かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だった「イチ」と「ハチ」。甲子園出場が決まり、明るい未来が待っているはずだった。しかし、部内の不祥事により出場が取り消されてしまい、彼らの転落人生がはじまった――。10年後、薬物にまで手を出し堕落した生活を送っていたふたりは、軽い気持ちで不良グループのリーダーから高級アメ車を借りたばっかりにハプニングが大勃発!町のヤクザに因縁をつけられ、アメ車をカツアゲされてしまう。右往左往しているふたりは、偶然にも野球部の元マネージャー早紀と再会。早紀は、あろうことかヤクザの車を盗んでいた。ふたりが三人になり、ヤクザに追われ、不良グループからはアメ車の催促、さらには警察からも目を付けられ、まさに絶体絶命の大ピンチ!思い出すのは10年前、甲子園が決まったあの日のマウンド。二死満塁。ゲームセットにはまだ早い!
普段は鶏卵販売をしながらも、犯罪組織から命令され死体処理などの裏稼業で生計を立てる、口のきけない青年テイン(ユ・アイン)と相棒のチャンボク(ユ・ジェミョン)。ある日、犯罪組織のヨンソクからの無茶な命令で、身代金目的で誘拐された11歳の少女チョヒ(ムン・スンア)を1日だけ預かることになる。ところが、依頼をしたヨンソクが組織に始末され、ふたりは予期せず誘拐事件に巻き込まれていくことに…
悲しき過去を背負った男は、組織や法を越え巨悪に挑む――。両親と恋人を殺された過去を持ち、強盗殺人の罪をなすりつけられ起訴されたイゴールは護送途中に仲間の手助けにより逃亡。その足でイゴールが向かったのは街を仕切る麻薬ディーラーでもあるヴラドの元。ヴラドの仕事を手伝い犯罪に手を染めながら高級車を乗り回し、派手な逃亡生活を送っているかのように見えたイゴールだが、実はクリスタルと呼ばれる新種のドラッグの出所を突き詰めるために潜入捜査をしていた特別捜査官であった。警察、連邦保安庁、巨大な犯罪グループ、そして、イゴールの仲間達と様々な思惑が交錯しながら、クリスタルの利権争奪戦が動き出す。そして、最後に勝つのは――!?
デトロイト市では、日ごと若い女性が誘拐され死亡する事件が発生。治安の悪化に頭を悩ませるアルダマン市長だったが、実は誘拐事件の黒幕であるロシアマフィアのボス・ミハイルと繋がっていた。暴走するミハイルたちに業を煮やした市長は、遂にロシアマフィアと手を切り、新たに南米マフィアと手を組むことを決める。一方、誘拐事件の裏に麻薬の密売が絡んでいることを突き止めた刑事のサンドラが動き出した頃、ミハイルは市長への脅しとして、彼の一人娘マリーの誘拐を目論む。そんな矢先、偶然にも根城にしているクラブに、マリーが友人と現れる。その後、客同士のトラブルに便乗し、マリーを誘拐するのだが…。
ドキュメンタリーディレクターの由宇子は、3年前にとある地方で起きた「女子高生いじめ自殺事件」を追っていた。由宇子がその事件を追うのには理由があった。当時、女子高生の自殺をきっかけに、報道合戦はエスカレート。学校はいじめを隠蔽するために、女子高生が講師と交際関係にあることをでっちあげ、女子高生を学校から退学させようとしたのではないか―?いじめられていたとされる女子高生は、素行が悪く講師に色目を使っていたのではないか―?真偽のわからない様々な情報がメディア上に飛び交い、交際を噂された講師にまでバッシングは及び、その講師も自殺してしまうという特異な事件だったからだ。由宇子は、テレビ局の保守的な方針と対立を繰返しながらも、遺族への取材を粘り強く続け、事件の真相に迫りつつあった。そんな時、由宇子は学習塾を経営する父から思いもよらぬ“衝撃の事実”を聞かされる。その事実が世間に明るみになれば、父や自分、そして周りの人たちが社会から徹底的に叩かれ、抹殺されてしまうかもしれない…。大切なものを守りたい、しかしそれは同時に自分の「正義」を揺るがすことになる―。果たして“正しさ”とは何なのか―?常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、究極の選択を迫られる…。ドキュメンタリーディレクターとしての自分と、一人の人間としての自分。その狭間で激しく揺れ動き、迷い苦しみながらもドキュメンタリーを世に送り出すべく突き進む由宇子。彼女を最後に待ち受けていたものとは―!?
凄腕の犯罪プロフェッショナル集団「ミスフィッツ」。極悪人を騙して大金を盗み、恵まれない人々に与えることをモットーとする彼らは、多くが謎に包まれた現代の義賊的存在だ。そんな彼らの次のターゲットは、凶悪テロリストの資金源となっている大量の金塊だった。金塊が隠されているのは、ドバイの砂漠に隠された最強セキュリティの私営刑務所。今回の任務が一筋縄でいかないことを悟った彼らは、一匹狼で伝説的な盗みのスペシャリスト、リチャード・ペイス(ピアース・ブロスナン)を半ば強引に勧誘い、ドリームチームを結成する。テロリストに資金が渡るまでのタイムリミットは残り僅か…果たして彼らは無事に金塊を盗み出すことができるのか?
近未来。他人の記憶を手に入れるテクノロジー、《メムス》は麻薬的な快楽により、新たな娯楽として爆発的に普及。記憶の違法売買摘発のため、創設された組織が《シナプス》。フランクはそのエージェントだったが、潜入捜査中のトラブルにより記憶が混乱していた。自分が何者なのか、分からなくなってしまったのだ。彼を追跡してくる、仲間だったエージェントたち。フランクの記憶の底に眠る、《シナプス》の秘密、そして記憶移植システムを破壊する謎の“コード”。激烈な戦いの果て、明かされる驚愕の真実とは?
生まれながらの天才盗掘師のカン・ドングは、金銅仏像を盗んだことをきっかけに古美術家エリートキュレーターのユン室長に目をつけられる。彼女のボスであるスカイホテルのチン会長の命令を受け、自称”韓国のインディアナ・ジョーンズ”こと古墳壁画盗掘専門家ジョーンズ博士とタッグを組み、高句麗の古墳壁画を盗むことにも成功。チン会長とユン室長の信頼を買ったカン・ドングは、韓国のど真ん中、宣陵(ソルルン)に眠る《李成桂の刀》を盗む危険な取引を提案するが、そこには思いもかけない陰謀が…!
ジョーイ・ドイル(ダニエル・ゾヴァット)は洞察力に優れて慎重、与えられたミッションを的確にクリアしていく凄腕のヒットマン。彼は殺しのターゲットである市会議員エド・テルジアン(トム・セグラ)の調査を進めるうちに、彼の秘書であるミア(ティルダ・コブハム・ハーヴェイ)という女に惹かれていく。ある日、暗殺を無事に遂行したジョーイだったが、殺しの現場をミアに目撃されてしまう。口封じのため抹殺しようと銃を突きつけるが、決して怯まぬ彼女の姿に動揺するジョーイ。彼は殺害をためらい、彼女を高圧的な母親グロリア(キャシー・モリアーティ)と同居する自宅に連れ入れ、人質として監禁する。しかし、ジョーイのボスであるリー(デビッド・プロヴァル)と息子のジェームズ(バディ・デュレス)は、行方不明となった目撃者のミアを探し始めており、いつしかジョーイはミアを匿う立場に。ボスを裏切り、ミアと共に命を狙われる羽目となったジョーイであったが、事態は予想外の展開を迎える。
南アフリカ、ヨハネスブルグ。世界で一番危険なスラム。アパルトヘイトの爪跡が今も残る街に生きる一人の少年。本名は誰も知らない。ツォツィ=不良(ギャング・犯罪者を表すスラング)と呼ばれるその少年は仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返し、怒りと憎しみだけを胸に日々を生き延びていた。名前を捨て、辛い過去を封印し、未来から目をそらし・・・。しかし、ある出逢いによって、ツォツィの人生は大きく変わり始める。奪った車の中にいた生後数ヶ月の赤ん坊。生まれたばかりの小さな命に、ツォツィの封印していた様々な記憶を呼び覚まされていく。やがてツォツィは「生きること」の意味や命の価値に気づき、希望と償いの道を歩み始める。
リー・ウェイジエ(シャオ・ヤン)は、幼い頃に中国からタイに移り住んできた。今は妻のアユー(タン・ジュオ)、高校生の娘ピンピン(オードリー・ホイ)、幼い娘アンアンの一家4人で幸せな毎日を送っていた。リーは、信心深く穏やかな人柄で、地域の誰からも好かれていた。『ショーシャンクの空に』が大好きなリーは、暇さえあれば事務所で映画ばかり観ている映画マニアでもあった。ある日、サマーキャンプに出掛けた長女のピンピンが、不良高校生スーチャット(ビアン・ティエンヤン)に睡眠薬を飲まされて暴行され、その様子をスマホで撮られてしまう。ネットに動画を上げると脅されたピンピンは自宅にやって来たスーチャットからスマホを奪おうと揉み合いになり、ピンピンは誤って彼を殺してしまう。スーチャットは、警察局長ラーウェン(ジョアン・チェン)の一人息子だった。出張から帰り、妻からすべてを聞かされたリーは、愛する娘と家族を守るため、完璧なアリバイ作りに着手する。常々「映画を1000本も見れば、世界に分からないことなどない」と考えていたリーは、それまで観てきた膨大な犯罪映画のトリックを応用し、捜査の先の先まで読み尽くした完全犯罪を計画する。警察の事情聴取に備え、妻子に想定尋問を繰り返すリーと家族との「共謀」の先にはしかし、予想もつかない結末が待っていた―。
起業家として成功しているのライアンは疎遠になっていた兄弟タイソンと父親の葬式のため、故郷でしぶしぶ再会することになった。ライアンは暴力的な地元の凶悪犯のギャングの手による恐喝詐欺の標的になり、タイソンを人質にとられ$100,000を要求される。ナイトクラブで再会した元カノのイジーと共に、身代金のための金をナイトクラブから盗むことに…。しかし、やっとの思いで調達した金が隠し場所から消えると共に、彼の家族に起こった過去の悲惨な事件の犯人が明らかになる…
2015年、ハロウィンの夜。不気味な仮面をつけた男が、突然、パーティ会場にいた人々をナイフでメッタ刺しにして絶命させた。犯人は警察に撃たれ瀕死の重傷を負うも川に飛び込み消息を絶った。犯人は死んだ・・と思われたが、毎年、ハロウィンの夜に現れ、無差別大量殺人を繰り返した。奴は不死身のブギーマン(怪物)か!?・・・そう考える人も現れる中、捜査に乗り出したFBI捜査官も惨殺される。そして、2019年、ハロウィンの夜、警戒態勢をとる捜査陣を嘲笑うように殺人鬼は出現、人々を血祭りにあげていく!
1974年ハリウッド。B級映画プロデューサーのマックスが手掛けた映画『尼さんは殺し屋』は、宗教団体のデモにより大コケし、彼の会社・ミラクル映画社は存亡の危機を迎えていた。そしてそんなマックスにさらなる悲劇が待ち受ける。ギャングのボス・レジーが、借金35万ドルの返済で彼を脅しにきたのだ。映画はコケ、返す金のないマックスは、かつての弟子で今は売れっ子プロデューサーとなったムーアに金を無心するも思うようにならない。だがその最中、映画撮影中で死亡事故が起こればプロデューサーに保険金が入る事を知ったマックスは、最低の脚本を引っ張り出し、老人ホームから往年の映画スター・デュークを担ぎ出す。そう、マックスの目的は、撮影中にデュークに死んでもらい、保険金を得る事。彼の作戦と映画の結末は果たして?
酒、女、金!?イスタンブールのスラム街を逞しく生きるネコの破天荒ストーリー!!イスタンブールのスラム街を縄張りとする無類の女好きのネコ・シェロ。そして、いつもつるんでいるカモメのリフキ、ネズミのリザ、同じネコのブラッキー。お腹が減れば酒や食料を盗み、女が欲しければナンパするギャングのような日々を送っていた。ある日、相棒のブラッキーと近隣のメスネコをナンパしに行くが、不慮の事故でそのメスネコを死なせてしまい、激怒したそのメスネコの飼い主のアニメーターと乱闘になり、その飼い主もシェロの手にかかり絶命するが、巻き込まれたブラッキーも銃で打たれ死んでしまう。戻った矢先、自分の息子を名乗るターコという子ネコが現れたり、飼い主から家を追いだされたりと散々な結果に。だが、シェロの不幸はまだまだ続く。死んだ筈のアニメーターがゾンビのように蘇りシェロの命を狙いつけ回し、極上のメスネコ、ミスキャットを手に入れる為に仲間たちと銀行強盗を企てるが・・・。酒、女、金を手に入れるためシェロの暴走は止まらない。果たして、平穏な日々は戻ってくるのか!?
フィリピンを人生初の海外旅行で訪れた田舎警察の刑事ビョンス(クァク・ドウォン)。楽しい日々も束の間、ビョンスは地元の犯罪組織が起こした事件に巻き込まれ、殺人事件の容疑者になってしまう。濡れ衣を晴らすため、ビョンスはフィリピンで観光ガイドになっていた故郷の後輩マンチョル(キム・デミョン)とともに真相を追う。ところが、真実を求めて激しく燃える刑事としての本能とは裏腹に、平和ボケしたビョンスの体力と語学力は全くついてこない。そこに、フィリピンでまさかの再会を果たしたかつての親友ヨンベ(キム・サンホ)が参入し、捜査は予期せぬ方向へ…。果たしてビョンスは濡れ衣を晴らし、再び故郷の地を踏むことができるのか!?コリアン・ポリスの意地と威信を賭けた国際捜査が幕を開ける!
久しぶりの友人との再会に喜ぶフェデリコ、ロベルト、ジュリオ、ミケーレ。彼らは7年前に事故死した友人アレッサンドロの母が開いた展覧会に招待されていた。しかし、翌日彼らが目を覚ましたのは雪に覆われたロッジ。水も食料も、防寒着すらなく外に出ることができなかった。さらに室内の壁には「真実を」と書かれた文字とアレッサンドロがいつもつけていたペンダント、そして彼ら宛てのメモが置いてあった。「アレッサンドロは殺された。死にたくなければ真実を話せ。明日までに白状しないと、全員を殺す。」謎のメモと突然の出来事に困惑する4人。ただ時間が過ぎていく中、椅子に隠されていた拳銃を発見すると、互いの疑いと不満、そして緊張はピークを迎える。誰が彼らを閉じ込めたのか、誰がアレッサンドロを殺したのか。そして、彼らは無事生きて帰ることはできるのか…?!
失踪した恋人が残した多額の借金を抱えて金融業者からの取り立てに追われるテヨン、暗い過去を精算して新たな人生を歩もうとするヨンヒ、事業に失敗してアルバイトで必死に生計を立てているジュンマン、借金のために家庭が崩壊したミラン。ある日、ジュンマンが勤め先のロッカーの中に忘れ物のバッグを発見する。その中には10億ウォンもの大金が入っていた。地獄から抜け出すために藁にもすがりたい、欲望に駆られた獣たちの運命は――。
ライアンは殉職した父の遺志を継ぎ警官となったが、臆病な性格が災いし仕事ではいつもドジばかり踏んでいる。その日も取り逃がした犯人を追っている途中にゴミ箱に突っ込み、おまけにネズミに噛まれてしまう。噛まれた跡を医者に看てもらうと、ネズミから感染する珍病にかかっており、なんと余命が残り30日だと告げられる。今まで真面目に生きて来たライアンは残り少ない人生を楽しむため、麻薬組織のボスであるテディから金をだまし取りラスベガスで豪遊する。しかし、父を死に追いやったのがテディだとわかり、ライアンは職場に復帰。テディへの復讐を誓い、文字通り命知らずのハチャメチャ捜査で麻薬組織を追い詰めるが―。
15人もの人間を殺害し投獄されたノリスのもとを脳科学者のJ・ケンティルが彼の過去の話を聞くために訪ねてくる。「あなたの脳を調べさせて欲しいの」ノリスは店で出会った男性を次々と家に招き入れ、ある行為に及んでいた…彼女は彼の脳を研究し、過去の殺害を振り返りながら彼の暴力的な衝動の背後に潜む恐怖に迫る。
クリスマスの夜。マイケルは今年も、家族でのディナーに隣に住む夫婦ジャックとルーシーを招待した。和やかに食事が始まるが、二人は料理に手を付けようとしない。そして突然、食卓は血の海と化す!ルーシーがマイケルの妻を金づちで殴り始めたのだ。ジャックは悲鳴を上げる家族に銃を向け、それぞれを別々の部屋に閉じ込めてしまう。彼らの目的は何なのか?そして、夜空にうごめく怪しい光の正体は?
その街で、ある日10歳と9歳の少年が失踪する。現場には、以前世間を騒がせた<連続少年誘拐殺人事件>の時と同じ緑色のナイフが残されていた。しかし、既に当時の犯人は逮捕されており、捜査は難航する。一方、事件を担当するハーパー刑事の自宅でも、次々に不可解な出来事が起こり始める。ひとりでに閉まる扉。誰も触っていないはずのテレビは、突然事件のニュースを流し始める。この街に、この家に一体何が潜んでいるのか。
ある夜、雪の夜道でジュヨン(オ・サナ)が忽然と姿を消した。バラバラ死体となって発見され、ジュヨンの婚約者の国家情報院捜査官であるスヒョン(イ・ビョンホン)は、自力で犯人を追い詰める決心をする。スヒョンはチャンが入手した捜査資料をもとに、ギョンチョル(チェ・ミンシク)という中年男が犯人だと特定。ギョンチョルとは血も涙もない凶行を繰り返す“悪魔”そのものだった。スヒョンはギョンチョルを見つけ出すがとどめを刺さず追跡用GPSカプセルを飲み込ませるだけだった。ギョンチョルに法の裁きを受けさせるのではなく、“完全なる復讐”を遂行することだった。報復に執着するスヒョン。善と悪の概念を超えた死闘の果てに、待ち受ける衝撃の結末とは―!?
ベルギーとの国境にほど近い、フランス北部の街ルーベ。多様な民族が暮らすようになり、強盗・麻薬密売など凶悪犯罪が多発。75%が問題区域に指定され、45%が貧困にあえぐフランスで最も貧しい街。署長のダウードが率いるルーベ警察は、クリスマスの夜に起きた放火事件を捜査していた。しかし、事件の目撃者であるシングルマザーのクロードの証言が曖昧で、犯人捜しは難航していた。そんな中、クロードの通報により老女性の遺体が発見される。ダウードは、2つの事件に関わるクロードと、彼女と同棲中のマリーを署に連行するが―。
原因不明の交通事故で謎の死をとげた議員の伯父、フェリクスの葬儀に出席するため、アルゼンチンから故郷スペインに帰ってきたジョルディ。そこには、幼少の頃一緒に時を過ごした伯父の息子、ディエゴの姿があった。久しぶりの再会を喜ぶ二人。だが、ディエゴのある一言で状況が一変。それは、20年前、ジョルディの父親パウの失踪事件とともに行方不明になっていた女、ベラが葬儀に参列していたというのだ…。
無類の好色家として名高いフランス人政治家デヴェローは、ニューヨークの高級ホテルでコールガールたちと乱交パーティーに興じた翌日、「部屋の掃除中に、性行為を強要された」と主張する客室係から訴訟を起こされた。警察は出国しようとしていた空港でデヴェローを逮捕、手錠姿で連行される権力者の不祥事をマスコミは大々的に報道。彼だけは「誰かに仕組まれたワナだ!」と反論するのだが…。
中学一年生の市川絆星は、同級生の倉持樹をいじめの末に殺してしまう。警察に犯行を自供する絆星だったが、無罪を信じる母親の説得により否認に転じる。少年審判は無罪に相当する「不処分」を決定し、絆星は自由を得るが、世間から激しいバッシングが巻き起こる。果たして、罪を犯したにも関わらず許されてしまった子どもはその罪をどう受け止め、生きていくのか。大人は罪を許された子どもと、どう向き合うのか。
1980年代初頭、シチリアではマフィアの全面戦争が激化していた。パレルモ派の大物トンマーゾ・ブシェッタは抗争の仲裁に失敗しブラジルに逃れるが、残された家族や仲間達はコルレオーネ派の報復によって抹殺されていった。ブラジルで逮捕されイタリアに引き渡されたブシェッタは、マフィア撲滅に執念を燃やすファルコーネ判事から捜査への協力を求められ組織の罪を告白する決意をするが、それは“血の掟”に背く行為だった…。
ある夜、ヨンフンの妻のユジュンが何者かに殺害される。やがて容疑者として逮捕されたのは彼の親友ジュンソンだった。事件から半年が経ち、廃人同然の生活をおくるヨンフンのもとをジュンソンの妻が訪ねてくる。「夫の無実を証明したい。彼がそんなことをする人間じゃないことはあなたが一番良く知っているはずだ。」そう言ってすがる彼女を疎ましく思いながらも、ヨンフンはわずかに心を動かされるが…。
福祉事務所に親権を奪われてしまったシングルマザーのラケル。一人娘を取り戻すための唯一の方法は3万5000ユーロの賄賂を翌日までに届け、措置を無効にすることであった。銀行を訪れ支店長を騙し、何とか融資を取り付けたかと思えたその時、刑務所から出所したばかりの強盗犯・ローラとジョナンが銀行を襲撃。ラケル達は人質に取られ、銀行は閉鎖、周辺一帯はカルロス警部補率いる警察と特殊部隊に包囲されてしまう…。
新米弁護士ライネンは、ある殺人事件の国選弁護人に任命される。だが被害者は少年時代からの恩人だった。動機について一切口を閉ざす被告人だったが、事件を調べるうちに戦後の歴史、ドイツ史上最大の司法スキャンダルへと発展ーー。国民誰もが知りたくなかった真実に向き合うことになる。
「7人だ。俺が殺したのは全部で7人。」キム・ヒョンミン刑事(キム・ユンソク)は、恋人を殺害し逮捕されたカン・テオ(チュ・ジフン)から突然の告白を受ける。彼は、何故自らそのような告白を始めたのか?警察内部でもテオの自白をまともに相手をする者がいない中、ヒョンミンは直感的にテオの言葉が真実であると確信。上層部の反対を押し切り捜査を進めてゆく。そしてついに、テオの証言どおり死体が発見されるのだが…。
革新的な飛躍を遂げるIT企業のチューリー社に、サーバー室の制御を目的とした自動ネットワーク・アシスタントのMANAマナが搬入された。同時刻、チューリー社を狙うテロ集団のレックスたちは、エントランスのセキュリティを突破しサーバー室への侵入に成功する。偶然そこに居合わせた社員を人質に取り、目的を達成しようと昂揚するレックス。しかしその時、チューリー社のすべての電源が落ちたのと同時に施錠システムが作動し、すべての扉がロックされてしまう。その影響でサーバー室に閉じ込められたレックスの仲間が有毒ガスの噴出により死亡。思わぬ事態にレックスたちは人質の社員と手を組み、この場からの脱出を試みるも、すべてを仕組んだマナの暴走は悪化の一途を辿り、最悪の現実が突きつけられようとしていた…。
硲(はざま)冬樹(加藤雅也)は、横浜でいくつかの酒場を経営する画家。毎晩のように自転車で店を巡回し、したたかに飲む。一方、画家としての才能は内外に名を知られる存在でもあった。そんな冬樹の平凡な日常が狂い始める。ある日、冬樹を兄貴と慕う岩井信治(カトウシンスケ)が傷を負って冬樹のもとに転がり込んできた。信治は、冬樹の店を辞めた後NPOの慈善団体、“碧(みどり)の会”の一員となって、横浜の街の闇に飲み込まれた女の子たちを救い出す活動をしていた。一人の未成年の女子を救うために窮地に追い込まれていた信治に冬樹は手を貸してしまう。そんな冬樹を守ろうとする店のバーテンダー辻村(松本利夫)。男たちの抗争に巻き込まれようとする中、冬樹は純愛を貫く人妻・永井響子(中村ゆり)の余命を知らされ、響子への愛を絵に描き写したいという思いが込み上げる。仲間を守るため、愛を貫くため、冬樹が下した決断とは――。冬樹の周辺の人間模様が複雑に交差するなか、果たして冬樹の人生はどんな終着点を迎えるのか・・・。
1986年、ソウル近郊の農村で若い女性の裸死体が発見された。その後も同じ手口の連続殺人事件が相次いで発生。現地には特別捜査本部が設置され、地元の刑事パク・トゥマン(ソン・ガンホ)とソウル市警から派遣されたソ・テユン(キム・サンギョン)は、この難事件に挑む。性格も捜査方法も異なる二人は対立を続け何度も失敗を重ねながら、ついに有力な容疑者を捕らえるのだが・・・。
バカンス中に使用人に家を占拠されたポールとクロエ。立ち退きは簡単に思われたが、覚書に返却規定がなかったため、法の壁が立ちはだかる。怒り狂うポールの前にクロエの昔の友人、ミッキーが現われる。ミッキーは仲間たちとともに、ポールをドラッグやセックスの蔓延するアンダーグラウンドの世界へ引きずりこんでゆく。そして、惨劇の夜。ミッキーたちは占拠された家を襲撃し、ポールとクロエ、使用人夫婦を半殺しにして、屋内を荒らしまくる。
札付きのワル、チェ・ジフンは、通っていた高校を退学になり、韓国最悪の高校であるテフン学園に転入させられる。ジフンの目標はただ一つ、学園のトップを取ること―。意気込んでクラスに乗り込むも軽くあしらわれ、いささか空回り気味。そんな中、チャイムが鳴ると一斉に生徒が立ち上がりどこかへ向かう。彼らを追って地下に到着すると、そこはファイトクラブだった。勝った者は誰でもその年のトップに君臨できる、情け容赦ない無法地帯―。元柔道選手の大男、亡き家族に全バトルを捧げる風変りな“狂犬”らと熱い死闘を繰り広げ、貴公子然とした風貌ながら優勝候補のチャンシクとの戦いに思いを馳せ鍛錬を続けるジフン。しかしそんな彼の前に、ある事情から姿を消していた最強無敵の総番長、デホが現れる…。
小さな田舎街に住む処女のエラは、心理学の授業で出された型破りな課題“性的な規範を破った社会の反応”に対し、色気が足りない自分に劣等感を抱きながらも、その答えを導こうともがいていた。そんなエラに蘇る記憶、心の奥底に潜む血への執着。血を見て匂いを嗅ぎ触りたい。この衝動を解き放てる時がきたと悟ったエラは、ストリップクラブへ向かい、手始めにオーナーのサルの首をかっ切ることで、言いようのないエクスタシーを感じてしまう。歯止めが利かず血に飢えたエラは、次なるターゲットとして隣人のジェラルドに近づくのだが…。
音楽業界で長年コンビを組んできたドミニクとエディ。ある週末、エディの提案でヘリに乗り、ドミニクの彼女ローラも連れて3人で山奥へキャンプに向かうことに。都会の喧噪から離れ、今後の活動についてゆっくり話し合おうと思っていたエディ。ところがその山には極秘のドラッグ精製所があった!精製所を見つけたローラは射殺され、ドミニクも組織の男に捕まってしまい…。果たして2人はこの山から脱出することができるのか?!
空手道場の師範・高梨淳は、妻でジャーナリストの亜紀と、養子である里菜と共に、地元の祭りに訪れていたが、亜紀は姿消し、そして冷たい姿になって帰ってきた。警察は自殺だと断言。道場を閉めてしまう高梨。義理の親子という溝を埋められず、親子になり切れない二人…そんなある日、里菜が何者かに連れ去らわれてしまう。襲ったのは何者なのか!?さらわれた里菜を助けるために立ち上がる高梨!!超えるべき運命の壁に立ち向かう二人の先には…
舞台は2001年の中国、山西省大同チャオはヤクザ者の恋人ビンと共に、彼女らなりの幸せを夢見ていた。ある日、ビンは路上でチンピラに襲われるが、チャオが発砲し一命をとりとめる。5年後、出所したチャオは三峡ダムによって失われる街・奉節へビンを訪ねるが、彼にはすでに新たな恋人がいた。チャオは世界で最も内地にある大都市・新疆ウイグル自治区のウルムチを目指す。そして2017年がやってくる――。
「投資詐欺の容疑で国際手配され、タイで拘束された渡部聡子容疑者は、日本に強制送還する機内で逮捕され、東京の警察署に身柄を移されました。被害総額は50万円から10億円以上にのぼると言われています」護送車に乗った女は車を取り囲んだ報道陣から声をかけられると、「私も被害者の一人です」と言って艶然と微笑んだ。
オークランドが地元で黒人のコリンは指導監督期間の残り3日間を無事に乗り切らなければならない。コリンと幼馴染の白人マイルズの2人は引越し業者で働いている。ある日、帰宅中のコリンは突然車の前に現れた黒人男性が白人警官に背後から撃たれるのを目撃する。これを切っ掛けに、アイデンティティや、オークランドの急激な変化等の現実を突きつけられ、次第に2人の関係が試されることとなる。コリンは残り3日間耐えれば自由の身として新しい人生をやり直せるのだが、問題児マイルズの予期できぬ行動がそのチャンスを脅かす…。
白頭山の麓で起きた金塊強奪事件――ルール無き国境地帯で執念に導かれた男たちの思惑は交錯する― 中国と北朝鮮の国境近く白頭山の麓にある小さな町で、強盗団による金塊輸送車強奪事件が発生する。豪雪により犯罪の証拠は消えゆく中、刑事のワンは同僚で古くからの友でもあるハンと捜査を進めてゆく。ふたりは互いの親友スンに想いを寄せていたが捜査中に遭遇した強盗団に撃たれハンは命を落してしまう。友の仇を胸にワンは強盗団を追跡するが、スンが強盗団に捕まり人質にされる。雪が激しく降り続く白頭山の山小屋に立てこもる強盗団。極限状態の中でワンと強盗団の生死を賭けた熾烈な戦いがはじまる。
ジョルジュ、44歳。彼は遂に夢にまで見た憧れの鹿革100%のジャケットを手に入れた。そのジャケットは完璧で、それを着た自分はさらに完璧だった。いつしか彼の鹿革への愛はジャケットと会話ができるほど深いものになり、他愛ない話から互いの夢の話まで語り合うようになっていく。「世界で唯一のジャケットになりたい――」鹿革ジャケットの願いを聞いたジョルジュはその願いを叶えるため、映画撮影と称して道行く人たちのジャケットを奪い去っていく。次第にジャケットへの深い愛情は、自分以外がジャケットを着ていることへの憎悪へと変わり、ジョルジュは殺人を犯しながら道行く人のジャケットを奪う“死”のジャケット狩りを始めるのだった…。
家庭では、良き夫、警察署内では情報班の班長であるエスピノは、情報屋イライジャの手引きで、麻薬組織の大物アベルを逮捕すべく、SWATと共に現場に乗り込む。激しい銃撃戦の末、組織は壊滅。しかし、エスピノは別の顔があった。証拠品の覚せい剤入りバッグを横取りすると、それをイライジャに闇ルートで転売させていたのだ。やがて、紛失に気付いた署内では、証拠品捜索が始まり、エスピノは追及から逃れるためにさらなる悪に手を染めてゆくが――
俺は拳銃を拾った――。大学生、西川トオル(村上虹郎)は、雨の夜の河原で、ひとりの男の死体と共に放置されていた拳銃を手にし、それを自宅アパートに持ち帰った。まもなく、その銃は彼にとって、かけがえのない宝物のような存在になった。見つめれば見つめるほどに、触れたならば触れるほどに、愛しさがこみあげてくる。誰かを脅すことも、守ることも、殺すことも、また自ら死ぬことも可能にする銃という<道具=武器>は、大学生活の心的様相もあざやかに変えていく。
太陽系をはるかに超え宇宙を突き進む一隻の宇宙船「7」。その船内でモンテ(ロバート・パティンソン)は生まれたばかりの娘ウィローと暮らしている。宇宙船の9人の乗組員は、全員が死刑や終身刑の判決を受けた重犯罪者たち。モンテたちは刑の免除と引き換えに、美しき科学者・ディブス医師(ジュリエット・ビノシュ)が指揮する“人間の性”にまつわる秘密の実験に参加したのだった。しかし、地球を離れて3年以上が経ち、究極の密室で終わり無き旅を続ける彼らの精神は、もはや限界に達しようとしていた――。
警察学校で射撃の教官を務め、天才的な射撃の腕前を誇る青年が、予期せぬ陰謀に巻き込まれて苦難の道をたどるさまをスリル満点に綴ったフランス製の本格ガンアクション。殉職した父の後を追うようにして自らも警察官となり、亡き父の元同僚クリスチャンの指導の下、射撃の腕前に磨きをかけた青年のヴァンサン。いまや警察学校で射撃の教官を務め、射撃大会でも抜群の成績で優勝する彼のもとには、数々のオファーが舞い込むが、彼は実戦での任務を拒み続けていた。しかし、自分とほぼ互角の射撃の腕前を持つ謎めいた刑事ミロと出会ったヴァンサンは、彼のせいで闇の世界へと引きずり込まれていく。
女性に声をかけては薬で正体不明にさせ、裸の写真を撮って強請りを働く卑劣なスキンヘッドの男。今夜もまたひとりの女を強請りにかかるが、女はヤクザの下で働く商売女だった。怒り狂ったヤクザに1週間以内に200万円払わないと殺すと逆に恐喝されるハメになった男は、新たなカモを見つけようとある女に近づく。女はある前科者の恋人で、足を洗えない恋人と喧嘩していた。あっけなくスキンヘッドの男に落ちた女だったが、それに気づいた前科者がスキンヘッドを追いつめる――。
兄(昌)の影響で興味半分からマリファナを始めた弟(俊)。ある日、俊が大麻所持の現行犯で捕まってしまう。俊は留置場でキンタという男と知り合う。その後、あることがきっかけで覚せい剤に手を出してしまう。覚せい剤の虜となる俊は徐々に壊れてゆく。昌は薬物の世界に引き込 んでしまったことを後悔しながら、何とかしなければと必死に動き苦悩するが、状況はドンドン悪くなっていく。ついに俊は幻覚、妄想の世界でしか生きられなくなり、家族もろとも真っ暗闇 のどん底に突き落とされる。薬物地獄に落ちた家族の行く末にあったものは.......薬物依存症の現実に迫る真実の物語。
クリスマスの早朝に、山奥のコテージで男が刺殺される事件が発生。ゴフスタウン警察の刑事ブラッドリーは現場へ急行した。犠牲者は、海兵隊の相棒を殺した罪でノースサイド刑務所に10年服役し、先週釈放されたばかりだった。しかし無期懲役にもかかわらず、なぜ釈放されたのか?疑問を抱くブラッドリーは調べを進めると、冤罪だったことが判明する。数日後、同じ刑務所から釈放された別の男の遺体が、またしても発見されてしまう。あまりにも酷似した状況に、ブラッドリー刑事は更なる事件の可能性と、一連の黒幕の存在を独自で捜査し始めるのだが…。
東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。あの日までは・・・。年末、若い男達に無理やり輪姦されたのだった。元旦に全身傷だらけで帰宅した葉子を待ち受けていたのは、冷たく突き放す家族と親戚だけだった。ひょんなことからレイプ犯の一人である若者の養父・早田(隆大介)と出会い、援助交際という名の契約を交わす。援助交際でコツコツと大金を稼ぐ葉子。一刻も早くこの地獄から自力で抜け出すために。そしていつか、あの男達に復讐するために・・・。そして高校卒業後、大都会東京へ。すぐさま全身整形し復讐への一歩を踏み出す葉子であった・・・。
売れない俳優の海野龍助(窪塚俊介)は、ミュージシャンの弟・虎太(RUEED)のいる故郷の横須賀へ数年ぶりに帰ってくる。彼らは、亡くなった父親の手紙を彼の友人マックスに渡そうとロサンゼルスからやって来たハーフの女性ナオミ(AISHA)と出会う。所在不明のマックスを捜す手伝いをする龍助と虎太は、その過程で幼いときに死んだと聞かされていたナオミの母親ヨーコの生存にまつわる情報もつかむ。彼らはマックスとヨーコの足取りを追うが、その前にヤクザや元海軍のアメリカ人らが立ちはだかる。
大学教授のジンハンは、その日妻を毒殺した。年上の妻に不満を感じていた彼は、女子学生との不倫に走り相手は妊娠、妻と別れるためには殺す以外なかった。証拠の残らない新薬を使ったことで彼の狙い通り妻は病死と判断され、幸福な未来は手にしたも同然だった。しかし、死体安置所から妻の死体が消えたという不可解な電話で呼び出されたジンハンに、刑事の執拗な尋問が始まる。それはこれから始まる奇妙で恐るべき一夜の幕開けだった。
希代の詐欺師 チャン・ドゥチルが死亡したというニュースが発表された。しかし詐欺師だけを騙す詐欺師ジソンは、チャン・ドゥチルがまだ生きていると確信し、事件の担当検事パク・ヒスに、彼を捕まえようと提案する。パク検事の非公式捜査ルートである詐欺師3人組、コ・ソクトン、チュンジャ、キム課長も合流して、行方をくらましたチャン・ドゥチルの補佐役クァク・スンゴンに接近するため、新しい作戦を立て始める。
仲間とともに犯罪を繰り返す強盗団のドライバー、ジノ。その圧倒的なスピードと怖いもの知らずのドライブテクニックは仲間からも厚い信頼を受けていた。ある日、彼は商売相手を探すため上流階級たちが集まるレース場へと足を運び、女性レーサーのビビと出会う。すぐに恋に落ちた2人は仲間からも祝福され順調だったが、ジノは自分が犯罪者だと知らないビビのため、犯罪から足を洗いたいと思い始めるのだった。しかし、最後のヤマだと決意していた銀行強盗で仲間の一人が爆弾で負傷。一団はアジトから動けず足止めされてしまう。自分を信じて待つビビのために、何としても彼女のもとに帰ろうと誓うジノ。しかし、強盗団を追う警察特殊部隊の影は、徐々に彼の近くにまで迫っていた…。
かつて孤児だったジョンとリーはギャングのボスに拾われ、義兄弟として育てられる。冷静沈着なジョンと猪突猛進なリー。まったく違う性格に育った2人だったがボスの右腕、左腕として頭角を現していく。だが、組織の後継ぎとしてジョンが指名されたことに納得のいかないリーは反発し、敵対する組織をも巻き込んだ抗争へと発展する・・・
釣りに出かけ、偶然男女の争いに巻き込まれ、衝動的に殺人を犯しまう老人たち。花見で偶然の出会いから殺し合いにまで発展してしまう男女の惨劇を凝視する初老の男。戦後間もない頃のバラックで暴れる無頼漢サブの愛と別れ。行きどころのない老人の彷徨。バス事故に運命を翻弄される被害者遺族たちの顛末。これらが複雑に絡み合い、やがて……