住の地へ行ける日に思いを馳せていた。3人は本名を捨て、男の1人(磯村勇斗)は「オペレーター」、女(北村優衣)は「副議長」、もう1人の男(宇野祥平)は「議長」と名乗り、互いにそう呼び合っている。笑顔を表す顔文字のようなものがプリントされた揃いのTシャツを着て、毎日決められた「プログラム」に従って、規則正しい生活を送っていた。起床すると地面に腰を下ろし、それぞれの脚を伸ばし三角形を描くように足裏を合わせ瞑想。その後、簡素な朝食を囲み、それぞれ昨晩に見た夢の内容を報告しあう。かと思えば、今度はお互い頭に浮かんだ記号をホワイトボードに書き付け、そのイメージが通じ合っているかを確かめるテレパシーの実験のようなことを始め出す。
サンドリーヌは、恋人フレッドとのセックスに不満を募らせ、自慰行為に快楽を覚え始めていた。人生も仕事も恋愛も、、何もかもが物足りず、悦びを見いだせずにいた彼女は、仕事を辞め、自由に生きることを決断する。そんなある日、カフェで偶然隣合せた精神科医グレッグと関係を持ってしまう。フレッドと別れ、グレッグと関係を続けるうちに、彼女は催眠による“新たな性のめざめ”の存在を知る。その力にすっかり魅了されてしまったサンドリーヌは、次第に常軌を逸した性の快楽に溺れていくのだが―。
売れない中年のフランス人写真家ジャン・オゾン(バレンタイン・バノン)は2度の結婚に失敗した後、活動拠点を東京に移すが、借金とアルコール漬けの自堕落な日々を続けていた。唯一のパトロンにも愛想を尽かされたある日、ジャンは家出少女のフレア(福田麻由子)と出会い、被写体として彼女に興味を抱く。虐待を繰り返す親のいる家には居場所もなく、ジャンの写真に感銘を受けたフレアは、彼のアトリエに迎え入れてもらうかわりに、無償でアシスタントとして働くことに。やがて借金を抱えたジャンのためにお金を作ろうと、隠れて援助交際を始める。そんな中、ジャンは、アトリエにやってくるモデルたちと関係を持ち続けていた。フレアはモデルたちに競争心を抱き始め、ジャンに一人の女性として見てもらいたいために急激に内面も外見も変化させていくが……。
刑務所を定年退職したローマンは、逮捕歴のある元同僚ボリアと繋がりのあるアレックら4人の犯罪者を誘い、金持ちの娘ニカの誘拐と身代金を強奪する計画を立てる。準備万端で臨み、成功したかに見えた計画は突然、屋敷のありとあらゆる出入り口が塞がれたことでほころびを見せる。屋敷からの脱出を試みるローマンたちに、9時間後の日没までドアは開かないと告げるニカ。手分けして脱出口を探すローマンらだったが、排水溝には異形の怪物が潜み、冷凍庫には大量の死体が隠されていた。この屋敷は何かがおかしいと気づいた一行は、ニカを問いただそうとするが、彼女は拘束を解き屋敷のどこかへ逃げ出していた。その頃、アレックは隠し部屋で大勢の赤ん坊を発見する。
漫画家・町田亜子(山本奈衣瑠)と週刊誌記者の広重(毎熊克哉)は離婚間近の夫婦。広重は同僚の真実子(手島実優)と浮気中で、亜子は編集者の松山(井之脇海)と体の関係を持ち、夫婦関係は冷え切っていた。2人は飼い猫カンタをどちらが引き取るかで揉めていたが、その矢先、カンタが家からいなくなってしまい……。
古本屋の店主・多田(瀬戸康史)は、昔のバイト仲間、一花(さとうほなみ)のことが忘れられない。その古本屋には、女子高生・岬(河合優実)が通い、多田に一途に求婚してくる。一方、亮介(中島歩)と婚約中の一花。結婚式の準備に追われる彼女は、亮介とウェディングプランナーの美樹(向里祐香)が男女の関係になっていることを知らずにいて……。
南仏の小さな町、ドイツ人の母と椅子に座ったきりの父と共に、エリアーヌという美しい娘が移り住んできた。通称エルと呼ばれるその娘は、いつも露出的な派手なドレスを着て目立つ行動をとっていた。そんな彼女に目をうばわれたのが修理工の工事をしながら消防夫もしているフロルモンだ。彼はみんなからパンポンと呼ばれ、二人の弟がいた。エルと初めてダンスを踊った日以来、パンポンはすっかり彼女に夢中になってしまうのだが…
カンサス州の小さな町の女高校教師イヴリン・ワイコフは、才色兼備のキャリア・ウーマン。しかし、幼少時に両親の不和を目撃したことが原因なのか35歳にして未だ処女であった。ある日の放課後、教室に居残っているワイコフはアルバイトの黒人青にレイプされる。陵辱を受けた彼女は、初めて知った性の歓びに自ら溺れていくのだった…
第1幕【禁断の収穫】(水戸かな)(【農家に嫁いだ女 禁断の収穫】より)亜衣(水戸かな)は水商売、愛人、不倫など都会の泥沼な生活を断ち切る為に農家の長男、北川達也とお見合い結婚を決めた。亜衣は初めての農家の2世帯生活に戸惑う中、夫や姑(艶堂しほり)は優しく迎え入れてくれた。亜衣は達也の父親、義父の幸一が亡き実父の面影を感じ不思議な感情を抱いていく・・・。第2幕【熟れた果実】(並木塔子)【農家に嫁いだ女 熟れた果実】より)美咲(並木塔子)は夫の拓海と一緒に田舎の村で農作業を共働きをする仲の良い夫婦。ある日作業中にトラクターが故障して、拓海は新品を買うために出稼ぎに出ることになった。美咲はその間女手一人で農作業をこなしていく事に・・・。浪人生の雅貴や、都会から脱サラで農業を始めた賢人など村の男たちは次第に一人暮らしの美咲に関心を寄せていく。第3幕【都会の新妻】(きみと歩実)(【農家に嫁いだ女】より)ユリア(きみと歩実)は婚活パーティーで出会った農家の長男、義春と意気投合し結婚を決意した。東京から農家の嫁として、新しい田舎暮らしは義春の父、幸三との同居3人暮らし。幸三はユリアを温かく迎え入れてくれた。ユリアは義春の強い性欲に悩ませながら農業にも頑張っていた。そんな時、義春は元彼女のマドカに出会い誘惑され・・・。(3話オムニバス総集編)
ポーランドの小さな町で暮らすエミは、売店で地道に働く母を蔑み、自らはより華やかな世界へ羽ばたく事を夢見ていた。ある日、出場したミスコンで失態を演じて落ち込んでいるエミに、ディミトリという男が声をかけてくる。ディミトリを通じ、憧れの美女・マリアンカとその母・ドロタと知り合ったエミは、彼女たちに導かれ“高級売春”の世界へと足を踏み入れる。その5年後。モンテカルロの港を訪れたエミはそこで、ゴージャスな女性たちをクルーザーにエスコートしている謎の男を見かける。男の名はサム。カジノでのカード勝負をきっかけにサムに気に入られたエミは、サムの売春ビジネスのパートナーとなり、クライアントとしてアラブの富豪たちを斡旋される。そこに待っていたのは現実離れした豪華絢爛な世界。エミは天性の才覚を発揮し、成功の階段を駆け上がっていく。しかし、その華やかさの裏に潜む恐るべき闇が、エミを飲み込もうとしていた…。